麻野一哉
表示
あさの かずや 麻野 一哉 | |
---|---|
生誕 |
日本 兵庫県尼崎市 1963年3月28日(61歳) |
職業 | ゲームクリエイター |
麻野 一哉(あさの かずや、1963年3月28日 - )は日本のゲームクリエイター、テクテクライフ株式会社取締役[1]、慶應義塾大学日本語・日本文化センター非常勤講師[2]。
略歴
兵庫県出身。甲南大学文学部社会学科卒業[3]。『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』に感銘を受け、ウチダエスコを経てチュンソフトに入社。『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』などの開発を行い、『弟切草』ではサウンドノベルという新ジャンルのゲームを生み出す。また『不思議のダンジョン』シリーズの創出者でもある。
2002年にチュンソフトを退社した後は、フリーのクリエイターとして活動。ゲーム制作のみならず、米光一成や飯田和敏との共著や、単著の刊行、講師、評論、翻訳、イベント活動など、幅広い分野で活躍している。
主なゲーム作品
- チュンソフト時代
- ドラゴンクエストIII そして伝説へ…:アシスタント
- ドラゴンクエストIV 導かれし者たち:プログラム
- ドラゴンクエストV 天空の花嫁:プログラムアシスタント
- 弟切草:原案・脚本
- トルネコの大冒険 不思議のダンジョン:企画・シナリオ
- トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン:シナリオ
- かまいたちの夜:監督
- 街 〜運命の交差点〜:総監督
- かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄:総合監修
- フリー時代
- おとなのギャル雀2〜恋して倍満!〜:監修
- 実録 鬼嫁日記 仕打ちに耐える夫の理不尽体験アドベンチャー:監修
- アナタヲユルサナイ:シニアプロデューサー
- DS湯けむりサスペンスシリーズ フリーライター 橘 真希 「洞爺湖・七つの湯・奥湯の郷」取材手帳:シナリオ監修
- 犬神家の一族
- 銃声とダイヤモンド:全体演出・シナリオ監修
- 真かまいたちの夜 11人目の訪問者:シナリオ・編集作業指導
- GUILD02 宇宙船ダムレイ号(GUILD SERIES)
- ドラゴンクエスト モンスターパレード:シナリオ監修
- ドラゴンクエスト どこでもモンスターパレード:シナリオ監修
- 仮面の勇者:全体監修・シナリオ
- ぐるモン:シナリオ
- テクテクテクテク :ディレクター
- テクテクライフ :ディレクター
著作・翻訳・解説
- 『ベストセラー本ゲーム化会議』原書房、2002年10月。ISBN 9784562035564。(飯田和敏、米光一成と共著)
- 『八百比丘尼の斎』チュンソフト、2005年9月。ISBN 9784924978478。(弟切草オリジナルゲームノベルス 単著)
- 『日本文学ふいんき語り』双葉社、2005年11月30日。ISBN 9784575298611。(飯田和敏、米光一成と共著)
- 『スピンドル式 鍛えない脳』しょういん、2007年5月18日。ISBN 9784901460309。(飯田 和敏、米光 一成と共著 米山公啓監修)
- 『恋愛小説ふいんき語り』ポプラ社、2007年11月。ISBN 9784591100059。(飯田和敏、米光一成と共著)
- 『新訳・ドリトル先生物語』パブー、マイナビ出版、2010年10月初出。(著:ヒュー・ロフティング、翻訳担当、電子書籍)
- 『あの日 勇者だった僕らは』発行元 京都造形芸術大学東北芸術工科大学出版局藝術学舎、発売元 幻冬舎、2019年3月26日。ISBN 9784344953604。(著:山川沙登美、解説担当) ※麻野のエピソードを参考に構成された小説[4]。
脚注
- ^ 『テクテクライフ』開発者インタビュー。約半年でサービスが終了した前作からの復活劇と、新作での変更点、サブスクなどの新要素に迫る
- ^ 「彙報 ; 編集後記」『日本語と日本語教育』第45巻、慶應義塾大学日本語・日本文化教育センター、2017年、111-127頁、ISSN 02865742。
- ^ 『あの日 勇者だった僕らは』幻冬舎
- ^ ゲーム業界が舞台の小説「あの日 勇者だった僕らは」,出版記念パーティーレポート。麻野一哉氏や中村光一氏らをゲストにトークを繰り広げる