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「おたくの星座」の版間の差分

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2013年3月28日 (木) 01:05時点における版

おたくの星座』(おたくのせいざ)は、1991年7月にM&Mより発売されたファミリーコンピュータロールプレイングゲーム

ストーリーを本宮ひろ志、キャラクターデザインを江口寿史が担当した。

1993年12月にはパック・イン・ビデオから『オーロラクエスト おたくの星座 IN ANOTHER WORLD』がPCエンジン用CD-ROM2として、シナリオの修正やビジュアルシーンの追加などが行われたリメイク版が発売。また、1994年にはOVAが全2巻で発売されている。

あらすじ

遙か遠い未来。女が世の中を席巻し、世の情けない男は「おたくちゃん」と蔑まれる時代となっていた。社会は荒廃し、大地には凶暴な野獣が暴れる状況となった地球。この惨状を見かねた女神マーヤは、女神の親衛隊「オーロラ五人娘」を地球に遣わすが、彼女らは野獣を操りおたくちゃんをいじめるようになり、おたくちゃんは一層卑屈となっていく。こうした状況に熱く燃え上がる一人の男がいた。世の女に「本物の男」という物をみせるために、彼は旅立つのである。

PCエンジン版

声の出演

スタッフ

  • ストーリー原案 - 本宮ひろ志、武田亨
  • キャラクター原案 - 江口寿史
  • プログラム - 宮沢徹、川野広行
  • ストーリー脚色・構成 - 前田哲也
  • グラフィックデザイン - 永井一成、松田亨(有限会社フェルガ)、堀内雅人(ギンガム音楽出版株式会社)
  • ビジュアル・シーン製作 - 原昭太郎(株式会社ポーラスター)、保屋野潤(株式会社ポーラスター)、谷広幸(株式会社ポーラスター)、中島三郎(株式会社ポーラスター)、岩見恭作、川野広行
  • グラフィックプロデューサー - 松永宏樹(TOMBOY)
  • サブ・グラフィックプロデューサー - 神原正夫(TOMBOY)、二宮克拓(TOMBOY)
  • 絵コンテ - 長谷川浩司(TOMBOY)
  • 原画 - 向山祐治(スタジオギグ)、筱雅律(スタジオギグ)、富沢和雄(雷神ふぃるむ)、うめつゆきのり(雷神ふぃるむ)、伊魔崎斎(雷神ふぃるむ)
  • 動画 - 井上博文
  • オープニング・エンディング音楽 - ギンガム音楽出版株式会社
  • サウンドクリエイト - 西岡治彦
  • サウンドエンジニア - 鳥羽清
  • サウンドプロデュース - 黒田慎一
  • Singer(オープニング) - LISA(From ALBATROSS CAFE)
  • Singer(エンディング) - レイナルド・ピネーダ
  • 音響効果(音楽・効果音) - 笠原咲奈恵(株式会社ラディカルプラン)、宮串英明(株式会社ラディカルプラン)、松田康(株式会社ラディカルプラン)
  • スペシャルサンクス - 木津精一、大野泰生、石川眞理子、和田康宏、金沢十三男
  • プロデュース - 宮沢徹、関根彰規

OVA版

声の出演

スタッフ

  • 原案 - 江口寿史本宮ひろ志
  • 企画 - 中野徹
  • 監督 - 勇轢夫
  • 脚本 - 十川誠志
  • 絵コンテ - 勇轢夫(第1巻)、九十九十一(第2巻)
  • 演出 - 西森章
  • キャラクターデザイン - 古瀬登
  • メカニックデザイン - 堀井敏之
  • 作画監督 - 本橋秀之(第1巻)、岡野幸男(第2巻)
  • 美術監督 - 荒井和浩
  • 色彩設計 - 山名公枝
  • 撮影監督 - 細野正
  • 音楽 - 白石公彦
  • 音響監督 - 岩浪美和
  • プロデューサー - 浅賀孝郎、望月正雄、南沢道義
  • 制作プロデューサー - 中野徹、南喜長
  • 制作 - 81プロデュース
  • 制作協力 - Bee.Media
  • 製作 - ケイエスエス

主題歌

エンディングテーマ「クールな恋」
作詞 - 松井由佳 / 作曲 - 村井邦彦 / 編曲 - Yong-Ching / 歌 - オーロラ五人娘

オーロラ五人娘

本作の女性側メインキャラクターとして登場するのがオーロラ五人娘である。女神マーヤの親衛隊として地球に送り込まれ、全世界のおたく男性をいじめる美少女5人衆である。江口寿史デザインも相まって注目され、彼女らだけのタイアップによるパチンコ機「フィーバーガールズI」(SANKYO)も1993年にリリースされている。

また、このフィーバーガールズのイメージキャラクターとして、同名のアイドルグループも結成されている。メンバーとして、リンには当時『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の出演や電脳アイドルとして注目を集めていた千葉麗子、ルンには声優として活動する前の千葉千恵巳、ヤンに橋本市子、ミンに山下真希、ユンに山下玲子を起用した。1993年4月にはザ・ゴールデン・カップスの「クールな恋」(この曲は「巨人の星」でオーロラ三人娘が歌っており、このオーロラ三人娘がオーロラ五人娘の元ネタとなっている)のカバーでCDを出している。

OVAでは世の男を「おたく病」にしようとする、宇宙ナンバーワンアイドルグループという設定がなされている。なお、このOVAでは前述のアイドルグループの中から唯一、千葉麗子がルン役で出演している。