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ポヨポヨ観察日記

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ポヨポヨ観察日記
ジャンル 動物漫画4コマ漫画
漫画
作者 樹るう
出版社 竹書房
掲載誌 まんがライフMOMO
まんがライフ
レーベル バンブー・コミックス
発表号 まんがライフMOMO:
2004年2月1日増刊号 - 連載中
まんがライフ:
2004年4月号 - 連載中
巻数 既刊10巻
アニメ
原作 樹るう
監督 大地丙太郎
アニメーション制作 ダックスプロダクションスタジオディーン
メビウス・トーン
製作 ちくば市役所
放送局 放送局参照
放送期間 2012年1月 -
ゲーム
ゲームジャンル 育成コミュニケーション
対応機種 ニンテンドー3DS
発売元 IEインスティテュート
発売日 2012年4月5日予定
レイティング CERO:審査予定
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画アニメコンピュータゲーム
ポータル 漫画アニメゲーム

ポヨポヨ観察日記』(ポヨポヨかんさつにっき)は、樹るうによる日本4コマ漫画作品。

作品概要

チバラギ県ちくば市という架空の田園都市を舞台に、状の体型をしたらしからぬ姿の猫を巡る、農家家族とその周囲の人々を描いている。『まんがライフMOMO』(竹書房)において2004年2月1日増刊号に掲載の後、5月1日増刊号より連載中。平行して、『まんがライフ』(同)においても2004年4月号及び7月号に掲載の後、9月号より連載中。概して前者では複数の掲載回を通じてのストーリー性がある作りとなっている一方、後者では掲載回単位での各話完結となる、という傾向にある。この2誌の他にも、『まんがライフオリジナル』や『ねこパラ』等の竹書房系列の漫画雑誌にも掲載されている。

作者が捨て猫を拾って飼っていることが大きく影響していると見られ、単行本巻末には作者と愛猫の格闘記「そんな!ムーたん」が収録されている(ただし、6巻以降は「そんな!ムーたん」の執筆が掲載誌の関係で中断しているため未収録)。

2012年1月より、テレビ東京にてテレビアニメが放送中。

登場キャラクター

※声表記⇒公式WEBのFLASHムービー / テレビアニメの順。特に記載の無い場合はテレビアニメ版のものとする。

佐藤 ポヨ(雄)
声 - 大谷育江
球体猫。その姿ゆえ、初めて見た人からは極端にデフォルメされた猫クッションだとしか思われない(猫だと思われないことも多い)。デブ猫と勘違いされる事もあるが、丸い巨体の中身はほぼ全て筋肉で、骨格筋率は最大値。そのためか見た目によらず俊敏活発に動き、ネズミをよく捕らえ、ドラ猫や荒くれカラスハクビシンなどを追い払ったこともある。近所の猫ら(オスメス問わず)に慕われており、見かけによらず男前な心意気の持ち主。家具や家で爪を研がない(傷つけない)とても行儀が良い猫だが、英の部屋の本棚だけは別らしい(爪を研いだり、散らかしたりする描写がある)。去勢済。元ノラなので年齢不詳だが、後述の獣医によれば、佐藤家に来た時点で大体2歳程度とのこと。
レントゲン撮影にかけようとすると例外なくブレーカーが落ちるため、正確な骨格は不明。
佐藤 萌(さとう もえ、22歳)
声 - 葉月なの / 三森すずこ
佐藤家の長女。ポヨの飼い主。酔っ払って歓楽街で枕代わりに一夜を過ごした野良猫(ポヨ)を連れて来た人物。母が亡くなった後の家庭の面倒を見ており、以前はOLだったが現在は家事手伝いと思われる(たまにバイトをしている描写もある)。ポヨを溺愛するあまり、人間として一線を踏み外したような言動が見られることもしばしば。家庭的な上に明るく気立ての良い美人で、トランジスタグラマー(Dカップ)なので、地元の青年達の間ではファンクラブができるほどの人気だが、当人の煩悩のなさと父の妨害のせいで、現在は独り者(過去には結婚寸前の彼氏がいたこともある)。趣味は料理手芸、そしてポヨ。ポヨをかたどった丸い手芸作品や料理を大量に作っており、丸い造形物を作る腕前はかなりのもの。家が農家なので鍛えられたせいか、女性ながら結構力持ち。酒乱で、家の外ではできるだけ飲ませないよう、父と弟が注意している。マキとは仲が良く、何かと弟へのアタックを応援しているが、たまにブラコンな一面も見せる。
佐藤 英(さとう ひで、17歳)
声 - 堀龍也 / 市瀬秀和
萌の弟。クールな性格であり、ポヨといさかいになる事が多い。しかし面倒見は良く、傷だらけになりながらもカラスを助けた経験がある。動物類(主にポヨ)に煩悩的な父や姉のツッコミ役。父と姉には及ばないが、彼もまた人並み以上の力持ちで、体も筋肉質。猫コスプレ喫茶では、素っ気無い態度ながら人気者になるなど、実は中々の美形だが、本人は無頓着。父に似て物事をコツコツ地道に行なう性分で、模型製作が趣味の一つ。夏休みの宿題も計画的に終わらせるタイプ。理系が得意科目で、現代国語や読書感想文などは苦手。マキや鈴木と仲が良く、3人で勉強会を開いたり遊びに行ったりしている。
佐藤 茂(さとう しげる、47歳)
声 - 神谷明
佐藤家の父。農業界において神の手(ゴッドハンド)、緑の指(園芸の才)を持つと言われる。作る野菜の味は評判で、地元の直売所の他に高級スーパーでもファンがつくほどの人気。2つ(120kg)を持ち運んだ記録を持つ(しかも現在記録更新中)怪力で、作物泥棒を担ぎ上げたり、萌に近づく男性を追い払っている(萌に声をかけた男性へファミリーに入りたかったら俺を倒してみろと指を鳴らしながら脅したこともある)。その一方、動物などに対しては煩悩な面がある。ちなみに、単行本3巻において枠外の部分で名前「茂」に誤りがある(写植ではない手書きの部分が、雑誌掲載時から修正されずに残っている)。
山下 マキ(やました マキ、17歳)
声 - 千葉芙美香
英の女子同級生。筋肉フェチで犬フェチ(オオカミも守備範囲内)。英に恋心を抱いている。(名:つくだに、雄)を飼っているが、文字通り「舐められている」。散歩の途中、佐藤家に立ち寄ることも多い。家は地元で人気上昇中の洋菓子店「グーゲルポップ」。両親と3人の兄がおり、母以外はいずれも菓子職人。マキに対して親馬鹿の父と兄馬鹿の兄達は、英や他の男を敵視してマキに近づけたがらない。
鈴木 浩太(すずき こうた、17歳)
声 - 室元気
英の男子同級生。お気楽系。ハムスター(名:大福、雌)を飼っている。動物系、創作系の同人誌作家でデザインも上手。かなりの大手作家らしく、ファンも多い。大福にかかる費用はすべて自力で稼いでいる。夢はハムスターを増やし、大福一家のアパートを作ることだが、溺愛のあまり、見合い話をことごとく却下するという矛盾した行動を取る。パソコンを駆使してハムスターのカレンダー(しかも日めくり)や4コマ漫画を作るのが趣味。ポスター製作も得意。夏休みや冬休みはコミケ用同人誌の作成で修羅場となるため、英達のような学生らしい夏休みとは無縁の生活に陥り、半死半生となることも多い。通販作業の手伝いを英とマキに頼んだこともある。
杉田ハナ(すぎた ハナ)
声 - 神谷明
佐藤家の隣家に住む一人暮らしのおばあちゃん。クロの性癖を知らず、クロが懐いているポヨのことを雌だと思っている。時々萌のような近所の主婦達に料理を教えたりしている。70歳を越している小柄な老人だが、年の功&激動の時代を生き抜いた戦中派なだけあって、ちょっとの事では驚かない強い一面も。若かりし頃はサラサラヘアーの美少女だった。正月などの節目に息子夫婦が帰って来るのを楽しみにしているが、幼い孫達がクロをおもちゃにするため、その時期だけはクロを佐藤家に預けている。夫(死別)とはお見合い結婚だった。
クロベエ(雄:愛原クロ)
声 - 三宅麻理恵
ハナおばあちゃんの飼い猫。その名の通りの黒猫だが、鼻からデコルテにかけての部位と四肢の先端が白い。同性のポヨにしょっちゅう抱きついては腰を動かし、英や鈴木にも好意を示す。おばあちゃんの家に孫達が来た時は追い回されておもちゃにされるので、孫達が帰るまで佐藤家に避難する。子猫時代、駐車場に捨てられていたのを拾われた経緯から、今も車が大の苦手。ちなみに単行本2巻において、動物病院からの処方箋に「愛原クロ」とあり、これがフルネームと考えられるが、後に判明するおばあちゃんの苗字(前述)とは違っており、その理由は不明(旧姓とも、単純に作者のミスとも考えられる)。
獣医/甘木雄一郎(あまぎ ゆういちろう)
ポヨ達がよく診てもらう獣医(男性)。病院名は「スイート動物病院」。小さいものはメダカから大きいものは牛や馬までと患畜は幅広い。仕事抜きでかなりの動物好き。事情のある動物を引き取る事が多く、亀2匹、猫3匹、犬4頭、インコ7羽、金魚14匹(猫がいるため常時変動)を飼っている。萌と同じほどポヨや動物達に目がないが、職業柄動物達には嫌われがちで、よく切ない思いをしている。萌とはメル友で、動物達の珍しい写真を携帯電話のメールでやり取りもする。佐藤家の農作物のファン。
田中 ユカ(たなか ユカ)
声 - 三宅麻理恵
佐藤家の裏の家に引っ越してきた若い奥さん。夫と共にガーデニングに憧れて田舎に来た。都会育ちで動物が苦手だが、ポヨにだけは苦労の末に触れるようになる。一時は動物に対しての無知故に、ポヨをツチノコと思い込んでいたこともある。ガーデニング作業で土入りの鉢や肥料を扱う内に、本人は無自覚ながら力持ちになってしまった。
ユカの夫
研究員で、勤め先がちくば学園都市になったため、夫婦で引っ越してきた。
エリ(雌)
萌がかつて通っていた書道教室の先生の家の子猫。真っ白でフサフサの毛並みに青い目と、見ている人間を魅了するお姫様ネコ。しかし、見た目に反しておてんばで警戒心が非常に強く、初対面の相手にはビンタをすることが多い。木から落ちそうになったところをポヨに助けてもらったことがきっかけで、ポヨに好意を持つようになり、クロにとって最大の恋のライバルである。いつもポヨと遊んでいるせいか、段々行動がワイルドになっていっている(萌曰く「アマゾネス」)。ちなみに名前の由来は田村英里子から(飼い主である書道の先生がファンだったらしい)。
トラ(雌)
ポヨの生みの母。ポヨと同じ毛色で、体型は普通。元々は野良猫で、ポヨとミケコを育てていたが、野良猫保護用の檻にミケコがかかりそうになったのを助けようとして、母娘共々檻に閉じ込められた。2匹揃って渡辺に引き取られたが、ミケコと違って渡辺に慣れず、噛み付いたりベッドの下に隠れてばかりいた。再会したポヨを息子と認識したのかゴロゴロ喉を鳴らして喜び、息子と同じ体型の小ポヨ達の面倒もよく看ている。
ミケコ(雌)
トラの娘で、ポヨの妹もしくは姉。名前の通りの三毛猫で、体型は普通。小ポヨ達を難産の末出産した。再会したポヨを兄弟と認識したかどうかは不明だが、波長が合うのかすり寄っていた。
小ポヨ(すべて雄)
ミケコの子供達。ポヨと同じ球体猫。マル(サバ模様)とコロ(ミケ模様)の2匹。サバ模様はあらゆる場所や人に登り、特に登った人間達の心を虜にする「人心クライマー」。ミケ模様は後頭部の模様がハートマークに見える。全員が佐藤家の裏にある田中家に引き取られた。
渡辺
トラ、ミケコ、小ポヨ達の飼い主である青年。野良猫保護のボランティアを手伝っていた際にトラ母娘を引き取った。猫達に愛情を注いでいるつもりなのに、ある程度順応したミケコと違い、渡辺が眺めている間は餌も食べないトラに苦労していた。初産で難産だったミケコを獣医の病院に担ぎ込んだのがきっかけで、ポヨとその家族の再会が果たされた。
萌に好意があり、告白したが玉砕している。

掲載雑誌

単行本

2011年現在、バンブー・コミックスより9巻まで刊行されている。

テレビアニメ

Template:継続中の作品 2012年1月8日よりテレビ東京にて放送中。ニコニコ動画では『今週のエンドカードコーナー』を投稿募集。

スタッフ

各話リスト

話数 サブタイトル
第1話 その猫マルにつき…
第2話 マルといつまでもっ
第3話 マルとクロ
第4話 向こう3軒マルとなり
第5話 マルはウチ
第6話 マルに入ってはマルになれ
第7話 雪の降るマルは♪
第8話 マルよ来い
第9話 待ってたマル
第10話 マルがたった
第11話 マルはほっかほか
第12話 マルの季節
第13話 恵みのマル
第14話 きらわれのマル
第15話 マルぱしゃり
第16話 マルはたたかう
第17話 マル日和
第18話 モテマル
第19話 マルハゲ
第20話 なぞなマル
第21話 マルくせ

放送局

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 放送系列 備考
関東広域圏 テレビ東京 2012年1月8日 - 日曜 7:24 - 7:30 テレビ東京系列
日本全域 テレビドガッチ 2012年1月8日 - 日曜 07:30 更新 インターネット配信 放送終了直後配信
ニコニコチャンネル 2012年1月8日 - 日曜 13:00 更新
GyaO! 2012年1月12日 - 木曜 00:00 更新
バンダイチャンネル 2012年1月13日 - 金曜 12:00 更新
キッズステーション 2012年1月14日 - 土曜 20:40 - 20:46 CS放送 リピートあり

ゲーム

IEインスティテュートより2012年4月5日にゲームソフトが発売される予定。ハードはニンテンドー3DS、ジャンルは育成コミュニケーション。

脚注

外部リンク