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2006年4月16日 (日) 12:21時点における版
サナリィ(S.N.R.I.: Strategic Naval Research Institute, 正式名称:海軍戦略研究所(かいぐんせんりゃくけんきゅうじょ))は、アニメーション映画『機動戦士ガンダムF91』に登場する、架空の公的団体。
概要
小型モビルスーツの研究・開発、主としては軍諮問機関・軍事コンサルタントとしての半民半官の研究所兼、新技術開発企業・公社。
社歴
起源
- 企業としての歴史は旧世紀にまで遡り、宇宙島建設企業連合体の一員としてサイド1建設に携わった企業(当時の企業名は不明)が基になっている。
- 連邦軍の戦略兵器研究分野で発展を見せる一方、軍需技術・機器の民間への払い下げを業務としていた。その主な顧客であった事と、前身企業時代の関係からコロニー公社との結びつきが強く、連邦軍の内部組織でありながら公社同様の中立性を保つ為、戦術機動兵器の開発には一切関与してこなかった。
社名変更
- 宇宙世紀0093年、「第二次ネオ・ジオン抗争」終結後に組織は再編され、海軍戦略研究所 (Strategic Naval Research Institute) 、通称サナリィ (S.N.R.I.) と改名された。
モビルスーツ開発の参入へ
- 宇宙世紀0102年、軍事費の肥大化に喘ぐ連邦政府に対しサナリィは軍諮問機関としてコンサルティングをし、モビルスーツ小型化の指針を提示した。また戦禍が地球圏から永らく遠ざかっていた事で、戦時の中立性への配慮を不要と考えたサナリィは、民需への転用において多大なメリットを得られるであろうモビルスーツ開発事業への参画を決定した。後者の決定は、前者で示した指針に沿った財政改善策を促進する意味合いもあり、それによって生まれた余剰予算によって自身の主分野であるコロニー再建計画を充実させる狙いがあった。
- しかし当時は主力機開発メーカー、アナハイム・エレクトロニクス社が、モビルスーツ建造・維持費の高騰によって利潤を得ていた時期であり、小型モビルスーツの開発には及び腰であった。再三の要求により発注から5年の開発期間を経て完成したアナハイム製モビルスーツ、ヘビーガンだったが、その性能は当初目的とされていた水準を満たしておらず、サナリィはアナハイムに対する不審と不満を募らせる事となる。ついにサナリィは自身の指針に沿う小型モビルスーツの開発を決意し、連邦軍の承認を得て、フォーミュラ計画を発動させたのだった。
フロンティアIV での騒乱
- フロンティアIV でのクロスボーン・バンガードに襲撃されサナリィの社員は一時退避した。
サイド2・サナリィの接取
リガ・ミリティアヘの協力
- そして、ザンスカール帝国に対抗するために作り上げられた組織であるリガ・ミリティアのモビルスーツ開発をサナリィが技術提供をし、サナリィの技術を使用したモビルスーツ(ガンイージシリーズ・Vガンダムシリーズ)が開発されている。
代表的な人物
幹部
- ジョブ・ジョン
開発部
- モニカ・アノー
フォーミュラ計画
- 次期主力機開発計画をフォーミュラ計画 という。
主な開発モビルスーツ
主な開発技術
- バイオコンピューター
- ヴェスバー
- ビームシールド
- MCA構造
- MEPE装甲