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「ロシア連邦政府専用機」の版間の差分

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* {{ill2|ドゥームズデイ・プレーン|en|Doomsday plane}} - 核戦争などの非常時に大統領などの高官が国家全体の指揮を執る能力を持つ航空機
* {{ill2|ドゥームズデイ・プレーン|en|Doomsday plane}} - 核戦争などの非常時に大統領などの高官が国家全体の指揮を執る能力を持つ航空機
** {{仮リンク|Il-80 (航空機)|en|Ilyushin_Il-80|label=Il-80}} - ソ連における空中司令所
** {{仮リンク|Il-80 (航空機)|en|Ilyushin_Il-80|label=Il-80}} - ソ連における空中司令所

2019年5月19日 (日) 03:33時点における版

ロシア連邦大統領専用機(-れんぽうだいとうりょうせんようき)は、ロシア連邦大統領が使用する専用の航空機

概要

ヴヌーコヴォ国際空港に着陸するイリユーシンIl-96-300PU 2008年

ロシア連邦は、その国土面積が17,100,000 km²と広大であるが故に、ロシア連邦大統領は外国訪問のみならず、国内での移動に際しても航空機を利用せねばならぬことが多い。そのため、専用機には長い航続距離が求められる。

ボリス・エリツィン(ロシア連邦初代大統領)が1996年にS・V・イリユーシン記念航空複合体製のIl-96を大統領専用機として使用して以来、ウラジーミル・プーチンドミトリー・メドヴェージェフと歴代のロシア大統領がIl-96を専用機としている。

専用機はペルミ・エンジン製の4発エンジンを搭載し、9,500Kmの航続距離を持つ。無給油で14,000Kmを連続飛行出来る性能を持つという[1]

専用機には『IL96-300PU』という型番が振られている。なお、『PU』とはロシア語で『司令所』という意味。そのスペックから“空飛ぶクレムリンという異名も持つ[2]

現在のロシア大統領専用機は「RA-96021」のレジ番号が付与され、2014年に納入された[3]

2015年にロシアの航空機製造会社である統一航空機製造会社は、ロシア政府より新たに大統領専用機の製造注文を受注した[4]

脚注

関連項目