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[[Category:1924年1月]] |
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2024年6月16日 (日) 04:34時点における版
丹沢地震 | |
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震央の位置 | |
本震 | |
発生日 | 1924年1月15日 |
発生時刻 | 5時50分 |
震央 | 日本 神奈川県西部 |
座標 | 北緯35度20.4分 東経139度03.3分 / 北緯35.3400度 東経139.0550度座標: 北緯35度20.4分 東経139度03.3分 / 北緯35.3400度 東経139.0550度 |
震源の深さ | 0 km |
規模 | M7.3 |
最大震度 | 震度6:山梨県甲府市 |
出典:特に注記がない場合は気象庁による。 | |
プロジェクト:地球科学 プロジェクト:災害 |
丹沢地震(たんざわじしん)は、1924年1月15日5時50分に神奈川県西部の丹沢付近で発生した、マグニチュード (Mj) 7.3の地震である[1][2]。前年の関東地震の最大余震だとされている[3]。山梨県甲府市で最大震度6を観測した[4]。被害は神奈川県中南部に集中し、19人が死亡した[5]。
震度
震度 | 都道府県 | 観測所 |
---|---|---|
6 | 山梨県 | 甲府 |
5 | 埼玉県 | 熊谷 |
4 | 栃木県 | 宇都宮・足尾測候所 |
千葉県 | 富崎測候所 | |
東京都 | 東京 | |
神奈川県 | 横浜 | |
長野県 | 長野 | |
静岡県 | 沼津測候所 |
注)当時は観測所が少ないためデータとして残っていないが、震源に近い神奈川西部は震度7の揺れ相当であったとされている。
メカニズム
この地震は、丹沢下に沈み込むPHSプレート内に発生した「プレート内地震」であったと考えられている[3]。
被害
被害を受けたのは、東京都、神奈川県、山梨県、静岡県であり、特に神奈川県中南部に被害が集中した。被害状況は次の通り。
塔ノ岳山頂付近にあった塔ノ岳信仰のシンボルであった尊仏岩はこの地震で崩落してしまった[7]。
脚注
- ^ 早川崇, 片岡俊一, 宮腰淳一, 佐藤俊明, 横田治彦「1924年丹沢地震(Mj7.3)の震源断層モデルの推定と首都圏の強震動評価」『日本建築学会構造系論文集』第650号、日本建築学会、2010年4月、723頁、doi:10.3130/aijs.75.723、ISSN 1340-4202、NAID 130004507833。
- ^ “神奈川県の地震活動の特徴 | 地震本部”. www.jishin.go.jp. 2021年6月3日閲覧。
- ^ a b “1924 年丹沢地震 - 歴史地震研究会”. 令和3年2月16日閲覧。
- ^ “震度データベース検索”. www.data.jma.go.jp. 2021年6月3日閲覧。
- ^ “20世紀前半(1901-1950)|日本付近のおもな被害地震年代表|公益社団法人 日本地震学会”. www.zisin.jp. 2021年6月3日閲覧。
- ^ a b 国立天文台『理科年表 令和3年』丸善。ISBN 978-4-621-30560-7。
- ^ “丹沢・塔ノ岳、関東大震災で転落した尊仏岩とは…”. カナロコ by 神奈川新聞. 2024年4月20日閲覧。
外部リンク
- 早川崇, 片岡俊一, 宮腰淳一, 佐藤俊明, 横田治彦「21174 1924年の丹択地震(M7.3)の震源断層モデル(震源・伝播特性(1),構造II)」『学術講演梗概集. B-2構造II振動原子力プラント』第2007号、日本建築学会、2007年7月、347-348頁、ISSN 13414461、NAID 110006742045。