KURO
KURO | |
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出生名 | 水谷 Samuel 聡史 |
生誕 | 1977年11月19日(47歳) |
出身地 | アメリカ合衆国, シカゴ |
ジャンル | ヒップホップ |
職業 | MC、ボーカル、作詞家 |
活動期間 | 1996年 - 現在 |
レーベル | キューンレコード |
公式サイト | HOME MADE 家族 |
KURO(クロ、本名:水谷 Samuel 聡史、1977年11月19日 - )は、日本のヒップホップユニットであるHOME MADE 家族のMC。
概要
アメリカ合衆国シカゴ生まれ。幼少時代から、本場のHIP-HOPに囲まれて育ち12歳まで過ごした。その後神奈川県横浜市に引っ越す。横浜市の公立中学校に通い、サッカー部に所属していた。高校生の頃、ライムスターの「俺に言わせりゃ」に衝撃を受け日本語ラップを始める。その後、大学の関係で名古屋に渡り今のHOME MADE 家族のメンバーであるMICROと元メンバーHOZEに出逢った。グループのリーダーでもある。
2005年には槇原敬之にフィーチャリングされ「ほんの少しだけ」をリリース。槇原敬之が認めたほどストーリー性の高い小説的な歌詞を作ることを得意とし、May J.の「Story Of Love」やAAAの浦田直也のソロ「White Lie」などでソングライターとしてもその実力を発揮している。
SEAMO(塾長)とは旧知の仲であり、売れていない頃はよくお金を借りたりご飯を食べさせてもらったという。ただ、HOME MADE 家族がブレイクしたときにきっちり耳をそろえて借金を返されたときSEAMOは「これで繋ぐものはなくなったな」とこぼしている。しかし、彼らの交友関係は健在でSEAMOの主催する東海フェスのタイトル「TOKAI SUMMIT」や彼の1st「Get Back On Stage」、2nd「Live Goes On」、3rd「Round About」のネーミングはKUROが考えている。これはしばしネタで、印税を巡る問題で二人のやりとりがある。
トラックメイカー兼ギターリストであるATSUSHIという二つ違いの弟がいる(作家名Tony23)。彼はSMELLS GOODというソウルバンドを持ち、元メンバーのHOZEがそこに在籍している。KUROがそのバンドと組んだ「KURO&S★G」というヒップホップとソウルを融合させたグループがある。「NO RELEASE, LIVE ONLY」というコンセプトを掲げ、不定期にライブ活動を敢行。架空のアルバム(G)old & new(全12曲)、(G)old & new 2(全8曲)を制作し披露している。2010年1月29日に名古屋のクラブカナリアにて初のワンマンライブを成功。また、2012年5月13日大阪 Shangri-La、2012年5月19日 shibuya duo MUSIC EXCHANGE、2012年5月20日 名古屋OZONにてリリースもしていないのに初の東名阪ツアーも成功させている。2015年9月6日 新宿ReNYにて、KURO&S★G Unreleased Live ~Paint It Gold~”9のじかん” ・”6のじかん”の2部構成を成功させている。2017年3月18日 新宿BLAZEにて「THE LAST LIVE 〜リリースもしてないのに最後のライブ!?〜」の公演中に「KURO&S★G」から「eNBAND」(読み方:えんばん)と改名して今後活動していくことを発表。「KURO&S★G」としては楽曲をリリースはしなかったが、「eNBAND」として楽曲をリリースする予定があることも同時に発表。
デビュー前に「KURO no LOGICAL BEAT JOURNEY」(クロノロジカルビートジャーニー)というソロプロジェクトを立ち上げて自主でアルバムを作っている。「天使の器」という縁に返しがついているお皿の特許を取得しており、名古屋の錦にあるイタリアンosteria il punto(オステリア イル プント)に置いてある。
2012年5月21日には、初の書籍「EVER GOLD」を上梓。5年の歳月をかけ、インディーズアルバム「H.M.K.U.」から、メジャーアルバム「AKATSUKI」までの全153曲の楽曲を解説した珠玉の“ライナーノーツエッセイ”集を書き下ろす。シングルからカップリングに客演曲まで、オフショット満載となっている(発売は(株)オゾン・コーポレーション)。
ディスコグラフィー
- 「Time Attack feat. KURO, MICRO from HOME MADE 家族」 / SEAMO(2005年10月26日発売)
- 「ほんの少しだけ feat. KURO from HOME MADE 家族」 / 槇原敬之(2006年2月1日発売)
- 「ANTI HERO feat. KURO from HOME MADE 家族」 / SEAMO(2006年9月20日発売)
- 「Do it! feat. KURO, MICRO from HOME MADE 家族」 / SEAMO(2007年10月31日発売)
- 「Minus To Plus with KURO from HOME MADE 家族」 / SOFFet(2008年2月27日発売)
- 「MY DOCUMENT ~マス≒コア~ with KURO from HOME MADE 家族 and KIN DA SHER ROCK」 / BUZZER BEATS(2008年5月14日発売)
- 「Time After Timefeat. KURO from HOME MADE 家族」 / Sowelu(2009年2月25日)
- 「love groovin' feat. KURO from HOME MADE 家族」 / AZU(2010年3月17日発売)
- 「サヨナラ feat. KURO from HOME MADE 家族」 / Missing Link(2010年7月14日配信限定発売)
- 「Wait For Youfeat. KURO HOME MADE 家族」 / アリル(2012年6月13日発売)
- 「Taboo with KURO from HOME MADE 家族」 / 紗羅マリー(2013年1月30日発売)
- 「Play Back」Feat. SEAMO, KURO(from HOME MADE 家族) / DJ SANCON(2017年2月15日発売「Music has no borders」収録)
- 「ON&恩」 / SEAMO×Crystal Boy×KURO×SOCKS(2017年6月7日発売デジタルEP「ON×恩×音」(SEAMO名義)収録)
- 「続・ON&恩」 / SEAMO×Crystal Boy×KURO×SOCKS(2017年11月19日発売デジタルEP「続・ON×恩×音」(SEAMO名義)収録)
- 「Glory」 / SEAMO×Crystal Boy×KURO×SOCKS×Ms.OOJA(2019年2月20日発売「Glory」(SEAMO名義)収録)
- 「Wave Your Flag」 / SEAMO×Crystal Boy×KURO×SOCKS(2019年10月9日発売「Wave My Flag」(SEAMO名義)収録)
- 「君だけの...」 / Tsuyoshi Kawaguchi feat. KURO(HOME MADE 家族)(2020年3月18日配信限定発売)
歌詞提供
- 「White Lie」浦田直也 from AAA(2009年1月28日発売「TURN OVER」収録)
- 「Story Of Love」May J.(2009年5月27日発売「FAMILY」収録)
- 「ハッピバースデー」カラテカ入江慎也&パンチ浜崎(ザ・パンチ)(バカソウル2012年7月14日放映)
- 「Maybe」SMELLS GOOD(2012年5月13日発売「GOOD TIME ROLL」収録)
- 「Bring It On Home To Me」GOOD TIME ROLL CREW(2012年5月13日発売「GOOD TIME ROLL」収録)
- 「Taboo」紗羅マリー(2013年1月30日発売「RED」収録)
- 「KEEP GOING ON!」福山潤(2017年2月15日発売「KEEP GOING ON!」収録)
- 「ベイサイド・スモーキングブルース」入間銃兎(CV.駒田航)(2017年11月15日発売ヒプノシスマイク ヨコハマ・ディビジョン「BAYSIDE M.T.C」収録)
著書
- 「EVER GOLD」(2012年5月21日発売)
- HOME MADE 家族のKUROが書き下ろした“セルフライナーノーツ集”。5年の歳月をかけて書き上げた全153曲の楽曲を解説したエッセイ。
- 「マン・イン・ザ・ミラー 「僕」はマイケル・ジャクソンに殺された」(「サミュエル・サトシ」名義)(2019年3月18日発売)
マイケル・ジャクソンのインパーソネーター(ある歌手や俳優になりきってパフォーマンスをするエンターテイナーの呼称)として、その半生を捧げた実在の日本人を主人公のモデルしたエンターテインメントノベル。
- 「ブラインドから君の歌が聴こえる」(「サミュエル・サトシ」名義)(2020年5月27日発売)
人気HIP HOPグループのDJがメジャーデビューを前に病で失明をしてしまい絶望のどん底のなか、幼なじみに連れられてブラインドサッカーと出合い仲間との交流で少しずつ自分の居場所を見つけてゆく物語。