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おじか (輸送艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
おじか
「おじか」は中央
基本情報
建造所 石川島播磨 東京第2工場
運用者  海上自衛隊
艦種 輸送艦
級名 みうら型
艦歴
計画 昭和48年度計画
発注 1973年
起工 1974年6月10日
進水 1975年9月4日
就役 1976年3月22日
除籍 2001年8月10日
要目
排水量 基準 2,000トン
満載 3,200トン
全長 98.0m
最大幅 14.0m
深さ 7.6m
吃水 3.0m
機関 川崎MAN V8V22/30ATLディーゼル × 2基
出力 4,400PS
推進器 スクリュープロペラ × 2軸
速力 最大速 14ノット
乗員 115名
兵装 68式50口径3インチ連装砲 × 1基
40mm連装機関砲 × 1基
レーダー OPS-14 対空
OPS-18 対水上
OPS-20 航海用
Mk.63 砲射撃指揮装置× 1基
Mk.51 射撃指揮装置 × 1基
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おじかローマ字JDS Ojika, LST-4152)は、海上自衛隊輸送艦みうら型輸送艦の2番艦。艦名は牡鹿半島に由来する。

艦歴

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「おじか」は、第4次防衛力整備計画に基づく昭和48年度計画輸送艦4152号艦として、石川島播磨東京第2工場で1974年6月10日に起工され、1975年9月4日に進水、1976年3月22日に就役し、自衛艦隊直轄第1輸送隊に編入され横須賀に配備された。

1992年自衛隊カンボジア派遣のためにカンボジア派遣海上輸送補給部隊を編成、人員・車両を積載し1992年9月17日に「みうら」と共に横須賀を出港、途中で補給艦とわだ」と合流、10月2日にカンボジアのシハヌークヴィル港に入港した。この航海で台風に遭遇し、同行していた宮嶋茂樹が撮影し『週刊文春』に掲載された荒天下を航行する写真が、平成5年度計画で概算要求された8,900トン型輸送艦(後のおおすみ型輸送艦)の予算要求に役立ったという[1]。12月26日に横須賀に帰港。

2001年8月10日、除籍。就役期間中の総航程は38万7,699浬、地球18周分に達した[2]

脚注

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  1. ^ 香田洋二「初の空母型自衛艦「おおすみ」型の建造経緯」 『世界の艦船』第911集(2019年11月号) 海人社 P.102-103
  2. ^ 2001年(平成13年)8月24日付『海上自衛新聞』第2面

参考文献

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  • 石橋孝夫『海上自衛隊全艦船 1952-2002』(並木書房、2002年)
  • 世界の艦船 増刊第66集 海上自衛隊全艦艇史』(海人社、2004年)

関連項目

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