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ラリー・イタリア・サルディニア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラリー・イタリア・サルディニア
Rally D'Italia Sardegna
状況 平常
種類 世界ラリー選手権
日程 6月
頻度 毎年
会場所在地 サルディニア
開催国 イタリアの旗 イタリア
初回開催 2004年 (2004)

ラリー・ディタリア・サルディニア(Rally D'Italia Sardegna)は、イタリアサルディーニャ島で開催される世界ラリー選手権 (WRC) の一戦。ラリー・サンレモに代わって2004年からWRCイタリアラウンドとして開催されている。

特徴

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サルディーニャ島北西部のアルゲーロを拠点に開催される[1]。ステージは郊外の丘陵地帯を走るグラベルコースで、ツイスティながらも高速タイプ。道幅は狭く、埃っぽく、コース脇の岩に注意が必要となる。また、地中海性気候のため夏場は乾燥して気温が高く、車輌や選手にとってタフな戦いとなる。モンテ・レルノのSSには名物の「ミッキージャンプ」がある。

2013年は2日間に日程を詰めて行なわれた[2]

2004年にペター・ソルベルグが始めて以来、勝者が海に飛び込むというお祝いの方法があったが、2023年に禁止されている[3]

2020年は、新型コロナウイルスの影響で、一時延期になったが、新たに発表された暫定カレンダーに残り、無事に開催された。

歴代勝者

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優勝者 車輌
ドライバー コ・ドライバー
2004年 ノルウェーの旗 ペター・ソルベルグ ウェールズの旗 フィル・ミルズ スバル・インプレッサWRC
2005年 フランスの旗 セバスチャン・ローブ モナコの旗 ダニエル・エレナ シトロエン・クサラWRC
2006年
2007年 フィンランドの旗 マーカス・グロンホルム フィンランドの旗 ティモ・ラウティアイネン フォード・フォーカスWRC
2008年 フランスの旗 セバスチャン・ローブ モナコの旗 ダニエル・エレナ シトロエン・C4WRC
2009年 フィンランドの旗 ヤリ=マティ・ラトバラ フィンランドの旗 ミイカ・アンティラ フォード・フォーカスWRC
2010年 フィンランドの旗 ユホ・ハンニネン フィンランドの旗 ミッコ・マルクラ シュコダ・ファビア S2000
2011年 フランスの旗 セバスチャン・ローブ モナコの旗 ダニエル・エレナ シトロエン・DS3 WRC
2012年 フィンランドの旗 ミッコ・ヒルボネン フィンランドの旗 ヤルモ・レーティネン
2013年 フランスの旗 セバスチャン・オジェ フランスの旗 ジュリアン・イングラシア フォルクスワーゲン・ポロ R WRC
2014年
2015年
2016年 ベルギーの旗 ティエリー・ヌービル ベルギーの旗 ニコラ・ジルソウル ヒュンダイ・i20 WRC
2017年 エストニアの旗 オィット・タナック エストニアの旗 マルティン・ヤルベオヤ フォード・フィエスタWRC
2018年 ベルギーの旗 ティエリー・ヌービル ベルギーの旗 ニコラ・ジルソウル ヒュンダイ・i20クーペWRC
2019年 スペインの旗 ダニ・ソルド スペインの旗 カルロス・デル・バリオ
2020年
2021年 フランスの旗 セバスチャン・オジェ フランスの旗 ジュリアン・イングラシア トヨタ・ヤリスWRC
2022年 エストニアの旗 オィット・タナック エストニアの旗 マルティン・ヤルベオヤ ヒョンデ・i20 N ラリー1
2023年 ベルギーの旗 ティエリー・ヌービル ベルギーの旗 マルティン・ウィダグ
2024年 エストニアの旗 オィット・タナック エストニアの旗 マルティン・ヤルベオヤ

†2010年はインターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ (IRC) として開催。

脚注

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  1. ^ 2013年までは北東部のコスタ・スメラルダ(黄金海岸)[要出典]と呼ばれる高級リゾート地の港町オルビアが拠点だった。
  2. ^ "【第7戦 ラリー・イタリア:プレビュー】WRC初開催から10年目のサルディニアは短くも長い(!?)2日間決戦". 日本ミシュランタイヤ.(2013年6月20日)2013年12月10日閲覧。
  3. ^ SARDINIA HARBOR JUMP CELEBRATION BANNED THIS YEAR

外部リンク

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