吉田照哉
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吉田 照哉(よしだ てるや、1947年11月12日 - )は競走馬の生産者。社台ファーム代表及び社台スタリオンステーション代表取締役。日本競走馬協会副会長、日本軽種馬協会理事。
来歴
社台グループ創始者吉田善哉の長男。弟にノーザンファーム代表及び社台スタリオンステーション代表取締役吉田勝己、追分ファーム代表及び社台スタリオンステーション専務取締役吉田晴哉がいる。母の吉田和子、妻の吉田千津も馬主である。社台グループは日本の競馬界においては右に出るものはいないほどの実績を残しており、誰もが認める競馬一家である。
慶應義塾大学経済学部卒業後、1970年に社台ファーム(現・社台グループ)に入社し、父・善哉のもとで馬づくりに携わる。キーンランド・サマーセールにおいて後の大種牡馬ノーザンテーストをセリで落札したエピソードは有名。
所有馬
- ギャラントダンサー(朝日杯3歳ステークス)
- デュランダル(マイルチャンピオンシップ2勝、スプリンターズステークス)
- スティンガー(阪神3歳牝馬ステークス)
- カーリング (競走馬)(ディアヌ賞、ヴェルメイユ賞)
- Ski Paradise(ムーラン・ド・ロンシャン賞)
- ブロードマインド(中山大障害(春・秋))
- ノーザンレインボー(中山大障害(春))
エピソード
- 2002年のジャパンカップにおいて、フジテレビの「スーパー競馬」に解説者として出演したが、このときにあまり人気になっていなかったファルブラヴを注目馬と推し、そのファルブラヴが優勝するという、見事な相馬眼を見せている。
- もちろん前述の相馬眼は本業の競走馬生産にも生かされており、サラブレッドとしては非常に体が小さかったノーザンテーストを購入した事について「あの時のセリに出ていた馬の中では、骨格・筋肉の付き方など馬体は最高のものを持っていた」と後に述懐している。
- 趣味は学生時代からやっていたギター演奏で、時にパーティなどでその腕を披露することもある。
著書
- 「強い馬づくり最前線―吉田照哉競馬対談集 社台ファームの馬は何故強いか」(ミデアム出版社)
- 「馬づくり馬そだての戦略」(ミデアム出版社)