万座毛
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万座毛(まんざもう、Cape Manza)は、沖縄県国頭郡恩納村にある景勝地。海岸の絶壁に、象の鼻の形の岩が付いているのが特徴。東シナ海に面し、沖縄海岸国定公園に属する。
名前の由来
琉球王朝の時の王である尚敬王が、「万毛(原っぱのこと)」と評したことに由来していると言われている。
観光
- 象の鼻の形の岩のほかに、眼下に広がる美しい海も楽しめる。
- 車椅子専用のトイレもある。
- 土産物屋がいくつもある。
- 象の鼻の形の岩の反対側の対岸には、ANAインターコンチネンタルマンザリゾートが見える。
自然
岩の上面のシバ草原は主としてコウライシバから構成され、これにナハエボシグサ、シオカゼテンツキなどが混じる。周辺にはモンパノキやクサトベラなどの海岸性の低木が群落を作っている。
沖縄の隆起珊瑚礁には天然のシバ草原が稀ではないが、ここはその最大規模のものである。多くの海岸性植物が見られるが、この地域の海岸崖地には、イソノギクをはじめ、沖縄島でもここだけに見られる特殊な植物がいくつか生育することが知られており、万座毛石灰岩植物群落として沖縄県指定天然記念物に指定されている。
交通アクセス
関連項目
- 沖縄海岸国定公園
- 沖縄県指定文化財一覧
- ゴジラ対メカゴジラ - 怪獣キングシーサーが眠っていた。