ティアーズ・イン・ヘヴン
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『ティアーズ・イン・ヘヴン』(Tears In Heaven)は1992年に発表されたエリック・クラプトンの楽曲である。
1992年に全米シングルチャート第2位を記録。また1993年には年間最優秀曲に選出され、この曲が収録されたアルバムも最優秀アルバム賞を受賞した。
解説
この曲がエリックの息子の死を悼んで作られた歌であるということはファンには有名な話である。
エリックは1987年にイタリア人女性との間に、初めての子供をもうける。彼は自分によく似た子供、コナーを大変可愛がり、父親としての時間を大切にしたいと述べていた。
しかし1991年3月20日に、当時4歳半だったコナーが自宅の階段を駆け上がっていたところ、たまたま開いていた踊り場の窓から転落し死亡した。コナーが転落したエリックの自宅はアパートの53階だった。その後あまりにも悲劇的な事態にエリックは大変ショックを受け、自宅に引き篭もってしまった。
そのような中ジョージ・ハリスンは、エリックがこのまま音楽をやめてしまうのではないかと懸念し、バンドメンバーを引き連れて一緒にツアーに行こうと彼に呼びかけ、日本ツアーを実現させる。
余談ではあるが、エリックは「息子を思い出してしまうからこの曲は二度と歌わない」と発言している。
関連項目
- ジョージ・ハリスン
- アンプラグド~アコースティック・クラプトン ファンの中でこのアルバムでの演奏は秀逸であると言われている。