「クライシス・オブ・アメリカ」の版間の差分
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2021年3月1日 (月) 21:18時点における版
クライシス・オブ・アメリカ | |
---|---|
The Manchurian Candidate | |
監督 | ジョナサン・デミ |
脚本 |
ダニエル・パイン ディーン・ジョーガリス |
原作 |
リチャード・コンドン 『影なき狙撃者』 ジョージ・アクセルロッド 1962年の映画脚本 |
製作 |
ジョナサン・デミ イロナ・ハーツバーグ スコット・ルーディン ティナ・シナトラ |
製作総指揮 | スコット・アヴァーサノ |
音楽 |
レイチェル・ポートマン ワイクリフ・ジョン |
撮影 | タク・フジモト |
編集 |
キャロル・リトルトン クレイグ・マッケイ |
製作会社 | スコット・ルーディン・プロダクションズ |
配給 |
パラマウント映画 UIP |
公開 |
2004年7月30日 2005年3月26日 |
上映時間 | 130分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $80,000,000[1] |
興行収入 |
$65,955,630[1] $96,105,910[1] |
『クライシス・オブ・アメリカ』 (The Manchurian Candidate) は、2004年のアメリカ合衆国のサスペンス映画。監督はジョナサン・デミ、出演はデンゼル・ワシントンとメリル・ストリープなど。
原作はリチャード・コンドンの小説『影なき狙撃者』であり、1962年の同名映画に続いて2度目の映画化である。ただし、本作はコンドンの原作小説だけでなく、ジョージ・アクセルロッドによる1962年の映画脚本も原作としたリメイクである。
ストーリー
名門政治一家出身で大物上院議員である母エレノア・ショーの強い後ろ盾により、党の副大統領候補に指名されることになった元軍人のレイモンド・ショーは、湾岸戦争でたったひとりで仲間を救った英雄である。しかし、彼の元上官ベン・マルコ少佐はその英雄的行為の「記憶」に疑念を抱いていた。
そんなある日、講演を終えたマルコに部下であったアル・メルヴィンが訪れ、悪い夢の話を打ち明ける。紙に記録された夢の内容を見せられたマルコはそれが自分が見る夢と同じであることを知り、真実を探すことを決意する。マルコは自分の知らないうちに身体に埋め込まれていたカプセル状のチップを見つけると、昔なじみの科学者デルプに相談し、それが人間を自由に操るためのものであると知る。レイモンドを同じように操ることでアメリカの政治を意のままにしようとする陰謀の存在に気付いたマルコは、真相を告発するためにエレノアと対立するジョーダン議員に接触するが、エレノアによってマインドコントロールされたレイモンドによってジョーダン議員とその娘でレイモンドが今も想いを寄せているかつての恋人ジョスリンの2人が殺される。この事態にマルコは、自分を監視するために近づいて来たFBI捜査官ユジェニーの協力の下、投票所で密かにレイモンドに接触して真相を告げる。しかし、その場にかかってきたエレノアからの電話により、マルコは催眠状態となって大統領候補の暗殺を指示されてしまう。
大統領選の勝利を祝う祝賀会が執り行われる。マルコは壇上に立った次期大統領を射殺しようとするが、レイモンドがエレノアを連れ、意図的に撃たれて母とともに死ぬ。マルコは指示通りに自殺しようとするが、すんでのところでユジェニーが止める。そして当局により、ショー親子の「暗殺」にマルコが関与していたことは巧妙に隠蔽される。
キャスト
※カッコ内は日本語吹替
- ベン・マルコ少佐: デンゼル・ワシントン(小山力也)
- エレノア・ショー: メリル・ストリープ(池田昌子)
- レイモンド・ショー: リーヴ・シュレイバー(木下浩之)
- アル・メルヴィン: ジェフリー・ライト(西凜太朗)
- ユジェニー・ローズ: キンバリー・エリス(柴田まゆ)
- トーマス・ジョーダン: ジョン・ヴォイト(佐々木敏)
- デルプ: ブルーノ・ガンツ(多田野曜平)
- ハワード: テッド・レヴィン(松井範雄)
- ギャレット: ミゲル・フェラー(津田英三)
- アティクス・ノイル: サイモン・マクバーニー(村治学)
- ジョスリン・ジョーダン: ヴェラ・ファーミガ(紗川じゅん)
- エディ・イングラム: パブロ・シュレイバー(田中完)
- ウィルソン: テディ・ダン
- アトキンズ: ホアキン・ペレス・キャンベル(中尾良平)
作品の評価
映画批評家によるレビュー
Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「前作は古典的名作というほどではないが、アップデートされた本作は演技が良く、身も凍るような恐ろしい味わいを醸し出している。」であり、210件の評論のうち高評価は80%にあたる168件で、平均点は10点満点中7.10点となっている[2]。 Metacriticによれば、41件の評論のうち、高評価は36件、賛否混在は5件、低評価はなく、平均点は100点満点中76点となっている[3]。
受賞歴
映画賞 | 部門 | 候補 | 結果 |
---|---|---|---|
ゴールデングローブ賞 | 助演女優賞 | メリル・ストリープ | ノミネート |
英国アカデミー賞 | 助演女優賞 | メリル・ストリープ | ノミネート |
ブラック・リール賞 | 助演男優賞 | ジェフリー・ライト | ノミネート |
助演女優賞 | キンバリー・エリス | ||
サターン賞 | アクション/アドベンチャー/スリラー映画賞 | ノミネート | |
助演男優賞 | リーヴ・シュレイバー | ||
助演女優賞 | メリル・ストリープ |
出典
- ^ a b c “The Manchurian Candidate” (英語). Box Office Mojo. 2020年11月15日閲覧。
- ^ “The Manchurian Candidate (2004)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年11月15日閲覧。
- ^ “The Manchurian Candidate (2004) Reviews” (英語). Metacritic. 2020年11月15日閲覧。