「イボ語」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
編集の要約なし タグ: 差し戻し済み モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
||
20行目: | 20行目: | ||
|map=[[ファイル:Nigeria Benin Cameroon languages.png|thumb|220px|ナイジェリアとカメルーンの言語分布図(Igbo 中央下部)]] |
|map=[[ファイル:Nigeria Benin Cameroon languages.png|thumb|220px|ナイジェリアとカメルーンの言語分布図(Igbo 中央下部)]] |
||
}} |
}} |
||
'''イボ語'''(或は'''イグボ語'''、{{Lang|ig|'''asụsụ Ndi Igbo'''}})は[[ |
'''イボ語'''(或は'''イグボ語'''、{{Lang|ig|'''asụsụ Ndi Igbo'''}})は[[イボができた人が使う]][[言語]]。[[ナイジェリア|ナイジェリア連邦共和国]]南東部の[[イボ人]]を中心に約1800万人が使っている。 |
||
イボ語は[[声調]]言語であり、<!--何時から?-->[[ラテン文字]]表記を用いる。イボ語は[[ジョン・ゴールドスミス]]による当時の[[音韻論]]の研究対象として扱われた。 |
イボ語は[[声調]]言語であり、<!--何時から?-->[[ラテン文字]]表記を用いる。イボ語は[[ジョン・ゴールドスミス]]による当時の[[音韻論]]の研究対象として扱われた。 |
2020年11月11日 (水) 02:13時点における版
イボ語 | |
---|---|
asụsụ Ndi Igbo | |
話される国 |
ナイジェリア 赤道ギニア カメルーン アメリカ合衆国 |
話者数 | 3000万人 |
言語系統 | |
表記体系 | ラテン文字、ンシビディ文字 |
公的地位 | |
公用語 | ナイジェリア |
統制機関 | Society for Promoting Igbo Language and Culture |
言語コード | |
ISO 639-1 |
ig |
ISO 639-2 |
ibo |
ISO 639-3 |
ibo |
イボ語(或はイグボ語、asụsụ Ndi Igbo)はイボができた人が使う言語。ナイジェリア連邦共和国南東部のイボ人を中心に約1800万人が使っている。
イボ語は声調言語であり、ラテン文字表記を用いる。イボ語はジョン・ゴールドスミスによる当時の音韻論の研究対象として扱われた。
方言
イボ語には多くの方言があり、必ずしも相互に通じない。イデミリ方言(チヌア・アチェベが『崩れゆく絆』で使った)他、オウェリ、ングワ、ウムアヒア、ンネウィ、オニチャ、アウカ、アブリバ、アロチュク、ンスッカ、ムバイセ、オハフィア、ワワ、オキグワなどの30の方言がある。
オウェリとウムアヒアを含んだ当時の中央イボ県の方言を纏めたものが1939年にアイダ・C・ウォードにより中央イボ語として提案され、その地で学校、作家、出版社などに広く受け入れられた。1972年には中央イボ語を帝国主義者の道具とみた民族主義者により構成されたイボ言語文化促進協会 (SPILC) が、中央イボ語をより他の方言と統合され借用語も含んだ標準イボ語とするための標準化委員会を立ち上げた。
方言の多様さから正書法を決める合意はとても困難だった。1962年に定められた現行のオヌゥ正書法はレプシウスによる書記法と国際アフリカ学会による正書法の折衷である。
1999年にチヌア・アチェベは標準イボ語やその原型となったものはイボ語の豊かさへの植民地主義的あるいは保守的抑圧であると糾弾した。それを例証するために彼は聴衆の半数以上が聴き取れないオニチャ方言でそれを演説した。