「スペル・シーサー」の版間の差分
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'''スペル・シーサー'''([[1970年]] - )は、[[日本]]の[[覆面レスラー]]。現在活動しているのは2代目で[[ギミック (プロレス)|ギミック]]上は初代スペル・シーサーこと[[SAITO]]の弟子とされているが、その正体がSAITO自身であることは公然の事実とされている(公式上は別人)。 |
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== 経歴 == |
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2017年1月22日 (日) 11:47時点における版
スペル・シーサー | |
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プロフィール | |
リングネーム |
スペル・シーサー SAITO |
本名 | 非公開 |
ニックネーム | 琉球の獅子 |
身長 | 169cm |
体重 | 70kg |
誕生日 | 1970年??月??日[1] |
出身地 | 沖縄県那覇市 |
所属 | DRAGON GATE |
トレーナー | SAITO |
デビュー | 2001年 |
スペル・シーサー(1970年 - )は、日本の覆面レスラー。現在活動しているのは2代目でギミック上は初代スペル・シーサーことSAITOの弟子とされているが、その正体がSAITO自身であることは公然の事実とされている(公式上は別人)。
経歴
2001年12月に闘龍門JAPANマットに登場。以降はユニット抗争とは距離を置いて活動していたが、2005年にマグナムTOKYOプロデュースによるユニットPos.HEARTSに編入される。
2001年に引退し、インストラクターを務めるSAITO(斉藤義之)の弟子とされているが、SAITO本人ではないかという疑惑が今も絶えない。なお、SAITOは闘龍門入団以前にメキシコマットでスペル・シーサーを名乗り活動していたこともある。疑惑を晴らすためか、一度SAITO対シーサーという試合が組まれ、シーサーが勝利している。ただし、この時のシーサーは別人ではないかという疑惑も存在する。
2005年5月には、プロレスリング・ノア所属のタイガー・エンペラーと越境タッグを組み、ディファカップに出場した。その後、メキシコ修行時代の師匠であるキング・シーサーが参戦すると、Pos.HEARTSに在籍したままシーサーBOYと共にシーサーズを結成する。しかしキング・シーサーが正体を明かし、ペンタゴン・ブラックとなってからシーサーズは消滅することになった。
2007年には博多ライトヘビー級獲得やふく面ワールドリーグ参戦など、他団体での活躍もあった。
2010年はDRAGON GATEと大阪プロレスの団体抗争においてGammaがうっかり「CIMA」と「シーサー」を聞き違えたために抗争に参入する運びとなり、その存在感を遺憾なく発揮。しかし大阪ハリケーンにて珍しくタイガースマスクに対し覆面剥ぎを行い反則負け。報復行為としてタイガースマスクが上屋劇場大会にてマスクを剥がされた。同年にはK-ness.を破りオープン・ザ・ブレイブゲート王座戴冠を果たしたが、上記の一連の大阪プロレスとの抗争によりベルトが流出した(その後吉野正人が取り返した)[2]。
2012年、ヒール以外と組む「便利屋」として試合を行うと同時に「ウィンドウズ」(窓際族ユニット)に加入。6人タッグながらCIMAからヨシタニックで勝利を上げた。2013年7月にウインドウズは発展的解散で「帰ってきたベテラン軍」と合体し「オレたちベテラン軍」となった。12月札幌大会では特別ルール「5エスケープマッチ」でCIMAとシングルマッチを行い、「16年目」にしてCIMAにシングルマッチで勝利、翌日にはK-ness.にも勝利した[3]。
勢いに乗って2014年1月には堀口元気H.A.Gee.Mee!!の保持するオープン・ザ・ブレイブゲート王座に挑戦、2度目の戴冠を狙ったが敗北した[2]。しかしその後もトライアングルゲート戦線に絡むなど活躍の機会を増やしている。
タイトル歴
- オープン・ザ・ブレイブゲート王座第17代
- オープン・ザ・トライアングルゲート王座第9代(B×Bハルク、アンソニー・W・森組)
- 博多ライトヘビー級王座第8代
得意技
ルチャを基本としたジャベ、スープレックス技、飛び技をそつ無くこなす万能型。倒立やブリッジを絡めた多彩なジャベは解説する同僚たちから「シーサー・ワールド」とも称される。この能力を活かして現在は練習生や若手たちのプロレス指導も行っている。
- ヨシタニック
- 相手の背中に飛びつき、相手の腕に足を絡めてから一旦上体を反らし、勢いをつけて丸め込む前方回転エビ固め。相手は受け身が取れず後頭部からリングに叩きつけられ、そのまま丸め込まれる。上体を反らす際に両手を広げる動きが映画タイタニックの名シーンを想起させることと、開発者であるSAITOの本名を組み合わせ命名された。CIMAのトラース・キックにあわせての「ラブタニック」というバージョンも存在する。リング中央で決まればフォール率はほぼ100%で、一発逆転の破壊力をもつ。この技を自力で返せたのは、横須賀享とK-ness.、戸澤陽の三人である。(2015年現在)
- トルネードタニック(トルネード・ヨシタニック)
- 相手を捕えてから体をひねり、横回転してヨシタニックを決める。この技でK-ness.からオープン・ザ・ブレイブゲート王座を奪取した[2]。
- SAITOスペシャル各種
- 技を決める際に倒立し、重心を一点に集中させる技術のことを言う。1号から5号まで存在する。
- シーサー・クラッチ
- マンコブ(卍コブラツイスト)
- タッグマッチにおいて二人の相手に卍固めとコブラツイストをいっぺんにかける技。
- ロメロ・スペシャル
- 相手の手足を後ろに引き絞って極め、そのまま仰向けに反らして締めあげる関節技。獣神サンダーライガーの技である。
- 道産子ティヘラ
- 場外にいる相手に対しリング上からロープを使って体を回転させ、コルバタへと移行する技。
- アレハンド・ロック
- STFに似ているが、足をリバース・インディアン・デスロックのように組んでいるために、脱出が困難。
- フェイス・ザ・マウンテン
- 極楽固めと鎌固めを合わせたような業。倒れている相手の両腕を掴んでクロスさせるようにしてうつぶせにさせ、その両腕を相手のノドに引っ掛けてから相手の横へ前転するようにブリッジする。
- ヨーロピアン・クラッチ
その他・エピソード
- なぜかマグナムTOKYOのことを「TOKYOさん」と呼ぶ(他の人は「マグナム」と呼ぶ)。
- プロフィールでは沖縄出身だが、ドラゴン・ゲート沖縄ツアー(沖縄初上陸の大会)では沖縄のことを何一つ知らなかった。
- 2012年7月の札幌大会より北海道出身とコールされている。
- 特にこれといった因縁がないのに、CIMAがやたらシーサーを意識して襲いかかるというシーンが長きに渡って見られていたが、ブラッドジェネレーション分裂後は和解し、驚くほど* 息の合ったコンビネーションを見せるようになっている。
- CIMAから「斉藤さん」とよくいじられる。
- ふく面ワールドで久しぶりにウルティモ・ドラゴンと再会したとき、ウルティモ・ドラゴンは「おお、元気か?SAITO」と気さくに話しかけてくれたらしい。(週刊プロレスより)
- 望月成晃にブログで年齢と独身であることを暴露された。2009年には自ら年齢を公表しており、オフィシャルブックにて「怒り心頭でマスクを破った北海道出身の37歳、SAITOです」と一応公表している。
- 岩佐がブログにてネタにする上に、口癖が技名になったこともある(「ヤマ」という口癖?から「フェイス・ザ・マウンテン」)など
- GAORAの中継の解説席に座った際は各選手の長所を指して「こういうのがシーサーにはない」とやたらと自虐ネタを挟む。
- プライムゾーンではいろいろなダジャレを披露している。
脚注
- ^ 小島聡とタッグを組んで試合をした時に「彼とは生まれ年が一緒」と語っている。
- ^ a b c DRAGON GATE database オープン・ザ・ブレイブゲート
- ^ FANTASTIC GATE 2013.12.07 北海道・札幌テイセンホール