トリノ大学
Università degli Studi di Torino | |
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ラテン語名 | Universitas Augustae Taurinorum |
モットー | |
設立 | 1404年 |
種別 | 国立大学 |
学部 |
農学部; 経済学部; 薬学部; 法学部; 哲学部; 外国語学部; 医学部; 獣医学部; 心理学部; 教育学部; 自然科学部; 政策科学部. |
学長 | エツィオ・ペリツェッティ |
本部所在地 | イタリア、ピエモンテ州トリノ |
生徒数 | 57,649[1] 人 (2006年) |
職員数 | 約1,700人 (2006年) |
スポーツ | CUS Torino |
サイト | unito.it |
トリノ大学(トリノだいがく、University of Turin、Università degli Studi di Torino)は、イタリア北西部のピエモンテ州トリノにある国立大学。ヨーロッパで最も伝統があり、格式高い大学の一つである。現在は12の学部と55の学科からなる。
歴史
トリノ大学は、ルドヴィーコ・ディ・サヴォイア公の治世下、1404年にスタジアムとして創設された。1427年から1436年にかけて大学の機能はキエーリ及びサヴィリアーノに移った。1536年に一次閉学したが、エマヌエーレ・フィリベルトによって再建され、ボローニャ大学をモデルとした近代的な大学組織になった。その後、ヴィットーリオ・アメデーオ2世によって改革がなされ、大学は大きく発展した。またこの頃、非トリノ在住者を対象とした、プロビンス・カレッジができた。
アメデーオ2世による改革によって、トリノ大学は世界中の大学から参考にされる大学となった。その後18世紀に学部数や寄付金の額が増大し、イタリアで最も注目される大学になると同時に、イタリアの実証主義の中心地となった。この頃在籍した著名な学者には、チェーザレ・ロンブローゾやアルトゥーロ・グラフらがいる。
20世紀になると、トリノ大学はイタリアの反ファシズムの中心地となり、戦後は生徒数が増えキャンパスの改善も進んだ。イタリアの教育省や地方機関など他の研究機関と協定を結ぶことで、20世紀末には新たな発展を遂げた。
1990年代末、アレッサンドリア、ノヴァーラ、ヴェルチェッリの各キャンパスは独立し、1998年に新たに東ピエモンテ大学として再編された。
学部
トリノ大学には、次の12の学部がある。
- 農学部
- 経済学部
- 教育学部
- 外国語学部
- 法学部
- 哲学部
- 自然科学部
- 医学部
- 薬学部
- 政策科学部
- 心理学部
- 獣医学部