コンテンツにスキップ

2010年シンガポールユースオリンピック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2010年シンガポールユースオリンピック
Singapore 2010 Youth Olympic Games
開催国・都市 シンガポールの旗 シンガポール
参加国・地域数 205(資格停止で個人参加のクウェートを含む)
参加人数 約3,600人
競技種目数 26競技
開会式 2010年8月14日
閉会式 2010年8月26日
開会宣言 S・R・ナザン大統領
選手宣誓 キャロライン・チュー(Caroline Chew)
審判宣誓 サイード・アブドゥル・カディール(Syed Abdul Kadir)
最終聖火ランナー ダレン・チョイ(Darren Choy)
主競技場 ザ・フロート@マリーナ・ベイ
夏季
冬季
オリンピックの旗 Portal:オリンピック
テンプレートを表示

2010年シンガポールユースオリンピック(2010ねんシンガポールユースオリンピック、Singapore 2010 Youth Olympic Games)は、2010年8月14日から8月26日まで、シンガポールで行われたユースオリンピックの第1回大会である。シンガポール2010(Singapore 2010)と呼称される。

大会開催の経緯

[編集]

2007年7月6日に、グアテマラシティでの国際オリンピック委員会(IOC)総会において、ジャック・ロゲ会長が、青少年にもオリンピックを体験させようと提案し、IOC委員からも了承された。

開催都市の決定

[編集]

開催都市は既存施設で開催されなければならないという条件で、2007年8月31日までに当初9都市が立候補し、11月19日にはその中からさらに5都市(シンガポール・モスクワ・バンコク・アテネ・タリン)に絞り込まれた。評価委員会の候補地訪問も予定されていたが、準備期間の短縮も考慮され、テレビ会議による審査が行われた。その後、2008年1月にはシンガポール、モスクワの2都市に絞り込まれ、2008年2月のIOC委員の郵送による投票の結果、シンガポールに決定した。

2010年ユースオリンピック開催地投票
都市 郵便投票
シンガポール シンガポールの旗 シンガポール 53
モスクワ ロシアの旗 ロシア 44

各国・地域の獲得メダル数

[編集]
国・地域
1 中国 中国 (CHN) 30 16 5 51
2 ロシア ロシア (RUS) 18 14 11 43
3 韓国 韓国 (KOR) 11 4 4 19
4 ウクライナ ウクライナ (UKR) 9 9 15 33
オリンピックの旗 混合チーム 9 8 11 28
5 キューバ キューバ (CUB) 9 3 2 14
6 オーストラリア オーストラリア (AUS) 8 13 8 29
7 日本 日本 (JPN) 8 5 3 16
8 ハンガリー ハンガリー (HUN) 6 4 5 15
9 フランス フランス (FRA) 6 2 7 15
10 イタリア イタリア (ITA) 5 9 5 19
62 シンガポール シンガポール (SIN) 0 2 4 6

主なメダリスト

[編集]
メダル 名前 競技 種目 日付
11位 金メダル 佐藤優香 トライアスロン 女子 8月15日
11位 金メダル 宮原優 レスリング フリースタイル女子46kg級 8月16日
11位 金メダル 高橋侑希 レスリング フリースタイル男子54kg級 8月17日
11位 金メダル 神本雄也 体操 体操競技男子個人総合 8月18日
11位 金メダル 田代未来 柔道 女子63kg級 8月22日
11位 金メダル 丹羽孝希 卓球 男子シングルス 8月23日
11位 金メダル 五十嵐涼亮 柔道 男子100kg級 8月23日
11位 金メダル 丹羽孝希
谷岡あゆか
卓球 混成団体 8月26日
22位 銀メダル 梨本真輝 陸上 男子100m 8月21日
22位 銀メダル 本間圭祐 陸上 男子200m 8月22日
22位 銀メダル 松原奨 陸上 男子走幅跳 8月22日
22位 銀メダル 久馬萌 陸上 女子3000m 8月22日
22位 銀メダル 神本雄也 体操 体操競技男子種目別つり輪 8月21日
33位 銅メダル 浜野麻綾 水泳 競泳女子200m平泳ぎ 8月20日
33位 銅メダル 棟朝銀河 体操 トランポリン男子 8月20日
33位 銅メダル 土井畑知里 体操 トランポリン女子 8月20日

競技会場

[編集]

大会マスコット

[編集]

ライオンのリオ(Lyo)とマーライオンのマーリー(Merly)。リオが男の子、マーリーが女の子として描かれている。

関連項目

[編集]

外部サイト

[編集]