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マドラスツパイ

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マドラスツパイ
マドラスツパイ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
亜綱 : 獣亜綱 Theria
上目 : 真主齧上目 Euarchontoglires
: サル目 Scandentia
: ツパイ科 Tupaiidae
: マドラスツパイ属 Anathana
: マドラスツパイ A. ellioti
学名
Anathana M. W. Lyon, 1913
Anathana ellioti Waterhouse ,1876
和名
マドラスツパイ
英名
Madras Treeshrew
Indian Tree Shrew
生息域
生息域

マドラスツパイ (Anathana ellioti) は、インドに生息する樹上性の小型哺乳類である。哺乳綱サル目(霊長目)ツパイ科に属する。既知ではマドラスツパイ属唯一の種である。

分布

インド中南部に生息する。

形態

体長17–20cm、尾長16–19cm。外観は細身のリスに似る。頭部は端が尖り、外耳が大きく目立つ。

体毛は灰色で黄色と茶色の斑があり、肩にはクリーム色の筋が目立つ。

生態

インドの熱帯林に生息する。単独性で、地上及び樹上で敏捷で活動する。採食は昼間に行い、夜間は岩の隙間や木のうろなどで身を潜め、休息する。

食性は雑食であり、昆虫の他果実などを食べる。

妊娠期間は不明。1–3頭の幼獣を出産する。

参考文献

  • ジュリエット・クラットン・ブロック 著、渡辺健太郎 訳『世界哺乳類図鑑』新樹社〈ネイチャー・ハンドブック〉、2005年、96頁頁。ISBN 4-7875-8533-9