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2016年[[12月19日]]に[[東京ヤクルトスワローズ]]が獲得を発表した<ref>{{Cite web|url=http://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/20218 |title=新外国人選手獲得のお知らせ|publisher=東京ヤクルトスワローズ公式サイト|accessdate=2016年12月19日}}</ref>。 |
2016年[[12月19日]]に[[東京ヤクルトスワローズ]]が獲得を発表した<ref>{{Cite web|url=http://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/20218 |title=新外国人選手獲得のお知らせ|publisher=東京ヤクルトスワローズ公式サイト|accessdate=2016年12月19日}}</ref>。<br> |
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2017年は6勝13敗と負け越したものの、チームで唯一規定投球回に到達し、防御率3.66と健闘した。<br> |
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2018年にはチーム開幕投手に抜擢。[[横浜DeNAベイスターズ]]との開幕戦で6回1失点と好投、勝ち投手となり、自身初の開幕戦を白星で飾った。<ref>https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/03/30/kiji/20180330s00001173518000c.html</ref> |
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== 選手としての特徴 == |
== 選手としての特徴 == |
2018年5月4日 (金) 15:59時点における版
東京ヤクルトスワローズ #28 | |
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基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ジョージア州アトランタ |
生年月日 | 1989年5月11日(35歳) |
身長 体重 |
6' 3" =約190.5 cm 200 lb =約90.7 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2010年 MLBドラフト7巡目(全体231位)でフィラデルフィア・フィリーズから指名 |
初出場 | 2014年5月24日 ロサンゼルス・ドジャース戦 |
年俸 | 2億4,000万円※2018年から2年契約(2018年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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デビッド・アンドリュー・ブキャナン(David Andrew Buchanan, 1989年5月11日 - )は、アメリカ合衆国・ジョージア州アトランタ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。NPB・東京ヤクルトスワローズに所属(登録名:デービッド・ブキャナン)。
経歴
プロ入り前
2009年のMLBドラフト6巡目(全体194位)でニューヨーク・メッツから指名されたが、ジョージア州立大学へ進学した。
プロ入りとフィリーズ時代
2010年のMLBドラフト7巡目(全体231位)でフィラデルフィア・フィリーズから指名され契約した[2]。A-級ウィリアムズポート・クロスカッターズで13試合に登板し、3勝1敗・防御率4.21・30奪三振の成績を残した。
2011年はA級レイクウッド・ブルークロウズで20試合に登板し、11勝5敗・防御率3.38・86奪三振の成績を残した。8月にA+級クリアウォーター・スレッシャーズへ昇格。6試合に登板し、3勝2敗・防御率3.90・24奪三振の成績を残した。
2012年はAA級レディング・フィリーズで12試合に登板し、3勝5敗・防御率3.86・40奪三振の成績を残した。
2013年はAA級レディングで22試合に登板し、6勝11敗・防御率4.82・86奪三振の成績を残した。8月にAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスへ昇格。6試合に登板し、4勝2敗・防御率3.00・22奪三振の成績を残した。
2014年はAAA級リーハイバレーで開幕を迎え、開幕後は9試合に登板。5勝1敗・防御率3.98の成績で、5月24日にフィリーズとメジャー契約を結んだ[3]。同日のロサンゼルス・ドジャース戦で先発起用されメジャーデビュー。5回を5安打2失点2奪三振に抑え、メジャー初勝利を挙げた[4]。2度目の登板となった5月29日のメッツ戦では、6.2回を投げ7安打4失点し、メジャー初黒星を喫した[5]。以後、先発陣の一角として一定の登板機会を与えられ、最終的には20試合に先発登板した。6勝8敗と負け越したが、防御率3.75・WHIP1.29というまずまずの数字をマークした。
2015年も15試合に先発で投げたが、防御率6.99・WHIP1.85と大炎上、2勝9敗と大きく負け越して2年目のジンクスにぶち当たった恰好となった。
2016年は開幕からマイナー・オプションでAAA級リーハイバレーに配属され、メジャー昇格がないままシーズンを終えた。AAA級リーハイバレーでは27試合に登板し、10勝9敗・防御率3.98・95奪三振であった[2]。11月18日にDFAとなり[2]、23日に自由契約となった[6]。
ヤクルト時代
2016年12月19日に東京ヤクルトスワローズが獲得を発表した[7]。
2017年は6勝13敗と負け越したものの、チームで唯一規定投球回に到達し、防御率3.66と健闘した。
2018年にはチーム開幕投手に抜擢。横浜DeNAベイスターズとの開幕戦で6回1失点と好投、勝ち投手となり、自身初の開幕戦を白星で飾った。[8]
選手としての特徴
メジャー及びマイナーでは主にスターターとして起用され、スリークォーターから、最速93.8 mph(約151 km/h)・平均89 mph(約143km/h)の3種類の速球(フォーシーム、ツーシーム、カッター)を中心に、決め球である平均82 mph(約132km/h)のチェンジアップ、平均78 mph(約123km/h)のカーブボールを使用する[9]。奪三振率はメジャー通算5.4と低く、低めに集めて打たせて取る技巧派右腕[10]。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | PHI | 20 | 20 | 0 | 0 | 0 | 6 | 8 | 0 | 0 | .429 | 503 | 117.2 | 120 | 12 | 32 | 2 | 8 | 71 | 0 | 0 | 55 | 49 | 3.75 | 1.29 |
2015 | 15 | 15 | 0 | 0 | 0 | 2 | 9 | 0 | 0 | .182 | 351 | 74.2 | 109 | 12 | 29 | 1 | 3 | 44 | 2 | 0 | 60 | 58 | 6.99 | 1.85 | |
2017 | ヤクルト | 25 | 25 | 2 | 1 | 0 | 6 | 13 | 0 | 0 | .316 | 678 | 159.2 | 158 | 19 | 56 | 1 | 9 | 112 | 2 | 1 | 75 | 65 | 3.66 | 1.34 |
MLB:2年 | 35 | 35 | 0 | 0 | 0 | 8 | 17 | 0 | 0 | .320 | 854 | 192.1 | 229 | 24 | 61 | 3 | 11 | 115 | 2 | 0 | 115 | 107 | 5.01 | 1.51 | |
NPB:1年 | 25 | 25 | 2 | 1 | 0 | 6 | 13 | 0 | 0 | .316 | 678 | 159.2 | 158 | 19 | 56 | 1 | 9 | 112 | 2 | 1 | 75 | 65 | 3.66 | 1.34 |
- 2017年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
記録
- 投手記録
- 初登板・初先発勝利:2017年4月4日、対阪神タイガース1回戦(京セラドーム大阪)、8回1失点
- 初奪三振:同上、1回裏に高山俊から空振り三振
- 初完投勝利・初完封勝利 : 2017年6月17日、対北海道日本ハムファイターズ2回戦(明治神宮野球場)
- 打撃記録
- 初打席:2017年4月4日、対阪神タイガース1回戦(京セラドーム大阪)、2回表に藤浪晋太郎から一ゴロ
- 初安打:2017年4月19日、対読売ジャイアンツ2回戦(鹿児島県立鴨池野球場)、3回表に篠原慎平から左翼線二塁打
- 初打点:2018年4月19日、対広島東洋カープ6回戦(マツダスタジアム)、3回表に岡田明丈から投手犠打野選
背番号
- 55 (2014年 - 2015年)
- 28 (2017年 - )
脚注
- ^ “【ヤクルト】ブキャナン獲得発表!制球安定、先発候補”. スポーツ報知. 2017年2月13日閲覧。
- ^ a b c MLB公式プロフィール参照。2016年11月25日閲覧。
- ^ Todd Zolecki; Erik Bacharach (2014年5月24日). “Reliever Garcia hits DL with forearm strain”. MLB.com. 2016年11月25日閲覧。
- ^ “Scores for May 24, 2014”. ESPN (2014年5月24日). 2014年5月25日閲覧。
- ^ “Scores for May 29, 2014”. ESPN (2014年5月29日). 2014年5月30日閲覧。
- ^ Anthony DiComo (2016年11月23日). “Phillies release righty Buchanan”. MLB.com. 2016年11月25日閲覧。
- ^ “新外国人選手獲得のお知らせ”. 東京ヤクルトスワローズ公式サイト. 2016年12月19日閲覧。
- ^ https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2018/03/30/kiji/20180330s00001173518000c.html
- ^ PITCHf/x - FanGraphs.com2017年4月4日閲覧。
- ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2015』廣済堂出版、2015年、321頁。ISBN 978-4-331-51921-9。
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- David Buchanan stats MiLB.com
- 個人年度別成績 D. ブキャナン - NPB.jp 日本野球機構