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関節肢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
内肢から転送)
関節肢の基本外部形態

関節肢(かんせつし[1]arthropodized appendage[2], jointed appendage[1], arthropodium, 複数形: arthropodia[3])とは、昆虫甲殻類ムカデクモなどの節足動物に特有する、外骨格関節に構成される付属肢である。触角など、多種多様な器官として現れる[4]

「節足動物」の名の由来となっているため、時に関節肢を節足(せっそく)という場合もあるが、生物学的用語ではない。

形態

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関節肢の機構
昆虫の頭部の関節肢
a: 触角、lr/赤: 上唇、lb/青: 下唇、md/緑: 大顎、mx/黄: 小顎

節足動物の体節ごとに並んでいる付属肢は関節肢といい、基本的には関節のある円柱形で先が細くなった構造をもつ。しかし関節肢は節足動物の生活に直結する部分で、環境生態への適応に応じて形態が非常に変異が多く、複数の体節でできた合体節と共に分化が進んでいる。これは種類や部位により一般的な移動用のから、把握用の・感覚用の触角・摂食用の大顎小顎)、顎基鋏角・呼吸用の繁殖用の生殖肢まで多岐している(関節肢#関節肢の種類を参照)[4][1]

関節肢の構成単位は、クチクラ性で硬質の外骨格によって包まれる肢節(podomere[5][1])である。各肢節の関節では、先端側の切り口の内側に次の肢節の基部が入っていて、その境目は原則として柔軟な節間膜(arthrodial membrane[6])に分かれる同時に、どこかで両肢節の支点である頑丈な関節丘(condyle)に繋がれている[7][8][9][10]。各肢節はこのような関節を介して繋がりながら、分解せずに屈折させることができる[9]。通常、肢節は付け根に1対の内骨格があり、これは直前の肢節もしくは体節内に差し込んで、内部の(internal tendon, 内突起 apodeme とも[11])として該当肢節の動きを操る筋肉に繋がっている[12]。なお、関節が完全なリング状の節間膜に分かれている(関節丘をもたない)、もしくは関節が癒合して不動な境目になった例もある[7]

ミジンコの鰓脚状の胸肢

各関節の関節丘の構造は、1対でできている双関節丘(dicondylous)と、1つのみでできている単関節丘(monocondylous)という2種類がある。双関節丘の場合、この一対の関節丘を1つのにして、ピボット(pivot joint)もしくは蝶番(ヒンジ)のように一つの平面上で安定に関節を折り曲げる運動が可能である。言い換えれば、この関節は、一つの平面上でしか動かない[7][8][13][9][14]。それに対して単関節丘の関節は、ボールジョイントのように一定の三次元な運動方向に対応できる[7][15]。関節肢は種類によって双関節丘のみ(十脚類の脚[14]、多くの昆虫大顎[16]など)、単関節丘のみ(イシノミ大顎[16]など)、もしくは単関節丘と双関節丘をあわせもつ(クモガタ類の脚[7][13][15]など)。関節肢は所々に肢節の長さ、関節の運動方向や可動域が異なっていて、全体でさまざまな方向に動けるようになっているのが普通である。特に基部が短縮した複数の肢節をもつことが一般的で、これにより関節肢の大部分を大幅に動かせる[7][8][17][18][19][20][21]

甲殻類、特に鰓脚類には鰓脚状(phyllopodous)という、数少ない柔軟な肢節でできた関節肢の形態が見られ、葉状脚(phyllopod, phyllopodium)とも呼ぶ[22]。それに対して典型的な柱状肢節に分かれた関節肢の形態は「stenopodous」といい[23][24][25][26]棒状脚(stenopod, stenopodium)とも呼ぶ[22]

単枝型と二叉型

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A: ザリガニ腹肢、B: カイアシ類胸脚、C: ノープリウス幼生の第2触角、D-E: アナスピデス類の第1-2胸肢、cx-bs: 原節、en: 内肢、ep: 外葉/副肢、ex: 外肢、gn: 内葉/顎基
ロブスターの原節(赤色、1の眼を除く)、外肢(青色)、内肢(黄色)と外葉/副肢(米色)

六脚類鋏角類多足類のほとんどの節足動物は、関節肢に分岐した肢節はなく、これは単枝型付属肢(単肢型付属肢 uniramous appendage)と呼んでいる。一方、多くの甲殻類の関節肢は、第1触角以外では基本として途中から2つに枝分かれ、二叉型付属肢(二肢型付属肢 biramous appendage)と呼ばれる。この場合、外側の分岐は外肢枝肢[1]、exopod, exopodite)、内側の分岐は内肢主肢[1]、endopod, endopodite, telopodite)、分岐より前の残り全ての肢節は原節(protopod, protopodite、または basipod, pasipodite)として区別される[27][28][29][30][31]。しかし甲殻類の中でも、内肢と外肢のうちどちらの一方(主に内肢)だけが発達して、外見上は単枝型に見える例が多く、十脚類カニエビなど)や等脚類ダンゴムシワラジムシなど)の胸脚がその代表例である[32]

外肢と内肢の他にも、次の2種類の構造体を関節肢の外側と内側にもつ場合がある。

外葉

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ロブスター十脚類)の室内部。羽毛状の外葉を示す。
カブトエビの胸肢外葉(8)
甲殻類の外葉(副肢)

外葉(exite)とは、関節肢基部の外側から突出した構造体である。甲殻類で一般に見られ、副肢(epipod, epipodite)と呼ばれる[28][33]。分類群によっては前述の外肢に似る場合もあるが、解剖学発生学的に外肢とは別器官である。外肢は原則として肢節的で(途中に筋肉と関節がある)、単枝型付属肢の軸の分裂に由来するのに対して、外葉は途中に関節や筋肉をもたず、既存の肢節の側面から二次的に芽生えた構造体である[34][31]

外葉は主にとして機能する部分で、通常は小さな葉状(鰭状、袋状、へら状)で目立たない[33]。しかし十脚類の場合、胸肢のほとんどの外葉は長大な羽毛状に発達し、鰓室に格納される[33]

内葉

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内葉(endite, または内突起)とは、関節肢の内側から突出した構造体である。多くの場合は摂食器として用いられ、この場合は顎基(gnathobase, gnathobasic endite)とも呼ばれる[35][30]大顎類大顎小顎)・カブトガニ類の脚・鰓脚類の胸肢などで見られる[28][34][36]

化石群の二叉型付属肢

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三葉虫などの Artiopoda類やメガケイラ類を始めとして、古生代、特にカンブリア紀に特有の絶滅群の関節肢は、多くが関節肢の基部外側に発達した鰭状から羽毛状の分岐を有し、これは外肢と外葉のいずれかに該当すると考えられる。もしこれは外葉であれば、これらの一見して二叉型の関節肢は、実際には外葉が発達した単枝型付属肢となる。しかしこれらの分岐は時おり途中が(外葉に存在しない)関節に分かれ、後に同じ関節肢からもそれとは別の確定的な外葉が発見されたため、外肢説(二叉型説)の方が有力で広く認められる[30][37][31]

起源と進化

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汎節足動物

葉足動物側系統群

有爪動物カギムシ

緩歩動物クマムシ

節足動物

オパビニア類

ラディオドンタ類

真節足動物

フーシェンフイア類

他の真節足動物

E
D
C
B
A
汎節足動物の内部系統関係と関節肢の進化[38][10]
†: 絶滅
A: 葉足の起源
B: lanceolate blade の起源
C: 関節肢の起源(葉足が原節と内肢に、lanceolate blade が外葉に変化)
D: 全ての付属肢の関節肢化
E: 肢節数の減少(8節以下)と特化

節足動物の関節肢、特に原節と内肢の部分は、同じく汎節足動物で、その共通祖先を含んだ葉足動物に見られるような、柔軟で数多くの環形の筋に分かれた葉足(lobopod)から進化したものだと考えられる[38][2][3][39][10]。このように関節肢でない付属肢が関節肢に進化する過程は「arthropodization」と呼ばれる[40][41][42][2]フーシェンフイア類に見られるような、数多くの同形な肢節に分かれた関節肢は、各肢節の特化が進み(例えば基部の肢節は明らかに短く、途中の肢節は往々にして長い)、基本として8節以下の肢節をもつ派生的な節足動物の関節肢と葉足の中間形態を表したものだと思われる[30][2]。葉足と関節肢の相同性と進化関係は、上述のような古生物学的証拠のみならず、節足動物と同じく葉足動物から派生したと思われ、その祖先形質を色濃く受け継いだ有爪動物カギムシ)の葉足と節足動物の関節肢の遺伝子発現からも支持を得られている[2]

この進化は汎節足動物内で複数回に起きて、すなわち節足動物は多系統群で、関節肢は複数起源をもつという説もあった[42]が、21世紀以降では多方面の進展により、関節肢は汎節足動物のうち、単系統群の節足動物で1回のみ起源する説の方が広く認められるようになった[2][注釈 1][43][44]。また、真節足動物は全ての付属肢が関節肢であるのに対して、基盤的な節足動物とされるラディオドンタ類のれっきとした関節肢は、先頭1対の付属肢(前部付属肢)のみである[38]。これに基づいて、初期の節足動物はまず先頭の付属肢のみ関節肢に進化し、真節足動物に至る共通祖先から、関節肢の発生に関与する遺伝子をそれ以降の付属肢にも反映させ、全ての付属肢を関節肢になったと考えられる[2][10]

関節肢の中で、元々単一の肢節が途中から関節ができて、二次的に複数の肢節に細分化した場合もある。昆虫などに見られる、複数の跗小節に分かれた跗節がその一例である[2]。このような二次的な関節は、直結する筋肉や腱をもたないことで元から存在する真の関節から区別できる[45]

外肢の起源と進化

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化石鋏角類ダイバステリウム。二叉型の脚(2-5)には基が分離したとされる外肢(Ex2-5)をもつ。

節足動物先節上唇など)と第1体節(第1触角鋏角大付属肢など)以外の関節肢は、複数の分類群で単枝型と二叉型のいずれにもなり得るため、それぞれの外肢の相同性と起源に複数の解釈を与えられた。通説では、これらの関節肢は二叉型の方が節足動物の祖先形質で、単枝型は進化の過程で外肢が退化し、内肢の部分のみを残ったものと見なされる[46]。一方、遺伝子発現甲殻類の二叉型付属肢は単枝型付属肢の軸の分裂による)と外肢の付け根の違い(鋏角類は知られる肢節より前、三葉虫は原節と体壁の間、甲殻類は原節のみ)を基に、原節と内肢のみからなる単枝型の方が節足動物の祖先形質で、各分類群の外肢は二次的でお互いに別起源とも考えられる[47][34][31]

外葉の起源と進化

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基盤的節足動物オパビニア類の体の断面復元。鰭に張り付いた(lanceolate blade, 暗青色)は外葉に相同だと考えられる。
基盤的節足動物真節足動物の中間的な胴肢をもつエーラトゥス

外葉は甲殻類のみ顕著に見られるため、かつては甲殻類に特有の派生形質とも考えられてきた。しかし21世紀以降では、古生物学(明らかに甲殻類でない絶滅群から外葉が発見される[31])と遺伝子発現(甲殻類以外の現生群も外葉と同じ遺伝子に抑制される部分をもつ[48])の両方面の進展により、外葉の起源はそれ以上に古く、節足動物の起源まで遡る祖先形質という説の方が有力視されつつある[49][31]

最初の外葉は、ラディオドンタ類オパビニア類などの基盤的な節足動物に見られるような、背面の櫛状の鰓(setal blade)の構成単位(lanceolate blade)から腹面の原節まで遊離したものだと考えられる[50][49][31]。この見解を踏まえると、基盤的な節足動物に似た鰭と単調な内肢を兼ね備えたエーラトゥスの胴肢は、その中間形態を表したかもしれない[51]

甲殻類以外の現生節足動物(鋏角類多足類六脚類)は一見して外葉をもたないが、形態学と遺伝子発現の類似を基に、昆虫の翅・鋏角類の書鰓と書肺カブトガニ類の櫂状器などが外葉から特化した部分とも解釈される[52][53][48]。しかしこれらの構造と外葉の相同性については未だに賛否両論である[53][54][55]

関節肢の種類

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1対の触角、3対のと1対の尾毛をもつコムシ
ヤスデ生殖肢(ハイライト部分)

節足動物の関節肢は、形態・機能・由来・分類群によって様々な呼称やカテゴリーで区別されており、次に例挙される。関節肢としての本質がかつて疑問視され、後に広く認められるようになった構造(例:上唇フーシェンフイア類のSPA[38])も併記する。なお、関節肢の局部のみを指す呼称(例:書鰓顎基)、もしくは関節肢としての本質が未だに議論的/否定的な構造(例:甲殻類擬顎[56]尾叉[57]イモムシハバチ幼虫腹脚[58][59][60])はここに含まれない。

  • (leg)- 節足動物全般を通じて広く見られる。有無と由来は分類群によって様々。
  • 触角(antenna)- 大顎類三葉虫などを通じて広く見られる。第1体節(甲殻類の場合は第1-2体節)由来で[38]、主に感覚に用いられる。
  • 生殖肢(gonopod, genital appendage[53])- 有無と由来は分類群によって様々。繁殖行動に用いられる[61]
  • 尾毛/尾角/尾葉英語版cercus)- 一部の節足動物(主に六脚類)の体の末端に見られる1対の関節肢。由来は分類群によって様々。主に気流の感覚に用いられる[62][63]が、交尾や攻撃・防御のためにも用いられる[64][65]
  • 上唇labrum)- 節足動物全般を通じて広く見られる。先節由来で[38]、摂食に用いられる。

鋏角類に特有

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クモ(A)、ヒヨケムシ(B)とコヨリムシ(C)の鋏角
カブトガニ類の鋏角(1)、唇様肢(7)と蓋板(8-13)

大顎類に特有

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昆虫大顎(B)、上唇(c)、小顎(d, g)と下唇(e, f)
ムカデ小顎(奥の2対)と顎肢(手前左右1対)
  • 大顎/大腮(mandible)- 第3体節由来で[66]、主に摂食に用いられる。
  • 小顎/小腮(maxilla)- 第4-5体節由来で[66]、主に摂食に用いられる。

ムカデ類に特有

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  • 顎肢(forcipule[69])- 第1胴節(第6体節)由来で[66]、摂食に用いられる[70]
  • 曳航肢(ultimate leg[69])- 特化した最終1対の歩脚。分類群によって感覚・自衛・求愛・バランス調節などに用いられる[71]

甲殻類に特有

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エビ軟甲類)の遊泳肢(ハイライト部分)
端脚類の咬脚(左)と胸脚(右)
  • 第2触角(second antenna, antenna)- 第2体節由来の触角。分類群や成長段階によって感覚や遊泳などに用いられる。
  • 胸肢(thoracopod)- 甲殻類の胸部(第6体節以降)の関節肢。機能は分類群や部位によって様々[72][73]
    • 顎脚(maxilliped)- 口器に特化した前方1対以上の胸肢。摂食に用いられる[74]
      • 捕脚(raptorial claw) - シャコ類の鎌に特化した第2-5顎脚[75]。狭義ではそのうち強大化した第2顎脚(ballistic claw)のみを指す[76]
    • 咬脚(gnathopod)- 端脚類の鎌や鋏に特化した第2-3胸肢[77]
    • 胸脚(pereiopod)- 軟甲類の顎脚と咬脚以降の胸肢。
  • 腹肢(pleopod)- 軟甲類に特有[57]。腹部(第14-19体節)由来で、分類群によって遊泳や呼吸などに用いられる[79]
    • 遊泳肢(swimmeret)-遊泳に用いられる腹肢[79]
    • 尾肢(uropod)- 特化した最終1-3対の腹肢[80][57]

六脚類に特有

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トビムシ類の叉状器

鋏角類・大顎類以外の化石群に特有

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メガケイラ類大付属肢

形態と機能による区分

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肢節の名称と数

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関節肢は基部から内肢の先端にかけて、各肢節が異なる名称で区別される。その中で、甲殻類の場合はヒト上肢鋏角類多足類六脚類の場合は下肢骨に使われる名称で呼ばれている。採用した体系は大まかなに次の通り分類群と関節肢の種類により異なるが、同じ関節肢が文献記載により体系が異なる場合がある・肢節の番目と名称は必ずしも相同性を反映するとは限らない・同じ肢節名が文献記載により異なる肢節を指す場合があるなど、混同の注意が必要である[7][93][94][48]

  • 「基節」に対応する英語と「coxa」に対応する日本語は、通常では甲殻類(coxa=底節、basis=基節)と他の節足動物(coxa=基節)で異なり[95]、甲殻類では日本語の対応関係が逆(coxa=基節、basis=底節)になったこともある[96][97]
  • 「前跗節(pretarsus)」は通常では跗節(tarsus)の先端側に続く肢節(apotele)を指している[7][98][99][100]が、鋏角類の蹠節/基跗節(basitarsus)[101]・六脚類の跗節における最終跗小節(distitarsus)[102]のいずれかを指すのに用いられる場合もある。
  • 「端跗節」は昆虫の跗節における最終跗小節[102]・鋏角類の蹠節/基跗節以降の"跗節"(telotarsus)[103]を指すのに用いられる。
  • 「metatarsus」は鋏角類の蹠節/基跗節[7][94]・六脚類の跗節における第1跗小節[100]を指すのに用いられる。
様々な節足動物における関節肢の肢節名
肢節の番目
分類群
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
六脚類[100][注釈 2][104][48] 基節 coxa 転節 trochanter 腿節 femur 脛節 tibia 跗節 tarsus[注釈 3] (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][48]
六脚類:昆虫触角[105][106] 柄節 scape 梗節 pedicel 鞭節 flagellum[注釈 5]
甲殻類軟甲類の脚(前底節あり体系)[28][48] 前底節 precoxa 底節 coxa 基節 basis 座節 ischium 長節 merus 腕節 carpus 前節 propodus 指節 dactylus
甲殻類:軟甲類の脚(前底節なし体系)[34] 底節 coxa 基節 basis 座節 ischium 長節 merus 腕節 carpus 前節 propodus 指節 dactylus
多足類ムカデゲジ)の顎肢[69] 基節 coxa trochanteroprefemur[注釈 6] 腿節 femur 脛節 tibia 跗節 tarsus ungulum
多足類:ムカデ(ゲジ以外)の顎肢[69][注釈 7][107] trochanteroprefemur 腿節 femur 脛節 tibia tarsungulum[注釈 8]
多足類:ムカデの脚(腿節2節体系)[69] 基節 coxa 転節 trochanter 前腿節 prefemur 腿節 femur 脛節 tibia 跗節 tarsus[注釈 3] (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][108][109]
多足類:ムカデとヤスデの脚(転節2節体系)[108][109] 基節 coxa 第1転節 trochanter 1 第2転節 trochanter 2 腿節 femur 脛節 tibia 跗節 tarsus[注釈 3] (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][108][109]
多足類:ヤスデの脚(腿節3節体系)[110] 基節 coxa 前腿節 prefemur 腿節 femur 後腿節 postfemur 脛節 tibia 跗節 tarsus (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][109]
多足類:コムカデエダヒゲムシの脚[111][112] 基節 coxa 転節 trochanter 腿節 femur 脛節 tibia 跗節 tarsus (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][108]
鋏角類ウミグモの脚(転節・膝節なし、脛節2節体系)[113] 第1基節 coxa 1 第2基節 coxa 2 第3基節 coxa 3 腿節 femur 第1脛節 tibia 1 第2脛節 tibia 2 跗節 tarsus 趾節 propodus (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][7]
鋏角類:ウミグモの脚(転節・膝節あり、転節2節体系)[114] 基節 coxa 第1転節 trochanter 1 第2転節 trochanter 2 腿節 femur 膝節 patella 脛節 tibia (跗節 tarsus の一部扱い) (跗節 tarsus の一部扱い) (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][7]
鋏角類:ウミグモの脚(転節・膝節あり、腿節2節体系)[7] 基節 coxa 転節 trochanter 第1腿節 femur 1 / 前腿節 prefemur / basifemur 第2腿節 femur 2 / postfemur / telofemur 膝節 patella 脛節 tibia (跗節 tarsus の一部扱い) (跗節 tarsus の一部扱い) (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][7]
鋏角類:カブトガニ類の第1-4脚[115][101] 基節 coxa 転節 trochanter 腿節 femur 膝節 patella tibiotarsus[注釈 9][7] pretarsus / apotele / dactylopodite
鋏角類:カブトガニ類の第5脚[115][101] 基節 coxa 転節 trochanter 腿節 femur 膝節 patella 脛節 tibia 跗節 tarsus / pretarsus 前跗節 pretarsus / apotele
鋏角類:クモガタ類の触肢[94] 基節 coxa 転節 trochanter 腿節 femur 膝節 patella 脛節 tibia 跗節 tarsus (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][7]
鋏角類:クモガタ類の脚

[94][115][7][116][117](次の例を除く)

基節 coxa 転節 trochanter 腿節 femur 膝節 patella 脛節 tibia 蹠節 metatarsus / 基跗節 basitarsus / pretarsus[注釈 10] 跗節 tarsus / 端跗節 telotarsus[注釈 3] (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][7]
鋏角類:胸板ダニ類の脚[7][118] 基節 coxa 転節 trochanter 腿節 femur[注釈 11] 膝節 patella / genu 脛節 tibia 跗節 tarsus[注釈 12] (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][7]
鋏角類:マダニの脚(転節2節体系)[94] 基節 coxa 第1転節 trochanter 1 第2転節 trochanter 2 腿節 femur 膝節 patella / genu 脛節 tibia 跗節 tarsus[注釈 13] (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][7]
鋏角類:マダニの脚("第2転節"=腿節の一部体系)[7] 基節 coxa 転節 trochanter 腿節 femur 膝節 patella / genu 脛節 tibia 跗節 tarsus[注釈 13] (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][7]
鋏角類:アシナガダニの第1脚[119] 基節 coxa 転節 trochanter 第1腿節 femur 1 / 前腿節 prefemur / basifemur 第2腿節 femur 2 / 後腿節 postfemur / telofemur 膝節 patella / genu basitibia telotibia 基跗節 basitarsus 端跗節 telotarsus (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][7]
鋏角類:アシナガダニの第3-4脚[119] 基節 coxa 第1転節 trochanter 1 第2転節 trochanter 2 腿節 femur 膝節 patella / genu 脛節 tibia 基跗節 basitarsus 端跗節 telotarsus acrotarsus (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][7]
鋏角類:クツコムシの第3-4脚(転節2節体系)[120] 基節 coxa 第1転節 trochanter 1 第2転節 trochanter 2 腿節 femur 膝節 patella 脛節 tibia 蹠節 metatarsus / 基跗節 basitarsus 跗節 tarsus / 端跗節 telotarsus[注釈 13] (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][7]
鋏角類:クツコムシの第3-4脚(腿節2節体系)[7] 基節 coxa 転節 trochanter 第1腿節 femur 1 / 前腿節 prefemur / basifemur 第2腿節 femur 2 / 後腿節 postfemur / telofemur 膝節 patella 脛節 tibia 蹠節 metatarsus / 基跗節 basitarsus 跗節 tarsus / 端跗節 telotarsus[注釈 13] (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][7]
鋏角類:ヒヨケムシの第1-2脚(膝節なし体系)[115] 基節 coxa 転節 trochanter 第1腿節 femur 1 / 前腿節 prefemur / basifemur 第2腿節 femur 2 / 後腿節 postfemur / telofemur 脛節 tibia 蹠節 metatarsus / 基跗節 basitarsus 跗節 tarsus / 端跗節 telotarsus[注釈 3] (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][7]
鋏角類:ヒヨケムシの第1-2脚(膝節あり体系)[7] 基節 coxa 転節 trochanter 腿節 femur 膝節 patella 脛節 tibia 蹠節 metatarsus / 基跗節 basitarsus 跗節 tarsus / 端跗節 telotarsus[注釈 3] (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][7]
鋏角類:ヒヨケムシの第3-4脚(膝節なし体系)[115] 基節 coxa 第1転節 trochanter 1 第2転節 trochanter 2 第1腿節 femur 1 / 前腿節 prefemur / basifemur 第2腿節 femur 2 / 後腿節 postfemur / telofemur 脛節 tibia 蹠節 metatarsus / 基跗節 basitarsus 跗節 tarsus / 端跗節 telotarsus[注釈 3] (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][7]
鋏角類:ヒヨケムシの第3-4脚(膝節あり体系)[7][121] 基節 coxa 転節 trochanter 第1腿節 femur 1 / 前腿節 prefemur / basifemur 第2腿節 femur 2 / 後腿節 postfemur / telofemur 膝節 patella 脛節 tibia 蹠節 metatarsus / 基跗節 basitarsus 跗節 tarsus / 端跗節 telotarsus[注釈 3] (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][7]
鋏角類:カニムシ Cheliferoidea上科の脚と Chthonioidea上科の第1-2脚[122](膝節なし体系)[115] 基節 coxa 転節 trochanter 第1腿節 femur 1 / 前腿節 prefemur / basifemur 第2腿節 femur 2 / 後腿節 postfemur / telofemur 脛節 tibia 跗節 tarsus (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][7]
鋏角類:カニムシ Cheliferoidea上科の脚と Chthonioidea上科の第1-2脚[122](膝節あり体系)[7][123] 基節 coxa 転節 trochanter 腿節 femur 膝節 patella 脛節 tibia 跗節 tarsus / telotarsus (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][7]
鋏角類:カニムシCheliferoidea上科以外の第3-4脚[122](膝節なし体系)[115] 基節 coxa 転節 trochanter 第1腿節 femur 1 / 前腿節 prefemur / basifemur 第2腿節 femur 2 / 後腿節 postfemur / telofemur 脛節 tibia 蹠節 metatarsus / 基跗節 basitarsus 跗節 tarsus / 端跗節 telotarsus (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][7]
鋏角類:カニムシCheliferoidea上科以外の第3-4脚[122](膝節あり体系)[7][123] 基節 coxa 転節 trochanter 腿節 femur 膝節 patella 脛節 tibia 蹠節 metatarsus / 基跗節 basitarsus 跗節 tarsus / 端跗節 telotarsus (前跗節 pretarsus / apotele[注釈 4][7]

脚注

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注釈

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  1. ^ 葉足動物ディアニアは一時的に関節肢をもつと解釈され、これは節足動物のものとは別起源ともされていたが、再検証により葉足の見間違いだと判明した。詳細はディアニア#復元史と系統関係および次の脚注を参照。
  2. ^ 基節 coxa より前の側板 pleuron/pleurite は肢節由来とされ、一部は亜基節 subcoxa とも呼ぶ。
  3. ^ a b c d e f g h 種類により複数の跗小節 tarsomeres に細分される場合がある。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y クモガタ類ウミグモ類多足類六脚類などの目立たない前跗節 pretarsus/apotele は通常では肢節扱いされていないが、解剖学上では真の最終肢節である。
  5. ^ 一般に複数の鞭節節 Flagellomere に細分される。
  6. ^ 転節 trochanter と 前腿節 prefemur の癒合でできた複合体。
  7. ^ 元の第1肢節である基節 coxa は腹板と癒合し、基胸板 coxosternite の一部となっている。
  8. ^ 跗節 tarsus と ungulum の癒合でできた複合体。
  9. ^ 脛節 tibia と跗節 tarsus の癒合でできた複合体とされる。
  10. ^ 鋏角類の同じ脚における蹠節 metatarsus と跗節 tarsus は通常では2肢節扱いされるが、解剖学上では全体的に触肢跗節に連続相同で、2節(basitarsus, telotarsus)に分化した1肢節(跗節 tarsus)である。
  11. ^ 腿節が種類により2節(第1腿節 femur 1 / 前腿節 prefemur / basifemur + 第2腿節 femur 2 / postfemur / telofemur)に細分される場合がある。
  12. ^ 跗節が種類により2節(basitarsus + telotarsus)もしくは3節(basitarsus + telotarsus + acrotarsus)に細分される場合がある。
  13. ^ a b c d 複数の跗小節 tarsomeres に細分される。

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関連項目

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