TER-GV

TER-GVは、 TER （フランスの地域列車）とTGV （高速列車）の混成であり、比較的近くの都市（終点間の距離が100〜200km）を結ぶ地域のTGVである 。パリ - リール - カレーを結ぶLGV専用高速回線を使用する。 これまでのところ、これらの列車はノール＝パ・ド・カレー地域でのみ運行している。

2001年に、最初の3路線が開設された。

• リール・ユーロップ - ダンケルク （30分）：行程の前半は、 アーズブルック近くのジャンクションまでLGV北線を運行する。その後は、ダンケルクまで従来の路線を運行する。
• リール・ユーロップ - カレー・フレタン（30分） - カレー・ヴィル （35分）：LGV北線北端のカレー・フレタン駅から、列車はカレー・ヴィレ駅に向かって進む。 この路線を走る列車はほとんどない。
• リール・ユーロップ - カレー・フレタン（30分） - ブローニュ＝ヴィル（55分） - エタプル=ル・トゥケ –ラン＝デュ＝フライヤー：2010年までこの路線の終点はブローニュであった 。この路線は、現在ランまで運行される。 LGV北線北端のカレー・フレタンからブローニュ、 エタプル 、ランに向けて在来線を運行する。 カレー・ヴィルに行く乗客も利用できる。カレー・フレタンからカレー・ヴィルへのシャトルサービスは、通常のTER列車または各列車の発着から30分以内で接続するバスを使う。 列車の中には、ランまでは行かずブーローニュやエタプルを終点とするものもある。

2007年に4番目のリール・ユーロップ - アラスの路線が追加された。 この路線の成功により、その後の容量が増加した。