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カンボジアの国旗

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カンボジアの国旗
カンボジアの国旗
用途及び属性 市民・政府・軍隊陸上、市民・政府・軍隊海上?
縦横比 2:3
制定日 1993年
使用色
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カンボジア国旗は、上から青・赤・青が用いられた旗の中央にアンコール・ワットを配置した旗である。

現行の国旗は、1993年王政復古の際に制定されたもので、青は王権を、赤は国家を、白は仏教徒を表している。

歴史

現行の国旗の基本的なデザインは、1850年頃から存在している。1948年にフランスの保護国からカンボジア王国が独立すると、全体を1:2:1の比率で横に三分割した、現行の国旗と同じデザインの国旗が制定され、クメール共和国ロン・ノル政権)が登場する1970年10月9日まで用いられた。民主カンボジアポル・ポト政権)やそれを打倒したカンプチア人民共和国も、赤地に黄色のアンコール・ワットというデザインをともに用いた。

期間 概要
1863 - 1948 フランス保護国時代の旗
1942 - 1945 日本占領時代の旗
1948 - 1970 カンボジア王国の旗
1970 - 1975 クメール共和国の旗
1975 - 1979 民主カンボジアの旗
1979 - 1989 カンプチア人民共和国の旗
1989 - 1991 カンボジア国の旗
1992 - 1993 カンボジア最高国民評議会 (SNC) の旗

関連項目