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「はぐれ刑事純情派」の版間の差分

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視聴率は関東で15.8%、関西で20.5%を記録した。
視聴率は関東で15.8%、関西で20.5%を記録した。
ドラマ内での継母を母と認められない男([[佐藤アツヒロ]]演じる北原)に対する説得は、自らの体験を反映させたアドリブであったことが、最終回の監督、岡屋龍一によって明らかにされた。
ドラマ内での継母を母と認められない男([[佐藤アツヒロ]]演じる北原)に対する説得は、自らの体験を反映させたアドリブであったことが、最終回の監督、岡屋龍一によって明らかにされた。

== 主な登場人物 ==
=== 山手中央警察署 ===
==== 全シリーズ出演 ====
;安浦吉之助 [[巡査部長]](特任):[[藤田まこと]]
:山手中央署の名物刑事。試験に拠らず事件解決の功で昇進している万年ヒラである(部長刑事だが主任ポストではない)。設定は{{和暦|1949}}9月生まれ(第17シリーズより、5月23日生まれという説もある)。東京出身で父親は大工、[[東京大空襲]]のころには七歳で、自宅をその空襲(東京には1944年から1945年にかけて数度の空襲があったが、設定上のものがどれであったかは不明)で焼かれたが、その直前に千葉に疎開したと自ら語ったことがある(第2シリーズ、21話より。それによれば1940年より以前の生まれということになる)。川辺課長、横溝署長からは'''「やっさん」'''と呼ばれている。競馬と酒と美人が好きな典型的なオジサン。[[ワイシャツ]]に地味めのスーツ(灰色である場合が多い)、なおかつノーネクタイというのが通常のスタイル(たまに冠婚葬祭がらみでネクタイをする場合もある)。いつも競馬新聞片手に出勤、彼のデスクはその競馬新聞やらパチンコの玉やらで埋め尽くされている。容疑者に気を使うあまり見逃そうとしたり重大なことを報告しないなどの癖もあり、それらが事件の捜査の進展を遅らせる原因として問題視されている。また、普段は温厚な人柄だが怒らせると相当怖い性格であり(過去に本気で安浦を怒らせた経験のあるやくざ者がもう二度と御免だ、と恐怖するほどである)、初期の頃は取調室で容疑者に暴行して相手を自白に追い込むといった[[西部警察]]に多く見られた尋問も行なっていた。その深い洞察力で、真犯人は川辺課長の指摘する第一容疑者ではないと真相を見抜く事も度々。娘が2人いるが血のつながりは無い(それぞれの項で後述)。高級バー「さくら」には毎日のように通い、「3ヶ月9万円」という格安な飲食代を支払っている(第2シリーズより)。何かしらの事件解決後は、ほぼ毎回行っている。長い間、世田谷線のとある駅近くの家に住んでいた。その家屋は、他の数々のドラマでも外観(生け垣、門、玄関回り)がロケ地として使われており、ときおり画面で見ることができる。その後諸事情で引っ越し、現在の家は世田谷区[[赤堤]]六丁目(帰宅時に電柱の[[住居表示]]が映る。なお赤堤に実在するのは五丁目までで、架空の町名)。2009年の最終回スペシャルでは、「さくら」のママ片桐由美にプロポーズ(安浦の母親の墓参り)した。また、長女のエリが妊娠し初孫が生まれることに。
;刑事課長・川辺精一 [[警部]]:[[島田順司]]
:最初期はまともだったが年月を経て、上司にはへつらい、部下にはガミガミと、典型的な中間管理職のイメージそのもののキャラクターに変貌。大変な恐妻家でもある。しかし、人情には厚い。その為ドラマの登場人物の中でも人気が高かった。眼鏡は後にかけ始めたもので、下にずれている事が多い。安浦刑事とはしばしば意見が合わないが、実は横溝署長同様に良き理解者でもある。毎回事件が起こると単純な推理を披露し、安浦刑事ら課の面々と方針が対立する。その際の安浦刑事の横溝への意見具申に「おいおい、やっさんやっさん!」と常に突っ込むが、刑事課の誰もが課長の言うことを聞かず、横溝署長も安浦刑事の肩を持つため、いつも結局は「署長の仰る通りで。……頼むよ、やっさん」となり、安浦刑事の推理が正しかった事に気付かされる。ヤクザに対しては毅然としているのも特徴の1つ。後期ではストレスが原因で胃薬をよく服用するようになる。また、酒を飲むと酔って、安浦刑事にからみ、泣き上戸の一面もある。
:最終回スペシャルでは、管理職でありながら捜査に出て、目撃者のネットカフェ難民を探し出すためにネットカフェの裏に何日も張り込んだり、また黒幕の国会議員と同級だったよしみから事情聴取を行なうなどの執念も見せている。
;田崎晴子 巡査:[[岡本麗]]
:「女安浦」の異名を持ち、安浦刑事の捜査活動を陰で支え続けている女性刑事。異性関係が希薄らしく、よくネタにされているが、ストーカー被害にあった事もある。安浦に気があった様で片桐由美をライバル視したりしたが良い女友だちとなった様だ。第8シリーズで他署に異動し、その後も何回かゲスト出演するが、第10シリーズ第1話で森村の後任婦警が辞職したため復帰した。その後、2005年の年末スペシャルで退職し、[[ホームヘルパー]]の認定を取得して現在は老人ホーム勤務。殉職した須藤刑事の息子、健太を養子として育てる事に専念する。
;署長・横溝重忠 [[警視正]]→[[警視]]<ref>制服が新制式に改められた際に“降格”。理由は不明。</ref>:[[梅宮辰夫]]
:最初期の頃は安浦をあまり快く思ってない性格だったが、のちに安浦刑事の一番の理解者というポジションにシフトする。板前としての腕も一流で、小料理屋での潜入捜査で華麗な包丁さばきを披露したこともあった(第3シリーズより)。趣味は釣りで、刑事ドラマの署長ポジションとしては珍しく、助言・後見役として毎回確実に出演している。

==== 複数シリーズ出演 ====
;里見大観巡査:[[ぼんちおさむ]](第1シリーズ-第16シリーズ(1988年-2003年)、第18シリーズ・スペシャル(2005年)、2007年スペシャル)
:関西出身。実家は仏教寺院であるためこのような名前に。自動車運転技能は刑事課では随一。初期では青ジャンパー+手袋というラフな服装が多く、言葉遣いも関西弁ではなく標準語だった。家族との時間を大切にしようと、警視庁捜査第一課への栄転話を蹴り退職。現在はタクシードライバーをしている。ちなみに苗字の里見は、本人の[[ザ・ぼんち]]における相方・[[里見まさと]]の姓を頂いたもの。
;新藤一巡査:[[木村一八]](第1シリーズ(1988年)、第10シリーズ(1997年)最終話)
:安浦のやり方には常に反抗的で、彼が報告しないことでも迷わず課長に報告するなど正義感は熱かったが、突然辞職(木村のタクシー運転手への暴行事件で[[現行犯逮捕]]された事による降板。本来は第2シリーズにも続けて出演するはずだった)、その後、友人の愛人を匿うためにイタリアへ渡り、その愛人と結婚をしてレストランを開くが、現地で[[カモッラ]]の構成員を殺害してしまう。元レギュラーが文字通り犯人になってしまうという刑事ドラマとしては異例のケースである。
;高木直:[[大場順]]<ref>第1シリーズ第9話の「十七歳 非行少女の叫び」に若頭役で出演している。</ref>
:第2シリーズから登場。[[機動隊]]出身で、事件の解決となるヒントを同僚の今井刑事と共に見つけてくる。凶悪犯と格闘する時は自ら先頭に立ち、取り押えやアクションシーンを行う。
;今井哲也:[[若林哲行]]
:第2シリーズから登場。高木刑事同様地味で目立たないが、地道にコツコツと捜査を続ける。酒癖が悪く、酔うと安浦刑事でも手がつけられなくなる。子沢山。
;浅野信一巡査:[[吉田栄作]](第2シリーズ(1989年))
;三田謙一郎巡査:[[深江卓次]](第3シリーズ - 第4シリーズ(1990年 - 1991年)、第11シリーズ(1998年)はゲストで登場)
:警察官だった父親を、職務中に襲撃される殉職で1975年に失い、事件を解決するために自分も刑事になった。第3シリーズ第17話「京都殺人風景の女 形見の拳銃」でその犯人を逮捕。
;中上剛巡査:[[西島秀俊]](第5シリーズ(1992年))
;肥田健一巡査部長:[[清水貴博]](第6シリーズ - 第7シリーズ(1993年 - 1994年))
:第7シリーズ最終回で警部補昇任試験に合格、係長として別の所轄へ栄転異動。
;山岡雄作巡査部長→警部補:[[城島茂]]([[TOKIO]])(第8シリーズ - 第11シリーズ(1995年 - 1998年)、スペシャル・第12シリーズ(1999年)、第16シリーズ第1話(2003年))
:1999年1月1日のスペシャルで警部補に昇任し、八丈島署へ係長として栄転する。その後、ユカと将来を誓い合うも、2003年に捜査で訪れていた東京の公園で捜査を妨害しようとする2人組の男に刺され、その2人に自ら手錠をかけた後、安浦刑事に見守られながら[[殉職]]した(2階級[[特進]]で警視)。
;森村玲子[[警部補]]:[[七瀬なつみ]]<ref>過去に犯人役としての出演もある。</ref>(第8シリーズ - 第10シリーズ(1995年 - 1997年))
:転勤した(のちに復帰)田崎の後任として山手中央警察署刑事課へ。警部補だが係長ポストではない(番組内では、階層は課長以下はフラットであり、捜査係と言った部署も存在しない)。第10シリーズの第1話で警視庁捜査第二課に。同シリーズの中盤ではゲストとして登場。
;野田秀幸巡査部長:[[ケイン・コスギ]](第12シリーズ - 第14シリーズ(1999年 - 2001年)、2002年スペシャル)
:交番から山手中央警察署刑事課へ配属。長らくニューヨーク在住だったため英語のほうが堪能で、武術を嗜んでいて体格が良い。2002年に捜査中の事案関係者の護衛中に淡路島で犯人側の暴力団員達に刺傷と銃撃を受け、安浦刑事に見守られながら殉職した(2階級特進で警部)。母親は刑事となった野田を誇りに思っており(作中には登場しない)、野田自身も母親思いの性格で、死に際に「お母さん」と呟いた。皆に可愛がられており、その死に対し刑事課の面々は怒りを爆発させた。
;五十嵐美和 巡査:[[森ほさち]](第16シリーズ - 2007年スペシャル(2003年-2007年))
:大阪府警から山手中央警察署刑事課へ(但し都道府県を跨る異動は警察庁警察官でない限りあり得ないので無理のある設定)。酒好きで、酔うと関西弁をまくしたてる。2007年の年末スペシャルで警視庁へ栄転する。
;林勇作巡査:[[賀集利樹]](第15シリーズ - 第16シリーズ(2002年 - 2003年)、2004年スペシャル、2007年スペシャル)
:渋谷区板上交番から山手中央警察署刑事課へ配属。2004年1月のスペシャルで命令違反を犯し、なおかつ重傷を負ったが、交番勤務からの再出発を決意し異動。2007年12月28日の20周年スペシャルでは東池袋署の刑事課に異動して再度刑事となっていた。
;三波健治警部補:[[加藤茶]]<ref>過去に愛妻弁当泥棒の窃盗犯役で出演している。</ref>(第14シリーズ - 第15シリーズ(2001年 - 2002年)、第16シリーズ(2003年)、2005年スペシャル)
:山手中央警察署鑑識課主任。安浦とはかつてコンビを組んでいた古馴染みで、同等で話せる人物。自ら希望して山手中央署に転勤。関与したある事件の責任を取って辞職し、現在は福祉の仕事をしている。2005年1月1日のスペシャルに再び出演した。
;須藤一彦警部:[[国広富之]]<ref>2003年6月11日(第16シリーズ)の「安浦刑事人質事件」の回では、犯人役を演じている。</ref>(第17シリーズ(2004年) - 第18シリーズ第1話(2005年))
:次代の捜査一課を担う人材と目されていたが、ある理由から警視庁捜査第一課より山手中央警察署刑事課へ配属された。最終シリーズ第1話で殉職した。死別していた妻との間に小学生の息子が1人いたが、彼の死後は田崎が引き取った。

==== 最終シリーズ以降のレギュラー ====
;真木大輔 [[巡査]]:[[村上信五]]([[関ジャニ∞]])(第17シリーズ-)
:林刑事の後任として赴任した。
;夏目修二 [[巡査長]]<!--交機ならばこうであってもおかしくない-->:[[植草克秀]]([[少年隊]])<ref>[[1988年]][[10月]]~[[1995年]][[3月]]まで同じ時間帯の『[[さすらい刑事旅情編]]』にもレギュラー出演していた。</ref>(第18シリーズ・スペシャル(2005年) - 2006年スペシャル)
:須藤刑事の後任として[[交通機動隊]]から山手中央署刑事課に新配属。元交機であることから[[暴走族]]とも顔見知りの間柄。2005年12月21日のスペシャルで、事件の際の所在が不明確だった事、状況証拠が全て不利だった事から関与を疑われ、否認のまま送検一歩手前まで行くが、安浦刑事らの捜査で嫌疑が晴れる。愛妻家として知られていたが、2006年の12月30日のスペシャルで大地という子供を庇い、妻と娘を残し殉職してしまう。大地の最後の言葉には“勇気だ!! 勇気!!”と教えた。
;小池瑤子:[[池上季実子]]<ref>過去に数回ゲスト出演の経験がある(第16シリーズ「1億円の悪女」など)。</ref>
:2005年の年末スペシャルで退職した田崎の後任として丸の内署から異動。
;原口淳平:[[町田慎吾]]
:2007年の年末スペシャルで登場した新人刑事。見た目は爽やかだが、一言多いのが玉に瑕。

=== その他の人々 ===
;安浦(結婚改姓で島崎)エリ:[[松岡由美]]
:安浦の長女で、安浦夫人の連れ子。父の出張捜査ではなぜかユカ共々必ず鉢合わせになる。運送会社に勤務していたが、後に自宅を一部改装し、子供服販売店を経営。のちにラーメン屋の店長である通称「ブーちゃん」こと島崎([[瀬戸陽一朗]])と結婚し、2009年の最終回スペシャルでは妊娠する。
;安浦ユカ:[[小川範子]]
:安浦の次女。第1シリーズでは中学生。その後高校、短大を経て福祉施設に勤務していたが、恋人で結婚目前だった山岡刑事の殉職をきっかけに警視庁の採用試験を受け合格、[[女性警察官]]となる(ここまでに至る過程を描くのに時間をかけすぎた点がシリーズ打ち切りの要因の一つともなっている)。卒業配属先は杉並北署地域課。2007年の年末スペシャルでは同署少年課、2009年の最終回スペシャルでは山手中央署少年課に異動。安浦の妻の連れ子ではなく、安浦が逮捕した犯人の娘を引き取り養女にした(第1シリーズの数話目にその回想シーンが登場。また、田崎刑事がこの事実を事件の容疑者に話す場面もあった)。
;片桐由美:[[眞野あずさ]]
:安浦刑事行きつけの高級バー「さくら」のママ。安浦の私生活での一番の理解者であり、安浦にとってかけがえの無い女性(初期では衣裳や髪型は統一されておらず、第1シリーズでは横溝とも関係があったが後に切れた模様)。安浦の要請でエリやユカの相談相手にもよくなっており、彼女らにも母親候補として認められている。必ず番組の最後の5分間、もしくは中盤の5分間に登場。シリーズを通して安浦とプロポーズまがいの言動をしたりしあったりしていたが、その都度はぐらかしたりはぐらかされたりしていた。2009年の最終回スペシャルで安浦刑事からプロポーズ(安浦の母親の墓参りへの同伴を申し込み)される。
;渡辺(バー『さくら』の店員):[[井田友和]]
;詩織(バー『さくら』の店員):[[藤田ひでみ]]
;坂上(里見)恵子:[[あめくみちこ]]
:タクシー会社・同盟交通のドライバー。 里見刑事が住んでいるアパート「サンコーポ」の外からドアに向かって左側に住んでいる。1998年、里見と結婚した。
;坂上(里見)佑介:[[大場俊輔]]
:坂上恵子の息子。
<!--
=== ゲスト ===
;森下大地-(2006年)
:摩衣子の息子。安浦刑事と夏目刑事を見た時は恥ずかしがる表情を見せるが、夏目刑事と一緒に居る時や犯人に人質にされている時に“勇気だ!! 勇気!!”と励まされる。夏目刑事が亡くなった後で彼の娘である純子に牛と触れ合う方法を教えた。
;夏目純子:[[工藤あかり]](2006年)
夏目刑事の子供。大地に牛と触れ合う方法を教えてもらい仲良くなる。
;須藤健太-(2005年)
殉職した須藤刑事の息子。父のような刑事を目指すとされている。-->

=== 劇場版ゲスト ===
;大沢和也:[[小西博之]]
:トラック運転手。豪快な性格でガサツ。暴走族に絡まれていたエリを助け一目惚れしてしまう。
:エリにアタックを続ける最中、妹が絡んだ殺人事件の容疑者にされてしまう。劇場版登場後、後のテレビシリーズに何回かゲスト出演した。
;水城警部:[[村井国夫]]
:[[キャリア組]]の係長。警察官の身嗜みには厳しく、特にその点において欠けている安浦を馬鹿にしている。検挙率は高いがそのほとんどは過去の捜査の経験に頼ったものであり、それゆえ暴力団組員の弟の死を彼にヤキいれられた交通違反の前科ある男の仕返しゆえの殺害と決めつけ、さらにはその妹やアリバイの証言者まで札付き呼ばわりするなど、刑事にしては非常に度量の狭い人間である。その独善ぶりな態度や非常に強引な取り調べから、田崎・浅野らから反発が出て、ついには署長に「警察官として根本から間違っている。」と忠告された。なお、水城は[[警部]]であるが、キャリア組なら殆どの場合は20代半ばで警部に昇進し、20代後半で[[警視]]、30代前半で[[警視正]]に、それぞれ自動昇進するため、演じる村井の容姿年齢からは、まず考えられない設定である。

=== その他 ===
: [[左とん平]]、[[池波志乃]]、[[花紀京]]、[[黒木永子]]、[[内藤剛志]]、[[保坂正紀]]、[[奥村公延]]、[[丹古母鬼馬二]]、[[三谷昇]]、[[草薙良一]]、[[高樹陽子]]、[[辰馬伸]]、[[岩城力也]]、[[あき竹城]](三丁目交番の巡査)、[[つまみ枝豆]](同)、[[渡辺徹 (俳優)|渡辺徹]]([[警視庁]][[捜査一課]]の刑事)、[[内村光良]]([[ウッチャンナンチャン]])(記者役)
;岡崎健二警部:[[林泰文]]
:最終回スペシャルで主任官として捜査本部を率いた、警視庁捜査一課の刑事。キャリア組。“組織のルール厳守”を金科玉条に掲げるが、そのルール故に警視庁上層部からの政治的圧力に屈せざるを得なくなり、横溝署長からも「安浦にそのようなルールは通用しない。ここのルールは“真実を明らかにせよ”の一つだけだ」と諭される。


== 放送データ ==
== 放送データ ==
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== 主な登場人物 ==
=== 山手中央警察署 ===
==== 全シリーズ出演 ====
;安浦吉之助 [[巡査部長]](特任):[[藤田まこと]]
:山手中央署の名物刑事。試験に拠らず事件解決の功で昇進している万年ヒラである(部長刑事だが主任ポストではない)。設定は{{和暦|1949}}9月生まれ(第17シリーズより、5月23日生まれという説もある)。東京出身で父親は大工、[[東京大空襲]]のころには七歳で、自宅をその空襲(東京には1944年から1945年にかけて数度の空襲があったが、設定上のものがどれであったかは不明)で焼かれたが、その直前に千葉に疎開したと自ら語ったことがある(第2シリーズ、21話より。それによれば1940年より以前の生まれということになる)。川辺課長、横溝署長からは'''「やっさん」'''と呼ばれている。競馬と酒と美人が好きな典型的なオジサン。[[ワイシャツ]]に地味めのスーツ(灰色である場合が多い)、なおかつノーネクタイというのが通常のスタイル(たまに冠婚葬祭がらみでネクタイをする場合もある)。いつも競馬新聞片手に出勤、彼のデスクはその競馬新聞やらパチンコの玉やらで埋め尽くされている。容疑者に気を使うあまり見逃そうとしたり重大なことを報告しないなどの癖もあり、それらが事件の捜査の進展を遅らせる原因として問題視されている。また、普段は温厚な人柄だが怒らせると相当怖い性格であり(過去に本気で安浦を怒らせた経験のあるやくざ者がもう二度と御免だ、と恐怖するほどである)、初期の頃は取調室で容疑者に暴行して相手を自白に追い込むといった[[西部警察]]に多く見られた尋問も行なっていた。その深い洞察力で、真犯人は川辺課長の指摘する第一容疑者ではないと真相を見抜く事も度々。娘が2人いるが血のつながりは無い(それぞれの項で後述)。高級バー「さくら」には毎日のように通い、「3ヶ月9万円」という格安な飲食代を支払っている(第2シリーズより)。何かしらの事件解決後は、ほぼ毎回行っている。長い間、世田谷線のとある駅近くの家に住んでいた。その家屋は、他の数々のドラマでも外観(生け垣、門、玄関回り)がロケ地として使われており、ときおり画面で見ることができる。その後諸事情で引っ越し、現在の家は世田谷区[[赤堤]]六丁目(帰宅時に電柱の[[住居表示]]が映る。なお赤堤に実在するのは五丁目までで、架空の町名)。2009年の最終回スペシャルでは、「さくら」のママ片桐由美にプロポーズ(安浦の母親の墓参り)した。また、長女のエリが妊娠し初孫が生まれることに。
;刑事課長・川辺精一 [[警部]]:[[島田順司]]
:最初期はまともだったが年月を経て、上司にはへつらい、部下にはガミガミと、典型的な中間管理職のイメージそのもののキャラクターに変貌。大変な恐妻家でもある。しかし、人情には厚い。その為ドラマの登場人物の中でも人気が高かった。眼鏡は後にかけ始めたもので、下にずれている事が多い。安浦刑事とはしばしば意見が合わないが、実は横溝署長同様に良き理解者でもある。毎回事件が起こると単純な推理を披露し、安浦刑事ら課の面々と方針が対立する。その際の安浦刑事の横溝への意見具申に「おいおい、やっさんやっさん!」と常に突っ込むが、刑事課の誰もが課長の言うことを聞かず、横溝署長も安浦刑事の肩を持つため、いつも結局は「署長の仰る通りで。……頼むよ、やっさん」となり、安浦刑事の推理が正しかった事に気付かされる。ヤクザに対しては毅然としているのも特徴の1つ。後期ではストレスが原因で胃薬をよく服用するようになる。また、酒を飲むと酔って、安浦刑事にからみ、泣き上戸の一面もある。
:最終回スペシャルでは、管理職でありながら捜査に出て、目撃者のネットカフェ難民を探し出すためにネットカフェの裏に何日も張り込んだり、また黒幕の国会議員と同級だったよしみから事情聴取を行なうなどの執念も見せている。
;田崎晴子 巡査:[[岡本麗]]
:「女安浦」の異名を持ち、安浦刑事の捜査活動を陰で支え続けている女性刑事。異性関係が希薄らしく、よくネタにされているが、ストーカー被害にあった事もある。安浦に気があった様で片桐由美をライバル視したりしたが良い女友だちとなった様だ。第8シリーズで他署に異動し、その後も何回かゲスト出演するが、第10シリーズ第1話で森村の後任婦警が辞職したため復帰した。その後、2005年の年末スペシャルで退職し、[[ホームヘルパー]]の認定を取得して現在は老人ホーム勤務。殉職した須藤刑事の息子、健太を養子として育てる事に専念する。
;署長・横溝重忠 [[警視正]]→[[警視]]<ref>制服が新制式に改められた際に“降格”。理由は不明。</ref>:[[梅宮辰夫]]
:最初期の頃は安浦をあまり快く思ってない性格だったが、のちに安浦刑事の一番の理解者というポジションにシフトする。板前としての腕も一流で、小料理屋での潜入捜査で華麗な包丁さばきを披露したこともあった(第3シリーズより)。趣味は釣りで、刑事ドラマの署長ポジションとしては珍しく、助言・後見役として毎回確実に出演している。

==== 複数シリーズ出演 ====
;里見大観巡査:[[ぼんちおさむ]](第1シリーズ-第16シリーズ(1988年-2003年)、第18シリーズ・スペシャル(2005年)、2007年スペシャル)
:関西出身。実家は仏教寺院であるためこのような名前に。自動車運転技能は刑事課では随一。初期では青ジャンパー+手袋というラフな服装が多く、言葉遣いも関西弁ではなく標準語だった。家族との時間を大切にしようと、警視庁捜査第一課への栄転話を蹴り退職。現在はタクシードライバーをしている。ちなみに苗字の里見は、本人の[[ザ・ぼんち]]における相方・[[里見まさと]]の姓を頂いたもの。
;新藤一巡査:[[木村一八]](第1シリーズ(1988年)、第10シリーズ(1997年)最終話)
:安浦のやり方には常に反抗的で、彼が報告しないことでも迷わず課長に報告するなど正義感は熱かったが、突然辞職(木村のタクシー運転手への暴行事件で[[現行犯逮捕]]された事による降板。本来は第2シリーズにも続けて出演するはずだった)、その後、友人の愛人を匿うためにイタリアへ渡り、その愛人と結婚をしてレストランを開くが、現地で[[カモッラ]]の構成員を殺害してしまう。元レギュラーが文字通り犯人になってしまうという刑事ドラマとしては異例のケースである。
;高木直:[[大場順]]<ref>第1シリーズ第9話の「十七歳 非行少女の叫び」に若頭役で出演している。</ref>
:第2シリーズから登場。[[機動隊]]出身で、事件の解決となるヒントを同僚の今井刑事と共に見つけてくる。凶悪犯と格闘する時は自ら先頭に立ち、取り押えやアクションシーンを行う。
;今井哲也:[[若林哲行]]
:第2シリーズから登場。高木刑事同様地味で目立たないが、地道にコツコツと捜査を続ける。酒癖が悪く、酔うと安浦刑事でも手がつけられなくなる。子沢山。
;浅野信一巡査:[[吉田栄作]](第2シリーズ(1989年))
;三田謙一郎巡査:[[深江卓次]](第3シリーズ - 第4シリーズ(1990年 - 1991年)、第11シリーズ(1998年)はゲストで登場)
:警察官だった父親を、職務中に襲撃される殉職で1975年に失い、事件を解決するために自分も刑事になった。第3シリーズ第17話「京都殺人風景の女 形見の拳銃」でその犯人を逮捕。
;中上剛巡査:[[西島秀俊]](第5シリーズ(1992年))
;肥田健一巡査部長:[[清水貴博]](第6シリーズ - 第7シリーズ(1993年 - 1994年))
:第7シリーズ最終回で警部補昇任試験に合格、係長として別の所轄へ栄転異動。
;山岡雄作巡査部長→警部補:[[城島茂]]([[TOKIO]])(第8シリーズ - 第11シリーズ(1995年 - 1998年)、スペシャル・第12シリーズ(1999年)、第16シリーズ第1話(2003年))
:1999年1月1日のスペシャルで警部補に昇任し、八丈島署へ係長として栄転する。その後、ユカと将来を誓い合うも、2003年に捜査で訪れていた東京の公園で捜査を妨害しようとする2人組の男に刺され、その2人に自ら手錠をかけた後、安浦刑事に見守られながら[[殉職]]した(2階級[[特進]]で警視)。
;森村玲子[[警部補]]:[[七瀬なつみ]]<ref>過去に犯人役としての出演もある。</ref>(第8シリーズ - 第10シリーズ(1995年 - 1997年))
:転勤した(のちに復帰)田崎の後任として山手中央警察署刑事課へ。警部補だが係長ポストではない(番組内では、階層は課長以下はフラットであり、捜査係と言った部署も存在しない)。第10シリーズの第1話で警視庁捜査第二課に。同シリーズの中盤ではゲストとして登場。
;野田秀幸巡査部長:[[ケイン・コスギ]](第12シリーズ - 第14シリーズ(1999年 - 2001年)、2002年スペシャル)
:交番から山手中央警察署刑事課へ配属。長らくニューヨーク在住だったため英語のほうが堪能で、武術を嗜んでいて体格が良い。2002年に捜査中の事案関係者の護衛中に淡路島で犯人側の暴力団員達に刺傷と銃撃を受け、安浦刑事に見守られながら殉職した(2階級特進で警部)。母親は刑事となった野田を誇りに思っており(作中には登場しない)、野田自身も母親思いの性格で、死に際に「お母さん」と呟いた。皆に可愛がられており、その死に対し刑事課の面々は怒りを爆発させた。
;五十嵐美和 巡査:[[森ほさち]](第16シリーズ - 2007年スペシャル(2003年-2007年))
:大阪府警から山手中央警察署刑事課へ(但し都道府県を跨る異動は警察庁警察官でない限りあり得ないので無理のある設定)。酒好きで、酔うと関西弁をまくしたてる。2007年の年末スペシャルで警視庁へ栄転する。
;林勇作巡査:[[賀集利樹]](第15シリーズ - 第16シリーズ(2002年 - 2003年)、2004年スペシャル、2007年スペシャル)
:渋谷区板上交番から山手中央警察署刑事課へ配属。2004年1月のスペシャルで命令違反を犯し、なおかつ重傷を負ったが、交番勤務からの再出発を決意し異動。2007年12月28日の20周年スペシャルでは東池袋署の刑事課に異動して再度刑事となっていた。
;三波健治警部補:[[加藤茶]]<ref>過去に愛妻弁当泥棒の窃盗犯役で出演している。</ref>(第14シリーズ - 第15シリーズ(2001年 - 2002年)、第16シリーズ(2003年)、2005年スペシャル)
:山手中央警察署鑑識課主任。安浦とはかつてコンビを組んでいた古馴染みで、同等で話せる人物。自ら希望して山手中央署に転勤。関与したある事件の責任を取って辞職し、現在は福祉の仕事をしている。2005年1月1日のスペシャルに再び出演した。
;須藤一彦警部:[[国広富之]]<ref>2003年6月11日(第16シリーズ)の「安浦刑事人質事件」の回では、犯人役を演じている。</ref>(第17シリーズ(2004年) - 第18シリーズ第1話(2005年))
:次代の捜査一課を担う人材と目されていたが、ある理由から警視庁捜査第一課より山手中央警察署刑事課へ配属された。最終シリーズ第1話で殉職した。死別していた妻との間に小学生の息子が1人いたが、彼の死後は田崎が引き取った。

==== 最終シリーズ以降のレギュラー ====
;真木大輔 [[巡査]]:[[村上信五]]([[関ジャニ∞]])(第17シリーズ-)
:林刑事の後任として赴任した。
;夏目修二 [[巡査長]]<!--交機ならばこうであってもおかしくない-->:[[植草克秀]]([[少年隊]])<ref>[[1988年]][[10月]]~[[1995年]][[3月]]まで同じ時間帯の『[[さすらい刑事旅情編]]』にもレギュラー出演していた。</ref>(第18シリーズ・スペシャル(2005年) - 2006年スペシャル)
:須藤刑事の後任として[[交通機動隊]]から山手中央署刑事課に新配属。元交機であることから[[暴走族]]とも顔見知りの間柄。2005年12月21日のスペシャルで、事件の際の所在が不明確だった事、状況証拠が全て不利だった事から関与を疑われ、否認のまま送検一歩手前まで行くが、安浦刑事らの捜査で嫌疑が晴れる。愛妻家として知られていたが、2006年の12月30日のスペシャルで大地という子供を庇い、妻と娘を残し殉職してしまう。大地の最後の言葉には“勇気だ!! 勇気!!”と教えた。
;小池瑤子:[[池上季実子]]<ref>過去に数回ゲスト出演の経験がある(第16シリーズ「1億円の悪女」など)。</ref>
:2005年の年末スペシャルで退職した田崎の後任として丸の内署から異動。
;原口淳平:[[町田慎吾]]
:2007年の年末スペシャルで登場した新人刑事。見た目は爽やかだが、一言多いのが玉に瑕。

=== その他の人々 ===
;安浦(結婚改姓で島崎)エリ:[[松岡由美]]
:安浦の長女で、安浦夫人の連れ子。父の出張捜査ではなぜかユカ共々必ず鉢合わせになる。運送会社に勤務していたが、後に自宅を一部改装し、子供服販売店を経営。のちにラーメン屋の店長である通称「ブーちゃん」こと島崎([[瀬戸陽一朗]])と結婚し、2009年の最終回スペシャルでは妊娠する。
;安浦ユカ:[[小川範子]]
:安浦の次女。第1シリーズでは中学生。その後高校、短大を経て福祉施設に勤務していたが、恋人で結婚目前だった山岡刑事の殉職をきっかけに警視庁の採用試験を受け合格、[[女性警察官]]となる(ここまでに至る過程を描くのに時間をかけすぎた点がシリーズ打ち切りの要因の一つともなっている)。卒業配属先は杉並北署地域課。2007年の年末スペシャルでは同署少年課、2009年の最終回スペシャルでは山手中央署少年課に異動。安浦の妻の連れ子ではなく、安浦が逮捕した犯人の娘を引き取り養女にした(第1シリーズの数話目にその回想シーンが登場。また、田崎刑事がこの事実を事件の容疑者に話す場面もあった)。
;片桐由美:[[眞野あずさ]]
:安浦刑事行きつけの高級バー「さくら」のママ。安浦の私生活での一番の理解者であり、安浦にとってかけがえの無い女性(初期では衣裳や髪型は統一されておらず、第1シリーズでは横溝とも関係があったが後に切れた模様)。安浦の要請でエリやユカの相談相手にもよくなっており、彼女らにも母親候補として認められている。必ず番組の最後の5分間、もしくは中盤の5分間に登場。シリーズを通して安浦とプロポーズまがいの言動をしたりしあったりしていたが、その都度はぐらかしたりはぐらかされたりしていた。2009年の最終回スペシャルで安浦刑事からプロポーズ(安浦の母親の墓参りへの同伴を申し込み)される。
;渡辺(バー『さくら』の店員):[[井田友和]]
;詩織(バー『さくら』の店員):[[藤田ひでみ]]
;坂上(里見)恵子:[[あめくみちこ]]
:タクシー会社・同盟交通のドライバー。 里見刑事が住んでいるアパート「サンコーポ」の外からドアに向かって左側に住んでいる。1998年、里見と結婚した。
;坂上(里見)佑介:[[大場俊輔]]
:坂上恵子の息子。
<!--
=== ゲスト ===
;森下大地-(2006年)
:摩衣子の息子。安浦刑事と夏目刑事を見た時は恥ずかしがる表情を見せるが、夏目刑事と一緒に居る時や犯人に人質にされている時に“勇気だ!! 勇気!!”と励まされる。夏目刑事が亡くなった後で彼の娘である純子に牛と触れ合う方法を教えた。
;夏目純子:[[工藤あかり]](2006年)
夏目刑事の子供。大地に牛と触れ合う方法を教えてもらい仲良くなる。
;須藤健太-(2005年)
殉職した須藤刑事の息子。父のような刑事を目指すとされている。-->

=== 劇場版ゲスト ===
;大沢和也:[[小西博之]]
:トラック運転手。豪快な性格でガサツ。暴走族に絡まれていたエリを助け一目惚れしてしまう。
:エリにアタックを続ける最中、妹が絡んだ殺人事件の容疑者にされてしまう。劇場版登場後、後のテレビシリーズに何回かゲスト出演した。
;水城警部:[[村井国夫]]
:[[キャリア組]]の係長。警察官の身嗜みには厳しく、特にその点において欠けている安浦を馬鹿にしている。検挙率は高いがそのほとんどは過去の捜査の経験に頼ったものであり、それゆえ暴力団組員の弟の死を彼にヤキいれられた交通違反の前科ある男の仕返しゆえの殺害と決めつけ、さらにはその妹やアリバイの証言者まで札付き呼ばわりするなど、刑事にしては非常に度量の狭い人間である。その独善ぶりな態度や非常に強引な取り調べから、田崎・浅野らから反発が出て、ついには署長に「警察官として根本から間違っている。」と忠告された。なお、水城は[[警部]]であるが、キャリア組なら殆どの場合は20代半ばで警部に昇進し、20代後半で[[警視]]、30代前半で[[警視正]]に、それぞれ自動昇進するため、演じる村井の容姿年齢からは、まず考えられない設定である。

=== その他 ===
: [[左とん平]]、[[池波志乃]]、[[花紀京]]、[[黒木永子]]、[[内藤剛志]]、[[保坂正紀]]、[[奥村公延]]、[[丹古母鬼馬二]]、[[三谷昇]]、[[草薙良一]]、[[高樹陽子]]、[[辰馬伸]]、[[岩城力也]]、[[あき竹城]](三丁目交番の巡査)、[[つまみ枝豆]](同)、[[渡辺徹 (俳優)|渡辺徹]]([[警視庁]][[捜査一課]]の刑事)、[[内村光良]]([[ウッチャンナンチャン]])(記者役)
;岡崎健二警部:[[林泰文]]
:最終回スペシャルで主任官として捜査本部を率いた、警視庁捜査一課の刑事。キャリア組。“組織のルール厳守”を金科玉条に掲げるが、そのルール故に警視庁上層部からの政治的圧力に屈せざるを得なくなり、横溝署長からも「安浦にそのようなルールは通用しない。ここのルールは“真実を明らかにせよ”の一つだけだ」と諭される。


== 主題歌 ==
== 主題歌 ==

2011年3月20日 (日) 12:36時点における版

はぐれ刑事純情派
ジャンル 刑事ドラマ
企画 白崎英介
脚本 石松愛弘、石原武龍、小木曾豊斗、宮川一郎、篠崎好、高久進、大塚孝典、洞沢美恵子、難波江由紀子、奥村俊雄
監督 吉川一義、鷹森立一、天野利彦、村川透、田中秀夫、岡屋龍一、道木広志、高畑隆史
出演者 藤田まこと
梅宮辰夫
岡本麗
島田順司
眞野あずさ
オープニング 作曲:甲斐正人
エンディング 主題歌参照
製作
プロデューサー 藤原英一、今木清志、関拓也(以上、テレビ朝日)、桑原秀郎、東一盛、伊藤彰将、島田薫(以上、東映)
制作 テレビ朝日
東映
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1988年4月6日 - 2009年12月26日
放送時間水曜 21:00 - 21:54
放送枠テレビ朝日水曜21時枠刑事ドラマ
放送分54分
回数全444
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はぐれ刑事純情派』(はぐれけいじ じゅんじょうは)は、東映が製作しテレビ朝日系列で放送していたテレビ刑事ドラマ。スペシャルを含め、全444話制作された。

本項では、1988年から2005年まで18年間、毎週水曜日の21:00 - 21:54(JST)に放送されていた連続テレビシリーズ版(及びテレビシリーズのスペシャル放送)、2005年のテレビシリーズ終了後、年1回ペースで制作し、2009年の年末まで放送したスペシャルドラマ版(2008年は未制作)、1989年にテレビシリーズをベースにして全国東映系で公開した映画版のほか、エピソードの一つを篠崎好がノベライズ化した小説版(はぐれ刑事純情派-贋作画殺人事件、勁文社刊)を解説する。

BS朝日、CSのテレ朝チャンネル、テレビ朝日系各局で再放映している。

概要

特捜最前線』の終了と同時に枠を移したテレビ朝日と東映による刑事ドラマ枠で放送されていた『大都会25時』『ベイシティ刑事』が低調であったため、藤田まことを主演として開始したのが本作である。開始当時は『あぶない刑事』などの「トレンディ刑事ドラマ」の隆盛期だったが、それと異なる作風で15.5%の平均視聴率を記録する。1年に半年という頻度でシリーズ化される。

内容は、出世の見込みがない警察官の溜まり場である山手中央警察署刑事課の「やっさん(安さん)」こと安浦刑事が、強い正義感と温かい心で、犯罪に苦しむ人達の事を常に考えながら捜査に当たっていく姿を描くものである。刑事ドラマで描かれる拳銃の携帯や発砲、格闘シーンがほとんどなく、概して「捜査を通じて、犯罪の裏にある人間の弱さ・愚かしさを的確に見抜く」様が描写される。

開始時のキャッチコピーは「刑事にも人情がある。犯人にも事情がある。」、映画版では「無情の都会(まち)のハートボイルド」。藤田演じる安浦刑事は、元国家公安委員長白川勝彦が、渋谷で違法不当な職務質問を受けた際、「これからの警察は「はぐれ刑事純情派」の藤田まこと(安浦刑事)のような警察官を育てて大事にしなければならないのに諸君らの行為は何事か」と関係者に説諭したほどの理想的警察官として描かれている。

レギュラーの出演者は、藤田まこと梅宮辰夫島田順司眞野あずさの4人で、若手の刑事は栄転によって変わる。新藤刑事がクリフハンガーで姿を消し、第2シリーズから浅野刑事に替わるほか、14年目以降は殉職が増え、若手以外のメンバーも去るようになる。シリーズの長期化により「登場人物が3シリーズごとにひとつ歳をとる」とする設定となる。

主題歌を歌ったのは、シリーズ一貫して堀内孝雄。堀内自身もレギュラーシリーズのいずれかの回(劇場版も含む)に必ず一度出演しており、多くは出張捜査に出た安浦刑事を支援する地元所轄の刑事役だが、1度だけ本筋とは関係ない傷害致死事件の犯人役を演じた。

第8シリーズまでフィルム作品で、1話ごとにVTRとフィルム2種類の完パケが存在し、前者は本放送、後者は再放送で使われる。第9シリーズ以降はVTR作品で、2005年末スペシャルドラマ版以降はハイビジョン収録。

沿革

レギュラー放送時代
1988年からレギュラーのドラマとしてスタートした。番組開始当初は『非情のライセンス』を彷彿とさせる作風で(事件も某国による拉致事件など非常に取り上げづらいテーマが多かった)、安浦刑事のキャラクターもドライだった。人情ゆえの安浦の行動が署内で問題視されたり、家庭内のいざこざや由美とのドラマがあったりと主役サイドにもそれなりの見せ場はあった。
水曜9時の枠で半年ごと、末期は3か月ごとに『さすらい刑事旅情編』『はみだし刑事情熱系』など他の刑事ドラマシリーズと交替で放送された。また初回・最終回(やその付近)および新春には必ずスペシャル版が放送された。スペシャル版では地方ロケメインの話が多いが、後期になると若手刑事の殉職などが通例のイベントとして取り上げられる事が多かった。
また、前後編形式のエピソードが末期にしかない。
シリーズ終了
放送開始から18年、毎年新シリーズを放送してきたが、2005年4月から6月までの第18シリーズをもってレギュラーシリーズは終了した。「安浦刑事演じる藤田まことが70歳を超え、60歳未満である現職警察官を演じることへの限界と、娘役松岡由美と小川範子が2人共30歳を超えているにもかかわらず、父親と同居中というシチュエーションに限界が来た」というのが理由。第18シリーズまでの放映はスペシャル版も含めて全440回(通常版400回、スペシャル40回)。
シリーズ終了後
テレビシリーズ終了後は、毎年末にスペシャル版が放送されていた(入れ替わりに同局の人気刑事ドラマ『相棒』のスペシャル版を年始に放送、2005年放送のスペシャルからはハイビジョン収録となった)が、2009年のスペシャルを以って完結となった(安浦が定年となるエピソードは制作されない)。またこのスペシャルを最後に、第一作から制作に携わっていた桑原秀郎が東映を退社している。
最終回そして
藤田死去に伴い(2010年2月17日死去)、追悼番組として2010年2月20日に、テレビ朝日では「帰ってきた安浦刑事!命を懸けた大捜査!!」を、BS朝日では「帰ってきた安浦刑事!そして…さようなら田崎刑事!」を特別放送した。また、翌日の21日には、最終回スペシャル「さよなら安浦刑事!命を懸けた最後の大捜査!!」を日曜洋画劇場特別企画として、『交渉人』から差し替えて放送した(交渉人は翌週放送)。

視聴率は関東で15.8%、関西で20.5%を記録した。 ドラマ内での継母を母と認められない男(佐藤アツヒロ演じる北原)に対する説得は、自らの体験を反映させたアドリブであったことが、最終回の監督、岡屋龍一によって明らかにされた。

主な登場人物

山手中央警察署

全シリーズ出演

安浦吉之助 巡査部長(特任):藤田まこと
山手中央署の名物刑事。試験に拠らず事件解決の功で昇進している万年ヒラである(部長刑事だが主任ポストではない)。設定は1949年(昭和24年)9月生まれ(第17シリーズより、5月23日生まれという説もある)。東京出身で父親は大工、東京大空襲のころには七歳で、自宅をその空襲(東京には1944年から1945年にかけて数度の空襲があったが、設定上のものがどれであったかは不明)で焼かれたが、その直前に千葉に疎開したと自ら語ったことがある(第2シリーズ、21話より。それによれば1940年より以前の生まれということになる)。川辺課長、横溝署長からは「やっさん」と呼ばれている。競馬と酒と美人が好きな典型的なオジサン。ワイシャツに地味めのスーツ(灰色である場合が多い)、なおかつノーネクタイというのが通常のスタイル(たまに冠婚葬祭がらみでネクタイをする場合もある)。いつも競馬新聞片手に出勤、彼のデスクはその競馬新聞やらパチンコの玉やらで埋め尽くされている。容疑者に気を使うあまり見逃そうとしたり重大なことを報告しないなどの癖もあり、それらが事件の捜査の進展を遅らせる原因として問題視されている。また、普段は温厚な人柄だが怒らせると相当怖い性格であり(過去に本気で安浦を怒らせた経験のあるやくざ者がもう二度と御免だ、と恐怖するほどである)、初期の頃は取調室で容疑者に暴行して相手を自白に追い込むといった西部警察に多く見られた尋問も行なっていた。その深い洞察力で、真犯人は川辺課長の指摘する第一容疑者ではないと真相を見抜く事も度々。娘が2人いるが血のつながりは無い(それぞれの項で後述)。高級バー「さくら」には毎日のように通い、「3ヶ月9万円」という格安な飲食代を支払っている(第2シリーズより)。何かしらの事件解決後は、ほぼ毎回行っている。長い間、世田谷線のとある駅近くの家に住んでいた。その家屋は、他の数々のドラマでも外観(生け垣、門、玄関回り)がロケ地として使われており、ときおり画面で見ることができる。その後諸事情で引っ越し、現在の家は世田谷区赤堤六丁目(帰宅時に電柱の住居表示が映る。なお赤堤に実在するのは五丁目までで、架空の町名)。2009年の最終回スペシャルでは、「さくら」のママ片桐由美にプロポーズ(安浦の母親の墓参り)した。また、長女のエリが妊娠し初孫が生まれることに。
刑事課長・川辺精一 警部島田順司
最初期はまともだったが年月を経て、上司にはへつらい、部下にはガミガミと、典型的な中間管理職のイメージそのもののキャラクターに変貌。大変な恐妻家でもある。しかし、人情には厚い。その為ドラマの登場人物の中でも人気が高かった。眼鏡は後にかけ始めたもので、下にずれている事が多い。安浦刑事とはしばしば意見が合わないが、実は横溝署長同様に良き理解者でもある。毎回事件が起こると単純な推理を披露し、安浦刑事ら課の面々と方針が対立する。その際の安浦刑事の横溝への意見具申に「おいおい、やっさんやっさん!」と常に突っ込むが、刑事課の誰もが課長の言うことを聞かず、横溝署長も安浦刑事の肩を持つため、いつも結局は「署長の仰る通りで。……頼むよ、やっさん」となり、安浦刑事の推理が正しかった事に気付かされる。ヤクザに対しては毅然としているのも特徴の1つ。後期ではストレスが原因で胃薬をよく服用するようになる。また、酒を飲むと酔って、安浦刑事にからみ、泣き上戸の一面もある。
最終回スペシャルでは、管理職でありながら捜査に出て、目撃者のネットカフェ難民を探し出すためにネットカフェの裏に何日も張り込んだり、また黒幕の国会議員と同級だったよしみから事情聴取を行なうなどの執念も見せている。
田崎晴子 巡査:岡本麗
「女安浦」の異名を持ち、安浦刑事の捜査活動を陰で支え続けている女性刑事。異性関係が希薄らしく、よくネタにされているが、ストーカー被害にあった事もある。安浦に気があった様で片桐由美をライバル視したりしたが良い女友だちとなった様だ。第8シリーズで他署に異動し、その後も何回かゲスト出演するが、第10シリーズ第1話で森村の後任婦警が辞職したため復帰した。その後、2005年の年末スペシャルで退職し、ホームヘルパーの認定を取得して現在は老人ホーム勤務。殉職した須藤刑事の息子、健太を養子として育てる事に専念する。
署長・横溝重忠 警視正警視[1]梅宮辰夫
最初期の頃は安浦をあまり快く思ってない性格だったが、のちに安浦刑事の一番の理解者というポジションにシフトする。板前としての腕も一流で、小料理屋での潜入捜査で華麗な包丁さばきを披露したこともあった(第3シリーズより)。趣味は釣りで、刑事ドラマの署長ポジションとしては珍しく、助言・後見役として毎回確実に出演している。

複数シリーズ出演

里見大観巡査:ぼんちおさむ(第1シリーズ-第16シリーズ(1988年-2003年)、第18シリーズ・スペシャル(2005年)、2007年スペシャル)
関西出身。実家は仏教寺院であるためこのような名前に。自動車運転技能は刑事課では随一。初期では青ジャンパー+手袋というラフな服装が多く、言葉遣いも関西弁ではなく標準語だった。家族との時間を大切にしようと、警視庁捜査第一課への栄転話を蹴り退職。現在はタクシードライバーをしている。ちなみに苗字の里見は、本人のザ・ぼんちにおける相方・里見まさとの姓を頂いたもの。
新藤一巡査:木村一八(第1シリーズ(1988年)、第10シリーズ(1997年)最終話)
安浦のやり方には常に反抗的で、彼が報告しないことでも迷わず課長に報告するなど正義感は熱かったが、突然辞職(木村のタクシー運転手への暴行事件で現行犯逮捕された事による降板。本来は第2シリーズにも続けて出演するはずだった)、その後、友人の愛人を匿うためにイタリアへ渡り、その愛人と結婚をしてレストランを開くが、現地でカモッラの構成員を殺害してしまう。元レギュラーが文字通り犯人になってしまうという刑事ドラマとしては異例のケースである。
高木直:大場順[2]
第2シリーズから登場。機動隊出身で、事件の解決となるヒントを同僚の今井刑事と共に見つけてくる。凶悪犯と格闘する時は自ら先頭に立ち、取り押えやアクションシーンを行う。
今井哲也:若林哲行
第2シリーズから登場。高木刑事同様地味で目立たないが、地道にコツコツと捜査を続ける。酒癖が悪く、酔うと安浦刑事でも手がつけられなくなる。子沢山。
浅野信一巡査:吉田栄作(第2シリーズ(1989年))
三田謙一郎巡査:深江卓次(第3シリーズ - 第4シリーズ(1990年 - 1991年)、第11シリーズ(1998年)はゲストで登場)
警察官だった父親を、職務中に襲撃される殉職で1975年に失い、事件を解決するために自分も刑事になった。第3シリーズ第17話「京都殺人風景の女 形見の拳銃」でその犯人を逮捕。
中上剛巡査:西島秀俊(第5シリーズ(1992年))
肥田健一巡査部長:清水貴博(第6シリーズ - 第7シリーズ(1993年 - 1994年))
第7シリーズ最終回で警部補昇任試験に合格、係長として別の所轄へ栄転異動。
山岡雄作巡査部長→警部補:城島茂TOKIO)(第8シリーズ - 第11シリーズ(1995年 - 1998年)、スペシャル・第12シリーズ(1999年)、第16シリーズ第1話(2003年))
1999年1月1日のスペシャルで警部補に昇任し、八丈島署へ係長として栄転する。その後、ユカと将来を誓い合うも、2003年に捜査で訪れていた東京の公園で捜査を妨害しようとする2人組の男に刺され、その2人に自ら手錠をかけた後、安浦刑事に見守られながら殉職した(2階級特進で警視)。
森村玲子警部補七瀬なつみ[3](第8シリーズ - 第10シリーズ(1995年 - 1997年))
転勤した(のちに復帰)田崎の後任として山手中央警察署刑事課へ。警部補だが係長ポストではない(番組内では、階層は課長以下はフラットであり、捜査係と言った部署も存在しない)。第10シリーズの第1話で警視庁捜査第二課に。同シリーズの中盤ではゲストとして登場。
野田秀幸巡査部長:ケイン・コスギ(第12シリーズ - 第14シリーズ(1999年 - 2001年)、2002年スペシャル)
交番から山手中央警察署刑事課へ配属。長らくニューヨーク在住だったため英語のほうが堪能で、武術を嗜んでいて体格が良い。2002年に捜査中の事案関係者の護衛中に淡路島で犯人側の暴力団員達に刺傷と銃撃を受け、安浦刑事に見守られながら殉職した(2階級特進で警部)。母親は刑事となった野田を誇りに思っており(作中には登場しない)、野田自身も母親思いの性格で、死に際に「お母さん」と呟いた。皆に可愛がられており、その死に対し刑事課の面々は怒りを爆発させた。
五十嵐美和 巡査:森ほさち(第16シリーズ - 2007年スペシャル(2003年-2007年))
大阪府警から山手中央警察署刑事課へ(但し都道府県を跨る異動は警察庁警察官でない限りあり得ないので無理のある設定)。酒好きで、酔うと関西弁をまくしたてる。2007年の年末スペシャルで警視庁へ栄転する。
林勇作巡査:賀集利樹(第15シリーズ - 第16シリーズ(2002年 - 2003年)、2004年スペシャル、2007年スペシャル)
渋谷区板上交番から山手中央警察署刑事課へ配属。2004年1月のスペシャルで命令違反を犯し、なおかつ重傷を負ったが、交番勤務からの再出発を決意し異動。2007年12月28日の20周年スペシャルでは東池袋署の刑事課に異動して再度刑事となっていた。
三波健治警部補:加藤茶[4](第14シリーズ - 第15シリーズ(2001年 - 2002年)、第16シリーズ(2003年)、2005年スペシャル)
山手中央警察署鑑識課主任。安浦とはかつてコンビを組んでいた古馴染みで、同等で話せる人物。自ら希望して山手中央署に転勤。関与したある事件の責任を取って辞職し、現在は福祉の仕事をしている。2005年1月1日のスペシャルに再び出演した。
須藤一彦警部:国広富之[5](第17シリーズ(2004年) - 第18シリーズ第1話(2005年))
次代の捜査一課を担う人材と目されていたが、ある理由から警視庁捜査第一課より山手中央警察署刑事課へ配属された。最終シリーズ第1話で殉職した。死別していた妻との間に小学生の息子が1人いたが、彼の死後は田崎が引き取った。

最終シリーズ以降のレギュラー

真木大輔 巡査村上信五関ジャニ∞)(第17シリーズ-)
林刑事の後任として赴任した。
夏目修二 巡査長植草克秀少年隊[6](第18シリーズ・スペシャル(2005年) - 2006年スペシャル)
須藤刑事の後任として交通機動隊から山手中央署刑事課に新配属。元交機であることから暴走族とも顔見知りの間柄。2005年12月21日のスペシャルで、事件の際の所在が不明確だった事、状況証拠が全て不利だった事から関与を疑われ、否認のまま送検一歩手前まで行くが、安浦刑事らの捜査で嫌疑が晴れる。愛妻家として知られていたが、2006年の12月30日のスペシャルで大地という子供を庇い、妻と娘を残し殉職してしまう。大地の最後の言葉には“勇気だ!! 勇気!!”と教えた。
小池瑤子:池上季実子[7]
2005年の年末スペシャルで退職した田崎の後任として丸の内署から異動。
原口淳平:町田慎吾
2007年の年末スペシャルで登場した新人刑事。見た目は爽やかだが、一言多いのが玉に瑕。

その他の人々

安浦(結婚改姓で島崎)エリ:松岡由美
安浦の長女で、安浦夫人の連れ子。父の出張捜査ではなぜかユカ共々必ず鉢合わせになる。運送会社に勤務していたが、後に自宅を一部改装し、子供服販売店を経営。のちにラーメン屋の店長である通称「ブーちゃん」こと島崎(瀬戸陽一朗)と結婚し、2009年の最終回スペシャルでは妊娠する。
安浦ユカ:小川範子
安浦の次女。第1シリーズでは中学生。その後高校、短大を経て福祉施設に勤務していたが、恋人で結婚目前だった山岡刑事の殉職をきっかけに警視庁の採用試験を受け合格、女性警察官となる(ここまでに至る過程を描くのに時間をかけすぎた点がシリーズ打ち切りの要因の一つともなっている)。卒業配属先は杉並北署地域課。2007年の年末スペシャルでは同署少年課、2009年の最終回スペシャルでは山手中央署少年課に異動。安浦の妻の連れ子ではなく、安浦が逮捕した犯人の娘を引き取り養女にした(第1シリーズの数話目にその回想シーンが登場。また、田崎刑事がこの事実を事件の容疑者に話す場面もあった)。
片桐由美:眞野あずさ
安浦刑事行きつけの高級バー「さくら」のママ。安浦の私生活での一番の理解者であり、安浦にとってかけがえの無い女性(初期では衣裳や髪型は統一されておらず、第1シリーズでは横溝とも関係があったが後に切れた模様)。安浦の要請でエリやユカの相談相手にもよくなっており、彼女らにも母親候補として認められている。必ず番組の最後の5分間、もしくは中盤の5分間に登場。シリーズを通して安浦とプロポーズまがいの言動をしたりしあったりしていたが、その都度はぐらかしたりはぐらかされたりしていた。2009年の最終回スペシャルで安浦刑事からプロポーズ(安浦の母親の墓参りへの同伴を申し込み)される。
渡辺(バー『さくら』の店員):井田友和
詩織(バー『さくら』の店員):藤田ひでみ
坂上(里見)恵子:あめくみちこ
タクシー会社・同盟交通のドライバー。 里見刑事が住んでいるアパート「サンコーポ」の外からドアに向かって左側に住んでいる。1998年、里見と結婚した。
坂上(里見)佑介:大場俊輔
坂上恵子の息子。

劇場版ゲスト

大沢和也:小西博之
トラック運転手。豪快な性格でガサツ。暴走族に絡まれていたエリを助け一目惚れしてしまう。
エリにアタックを続ける最中、妹が絡んだ殺人事件の容疑者にされてしまう。劇場版登場後、後のテレビシリーズに何回かゲスト出演した。
水城警部:村井国夫
キャリア組の係長。警察官の身嗜みには厳しく、特にその点において欠けている安浦を馬鹿にしている。検挙率は高いがそのほとんどは過去の捜査の経験に頼ったものであり、それゆえ暴力団組員の弟の死を彼にヤキいれられた交通違反の前科ある男の仕返しゆえの殺害と決めつけ、さらにはその妹やアリバイの証言者まで札付き呼ばわりするなど、刑事にしては非常に度量の狭い人間である。その独善ぶりな態度や非常に強引な取り調べから、田崎・浅野らから反発が出て、ついには署長に「警察官として根本から間違っている。」と忠告された。なお、水城は警部であるが、キャリア組なら殆どの場合は20代半ばで警部に昇進し、20代後半で警視、30代前半で警視正に、それぞれ自動昇進するため、演じる村井の容姿年齢からは、まず考えられない設定である。

その他

左とん平池波志乃花紀京黒木永子内藤剛志保坂正紀奥村公延丹古母鬼馬二三谷昇草薙良一高樹陽子辰馬伸岩城力也あき竹城(三丁目交番の巡査)、つまみ枝豆(同)、渡辺徹警視庁捜査一課の刑事)、内村光良ウッチャンナンチャン)(記者役)
岡崎健二警部:林泰文
最終回スペシャルで主任官として捜査本部を率いた、警視庁捜査一課の刑事。キャリア組。“組織のルール厳守”を金科玉条に掲げるが、そのルール故に警視庁上層部からの政治的圧力に屈せざるを得なくなり、横溝署長からも「安浦にそのようなルールは通用しない。ここのルールは“真実を明らかにせよ”の一つだけだ」と諭される。

放送データ

第17・ファイナルシリーズ以外は2クール放送。放送は基本的に第16シリーズまでは4月開始、9月終了となっている。1クール放送だった第17シリーズは7月開始、9月終了。ファイナルシリーズは4月開始、6月終了となっている。

  • 第1シリーズ:1988年4月6日 - 1988年9月21日 全25回 平均視聴率15.5%
  • 第2シリーズ:1989年4月5日 - 1989年10月4日 全26回(SP:#1,26) 平均視聴率16.4%
    • 1989年11月18日に、このシリーズを基盤とした劇場版を公開(105分)
  • 第3シリーズ:1990年4月4日 - 1990年9月19日 全25回(SP:#1) 平均視聴率18.2%
    • 1990年9月26日20時 - 劇場版を放映
  • 第4シリーズ:1991年3月27日 - 1991年10月9日 全27回(SP:#1,27) 平均視聴率18.1%
  • 第5シリーズ:1992年4月8日 - 1992年9月23日 全25回(SP:#1) 平均視聴率20.9%
    • 1992年12月30日(水)21時 - 22時48分にスペシャルを放映(本来は今シリーズ最終回として10月7日に放映予定だったが延期したもの)視聴率17.0%
  • 第6シリーズ:1993年4月7日 - 1993年10月6日 全27回(SP:#1) 平均視聴率18.1%
  • 第7シリーズ:1994年4月6日 - 1994年9月21日 全25回(SP:#1) 平均視聴率16.9%
  • 第8シリーズ:1995年4月12日 - 1995年10月11日 全25回(SP:#1,25) 平均視聴率15.3%
  • 第9シリーズ:1996年4月10日 - 1996年9月25日 全25回(SP:#1,25) 平均視聴率19.4%
    • 1996年12月30日20時から第1回をアンコール放映
  • 第10シリーズ:1997年4月2日 - 1997年10月1日 全26回(SP:#1,18,26) 平均視聴率20.1%
  • 第11シリーズ:1998年4月1日 - 1998年9月30日 全27回(SP:#1,2,26) 平均視聴率18.2%
    • 1999年1月1日(金)22時 - 23時54分にスペシャルを放映 視聴率13.4%
  • 第12シリーズ:1999年3月31日 - 1999年9月29日 全27回(SP:#1,27) 平均視聴率18.5%
    • 2000年1月1日(土)21時 - 23時24分にスペシャルを放映 視聴率13.3%
  • 第13シリーズ:2000年4月5日 - 2000年9月27日 全26回(SP:#1,25) 平均視聴率16.1%
    • 第15話は「放送300回スペシャル」と題された
    • 2001年1月3日(水)20時54分 - 23時9分にスペシャルを放映 視聴率16.9% 
  • 第14シリーズ:2001年4月4日 - 2001年9月26日 全24回(SP:#1,24) 平均視聴率14.3%
  • 第15シリーズ:2002年4月3日 - 2002年10月2日 全26回(SP:#1,26) 平均視聴率12.1%
    • 2003年1月1日(水)21時 - 23時24分にスペシャルを放映 視聴率16.0%
  • 第16シリーズ:2003年4月2日 - 2003年9月17日 全24回(SP:#1,24) 平均視聴率12.5%
    • 2004年1月1日(木)21時 - 23時24分にスペシャルを放映 視聴率14.3%
  • 第17シリーズ:2004年7月7日 - 2004年9月22日 全12回(SP:#7,12) 平均視聴率11.7%
    • このシリーズとファイナルが1クール放送。
    • 2005年1月1日(土)21時 - 23時24分にスペシャルを放映 視聴率11.6%
  • ファイナル:2005年4月20日 - 2005年6月29日 全10回(SP:#1,10) 平均視聴率13.0%
    • 最終話は「はぐれ刑事純情派最終回スペシャル」として放送。
  • 2005年12月21日(水) - 「帰ってきた安浦刑事!そして…さようなら田崎刑事!」 視聴率17.5%
  • 2006年12月30日(土) - 「帰ってきた安浦刑事!殉職…さらば夏目刑事!!」 視聴率15.2%
  • 2007年12月28日(金) - 番組20周年記念スペシャル「帰ってきた安浦刑事!命を懸けた大捜査!!」 視聴率16.3%
  • 2009年12月26日(土) - 最終回スペシャル「さよなら安浦刑事!命を懸けた最後の大捜査!!」  視聴率17.3%
    • 2010年2月21日(日)21時 - 23時9分(日曜洋画劇場特別企画)藤田まこと追悼特別番組「さよなら安浦刑事!命を懸けた最後の大捜査!!」  視聴率15.8%

視聴率はいずれもビデオリサーチ関東地区調べ。

基本放送時間

  • 第1 - 12シリーズ:毎週水曜日21時 - 21時54分
  • 第13、14シリーズ:毎週水曜日20時54分 - 21時48分
  • 第15シリーズ以降:毎週水曜日21時 - 21時54分

第1シリーズ放送リスト

放送回 放送日 サブタイトル メインゲスト
第1話 1988年4月6日 密告者は美人靴みがき 松尾嘉代
第2話 1988年4月13日 伊豆湯けむり危険な密会 荻島真一
第3話 1988年4月20日 カフェバーで拾った女 綿引勝彦
第4話 1988年4月27日 ビデオ女優を探せ 杉浦幸
第5話 1988年5月4日 記憶を消された女 二宮さよ子
第6話 1988年5月11日 安浦刑事逮捕さる! 誠直也
第7話 1988年5月18日 産院から消えた赤ん坊 高林由紀子
第8話 1988年5月25日 赤い花が殺人を告発する 中島久之
第9話 1988年6月1日 十七歳非行少女の叫び 山本ゆかり
第10話 1988年6月8日 老人の夢をくう女 根上淳
第11話 1988年6月15日 子連れ未亡人の犯罪 三原じゅん子
第12話 1988年6月22日 噂におびえる女 萩尾みどり
第13話 1988年6月29日 女の中の悪魔 三林京子
第14話 1988年7月6日 女装で殺されたエリート 麻丘めぐみ
第15話 1988年7月13日 美人銀行員の完全犯罪 北原佐和子
第16話 1988年7月20日 女性歌手は殺人者? 甲斐智枝美
第17話 1988年7月27日 貸倉庫に眠る花嫁 蜷川有紀
第18話 1988年8月3日 悪徳刑事の妻 山口果林
第19話 1988年8月10日 戦後四十三年 戦争花嫁の秘 加藤治子
第20話 1988年8月17日 父親の愛に飢える娘たち 川津花
第21話 1988年8月24日 悪女に魅せられた男 山口美也子
第22話 1988年8月31日 複顔写真の男 亜湖
第23話 1988年9月7日 ニセ詩人の罪と罰 北村総一朗
第24話 1988年9月14日 嘘つき老女の証言 千石規子
第25話 1988年9月21日 みちのく仙台・父帰る! 寺田農

第2シリーズ放送リスト

放送回 放送日 サブタイトル メインゲスト
第1話 1989年4月5日 安浦刑事ハワイに出張す!初恋の女の完全犯罪 市原悦子
第2話 1989年4月12日 悲しき十五歳、春を売る女 赤座美代子
第3話 1989年4月19日 マンションの鍵を模造した男 西田健
第4話 1989年4月26日 狙われた幼女 左とん平
第5話 1989年5月3日 安浦刑事老警察犬を特訓す 桑田和美
第6話 1989年5月10日 老いらくの恋殺人事件 宝生あやこ
第7話 1989年5月17日 過剰防衛の女 田村高廣
第8話 1989年5月24日 能登の人妻から来た手紙 峰岸徹
第9話 1989年5月31日 父を見殺しにされた娘 三原じゅん子
第10話 1989年6月6日 古都金沢・時効四日前の女 島村佳江
第11話 1989年6月13日 花嫁が消えた!? 北詰友樹
第12話 1989年6月21日 元婦人警察官の犯罪!? 金沢碧
第13話 1989年6月28日 小さな目撃者 白都真理
第14話 1989年7月5日 臓器を売る女 成瀬正孝
第15話 1989年7月12日 父を売った娘 川津花
第16話 1989年7月19日 身代わりに死んだ女 岩本多代
第17話 1989年7月26日 万引きをする美女 芦川よしみ
第18話 1989年8月2日 殉職刑事の息子 三上真一郎
第19話 1989年8月9日 レイプを告発した女! 清水章吾
第20話 1989年8月16日 罠に落ちた美人弁護士 麻丘めぐみ
第21話 1989年8月23日 過去を盗んだ男 織本順吉
第22話 1989年8月30日 淋しい女の殺意 岡本舞
第23話 1989年9月6日 白球の悲劇・殺意を招く美少女 堀内孝雄
第24話 1989年9月13日 夜を歩く女 川俣しのぶ
第25話 1989年9月20日 二つの顔を持つ人妻 汀夏子
第26話 1989年10月4日 金庫番の女 かたせ梨乃

第3シリーズ放送リスト

放送回 放送日 サブタイトル メインゲスト
第1話 1990年4月4日 西オーストラリアに暗躍する謎の女危うし!安浦刑事一家 山口果林
第2話 1990年4月11日 大阪悲歌・パチスロの女 富士眞奈美
第3話 1990年4月18日 セクハラに泣いたストリッパー 宮下順子
第4話 1990年4月25日 密室で撲殺された美女 花紀京
第5話 1990年5月2日 通り魔に襲われた主婦 清水貴臣
第6話 1990年5月9日 ネコババをきめた女たち 沖田さとし
第7話 1990年5月16日 ソープランドから拉致された安浦刑事 峰岸徹
第8話 1990年5月23日 囮捜査!?受刑者の愛人 内藤剛志
第9話 1990年5月30日 パソコン通信で殺されたOL アパッチけん
第10話 1990年6月6日 張り込み・覗かれた人妻 蜷川有紀
第11話 1990年6月13日 安浦刑事に捧げるラブソング 森田恵
第12話 1990年6月20日 レイプえん罪事件・すり替わった焼死体 新田昌玄
第13話 1990年6月27日 危険な宅配便・疑惑の目撃者 荒井注
第14話 1990年7月4日 友達が殺人!?疑われた女刑事 七瀬なつみ
第15話 1990年7月11日 十字架は知っていた!仮出所の女 石倭裕子
第16話 199年7月18日 必死の逃亡者・子供を捨てた女 音無真喜子
第17話 1990年7月25日 京都殺人風景の女・形見の拳銃 北原佐和子
第18話 1990年8月1日 黒いロープの殺意!赤ん坊を拾った男 樋口隆則
第19話 1990年8月8日 結婚を餌にした女 池波志乃
第20話 1990年8月15日 裏切られた美談・亡き娘に捧げる挽歌 富永ユキ
第21話 1990年8月22日 証言を翻した女・盗まれた旧紙幣 野村昭子
第22話 1990年8月29日 偽装心中・ババを掴んだ女 川島なお美
第23話 1990年9月5日 転落した人妻・予備校ララバイ 下塚誠
第24話 1990年9月12日 女装した刑事・母親になった男!? 佐藤仁哉
第25話 1990年9月19日 南房総恋唄綴り・安浦刑事の初仲人 生田智子

第4シリーズ放送リスト

放送回 放送日 サブタイトル メインゲスト
第1話 1991年3月27日 帰ってきた娘の婚約者安浦刑事の旧友が殺人!? 米倉斉加年
第2話 1991年4月10日 夫を警察に売った人妻 鮎川いずみ
第3話 1991年4月17日 豆腐を万引きした男!? 河原崎長一郎
第4話 1991年4月24日 馬券を買う人妻 結城しのぶ
第5話 1991年5月1日 出所した女・赤い糸の犯罪 洞口依子
第6話 1991年5月8日 白い肌の犯罪・ミツグ君の逆襲! 香川照之
第7話 1991年5月15日 通り魔!?狙われた赤いコートの女 阿部祐二
第8話 1991年5月22日 痴漢に間違えられた安浦刑事 北村総一朗
第9話 1991年5月29日 整形美容・人妻の復讐 森次晃嗣
第10話 1991年6月5日 記憶を失った女・宝くじ殺人事件 麻丘めぐみ
第11話 1991年6月12日 母の涙”浜千鳥”を歌う女 小倉一郎
第12話 1991年6月19日 新幹線で通う男 昼食難民殺人事件 大出俊
第13話 1991年6月26日 偽りのモンタージュ 美人ハナコ族の犯罪 若山幸子
第14話 1991年7月3日 過労死の悲劇・安浦刑事も疲れ気味? 中丸新将
第15話 1991年7月10日 恐怖の電話 預金を盗まれた主婦 島かおり
第16話 1991年7月17日 レイプ未遂!正当防衛で捕まった女
第17話 1991年7月24日 湯煙り北陸奥路・安浦刑事の婚前旅行!? 南田洋子
第18話 1991年7月31日 密室の犯罪・美しき女医の診察室
第19話 1991年8月7日 能登、疑惑の指紋・女で二度しくじった男 花紀京
第20話 1991年8月14日 覗かれた犯罪!消えた身代金 野村昭子
第21話 1991年8月21日 潜入捜査!ホストになった安浦刑事 新井康弘
第22話 1991年8月28日 謎の匿名電話・子供をいじめる女!?
第23話 1991年9月4日 娘を失った父・疑惑の不在証明! 西沢利明
第24話 1991年9月11日 女検事の恋・ラブホテルで殺された少年 沖直美
第25話 1991年9月18日 すり替わった殺人・女実業家の陰謀 馬淵晴子
第26話 1991年9月25日 連続レイプ魔!盗み撮りされた婦人警官 清水ひとみ
第27話 1991年10月9日 安浦刑事ドイツに出張す東京~ベルリン贋作名画殺人ルート 田村高廣

第5シリーズ放送リスト

放送回 放送日 サブタイトル メインゲスト
第1話 1992年4月8日 沖縄~宮古島、青い珊瑚礁の誘惑!企業舎弟に狙われた女 小西博之
第2話 1992年4月15日 殺人を占った女・ハイヒールの犯罪!? 塩沢とき
第3話 1992年4月22日 自己破産を望んだ女・カードの誘惑! 川上麻衣子
第4話 1992年4月29日 偽装結婚!?流れ弾を浴びた女 真行寺君枝
第5話 1992年5月6日 危険な愛情・父親を刺した女!? 夏目純子
第6話 1992年5月13日 弁当屋の女・猿が暴いた密室の謎?
第7話 1992年5月20日 虚栄の果て・山の手夫人の完全犯罪!? 一柳みる
第8話 1992年5月27日 消された指紋・安浦家に来た家政婦 春川ますみ
第9話 1992年6月3日 郵送された香典!恩返しの殺人 本田博太郎
第10話 1992年6月10日 美人局!?結婚詐欺に泣いた男 水島涼太
第11話 1992年6月17日 殺意の女子社員寮・セクハラで辞めた男 花紀京
第12話 1992年6月24日 訪問看護婦・燃え尽き症候群の女 杉山とく子
第13話 1992年7月1日 万引き少女を庇った女流画家 本田理沙
第14話 1992年7月8日 怪しい心霊写真・虚言癖の女 藤田芳子
第15話 1992年7月15日 蝶の型の耳飾り・旅券を奪われた女 近藤洋介
第16話 1992年7月22日 死体なき殺人・裸足で逃げた女 河原崎長一郎
第17話 1992年7月29日 マンション入居騒動に巻き込まれた女 春風ひとみ
第18話 1992年8月5日 盗聴器を仕掛けた女・ガテンギャルの犯罪 左とん平
第19話 1992年8月12日 待っている女・死体から鳴る電話 萩尾みどり
第20話 1992年8月19日 過激なダイエット・盗撮された女子高生 桜井智
第21話 1992年8月26日 優しい殺人・花を活ける女
第22話 1992年9月2日 心のリサイクル・偽証する元婦人警官 清水ひとみ
第23話 1992年9月9日 盗まれた遺書・自分をなおせなかった男
第24話 1992年9月16日 百万円の殺意・消えた若妻 沖直美
第25話 1992年9月23日 仕事中毒症・カラオケボックスに通う女 余貴美子
第26話 1992年12月30日 ギリシャエーゲ海殺意の旅遺産相続をめぐる女の斗い 増田恵子

第6シリーズ放送リスト

放送回 放送日 サブタイトル メインゲスト
第1話 1993年4月7日 ハワイ女3人卒業旅行東京~ホノルル、産婦人科女医の犯罪!? 小西博之
第2話 1993年4月14日 美人コンテスト女王の犯罪!? 酒井法子
第3話 1993年4月21日 雨の夜の犯罪・囮にかかった女 橋本功
第4話 1993年4月28日 自己調査を頼んだ男・粗品がアリバイ!? 田村亮
第5話 1993年5月5日 アリバイの無い女・取り違えた名前 あいはら友子
第6話 1993年5月12日 親切ドロにあった女美容師 絵沢萌子
第7話 1993年5月19日 同僚を密告した女・パートで働く女たち 春風ひとみ
第8話 1993年5月26日 妻をもっと愛したい!犯罪を予知した女 下條アトム
第9話 1993年6月2日 コンビニ強盗・噂で強請られた女 高潮巴
第10話 1993年6月9日 勘当された娘・落語家に化けた刑事 梅野泰靖
第11話 1993年6月16日 死体の手に印鑑!マイホームを夢見た男 ベンガル
第12話 1993年6月23日 自転車泥棒の女・衝動殺人 一柳みる
第13話 1993年6月30日 保険金疑惑の蔭の女 石井富子
第14話 1993年7月7日 蘭の鉢植えを持つ女・見えない絆 杜けあき
第15話 1993年7月14日 怯える写真・夜の教室に立つ女 宮下順子
第16話 1993年7月21日 クレジット詐欺の女・父と娘 谷村昌彦
第17話 1993年7月27日 貢いで捨てられた女・殺意の重奏 三角八郎
第18話 1993年8月4日 整形美容の罪・美しくなりたい 片山真由美
第19話 1993年8月11日 女詐欺師を狙った男 河原さぶ
第20話 1993年8月18日 安浦刑事が仲人!掏摸からすった男 花紀京
第21話 1993年8月25日 転職を勧める女・若い愛人の罠 一色彩子
第22話 1993年9月1日 信州松本・故郷に帰れなかった女 山口美也子
第23話 1993年9月8日 懐メロコンテストに出た安浦刑事
第24話 1993年9月15日 刑事を誘拐した女・裏切られた夢 田山涼成
第25話 1993年9月22日 向日葵の髪飾りの女・指紋のない凶器 矢代朝子
第26話 1993年9月29日 バッチワークの女・血染めのブラウス 左時枝
第27話 1993年10月6日 殺すほど愛していない!教師の妻 久我陽子

第7シリーズ放送リスト

放送回 放送日 サブタイトル メインゲスト
第1話 1994年4月6日 安浦刑事の挑戦!黒い疑惑…それはお立ち台ギャルの謎の死から始まった 財津一郎
第2話 1994年4月13日 人が殺される!?霊感を利用された女 沢田亜矢子
第3話 1994年4月20日 お時間ありますか?駅に立つ女 大場久美子
第4話 1994年4月27日 母性の殺意!女刑事の怒りと悲しみ 春風ひとみ
第5話 1994年5月4日 カラオケ女医者、血痕のついた引き出物 左時枝
第6話 1994年5月11日 女カメラマンの秘密・携帯電話の盲点 白都真理
第7話 1994年5月18日 同窓会殺人事件 女がウソをつくとき あいはら友子
第8話 1994年5月25日 悲しい酒!女艶歌手の野望 中島ゆたか
第9話 1994年6月1日 幸せを売る女 靴跡の秘密! 宮下順子
第10話 1994年6月8日 凶器は鋏!ベッドを買った男 中本賢
第11話 1994年6月15日 死者が歩いている!変身願望の罠 渡辺典子
第12話 1994年6月22日 偽造金券の罠・逃げる妹の婚約者 阿藤海
第13話 1994年6月29日 血液型殺人事件・疑惑の男友達 根本りつ子
第14話 1994年7月6日 派手好きな女!ニセの呼び出し電話 茅島成美
第15話 1994年7月13日 偽刑事!万引きされた婚約指輪 石倉三郎
第16話 1994年7月20日 真夏の花嫁・街で拾った女!? 赤座美代子
第17話 1994年7月27日 美人サギ師!腐れ縁の女たち 田島令子
第18話 1994年8月3日 みちのく温泉郷・白い手袋の女 小林幸子
第19話 1994年8月11日 親切泥棒?若い女房を持つ男 左とん平
第20話 1994年8月17日 襲われたバスガイド・偽りの証言 北原佐和子
第21話 1994年8月24日 三行広告の女!電子手帖の記憶 ベンガル
第22話 1994年8月31日 ヤンママ殺人事件・残った万札 本田理沙
第23話 1994年9月7日 汚染した女子高生!?指紋の謎 丹波義隆
第24話 1994年9月14日 靴紐の謎 女新聞記者の執念 生田智子
第25話 1994年9月21日 狙われた美人OL・靴底のスパイス 堀内孝雄

第8シリーズ放送リスト

放送回 放送日 サブタイトル メインゲスト
第1話 1995年4月12日 香港ドリームが招く殺意!安浦刑事の危険な恋 ジュディ・オング
第2話 1995年4月19日 男の売春!安浦刑事の潜入捜査 西川峰子
第3話 1995年4月26日 通販を買う女・父に愛人が! 中山仁
第4話 1995年5月3日 不倫妻!帰宅拒否症の男 下條アトム
第5話 1995年5月10日 セクハラ部長の死!50%の殺意 杉田かおる
第6話 1995年5月17日 女刑事の秘密!謎の心中死体 比企理恵
第7話 1995年5月24日 娘に裏切られた男・路上の殺意 岡本信人
第8話 1995年5月31日 張り込み・お化け屋敷の女!? 吉川十和子
第9話 1995年6月7日 公園デビュー!?女たちの斗い 藤田佳子
第10話 1995年6月14日 母の復活!安浦刑事の新しい娘 中原果南
第11話 1995年6月21日 愛犬が暴く痴漢!?刑事の片思い 中島ゆたか
第12話 1995年6月28日 匿名の結婚祝い!?整形美容の女 見栄晴
第13話 1995年7月5日 亭主を上手に殺す方法 大塚道子
第14話 1995年7月12日 水色のハンカチの男・過去の愛 沢田亜矢子
第15話 1995年7月19日 視姦!?名も知らぬ共犯者 丹波義隆
第16話 1995年7月26日 嫉妬殺人!?年下の男に溺れた人妻 萩尾みどり
第17話 1995年8月2日 病院荒らし!最後の親孝行 赤塚真人
第18話 1995年8月9日 幻の再会!約束の場所で待つ女 古川りか
第19話 1995年8月16日 売上げ金強奪!ニセ警官の逆襲 福田豊土
第20話 1995年8月23日 業務上横領!人妻を愛した刑事 島村佳江
第21話 1995年8月30日 殺人犯の恋人・署長のヒミツ 石山雄大
第22話 1995年9月6日 消えたスーツケース・女装の男 北村総一朗
第23話 1995年9月13日 還ってきた女刑事・万引きの誘惑 岡本麗
第24話 1995年9月20日 死体からの手紙!陽気な未亡人 芦川よしみ
第25話 1995年10月11日 殺意の富士山麓 妻は二度死ぬ!?家族の絆 一色彩子

第9シリーズ放送リスト

放送回 放送日 サブタイトル メインゲスト
第1話 1996年4月10日 安浦刑事拳銃を撃つ!?指宿-知覧 殺人犯の母! 池内淳子
第2話 1996年4月17日 安浦刑事がリストラされる!? 寺田農
第3話 1996年4月24日 幼児誘拐!?母親失格の女 大沢逸美
第4話 1996年5月1日 死の不倫旅行!?家庭回帰の男 赤塚真人
第5話 1996年5月8日 死亡推定時刻の謎!ポケベルの女 一色彩子
第6話 1996年5月15日 安浦刑事が文学入門!?作家の犯罪 花紀京
第7話 1996年5月22日 放火致死!?特殊関係人の女 筒井真理子
第8話 1996年5月29日 企業内イジメ!派遣OLの復讐 白島靖代
第9話 1996年6月5日 女で強請られた男!?出張風俗の罠 石倭裕子
第10話 1996年6月12日 オヤジ狩り!?使い捨てカメラの女 島崎和歌子
第11話 1996年6月19日 正当防衛!?未婚の母の甘い罠 久野真紀子
第12話 1996年6月26日 セクハラで左遷!?笑った死体 堀内孝雄
第13話 1996年7月3日 美人ナースの死・買い物依存症の女 鹿取洋子
第14話 1996年7月10日 援助交際!?変死したルームメイト 中嶋美智代
第15話 1996年7月17日 リストラ離婚!?翔べない女の殺意 一柳みる
第16話 1996年7月24日 謎の白昼強盗!婚約破棄の女 藤吉久美子
第17話 1996年7月31日 襲われた悪妻!謎の目撃証言 樫山文枝
第18話 1996年8月7日 落ちた女!?黒猫を探す安浦刑事 六浦誠
第19話 1996年8月14日 ダンス教室の殺意!?夢を庇う女 柴田理恵
第20話 1996年8月21日 ナイフを捨てた女!母の似顔絵 杉田かおる
第21話 1996年8月28日 礼服で殺人?パチンコに嵌まった女 宮下順子
第22話 1996年9月4日 痴漢を殺害!?三角関係の母娘 あいはら友子
第23話 1996年9月11日 浴室殺人!?二人の妻を持つ男 峰岸徹
第24話 1996年9月18日 京都逃避行・宝くじを買う女 山口美也子
第25話 1996年9月25日 冤罪!?多重人格者の妻!辞表を提出した安浦刑事 左とん平

第10シリーズ放送リスト

放送回 放送日 サブタイトル メインゲスト
第1話 1997年4月2日 母と娘10年目の再会!南紀・房総、二つの勝浦を結ぶ殺意 渡辺梓
第2話 1997年4月9日 男が産休…!?迫られた人妻 仲本工事
第3話 1997年4月16日 盗撮!?見られ続けていた女
第4話 1997年4月23日 懸賞ブームの女!?同居妻の悲劇 菅井きん
第5話 1997年4月30日 名刺強盗!?消えた妊婦! 三波豊和
第6話 1997年5月7日 安浦刑事手話を習う!母の復讐 高畑淳子
第7話 1997年5月14日 放火未遂!?二世帯住宅の妻! 藤吉久美子
第8話 1997年5月21日 贖罪のラーメン!?偽証の女 江藤潤
第9話 1997年5月28日 社宅夫人の斗い!競馬予想の女 小倉一郎
第10話 1997年6月4日 非婚時代の女!仮面夫婦の殺意 久野真紀子
第11話 1997年6月11日 匂った女!?証拠写真の謎
第12話 1997年6月18日 尊属殺人!?謎の悪戯電話 伊藤つかさ
第13話 1997年6月25日 からむ女・夫婦の決算! 木村元
第14話 1997年7月2日 殺し文句で殺人!?ダイエットの女 丹波義隆
第15話 1997年7月9日 略奪結婚!?本庁から来た女 七瀬なつみ
第16話 1997年7月16日 結婚サギ!素顔を消した女 北原佐和子
第17話 1997年7月30日 路上殺人!子連れ再婚の女 姿晴香
第18話 1997年8月6日 狼少年に庇われた女!?疎開した夏…折り鶴の謎 草笛光子
第19話 1997年8月13日 婚約解消の花嫁!?死の口止め料 新克利
第20話 1997年8月20日 不倫に賭けた妻!父の手料理 でんでん
第21話 1997年8月27日 連続放火魔!?世間体の女 谷村昌彦
第22話 1997年9月3日 拒食の女!?美人ヘルパー謎の通報 堀内孝雄
第23話 1997年9月10日 狙われた女子寮!娘の婚約 河原崎建三
第24話 1997年9月17日 刑事の女難!スーパーで会った女 一柳みる
第25話 1997年9月24日 口が災い・・・未練の女 水木薫
第26話 1997年10月1日 安浦刑事イタリアへ飛ぶ!殺意のナポリ湾・乗り換えられた女!? 木村一八

第11シリーズ放送リスト

放送回 放送日 サブタイトル メインゲスト
第1話 1998年4月1日 無差別に襲われた女・連続通り魔!父が家庭を捨てた!? 仲本工事
第2話 1998年4月8日 写真のない女!消えた300万円・・・住民票の謎!? 新沼謙治
第3話 1998年4月15日 転職で躓いた男!家族の災難 梨本謙次郎
第4話 1998年4月22日 強請られた人妻!夫婦別姓の謎 中野英雄
第5話 1998年4月29日 女装殺人!?二つの顔を持つ女? 川野太郎
第6話 1998年5月6日 安浦刑事が誤認捜査!?家族の復活 宮下順子
第7話 1998年5月13日 未練!?愛妻弁当を盗む男 加藤茶
第8話 1998年5月20日 ホスト殺し!手を隠す女 中野今日子
第9話 1998年5月27日 死体に万札が!?貸し渋った男 大橋吾郎
第10話 1998年6月3日 女子高荒らし!父を探す少女 藤村ちか
第11話 1998年6月10日 幼児虐待の謎!?母の生還 吉野公佳
第12話 1998年6月17日 里見刑事結婚す!不倫アリバイの女 あめくみちこ
第13話 1998年6月24日 指紋泥棒!?透けるドレスの女 藤吉久美子
第14話 1998年7月1日 代理殺人!?結婚サギ謎の女 下條アトム
第15話 1998年7月8日 盲導犬は見た!無銭飲食の女 筒井真理子
第16話 1998年7月15日 死体を移動した女!?母娘の再会 赤座美代子
第17話 1998年7月22日 婚外受精!?タレ込んだ女 速水亮
第18話 1998年7月29日 復讐の国際電話!愛を拭く女 岡本舞
第19話 1998年8月5日 沈黙の女!?母に贈る花束の謎 小林綾子
第20話 1998年8月12日 家庭内別居!幸せを吹聴する女 岡まゆみ
第21話 1998年8月19日 浴室の殺意!?妻の母と住む男 大沢逸美
第22話 1998年8月26日 幻の家族旅行!望遠鏡の女 川中美幸
第23話 1998年9月2日 夫婦の定年!?家庭内菜園で会った女 峰岸徹
第24話 1998年9月9日 深夜の面会人!?鮎を贈る女 日色ともゑ
第25話 1998年9月16日 疑惑の間違い電話!?忘れられた女 杉田かおる
第26話 1998年9月23日 悪徳弁護士殺害の謎!?最果て人情ノサップ岬・”島”を見つめる女 有馬稲子
第27話 1998年9月30日 偽証の罠!?職安で狙われた男 ベンガル
第28話 1999年1月1日 安浦刑事、九州天草へ飛ぶ!6000万円横領事件に引き裂かれた夫婦愛!?美しい島の花嫁… 左とん平

第12シリーズ放送リスト

放送回 放送日 サブタイトル メインゲスト
第1話 1999年3月31日 南国土佐、四万十川を捨てた女!殺人容疑の母が証言拒否!?ぬいぐるみ人形だけが知っていた 余貴美子
第2話 1999年4月7日 強盗犯を逃がした人妻!?しがみつく女! 大島さと子
第3話 1999年4月14日 犬と暮らす鎌倉夫人の嫉妬!?嫌われた女 春風ひとみ
第4話 1999年4月21日 殺意の出世争い!?安浦刑事が信じた女! 一色彩子
第5話 1999年4月28日 復讐のピアノ!?婚約者を殺された女 筒井真理子
第6話 1999年5月5日 宝くじを盗まれた死体!?笑う女! 一柳みる
第7話 1999年5月12日 結婚3日前の殺意!?愛を破棄された女! 石野真子
第8話 1999年5月19日 死体に赤い墨汁が!?手を握る女! 宮下順子
第9話 1999年5月26日 イタズラ電話がアリバイ!?愛を買う女! 愛川裕子
第10話 1999年6月2日 カラスが告発した真犯人!?近所迷惑な女 左時枝
第11話 1999年6月9日 謎の投身自殺!?夫の退職金を盗んだ女! 三浦リカ
第12話 1999年6月16日 襲われた夫は強盗犯!?捜査を邪魔した女 岡まゆみ
第13話 1999年6月23日 安浦刑事が朝帰り!?証言を拒む女! 若林志穂
第14話 1999年6月30日 夫と話したかった女!?二重指紋の謎! 高汐巴
第15話 1999年7月7日 ストーカーが自殺志願!?逮捕状を待つ女 平淑恵
第16話 1999年7月14日 山手線を一周する女!?結婚記念日の秘密 立石涼子
第17話 1999年7月21日 5分間だけの新婚旅行!?説教する女! 久本雅美
第18話 1999年7月28日 無礼な女と自信のない女!謎の三角関係 久野真紀子
第19話 1999年8月4日 略奪愛!?川辺課長を騙した女! 中村美律子
第20話 1999年8月11日 女巡査が犯人!?水着を買う女! あき竹城
第21話 1999年8月18日 親孝行殺人!?どケチな女! 風見章子
第22話 1999年8月25日 蒸発した夫が殺人犯!?10年待った女! 水木薫
第23話 1999年9月1日 女教師の秘密!?密室殺人の女! 根本りつ子
第24話 1999年9月8日 1分間だけの不倫!?三度襲われた女! いしのようこ
第25話 1999年9月15日 死体は整形していた!?夫をほめる女 杜けあき
第26話 1999年9月22日 安浦刑事祭り太鼓を打つ!喪服の女 山口果林
第27話 1999年9月29日 浄蓮の滝に立つ女!伊豆長岡、母と娘の絆の秘密…1枚の写真が悪徳検事の黒い欲望を暴いた!? 奈良岡朋子
第28話 2000年1月1日 安浦刑事、韓国へ飛ぶ!釜山港へ帰る女・父と娘、遙かなる帰郷 中原果南

第13シリーズ放送リスト

放送回 放送日 サブタイトル メインゲスト
第1話 2000年4月5日 長崎平戸、オランダ橋の女!夫を尾行する妻の秘密…迷走する家族!? 酒井和歌子
第2話 2000年4月12日 未練のラーメン!?別れた妻へのプロポーズ! 左とん平
第3話 2000年4月19日 妊娠3ヶ月の投身自殺!?神田川を唄う女 藤谷美紀
第4話 2000年4月26日 うなぎの味は親子の絆!?婚約者を売った女 久野真紀子
第5話 2000年5月3日 8年間騙された妻!?秘密のラストダンス 花紀京
第6話 2000年5月10日 夫婦で偽証!?行列のできるギョーザ屋! 小林幸子
第7話 2000年5月17日 安浦刑事が目撃者!死体が歩いた!? 藤田哲也
第8話 2000年5月24日 安浦刑事が漫才師に!?泣き笑いの女! 俵山栄子
第9話 2000年5月31日 匿名電話の女!足音がアリバイ!? 佐藤友紀
第10話 2000年6月7日 襲われた女子大生!殴られ屋が殺人犯!? 梅野泰靖
第11話 2000年6月14日 善意が生んだ殺意!?急行電車を停めた男! 一色彩子
第12話 2000年6月21日 学級崩壊殺人!?里見刑事の息子が犯人? あめくみちこ
第13話 2000年6月28日 死人が殺人!?夫に逃げられた女! 藤田佳子
第14話 2000年7月5日 花に殺意を!?嫉妬する女! 杜けあき
第15話 2000年7月12日 安浦刑事が女になった!?母と娘の秘密! 坂口良子
第16話 2000年7月19日 バス停を盗んだ女!500メートルの愛!? 若林しほ
第17話 2000年7月26日 ニセ安浦刑事が殺人!?横恋募された女! 中本賢
第18話 2000年8月2日 代行殺人!?覗かれた女 吉野公佳
第19話 2000年8月9日 夫がチカン!?噂を流された女 杉田かおる
第20話 2000年8月16日 殺人アリバイの謎!面会を拒んだ女 立河宜子
第21話 2000年8月23日 真夜中の連続殺人!頭に来る女!? 石野真子
第22話 2000年8月30日 笑う死体!?愛を二度横取りされた女! 岡まゆみ
第23話 2000年9月6日 少年が見た母の犯罪!?駄菓子屋の女 藤田朋子
第24話 2000年9月13日 ペット虐待殺人!?捨てられた女! 赤座美代子
第25話 2000年9月20日 津軽海峡、さいはての母!息子は殺人犯!?東京-青森-龍飛岬、犬だけが真実を知っていた… いしだあゆみ
第26話 2000年9月27日 ずぶ濡れの女!?遅すぎた再会! 田川寿美
第27話 2001年1月3日 飛騨高山、白川郷に消えた女安浦刑事が誤認逮捕で辞職の危機!?夫婦の絆を断ち切る巨大な殺意の罠! 吉幾三

第14シリーズ放送リスト

放送回 放送日 サブタイトル メインゲスト
第1話 2001年4月4日 安浦刑事を愛した女東京~倉敷~瀬戸内、空白の28年…危険な再会! 池上季実子
第2話 2001年4月11日 安浦刑事が魚屋に婿入り!?匂いを嗅ぐ女 岡本夏生
第3話 2001年4月18日 密室に風船100個の愛!?幸せを探す女 小林綾子
第4話 2001年4月25日 IT殺人!?インターネット犯罪に挑戦した安浦刑事 織本順吉
第5話 2001年5月2日 署長の秘密!?一度死んだ女 三浦リカ
第6話 2001年5月9日 襲われた刑事!高級マンションを買う女 若林しほ
第7話 2001年5月16日 妻が見た三角関係の秘密!拾われた女!? 友里千賀子
第8話 2001年5月23日 同窓会の夜の不倫!?靴を買い換えない女 有森也実
第9話 2001年5月30日 オマケの男を愛した女!犯人は有名人!? 肥後克広
第10話 2001年6月6日 女たちの戦い!殺意のガーデニング 姿晴香
第11話 2001年6月13日 高級ブランドの女!夫は小遣い250円!? 春風ひとみ
第12話 2001年6月20日 苦情処理係が殺人!?ロボット犬を飼う女 川上麻衣子
第13話 2001年6月27日 山手中央署に新メンバー登場!移動する血痕の謎!? 北原佐和子
第14話 2001年7月4日 美人は得?キレイになりたい女の逆襲!? 片桐はいり
第15話 2001年7月11日 東京タワーで待つ女 久野真紀子
第16話 2001年7月18日 恩返し殺人!?570回の嫌がらせ! 平淑恵
第17話 2001年8月1日 最後の家族旅行!?光る泥ダンゴの秘密 杉田かおる
第18話 2001年8月8日 他人の家で寝る女 一柳みる
第19話 2001年8月15日 ひまわりが見た母の殺意!無銭飲食の女 秋本奈緒美
第20話 2001年8月22日 ぬれぎぬ殺人!ついていない男と女!? 水木薫
第21話 2001年8月29日 愛の殺意!安浦刑事にすがる女!? 高橋ひとみ
第22話 2001年9月5日 友情殺人!?結婚式をドタキャンした女 渡辺典子
第23話 2001年9月19日 28色の声で笑う女!?30分だけの親子団欒 清水由貴子
第24話 2001年9月26日 立待岬に消えた女!東京-函館-奥尻島、死んだ母は生きていた!? 有馬稲子
第25話 2002年1月3日 阿波鳴門 うず潮に逆巻くふたりの女壮絶…野田刑事殉職す! 木の実ナナ

第15シリーズ放送リスト

放送回 放送日 サブタイトル メインゲスト
第1話 2002年4月3日 伊勢志摩、真珠の海に消えたふたりの女瞼の母は殺人犯!? 水谷八重子
第2話 2002年4月10日 身代金2000万円と父が消えた!?安浦刑事を馬鹿野郎と呼んだ女 あおい輝彦
第3話 2002年4月17日 殺人現場から消えた女 安浦刑事、弁当屋になる!? 中野英雄
第4話 2002年4月24日 まだ見ぬ娘に捧げる子守唄 引き裂かれた家族写真! 大島さと子
第5話 2002年5月1日 息子が痴漢!?親バカ殺人事件 堀内孝雄
第6話 2002年5月8日 癒し殺人!?観覧車に揺れる女 根本りつ子
第7話 2002年5月15日 初恋の人が殺人犯!?女が化粧を落とす時 筒井真理子
第8話 2002年5月22日 1円玉強盗!?宅配便で送られた妻! 左とん平
第9話 2002年5月29日 ラーメンが暴いた殺人!目撃者は見なかった!? 峰岸徹
第10話 2002年6月5日 刑務所に入りたい女!?赤い口紅の殺意 白木万理
第11話 2002年6月12日 衝動殺人!ラブホテルで強請られた母!? 藤田朋子
第12話 2002年6月19日 盗聴された女の秘密!?復讐される家族! 綿引勝彦
第13話 2002年6月26日 死を呼ぶ恋人ごっこ!川辺課長が殺人!? 石野真子
第14話 2002年7月3日 嫉妬殺人!?40才違いの恋人の秘密 寺田農
第15話 2002年7月10日 不法侵入殺人!人妻の不倫がアリバイ!? 芦川よしみ
第16話 2002年7月17日 殺意のウエディングドレス!移動美容室の女 水木薫
第17話 2002年7月24日 お子様ランチ殺人事件!?高齢出産の女 ベンガル
第18話 2002年7月31日 ご近所付き合いの殺意!引き裂かれた朝顔!? 姿晴香
第19話 2002年8月7日 ”ありがとう”で殺人!?ふたりの母と同居する女 平淑恵
第20話 2002年8月14日 ピッキングする女!犬が見た姉妹の秘密 岡まゆみ
第21話 2002年8月21日 嫁vs姑、大バトル!チョコレートうどんを食べる女 山田まりや
第22話 2002年9月4日 張込み 吉野きみ佳
第23話 2002年9月11日 天使の殺意!?飛び降り志願の女! 清水ミチコ
第24話 2002年9月18日 安浦刑事の嫁姑戦争!?殺人逃亡者を愛した女 赤座美代子
第25話 2002年9月25日 包丁を抱く女!安浦家に大事件が!? 未来貴子
第26話 2002年10月2日 みかんの丘で泣く女東京-伊豆-大島三原山 連続殺人ルート!さくらのママ危機一髪!安浦刑事が怒る時 長山藍子
第27話 2003年1月1日 東京-稚内-礼文島北の最果て宗谷岬、それぞれの旅立ちさよなら、三波主任! 渡辺美佐子

第16シリーズ放送リスト

放送回 放送日 サブタイトル メインゲスト
第1話 2003年4月2日 安浦刑事、怒りの大捜査線娘の恋人・山岡刑事、殉職す! 城島茂
第2話 2003年4月9日 覗かれた母の交換日記!月の沙漠殺人事件 左時枝
第3話 2003年4月16日 赤ちゃんが消えた!?人殺しと呼ばれた男 大沢樹生
第4話 2003年4月23日 わが子を叱れない!殺意の家族写真 大島さと子
第5話 2003年4月30日 夫と子供を返して…完全犯罪トリックを崩せ! 生稲晃子
第6話 2003年5月7日 潜入捜査!故郷を捨てた男と女 梨本謙次郎
第7話 2003年5月14日 悪質商法殺人!安浦刑事を騙した女 久野真紀子
第8話 2003年5月21日 新人女性刑事の恋人が犯人!?倹約殺人! 丹波義隆
第9話 2003年5月27日 娘よ!最終バスを盗んだ父と母 未来貴子
第10話 2003年6月4日 狙われた六月の花嫁 宮川一朗太
第11話 2003年6月11日 安浦刑事人質事件 国広富之
第12話 2003年6月25日 誤認逮捕が悲劇を生んだ!2300万円の殺意!? そのまんま東
第13話 2003年7月2日 秘密の指輪を持つ女 堀内孝雄
第14話 2003年7月9日 1億円の悪女 池上季実子
第15話 2003年7月16日 女子大生主婦40才の犯罪!時間差で死んだ姑!? 岩崎良美
第16話 2003年7月23日 白昼の通り魔!星占いの女 池田政典
第17話 2003年7月30日 スキャンダル殺人!女性エリート官僚の裏の顔 若林志穂
第18話 2003年8月6日 噂の殺意!?耳掃除が好きな女 一色彩子
第19話 2003年8月13日 表札マーキング殺人事件 ミニ豚を飼う女 一柳みる
第20話 2003年8月20日 おふくろさん殺人事件!?モノマネが暴いた真犯人 コロッケ
第21話 2003年8月27日 謎の落書犯!東京-富士五湖、樹海に消えた父 山田まりや
第22話 2003年9月3日 安浦刑事が殴った女! あいはら友子
第23話 2003年9月10日 田崎刑事が母に!?顔のない男 藤田朋子
第24話 2003年9月17日 さよなら里見刑事!視姦!?覗かれた真犯人 丘みつ子
第25話 2004年1月1日 さよなら林刑事…生きるんだ!東京-熊本-阿蘇山噴火口、安浦刑事決死の潜入大捜査線 吉本多香美

第17シリーズ放送リスト

放送回 放送日 サブタイトル メインゲスト
第1話 2004年7月7日 能登和倉温泉に甦る親子愛…疑惑の再会 有馬稲子
第2話 2004年7月14日 能登和倉温泉に引き裂かれた親子愛の謎! 有馬稲子
第3話 2004年7月21日 ふしだらな女の秘密 路上で消えた犯人!? 藤田朋子
第4話 2004年7月28日 三毛猫は見た!狙われた駐在さん 石田太郎
第5話 2004年8月4日 妻が見た三角関係!カラスの女房殺人事件!? 小林綾子
第6話 2004年8月11日 青年介護士の犯罪!?優しい男がキレる時 高橋一生
第7話 2004年8月18日 安浦刑事、真夏の夜の大捜査!5つの事件を結んだ3つの家族の点と線 森本レオ
第8話 2004年8月25日 家族よ甦れ!12才の危険な親孝行!? 丘みつ子
第9話 2004年9月1日 安浦刑事が花嫁の父!?嫁姑、涙の手料理 三沢あけみ
第10話 2004年9月8日 保険証詐欺の女たち!?結婚指輪の秘密 相田翔子
第11話 2004年9月15日 密室殺人!?謎の高級ブランド夫婦が消えた! 大沢逸美
第12話 2004年9月22日 東京-岩手花巻温泉500Km運命の男と女、愛の完全犯罪トリック 内藤剛志
第13話 2005年1月1日 東京-九州唐津、玄界灘に消えた男と女デパ地下グルメ完全犯罪を暴け! 田村亮

第18シリーズ放送リスト

放送回 放送日 サブタイトル メインゲスト
第1話 2005年4月20日 さよなら安浦刑事!殉職!須藤刑事 島原に散る 池上季実子
第2話 2005年4月27日 安浦刑事を騙す女!?最後の新刑事、登場! 生稲晃子
第3話 2005年5月4日 襲われた父!亡き妻に会った安浦刑事!? 末永遥
第4話 2005年5月11日 雨宿り殺人!?容疑者を泣かせた安浦刑事 内海光司
第5話 2005年5月18日 負け犬の殺意!?安浦刑事の娘が結婚! 藤田朋子
第6話 2005年5月25日 タクシードライバー殺人事件!帰ってきた里見刑事!? ぼんちおさむ
第7話 2005年6月1日 狙われた母子!安浦刑事、最後の張込み
第8話 2005年6月15日 オムライス殺人事件!?不運に泣く安浦刑事! 堀内孝雄
第9話 2005年6月22日 娘の結婚前夜…安浦刑事、最後の捜査へ!朝帰り殺人!! 国分佐智子
第10話 2005年6月29日 安浦刑事よ永遠に 神田正輝
第11話 2005年12月21日 帰ってきた安浦刑事 そして…さよなら田崎刑事 岡本麗

2006年スペシャル

放送日 サブタイトル メインゲスト
2006年12月30日 帰ってきた安浦刑事 殉職…さらば夏目刑事 東ちづる

2007年スペシャル

放送日 サブタイトル メインゲスト
2007年12月28日 帰ってきた安浦刑事 命をかけた大捜査 さらば刑事たち 左とん平

2009年スペシャル(最終回)

放送日 サブタイトル メインゲスト
2009年12月26日 さよなら安浦刑事!命を懸けた最後の大捜査!福島二本松、岳温泉に消えた、“母と呼べない息子”の連続殺人トリック!人情刑事・安浦、衝撃の過去が明らかに! 佐藤アツヒロ

主題歌

オープニングテーマは変わらないが、エンディング曲は、堀内孝雄のその年の新曲を使うスタイルをとっている(これはプロデューサーの意向だったことが堀内孝雄のCDブックレットに掲載されている)。

また堀内孝雄は「連続年主題歌記録」でギネスブックに認定された。

  • ガキの頃のように(1988年)
  • 冗談じゃねえ(1989年、劇場版)
  • 恋唄綴り(1990年、2007年スペシャル、最終回スペシャル)- 元々麻生詩織への提供曲で、彼女のヴァージョンも挿入歌として使われたことがある
  • さよならだけの人生に(1991年)
  • 都会の天使たち(1992年、桂銀淑とのデュエット
  • 影法師(1993年)
  • 夢の道草(1994年)
  • 東京発(1995年)
  • 酔いれんぼ(1996年)
  • 愛が見えますか(1997年)
  • 竹とんぼ(1998年)
  • 続・竹とんぼ ~青春(ゆめ)のしっぽ~(1999年) - EDでは「青春(ゆめ)のしっぽ ~続・竹とんぼ~」とクレジットされる
  • いいじゃない(2000年)
  • 時代屋の恋(2001年)
  • かくれんぼ(2002年)
  • 河(2003年)
  • カラスの女房(2004年)- 中澤裕子への提供曲のセルフカバー
  • ふたりで竜馬をやろうじゃないか(2005年、五木ひろしとのデュエット。すぎもとまさとが作曲)
  • 豊かなるかな、はぐれ道(2005年スペシャル)
  • 不忍の恋(2006年スペシャル)

堀内孝雄は大抵NHK紅白歌合戦でこれらの主題歌を持ち歌として歌っており、ギネス認定された2003年には藤田まことが歌唱中に安浦刑事の衣装で登場し、最後には堀内の決めセリフの「サンキュー」も叫んでいる。

挿入歌

  • 時を止めて眠るまでは(1988年・1989年・1991年) 唄・堀内孝雄
  • こわれる(1988年 第20話「父親の愛に飢える娘たち」) 唄・小川範子
  • 恋唄綴り(1989年) 唄・麻生詩織
  • 銀の糸(1993年) 唄・藤田まこと・眞野あずさ
  • 人生が散るままに(2001年) 唄・堀内孝雄

テーマ曲

シリーズのBGMを一貫して担当する甲斐正人によるテーマ曲は、タイトルバック用に4種類、本編中における犯人逮捕の際の格闘シーンでBGMに使われるフルサイズ2種類が存在する。

  • タイトルバック
  1. 第1シリーズ用(音程が第2シリーズ以降のものより高い)
  2. 第2シリーズ~用
  3. 第3シリーズ~用
  4. ステレオ放送以降(第9シリーズ~)用

第2シリーズから使用のテーマと第3シリーズから使用のテーマはアレンジは同じだが、演奏が若干異なる。この2曲は以降のシリーズにおいて不定期に交互使用されている。

  • フルサイズ
  1. モノラルVer. - 第1シリーズ第1話から本編で使用された使用頻度の高い曲。音程は第一シリーズのタイトルバック用に準じ、アレンジもほぼ同じだが、イントロとコーダが異なる。ステレオ放送以前の予告BGMとしても長きに渡り使用された。
  2. ステレオVer. - ステレオ放送以降使用されたもの。音程はステレオ放送タイトルバックに準じる。

なお、これらテーマ曲の主旋律を奏でるトランペットは、数原晋の演奏である。上記のほか、第2シリーズより本編中に使用されたスロータイプのフルサイズも存在する。このうちCD化されたものは(4)のタイトルバック用ステレオ音源のみ。BGMもCD化されていない。

スタッフ

再放送

レギュラー放送時より、いわゆる“再放送枠”(関東地方の平日午後2時、関西圏の平日午前10時)での再放送が行われていたが、放送終了後の現在でも不定期に再放送が行われている。地方局で繰り返し放送されている必殺シリーズと同じように、藤田ファンを増やしている(本人も公式ホームページで再放送についてコメント)。関西地区(ABC)では、2008年に同時間帯で首位に立ち、裏番組の『痛快!エブリデイ』の終了や『なるトモ!』のリニューアルに至っている。

ただし、関西地区では『全国高校野球選手権大会中継』や夏休みアニメ大会の放送時に再放送が休止となる。

その他、BS朝日でも2008年4月より再放送が行われている。テレ朝チャンネルでは2009年7月までに、第1シリーズから第8シリーズ、第12シリーズから第16シリーズが再放送されており、他のCS放送局ではいずれも再放送されていない。

再放送における欠番

本作は、主に地上波の平日に再放送されることが多い為、編成上の都合でスペシャル版や、また新シリーズが始まる作品の再放送のスケジュールの兼ね合い、臨時ニュースなどで再放送が飛んでしまう回もあるが、編成上融通の利くCS放送や、また前述の地上波での再放送でも何度も飛ばされる回が一部存在する。そのような欠番扱いとなっている作品をこの項でまとめる。よって、ここで紹介されている作品が公式の欠番扱いという訳ではない。

CSテレ朝チャンネルで欠番
  • 第1シリーズ第18話「戦後四十三年 戦争花嫁の秘密」
  • 第13シリーズ第1話「長崎平戸、オランダ橋の女! 夫を尾行する妻の秘密…迷走する家族!?」(2時間スペシャル)
  • 第13シリーズ第24話「ペット虐待殺人!? 捨てられた女!」
BS朝日で欠番
  • 第3シリーズ第9話「パソコン通信で殺されたOL」 - 地方差別問題。
  • 第6シリーズ第24話「刑事を誘拐した女・裏切られた夢」(2009/4,2009/12 飛ばされる)
地上波再放送時に複数回未放送
  • 第1シリーズ第5話「記憶を消された女」
  • 第3シリーズ第9話「パソコン通信で殺されたOL」
  • 第13シリーズ第24話「ペット虐待殺人!? 捨てられた女!」
  • 第16シリーズ第3話「赤ちゃんが消えた!? 人殺しと呼ばれた男」

脚注

  1. ^ 制服が新制式に改められた際に“降格”。理由は不明。
  2. ^ 第1シリーズ第9話の「十七歳 非行少女の叫び」に若頭役で出演している。
  3. ^ 過去に犯人役としての出演もある。
  4. ^ 過去に愛妻弁当泥棒の窃盗犯役で出演している。
  5. ^ 2003年6月11日(第16シリーズ)の「安浦刑事人質事件」の回では、犯人役を演じている。
  6. ^ 1988年10月1995年3月まで同じ時間帯の『さすらい刑事旅情編』にもレギュラー出演していた。
  7. ^ 過去に数回ゲスト出演の経験がある(第16シリーズ「1億円の悪女」など)。

関連項目

外部リンク