「信玄忍法帖」の版間の差分
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:武田家重臣。山本勘助の指示のもと、猿飛・霧隠の信濃忍者を使って信玄死去の隠蔽をはかる。 |
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:真田家に仕える忍者。丸々と太っている。人の感覚を狂わせる幻術を使う。 |
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;霧隠地兵衛(きりがくれ ちへえ) |
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:真田家に仕える忍者。痩せてひょろりしている。 |
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== 書誌情報 == |
== 書誌情報 == |
2017年8月26日 (土) 23:29時点における版
信玄忍法帖 | ||
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著者 | 山田風太郎 | |
発行日 | 1964年 | |
ジャンル | 時代小説 | |
前作 | 忍法忠臣蔵 | |
次作 | 風来忍法帖 | |
ウィキポータル 文学 | ||
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『信玄忍法帖』(しんげんにんぽうちょう)[1]は、山田風太郎の時代小説。1964年に発表された忍法帖シリーズの1つ。忍法帖シリーズ第八長編。
あらすじ
ついに上洛を開始した戦国最強の大名武田信玄。徳川軍を軽々と打ち破った武田軍はしかし、尾張を目の前にして反転し、帰投してしまう。
信玄になにかの異変が起こり、死亡したのではないか?という情報が流れる中、徳川家康はその真偽を確かめるべく、麾下の伊賀忍者を甲斐に派遣する。
信玄の訃報は事実だったが、彼の「死後三年はそれを隠せ」との遺言に従い、軍師・山本勘助は影武者を立てて、信玄健在を装う。
いずれも奇怪な忍法を駆使する徳川の伊賀者と、秘密を守る勘助、真田源五郎らの武田家臣たち。果たしてその顛末は?
登場人物
伊賀組忍者
徳川家康が召し抱える忍者集団。いずれも人間離れした忍法の使い手。
- 塔ヶ沢監物(とうがさわ けんもつ)
- 箙陣兵衛(えびら じんべえ)
- 虚栗七太夫(みなしぐり しちだゆう)
- 墨坂又太郎(すみさか またたろう)
- 蝉丸右近(せみまる うこん)
- 漆戸銀平次(うるしど ぎんへいじ)
- 六字花麿(ろくじ はなまろ)
- 御所満五郎(ごしょ まんごろう)
- 黄母衣内記(きぼろ ないき)
武田側
- 山本勘助(やまもと かんすけ)
- 死んだと思われていた武田の軍師。川中島の戦い以来隠棲していたが、信玄の遺言を果たすべく、影武者を駆使して暗躍する。
- 真田源五郎昌幸(さなだ げんごろう まさゆき)
- 武田家重臣。山本勘助の指示のもと、猿飛・霧隠の信濃忍者を使って信玄死去の隠蔽をはかる。
- 猿飛天兵衛(さるとび てんべえ)
- 真田家に仕える忍者。丸々と太っている。人の感覚を狂わせる幻術を使う。
- 霧隠地兵衛(きりがくれ ちへえ)
- 真田家に仕える忍者。痩せてひょろりしている。
書誌情報
- 「信玄忍法帖」 講談社、1964
脚注
- ^ 雑誌予告では『甲斐忍法帖』。連載時は『八陣忍法帖』。単行本化にあたり大幅に加筆され、改題。