えのしま型掃海艇
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570トン型掃海艇 | ||
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艦級概観 | ||
艦種 | 掃海艇 | |
建造期間 | 2009年 - | |
就役期間 | 2012年 - | |
前級 | ひらしま型掃海艇 | |
次級 | 最新 | |
性能諸元 | ||
排水量 | 基準排水量:570トン | |
全長 | 63m | |
全幅 | 9.8m | |
深さ | 4.4m | |
吃水 | 2.5m | |
機関 | ディーゼルエンジン | 2基 |
出力 | 2,200馬力 | |
速力 | 14ノット | |
乗員 | 48人 | |
兵装 | 30mm単装機関砲 | 1門 |
掃海装備 | 機雷処分具S10 | |
係維掃海具 |
570トン型掃海艇(570とんかたそうかいてい、JMSDF MSC 570ton class)は、海上自衛隊の掃海艇。中期防衛力整備計画に基づく平成20年度予算で1番艇の建造が承認された。平成21年度予算で2番艇の建造が承認されている。ひらしま型掃海艇同様、ホーミング機雷に対抗するため、掃海具として国産の新型水中航走式機雷掃討具S-10を中心とした対機雷戦システムを搭載している。
概要
ひらしま型掃海艇の発展型であり、船体を海上自衛隊創設時より永らく続いた木造から、掃海艇としては初めてFRP製に改めたのが最大の特徴である。基本的な船体の配置はひらしま型を踏襲しているが、船体は6メートル長くなっている。
対機雷戦システムもひらしま型と同型のものを搭載しているが、前甲板に搭載の自衛および機雷処分用の機関砲は、人力操作式の20mmガトリング機銃JM-61から遠隔操作式の30mm単装機関砲に変更されている。30mm機関砲は、整備中の海上保安庁のはてるま型巡視船搭載の物と準同型であり、有事における警備任務を考慮した為と言われている。
同型艦
艦記号/番号 | 艦名 | 起工 | 進水 | 竣工 | 製造 |
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MSC-604 | 平成20年度計画396号艇 | 2009年5月14日 | 2010年予定 | 2012年予定 | ユニバーサル造船 |
MSC-605 | 平成21年度計画397号艇 | 2010年予定 | 2011年予定 | 2013年予定 |