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とちぎテレビ

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とちぎテレビ
英名 Tochigi Television Co.,Ltd.
放送対象地域 栃木県
ニュース系列 -
番組供給系列 全国独立UHF放送協議会
略称 GYT
愛称 とちぎTV
とちテレ
呼出符号 JOGY-(D)TV-DTV
呼出名称 とちぎテレビ
(デジタルテレビジョン)
開局日 1999年4月1日
本社 320-8531
栃木県宇都宮市昭和二丁目2番2号
演奏所 本社と同じ
リモコンキーID 3
デジタル親局 宇都宮 29ch
アナログ親局 宇都宮 31ch
ガイドチャンネル 23ch
主なアナログ中継局

日光 48ch

矢板 33ch
公式サイト http://www.tochigi-tv.jp/
特記事項:
開局当初の略称はTTVであったが、多摩テレビからの
クレームがあったためGYTに変更している。
民放テレビ局では最新の局。
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とちぎTV本社・スタジオ 2003年8月撮影

株式会社とちぎテレビは、栃木県放送対象地域とする放送局である。現在の民放地上波テレビ局では最も新しい放送局である。

概要

通称はとちぎTV、略称はGYT(とちぎテレビのサイトでは一切用いられてない)。英称Tochigi Television。コールサインはJOGY-TV(デジタルはJOGY-DTV)であり、略称はそれからGYTとなっている。開局当初はTTVを使っていたが、先にケーブルテレビ局の株式会社多摩テレビ東京都多摩市)がこの略称を用いており、使用を中止した。

県外資本に頼らない「オール栃木」体制を唱えて1996年12月、同県や経済界などを中心に準備委員会が発足し“第三セクター”方式での開局へと進んだ。そのきっかけは、1995年の阪神・淡路大震災で、在京キー局発しかないテレビに栃木県が危機感を強めたからといわれている。主要株主は栃木県、栃木県市長会(14市)、栃木県町村会(24町1村)、足利銀行下野新聞社北関東綜合警備保障など。

本社は栃木県宇都宮市にあり、社屋は同県の庁舎だった建物を改修し使用している。県域AMラジオ局栃木放送アナウンサーが関連会社の株式会社栃放エンタープライズより派遣され、ニュース番組などに多数出演している。

沿革

注)☆印の中継局はデジタル新局として開局予定。なお、先行開局局のカバー状況により県北部を中心にデジタル新局として最大10局を追加開局予定。

ネットワークの移り変わり

チャンネル

リモコンキーIDは、デジタル放送では3chであるが、アナログ放送は個々の世帯によって違う(主に、5ch・7ch・11chのどれかが多い)。

  • 親局(宇都宮市八幡山公園
  • 矢板中継局(矢板市赤滝北方高地)
    • アナログ33ch - 映像100W、音声25W
    • デジタル29ch(リモコンキーID:3) - 10W
  • 今市中継局
    • アナログ48ch - 映像100W、音声25W
    • デジタル29ch(リモコンキーID:3) - 10W
  • 足利中継局
    • アナログ47ch - 映像30W、音声7.5W
    • デジタル29ch(リモコンキーID:3) - 3W
  • 馬頭中継局
    • アナログ48ch - 映像10W、音声2.5W
    • デジタル14ch(リモコンキーID:3) - 1W
  • 葛生中継局
    • アナログ53ch - 映像10W、音声2.5W
    • デジタル29ch(リモコンキーID:3) - 1W
  • 岩舟中継局
    • アナログ61ch - 映像3W、音声0.75W
  • 足尾中継局
    • アナログ47ch - 映像10W、音声2.5W
  • 日光清滝中継局
    • アナログ46ch - 映像3W、音声0.75W
    • デジタル30ch(リモコンキーID:3) - 0.3W
  • 鬼怒藤原中継局
    • アナログ31ch - 映像0.1W、音声0.025W

情報カメラ設置ポイント

宇都宮市の情報カメラは2007年11月15日まではとちぎテレビ本社屋上のカメラを使用していたが、同年11月16日より栃木県庁新本庁舎屋上のカメラに切り替えられた。

アナウンサー

フリー、事務所所属アナウンサー含む。

マスコットキャラクター

  • てれすけ - やなせたかしがデザインを担当。公募で選ばれたこのキャラクターの名称は「テレビ」+「すけ」とされているが、その脱力キャラから栃木地方の方言「でれすけ」を意識したものという説もある。2006年12月より宇都宮市内の東武宇都宮百貨店にててれすけくんストラップの発売が開始された。なお、このストラップの発売開始告知CMが制作・放送されている。

番組編成の特徴

  • 最大の株主が栃木県の為、他のU局に比べ県の広報番組が多い。
  • 県内にサーキット、『ツインリンクもてぎ』があり、また自家用車所有率も高いため、『カーグラフィックTV』『CAR Hyper』などの自動車・バイク関連番組をネットしているが、『新車ファイル クルマのツボ』は2006年9月をもってネットが打ち切られた。
  • 天気予報は県内の天気を中心に近県の天気や全国の天気を放送している。近県の天気では関東一都六県と福島県の天気を伝えている。
  • HC日光アイスバックスの本拠地が県内にあった為、一時期全国的にも珍しくゴールデンタイムに同チームのアイスホッケーの試合を年数試合放送していた(スカイ・Aとの共同制作)。
  • 旧作のアニメが多く、アニメ放送中のCMでは他の番組と同様放送倫理・番組向上機構(BPO)のCMが頻繁に流れており、当然BPOのガイドラインに沿ったアニメだけが放映されている[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。。所謂UHFアニメの放送を望む一部のファンからの要望はあるが、過去に数本放送されただけで殆ど放送はされていない。なお、隣県の群馬テレビもとちぎテレビよりは放送実績はあるが、それでも少ない。その為、県南部を中心にテレ玉やチバテレビ等の県外U局を越境受信しているアニメファンもいる。また、UHFアニメ以外で深夜にアニメが放送されることもあるが、日本テレビで放送された最近のアニメがほとんどである。これは、他の独立U局では滅多にないことである。
  • 2008年7月よりUHFアニメMission-Eが放映を開始した。群馬テレビと同じ唯一のUHFアニメである。なお、この作品にてとちぎテレビにとっては今作品で初の最速放映局となった。
  • 全体的に通販番組の放送が多い。昼間では視聴率が極端に少ないため、通販番組が殆どを占めて放送されている。
  • かつては東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)と同様、アナログでマルチ画面放送を行っていた。
  • 2006年10月1日からはとちぎTVニュースの動画配信を項目別に行っている。独立U局では一番積極的に配信をしている。他の独立U局でニュースの動画配信を行っているのはTOKYO MX(毎日)、チバテレビ(不定期、ただし原則として平日の大部分)、テレ玉(平日のみ)のみである。
  • 地方ローカル局でありながら、ローカルスポットCMにCG等画面効果を多用している。静止画によるCMは殆どない。
  • 自社製作以外の番組でハイビジョン制作のものについては、サイドカットができないためアナログ放送ではレターボックスが挿入される。

デジタル放送

  • 2005年12月1日に親局である宇都宮送信所において地上デジタル放送が開局したが、ハイビジョン対応機材が充分でないため、デジタル放送開局特別番組は4:3のアップコンバート放送だった。
  • ハイビジョン製作番組は、他のU局と比べて非常に少ない。
  • ワンセグ放送は2008年3月から試験放送を開始して、4月1日に本放送を開始した(データ放送は、地上デジタル放送のデータ放送開始にあわせて開始された)。ワンセグのチャンネル名称は、「とちぎテレビ携帯」。映像によっては、粗いコマ送りになることもある。
  • 同年7月1日には、データ放送が開始されたが、ワンセグのデータ放送は栃木県の高校野球特設サイトへのリンクのみが提供されていたため実際に本放送を開始したのは9月1日である。
  • ハイビジョン制作の番組でもハイビジョン放送されていないものもある。
  • CM用のハイビジョン設備が整っていない為、ハイビジョンで制作されたCMは、すべて額縁放送になっている。
  • チャンネルは031…とちぎテレビ1、032…とちぎテレビ2の2つがあるが、現在はまだマルチ放送は実施していない。
  • 局のデジタル化推進のキャッチフレーズは「ひろが~る ひろげ~る デジタ~ル」。歌詞も有る。
  • なお、2006年12月1日に矢板中継局でも地上デジタル放送が開始されており、今後2011年までに各中継局の地上デジタル放送の開局に向け整備を行う予定である。
  • 2007年1月6日、1月8日の全国高等学校サッカー選手権大会で、とちぎテレビ初の、5.1サラウンド放送を実施した。

現在放送中の番組

[HD] - 地上デジタルハイビジョン製作番組

自社製作番組

情報・ニュース

音楽

エンターテインメント

スポーツ

  • ドリームスタジアム(19:00~21:30、特番枠で放送) - 以前は『ドリームスタジアム』として多数の試合を放送していたが、2004年より『フライデーナイター』に改め月1~2回ペース(2004年は月1回)で金曜日の夜のみに放送。2008年より『ドリームスタジアム』に戻る。火曜・金曜に放送。
主に埼玉西武ライオンズ戦(テレ玉制作)や阪神タイガース戦(サンテレビ制作)、北海道日本ハムファイターズ戦等を放送。

その他の番組

  • 県民の歌 [HD] - 放送開始、終了時に演奏している。
  • おくやみ(月~金21:50~21:55)
  • とちぎの自然(不定期放送) [HD]
  • とちぎの風景(不定期放送) [HD]

民間放送局共同ネット番組

他局製作の番組

NHK

日本テレビ系

TBS系

フジテレビ系

テレビ朝日系

テレビ東京系

独立UHF局

放送終了した番組

他局製作の番組

日本テレビ系

TBS系

フジテレビ系

テレビ朝日系

テレビ東京系

独立UHF局

オープニング・クロージング

午前5時台から放送が開始される。「こちらは、JOGY-TV・JOGY-DTV とちぎテレビです」というナレーションで映像が始まると、自然の映像を背景に、県内の送信所・中継所のリストが流れる。最後に「こちらは、JOGY-TV・JOGY-DTV とちぎテレビです」というナレーションで映像が終わる。放送時間は1分間。終了後はコマーシャルとなり、番組放送に移る。 なお、デジタル放送でも全く同じVTRが放送されるため、アナログ放送とデジタル放送のコールサインは区別されない。

映像は4:3のアナログ制作。

なお、オープニング後とクロージング前に、「番組」としてダ・カーポの歌唱による『県民の歌』を放送している。隣の群馬テレビで『群馬県の歌』を流しているのに倣ったものである[要出典]エラー: タグの中に無用な文字が含まれていないか、{{要出典範囲}}と{{要出典}}を間違えていないかを確認してください。貼り付け年月は「date=yyyy年m月」、チップテキストに表示する文字列は「title=文字列」と指定してください。

  • 群馬テレビでは、県の意向により県民意識を高めるため、毎日県の歌を流している。間接的にアナウンサーを派遣している栃木放送ラジオもオープニングで器楽奏による『県民の歌』を放送。これも、県民意識を高めたいという大株主・県の意向が働いていると考えられている。県庁出身者が社長となったテレビ和歌山(とちぎテレビと同じ独立U局)でも、2008年、開始・終了自体の音楽が県民歌に変更された。

関連項目

他の栃木県内の放送局

外部リンク