マーチ大佐
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マーチ大佐 (Colonel March) は、アメリカ・イギリスの推理作家ジョン・ディクスン・カーの作品に登場する名探偵。
赤毛で体重238ポンドという巨漢。愛煙家で、いつも口ひげが焦げそうになるほどに短いパイプを吹かしている。ロンドン警視庁で不可能犯罪を取り扱う警視総監直属のD三課の課長を務める。部下のロバーツ警部と共に課に持ち込まれる事件の他、偶然出くわした事件を解決する。カーならではの奇術趣味を取り扱った事件が多い。9短編に登場する。なお、この巨漢という特徴はカーの他の探偵にも共通する。カーター・ディクスン、ディクスン・カー両方の名義で発表されている。
登場作品
[編集]- 不可能犯罪捜査課(The Department of Queer Complaints)
- 新透明人間(The New Invisible Man)
- 空中の足跡(The Footprint in the Sky)
- 見知らぬ部屋の犯罪(The Crime in Nobody's Room)
- ホット・マネー(Hot Money)
- 楽屋の死(Death in the Dressing-Room)
- 銀色のカーテン(The Silver Curtain)
- 暁の出来事(Error ay Daybreak)
- The Men Who Explained Miracles
- ウィリアム・ウィルソンの職業(William Wilson's Racket)
- 空部屋(The Empty Flat)