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成子大橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
成子大橋
基本情報
日本の旗 日本
所在地 富山県富山市
交差物件 神通川
用途 道路橋
路線名 富山県道35号立山山田線
着工 1979年
竣工 1988年11月1日
構造諸元
形式 鋼桁橋
全長 350 m
12.5 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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富山県道35号標識

成子大橋(なるこおおはし)は、富山県富山市神通川に架かる主要地方道立山山田線の橋である。新成子橋とも呼ばれている。

橋の名前は左岸側の地名からとられている。

橋データ

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  • 左岸 - 富山県富山市婦中町成子
  • 右岸 - 富山県富山市押上
  • 橋の構造 - 鋼桁橋[1]
  • 橋長 - 350 m[1]
  • 幅員 - 12.5 m[1]
  • 車線数 - 2車線[1]
  • 総工費 - 27億円[1]

歴史

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かつては五平の渡し、成子の渡しがあった[2]が、1927年に現大橋の200m上流に初めて架橋し、『成子橋』と命名された[3]。その後洪水の度に流失を繰り返したことから、架橋が繰り返され(1936年に架け替えられた橋は長さは鉄橋(曲弦ローレン鋼構造橋)部112m、幅員5.5m、木橋部238.7m、幅員3.3mの)、1964年にさらに補強され、鉄橋部176.40m、ピーエスコンクリート部分は182mとなった(幅員5.5mはそのまま)[2][4]。この橋も老朽化(1978年時点で橋脚をえぐられ傾き、危険な状態になっていた[5])と県道のバイパス建設のため[1]、現在の橋が1979年に着工、1988年11月1日に竣工した[1]。旧橋は完成翌年の1989年に解体された[1]

その他

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橋の付近はアユの好漁場となっている[3]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 『富山市史 編年史』<上巻>(2015年3月20日、富山市発行)435頁。
  2. ^ a b 角川日本地名大辞典 16 富山県』(1979年10月8日、角川書店発行)628頁。
  3. ^ a b 『富山県大百科事典 下巻』(1994年8月1日、北日本新聞社発行)535頁。
  4. ^ 『富山県大百科事典』(1976年8月1日、富山新聞社発行)663頁。
  5. ^ 『北日本新聞』1978年3月29日付朝刊15面『成子橋 神通川 危険状態に 橋脚傾く 八尾町、県へ改良働きかけ』より。

関連項目

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