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BLUE HOUSE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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店舗の例 (北海道苫小牧市)

life design shop BLUE HOUSE(ブルーハウス)は、かつて株式会社ブルーハウス北海道を中心に店舗を展開していた雑貨店。

概要

小樽オルゴール堂

1967年(昭和42年)8月にインテリアショップとして創業。北海道の各地に店舗を展開し、日用品や家具・衣類・輸入雑貨など幅広い品々を安価で販売して急成長した。また、小樽市で小樽オルゴール堂の経営も始める。

しかしバブル崩壊後の経済不況で放漫経営が表面化。会社は経営不振に陥り、1997年(平成9年)1月8日に負債総額238億4000万円を抱えて自己破産を申請、倒産する[1]。このニュースは北海道民に大きな衝撃を与え、多数の取引先企業(老舗広告代理店の協同広告社など)の連鎖倒産、出店計画に伴った開発計画の撤回を招き[2]、11月の北海道拓殖銀行破綻も重なって北海道経済に少なくない影響を与えることになった。

しかし、小樽オルゴール堂は存続を求める声が多く、1999年(平成11年)に自己破産による会社清算から会社更生法による再建に方針を転換。後に会社更生計画が認可され、社名を株式会社小樽オルゴール堂に変更。会社更生手続きは2005年(平成17年)に終結し、2008年(平成20年)には株式会社オルゴール堂に再度社名変更した[3]

なお苫小牧市内の店舗は倒産後も独立し営業を続けていたが、倒産から10年後の2007年(平成19年)3月に閉店した[4]

店舗が存在した都市

北海道

その他の地域

出店予定があった都市

  • 福島県
    • いわき市 - 再開発で建設される複合施設のキーテナントになる予定であった。倒産により再開発が一時白紙に戻された[5]

脚注

  1. ^ 2000年小売業の倒産、負債総額3兆5000億円を超え戦後最悪に - 帝国データバンク
  2. ^ 北海道エアフロント開発 - 第三セクターの経営
  3. ^ 株式会社オルゴール堂会社情報 - 文化放送就職ナビ
  4. ^ 伝説のブルーハウス - 3番ファースト ゲーリー
  5. ^ 1999年12月24日号 - いわきインターネット新聞 Times

外部リンク