ウィリアムズバーグ橋
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ウィリアムズバーグ橋 | |
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基本情報 | |
国 | アメリカ合衆国 |
所在地 |
ニューヨーク市 |
交差物件 | イースト川 |
用途 | 鉄道道路併用橋 |
管理者 | ニューヨーク市運輸局 |
設計者 |
ヘンリー・ホーンボステル(Henry Hornbostel) レファート・L・バック(Leffert L. Buck) |
開通 | 1903年12月9日 |
座標 | 北緯40度42分47秒 西経73度58分12秒 / 北緯40.713度 西経73.97度座標: 北緯40度42分47秒 西経73度58分12秒 / 北緯40.713度 西経73.97度 |
構造諸元 | |
形式 | 吊橋およびトラス橋 |
幅 | 36 m |
桁下高 | 41 m |
最大支間長 | 490 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
ウィリアムズバーグ橋(Williamsburg Bridge)とは、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市にある、イースト川の上に架かっている吊橋。マンハッタン区ロウアー・イースト・サイドとブルックリン区ウィリアムズバーグを結ぶ。
概要
- 1896年に工事が開始され、1903年12月19日に開通。
- スパンは約488m。開通当時はブルックリン橋を抜いて世界一長い吊橋だったが、1924年にベアー・マウンテン・ブリッジに抜かれる。
- 全長は約2,227m。
- 下流にはマンハッタン橋がある。
- 自動車と列車の両方を通す鉄道道路併用橋である。こうした吊橋は、ニューヨーク市ではこの橋とマンハッタン橋だけ。
- 自動車道は8車線、ニューヨーク市地下鉄は複線。
- マンハッタン島とロングアイランドを結ぶ他の橋と同様に、歩道と自転車道がある。
- マンハッタン側はデランシー・ストリートと、ブルックリン側はブロードウェイと接続する。
- 橋に深刻な腐食や割れ、ケーブルの素線断線が見つかり、点検のため1988年4月11日に橋が全面閉鎖された。点検の結果、架替えも検討されたほどの老朽化だったが、費用が割安の修繕が選択された[1]。その後1990年代から2000年代にかけて大規模な修繕工事が行われた[2]。
- 2008年の日平均通行量は106,783台[3]。
軌道系交通
現在も走るニューヨーク市地下鉄のBMTナッソー・ストリート線およびBMTジャマイカ線に加え、かつてはこの橋の上を路面電車が走っていた。
南側二路線はブルックリンからマンハッタンへ向かう以下の路面電車が走っていた[4]。
- ウィリアムズバーグ橋緩行線、1904年–1948年
- ノストランド・アベニュー線、1904年–1923年および1931年–1948年
- ラルフ・アベニュー線、1905年-1908年、ラルフ・アンド・ロッカウェイ・アベニュース線、1908年–1923年および1931年–1948年
- トンプキンズ・アベニュー線、1906年–1923年および1931年–1947年
- レイド・アベニュー線、1904年–1923年および1931年–1937年
- ブロードウェイ線、1904年–1923年
- フランクリン・アベニュー線、1904年–1923年
- グランド・ストリート線、1904年–1923年
- サムナー・ストリート線、1904年–1923年
- ウィルソン・アベニュー線、1904年–1923年
- ブッシュウィック・アベニュー線、1904年–1921年
- ノストランド-カルバー線およびノストランド-プロスペクト線、1906年–1919年
北側二路線はマンハッタンからブルックリンへ向かう以下の路面電車が走っていた。
- グランド・ストリート線、1904年–1932年
- ポストオフィス線、1919年-1932年
- 7番街-ブルックリン線、1911年-1919年
- 8丁目クロスタウン線、1904年–1911年
- 14丁目-ウィリアムズバーグ橋線、1904年–1911年
- 4番街・ウィリアムズバーグ線、1904年–1911年
この橋の中央を走る地下鉄路線は元々ブルックリン・ラピッド・トランジットによって運営されていた。現在はニューヨーク市地下鉄のJ、M、Z各系統が以下の時間帯で運行している。
運行時間帯 | |
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終日 | |
深夜以外 | |
ラッシュ時の混雑方向のみ[5] |
関連項目
- 007 死ぬのは奴らだ - 1973年の映画。この橋が登場する
- ソニー・ロリンズ - 活動停止中、この橋で練習を続けていたところを雑誌にスクープされた
- NHKスペシャル『テクノパワー〜知られざる建設技術の世界〜 第5回 巨大都市・再生への道』(1993) - 1990年代から2000年代にかけて実施された大規模な改修工事が描かれている
- レディ・プレイヤー1の最初のレースシーンでウィリアムズバーグらしき橋が出てきている
脚注
- ^ “Koch Plans To Rebuild Rusted Bridge”. ニューヨーク・タイムズ. (1988年6月9日) 2019年7月13日閲覧。
- ^ “Metro Briefing | New York: Manhattan: Bridge Lanes To Reopen”. ニューヨーク・タイムズ. (2002年6月11日) 2019年7月13日閲覧。
- ^ “New York City Bridge Traffic Volumes 2008” (PDF). New York City Department of Transportation. p. 63 (March 2010). 2010年7月10日閲覧。
- ^ Brennan, Joseph. “Williamsburg Bridge Railway Terminal”. 2010年2月27日閲覧。
- ^ 朝のマンハッタン方面行きと、夕方のブルックリン方面行きを指す
外部リンク
- Structurae database内の紹介ページ
- Preliminary proposal for a new Williamsburg Bridge by Pei Cobb Freed & Partners
- Williamsburg Bridge info from NYCDOT
- Williamsburg Bridge - Structurae
- Historic American Engineering Record (HAER) No. NY-128, "Williamsburg Bridge"
- nycroads.com
- NYCsubway.org - Williamsburg Bridge
- Williamsburg Bridge
- NYCDOT Bicycle counts