ヴェラ・ファーミガ

受賞
ロサンゼルス映画批評家協会賞
	主演女優賞; 2005年『Down to the Bone』
その他の賞

ヴェラ・ファーミガ; Vera Farmiga
	2018年
本名	Vera Ann Farmiga
生年月日	1973年8月6日（51歳）
出生地	ニュージャージー州クリフトン
国籍	アメリカ合衆国
身長	170cm
活動期間	1996年 -
配偶者	セバスチャン・ロッシェ（1997年 - 2005年）; レン・ホーキー（2008年 - ）
著名な家族	タイッサ・ファーミガ（妹）
主な作品
	映画; 『ディパーテッド』; 『エスター』; 『マイレージ、マイライフ』; 『ミッション: 8ミニッツ』; 『デンジャラス・ラン』; 『死霊館』シリーズ; 『トレイン・ミッション』; 『ゴジラキング・オブ・モンスターズ』テレビドラマ; 『ベイツ・モーテル』; 『ボクらを見る目』; 『ホークアイ』
受賞
ロサンゼルス映画批評家協会賞
	主演女優賞; 2005年『Down to the Bone』
その他の賞
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ヴェラ・ファーミガ（Vera Farmiga, 1973年 8月6日 - ）は、アメリカ合衆国の女優。

来歴

生い立ち

ニュージャージー州クリフトンで生まれた。7人兄弟の2番目。両親はウクライナからの移民で父親のミハイロはコンピュータシステム・アナリスト、母親のルダは教師^[1]。ウクライナ系アメリカ人コミュニティの中で育ち、6歳になってから英語を話すようになった。

キャリア

当初は検眼士を志していたが、シラキュース大学で演劇を学ぶ。1996年に『テイキング・サイド』の代役でブロードウェイにデビュー。舞台・テレビで活躍する。

2005年の『Down to the Bone』で多くの主演女優賞を獲得し注目される。2006年にはマーティン・スコセッシ監督作『ディパーテッド』でヒロインの座を射止めた。2009年公開の『マイレージ、マイライフ』でゴールデングローブ賞助演女優賞およびアカデミー助演女優賞にノミネートされた。

2011年には『ハイヤー・グラウンド（英語版）』で監督デビューを果たした。

私生活

1997年にフランス人俳優のセバスチャン・ロッシェと結婚したが、2004年に離婚^[1]。2008年9月にDeadsyのレン・ホーキーと結婚。2009年に男児が、2010年に女児が生まれた^[2]^[3]^[4]。

主な出演作品

映画

公開年	邦題原題	役名	備考
1998	リターン・トゥ・パラダイス Return to Paradise	ケリー
2000	デッド・レイン The Opportunists	ミリアム・ケリー
2000	オータム・イン・ニューヨーク Autumn in New York	リサ・テイラー
2001	15ミニッツ 15 minutes	ダフネ
	ダスト Dust	エイミー
	スノーホワイト/白雪姫 Snow White	ジョゼフィーヌ	テレビ映画
2002	ダミー Dummy	ロレナ
2004	Down to the Bone		ロサンゼルス映画批評家協会賞女優賞受賞
	アイアン・エンジェルズ/自由への闘い Iron Jawed Angels	Ruza Wenclawska	テレビ映画
	クライシス・オブ・アメリカ The Manchurian Candidate	ジョセリン・ジョーダン
2006	ワイルド・バレット Running Scard	テレサ・ガゼル
	ディパーテッド The Departed	マドリン
	こわれゆく世界の中で Breaking and Entering	オアーナ
2007	ジョシュア悪を呼ぶ少年 Joshua	アビー
2007	情事セカンド・ラブ Never Forever	ソフィー・リー
2008	ギプスの女 Qiid Pro Quo	フィオナ
	ナチスの墓標レニングラード捕虜収容所 In Tranzit	ナタリア
	縞模様のパジャマの少年 The Boy in the Striped Pyjamas	母
	ザ・クリミナル合衆国の陰謀 Nothing But The Truth	エリカ
2009	エスター Orphan	ケイト・コールマン
	マイレージ、マイライフ Up in the Air	アレックス・ゴーラン	アカデミー助演女優賞ノミネートゴールデングローブ賞助演女優賞ノミネート
	約束の葡萄畑あるワイン醸造家の物語 The Vintner's Luck	オーロラ
2010	フェイク・クライム Henry's Crime	ジュリー・イワノヴァ
2011	ハイヤー・グラウンド Higher Ground	コリーン・ウォーカー	兼監督
2011	ミッション: 8ミニッツ Source Code	コリーン・グッドウィン大尉
2012	デンジャラス・ラン Safe House	キャサリン・リンクレーター
2013	死霊館 The Conjuring	ロレイン・ウォーレン
2014	ジャッジ裁かれる判事 The Judge	サマンサ・パウエル
2016	現地(にいない)特派員 Special Correspondents	エレノア・フィンチ
	死霊館エンフィールド事件 The Conjuring 2	ロレイン・ウォーレン
	Burn Your Maps	Alise
2018	トレイン・ミッション The Commuter	ジョアンナ
	ディア・グランパ幸せを拾った日 Boundaries	ローラ・ジャコーニ
	フロントランナー The Front Runner	リー・ハート
	死霊館のシスター The Nun	ロレイン・ウォーレン	アーカイブ映像
	SKIN/スキン Skin	シャリーン・クレイジャー
2019	囚われた国家 Captive State	ジェーン・ドゥー
	ゴジラキング・オブ・モンスターズ Godzilla: King of the Monsters	エマ・ラッセル博士	^[5]
	アナベル死霊博物館 Annabelle Comes Home	ロレイン・ウォーレン
2021	死霊館悪魔のせいなら、無罪。 The Conjuring: The Devil Made Me Do It	ロレイン・ウォーレン
2021	ソプラノズニューアークに舞い降りたマフィアたち The Many Saints of Newark	リヴィア・ソプラノ

テレビシリーズ

放映年	邦題原題	役名	備考
1997	Roar	ケイトリン	計11話出演
1998	ロー&オーダー Law & Order	リンゼイ・カーソン	計1話出演
2001-2002	UC アンダーカバー特殊捜査官 UC: Undercover	アレックス・クロス	計11話出演
2004	タッチング・イーブル～闇を追う捜査官～ Touching Evil	スーザン・ブランカ	計12話出演
2013-2017	ベイツ・モーテル Bates Motel	ノーマ・ルイーズ・ベイツ	計50話出演
2018	フィリップ・K・ディックのエレクトリック・ドリームズ Philip K. Dick's Electric Dreams	大統領選候補者	アンソロジーシリーズの1話に出演
2019	ボクらを見る目 When They See Us	エリザベス・レデラー	リミテッドシリーズプライムタイム・エミー賞助演女優賞 (リミテッドシリーズ部門)（英語版）ノミネート
2021	ホークアイ Hawkeye	エレノア・ビショップ	Disney+独占配信ドラマシリーズ^[6]
2022	メモリアル病院の5日間（英語版） Five Days at Memorial	アンナ・ポー	Apple TV+独占配信ドラマ

参照

外部リンク

Vera Farmiga (@VeraFarmiga) - X（旧Twitter）
Vera Farmiga (@verafarmiga) - Instagram
Vera Farmiga (VeraFarmiga) - Facebook
ヴェラ・ファーミガ - allcinema
ヴェラ・ファーミガ - KINENOTE
Vera Farmiga - IMDb（英語）

[rare-1] Brown, Mick (August 30, 2008). “Vera Farmiga: rare breed.”. The Daily Telegraph (London) July 16, 2009閲覧。

[2] “『マイレージ、マイライフ』のヴェラ・ファーミガに女児誕生”. シネマトゥデイ. (2010年11月12日) 2013年5月25日閲覧。

[3] “Vera Farmiga Welcomes Daughter Gytta Lubov”. People.com. (November 11, 2010) November 11, 2010閲覧。

[4] “It's a Girl for Vera Farmiga”. People.com. (November 11, 2010) November 29, 2010閲覧。

[5] “ハリウッド版『ゴジラ2』米国で場面写真公開、ストーリーが一部判明 ― 誘拐された女性科学者、怪獣を操れる…？”. THE RIVER (2018年7月13日). 2018年7月21日閲覧。

[6] Otterson, Joe (December 3, 2020). “'Hawkeye' Series at Disney Plus Adds Six to Cast, Including Vera Farmiga and Tony Dalton (Exclusive)”. Variety. December 3, 2020閲覧。

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

[6]

表話編歴ロサンゼルス映画批評家協会賞主演女優賞
1975–1980	フロリンダ・ボルカン（英語版）（1975）リヴ・ウルマン（1976）シェリー・デュヴァル（1977）ジェーン・フォンダ（1978）サリー・フィールド（1979）シシー・スペイセク（1980）
1981–2000	メリル・ストリープ（1981、1982）シャーリー・マクレーン（1983）キャスリーン・ターナー（1984）メリル・ストリープ（1985）サンドリーヌ・ボネール（1986）ホリー・ハンター / サリー・カークランド（1987）クリスティーン・ラーティ（1988）アンディ・マクダウェル / ミシェル・ファイファー（1989）アンジェリカ・ヒューストン（1990）マーセデス・ルール（1991）エマ・トンプソン（1992）ホリー・ハンター（1993）ジェシカ・ラング（1994）エリザベス・シュー（1995）ブレンダ・ブレッシン（1996）ヘレナ・ボナム＝カーター（1997）フェルナンダ・モンテネグロ / アリー・シーディ（1998）ヒラリー・スワンク（1999）ジュリア・ロバーツ（2000）
2001–2020	シシー・スペイセク（2001）ジュリアン・ムーア（2002）ナオミ・ワッツ（2003）イメルダ・スタウントン（2004）ヴェラ・ファーミガ（2005）ヘレン・ミレン（2006）マリオン・コティヤール（2007）サリー・ホーキンス（2008）ヨランド・モロー（2009）キム・ヘジャ（2010）ユン・ジョンヒ（英語版）（2011）エマニュエル・リヴァ / ジェニファー・ローレンス（2012）ケイト・ブランシェット / アデル・エグザルホプロス（2013）パトリシア・アークエット（2014）シャーロット・ランプリング（2015）イザベル・ユペール（2016）サリー・ホーキンス（2017）オリヴィア・コールマン（2018）メアリー・ケイ・プレイス（2019）キャリー・マリガン（2020）
2021–現在	ペネロペ・クルス（2021）ケイト・ブランシェット（2022）

典拠管理データベース
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学術データベース	CiNii Books CiNii Research
芸術家	エミー賞 MusicBrainz
人物	ドイッチェ・ビオグラフィー
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