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{{コンピュータゲーム
『'''おたくの星座'''』(おたくのせいざ)は、[[1991年]]7月にM&Mより発売された[[ファミリーコンピュータ]]用[[ロールプレイングゲーム]]。
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『'''おたくの星座 AN ADVENTURE IN THE OTAKU GALAXY'''』(おたくのせいざ - アン・アドベンチャー・イン・ザ・オタク・ギャラクシー)は、[[1991年]][[7月31日]]に日本のM&Mより発売された[[ファミリーコンピュータ]]用[[ロールプレイングゲーム]]。


開発はアドバンスコミュニケーションカンパニーが行い、ストーリーは[[本宮ひろ志]]、キャラクター・デザインは[[江口寿史]]が担当した他、ゲーム・デザインは[[東宝]]のファミリ-コンピュータ用ソフト『[[ふしぎの海のナディア|不思議の海のナディア]]』(1991年)を手掛けた永井努が担当、音楽は[[ハドソン]]のファミリーコンピュータ用ソフト『星霊狩り』([[1989年]])を手掛けた笠井治および原田昌亮が担当している。
ストーリーを[[本宮ひろ志]]、キャラクターデザインを[[江口寿史]]が担当した。


[[1993年]]12月には[[パック・イン・ビデオ]]から『'''オーロラクエスト おたくの星座 IN ANOTHER WORLD'''』が[[PCエンジン]]用CD-ROM2として、シナリオの修正やビジュアルシーンの追加などが行われたリメイク版が発売。また、[[1994年]]には[[OVA]]が全2巻で発売されている。
[[1993年]][[12月10日]]には[[パック・イン・ビデオ]]から[[PCエンジン]][[SUPER CD-ROM2|SUPER CD-ROM²]]用として『'''オーロラクエスト おたくの星座 IN ANOTHER WORLD'''』のタイトルで、声優による音声、シナリオの修正やビジュアルシーンの追加などが行われたリメイク版が発売された。また、[[1994年]]には[[OVA]]が全2巻で発売されている。


== あらすじ ==
== あらすじ ==
遙か遠い未来。女が世の中を席巻し、世の情けない男は「[[おたく]]ちゃん」と蔑まれる時代となっていた。社会は荒廃し、大地には凶暴な野獣が暴れる状況となった地球。この惨状を見かねた女神マーヤは、女神の親衛隊「オーロラ五人娘」を地球に遣わすが、彼女らは野獣を操りおたくちゃんをいじめるようになり、おたくちゃんは一層卑屈となっていく。こうした状況に熱く燃え上がる一人の男がいた。世の女に「本物の男」という物をみせるために、彼は旅立つのである。
遙か遠い未来。女が世の中を席巻し、世の情けない男は「[[おたく]]ちゃん」と蔑まれる時代となっていた。社会は荒廃し、大地には凶暴な野獣が暴れる状況となった地球。この惨状を見かねた女神マーヤは、女神の親衛隊「オーロラ五人娘」を地球に遣わすが、彼女らは野獣を操りおたくちゃんをいじめるようになり、おたくちゃんは一層卑屈となっていく。こうした状況に熱く燃え上がる一人の男がいた。世の女に「本物の男」という物をみせるために、彼は旅立つのである。


== 登場キャラクター ==
== PCエンジン版 ==
声優はPCエンジン版のもの。
=== 声の出演 ===
* ヤン:[[原えり子]]
;ヤン
:[[声優|声]] - [[原えり子]]
* ユン:[[中友子]]
;ユン
* リン:[[根谷美智子]]
:声 - [[中友子]]
* ミン:[[緒方恵美]]
;リン
* ルン:[[中山真奈美]]
:声 - [[根谷美智子]]
* ジョンジョン:緒方恵美
;ミン
* 寿五郎:[[塩屋浩三]]
:声 - [[緒方恵美]]
* ブリトラ:[[石川英郎]]
;ルン
* ナーガ:[[風間信彦]]
:声 - [[中山真奈美]]
* 熱血:風間信彦
;ジョンジョン
* アスラ:[[私市淳]]
:声 - 緒方恵美
* ブラフマー:[[田中一成]]
;寿五郎
* インドラ:[[中尾みち雄]]
:声 - [[塩屋浩三]]
;ブリトラ
:声 - [[石川英郎]]
;ナーガ
:声 - [[風間信彦]]
;熱血
:声 - 風間信彦
;アスラ
:声 - [[私市淳]]
;ブラフマー
:声 - [[田中一成]]
;インドラ
:声 - [[中尾みち雄]]


=== スタッフ ===
=== オーロラ五人娘 ===
本作の女性側メインキャラクターとして登場するのが'''オーロラ五人娘'''である。女神マーヤの親衛隊として地球に送り込まれ、全世界のおたく男性をいじめる美少女5人衆である。江口寿史デザインも相まって注目され、彼女らだけの[[タイアップ]]による[[パチンコ]]機『'''[[フィーバーガールズI]]』'''([[三共 (パチンコ)|SANKYO]])も1993年にリリースされていた。
* ストーリー原案 - 本宮ひろ志、武田亨
* キャラクター原案 - 江口寿史
* プログラム - 宮沢徹、川野広行
* ストーリー脚色・構成 - 前田哲也
* グラフィックデザイン - 永井一成、松田亨(有限会社フェルガ)、堀内雅人(ギンガム音楽出版株式会社)
* ビジュアル・シーン製作 - 原昭太郎(株式会社ポーラスター)、保屋野潤(株式会社ポーラスター)、谷広幸(株式会社ポーラスター)、中島三郎(株式会社ポーラスター)、岩見恭作、川野広行
* グラフィックプロデューサー - 松永宏樹(TOMBOY)
* サブ・グラフィックプロデューサー - 神原正夫(TOMBOY)、二宮克拓(TOMBOY)
* 絵コンテ - 長谷川浩司(TOMBOY)
* 原画 - 向山祐治(スタジオギグ)、筱雅律(スタジオギグ)、[[富沢和雄]](雷神ふぃるむ)、[[うめつゆきのり]](雷神ふぃるむ)、伊魔崎斎(雷神ふぃるむ)
* 動画 - 井上博文
* オープニング・エンディング音楽 - ギンガム音楽出版株式会社
* サウンドクリエイト - 西岡治彦
* サウンドエンジニア - 鳥羽清
* サウンドプロデュース - 黒田慎一
* Singer(オープニング) - LISA(From ALBATROSS CAFE)
* Singer(エンディング) - レイナルド・ピネーダ
* 音響効果(音楽・効果音) - 笠原咲奈恵(株式会社ラディカルプラン)、宮串英明(株式会社ラディカルプラン)、松田康(株式会社ラディカルプラン)
* スペシャルサンクス - 木津精一、大野泰生、石川眞理子、和田康宏、金沢十三男
* プロデュース - 宮沢徹、関根彰規


また、このフィーバーガールズのイメージキャラクターとして、同名の[[アイドル]]グループも結成されている。メンバーとして、リンには当時『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』の出演や電脳アイドルとして注目を集めていた[[千葉麗子]]、ルンには[[声優]]として活動する前の[[千葉千恵巳]]、ヤンに[[橋本市子]]、ミンに[[山下真希]]、ユンに[[山下玲子]]を起用した。1993年4月には[[ザ・ゴールデン・カップス]]の「クールな恋」(この曲は『[[巨人の星]]』でオーロラ三人娘が歌っており、このオーロラ三人娘がオーロラ五人娘の元ネタとなっている)のカバーでCDを出している。
== OVA版 ==

=== 声の出演 ===
OVAでは世の男を「おたく病」にしようとする、宇宙ナンバーワンアイドルグループという設定がなされている。なお、このOVAでは前述のアイドルグループの中から唯一、千葉麗子がルン役で出演している。

== 他機種版 ==
{| class="wikitable" style="white-space:nowrap; font-size:85%"
! No.
! タイトル
! 発売日
! 対応機種
! 開発元
! 発売元
! メディア
! 型式
! 備考
|-
| style="text-align:right" |1
! オーロラクエスト おたくの星座<br />IN ANOTHER WORLD
| {{vgrelease new|JP|1993-12-10}}
| [[PCエンジン]][[SUPER CD-ROM2|SUPER CD-ROM²]]
| [[パック・イン・ビデオ]]<br />ポーラスター<br />フェルガ
| パック・イン・ビデオ
| [[CD-ROM]]
| PVCD-3010
| リメイク版
|}

== スタッフ ==
;ファミリーコンピュータ版
*ストーリー:[[本宮ひろ志]]
*キャラクターデザイン:[[江口寿史]]
*シナリオ:武田亨
*ディレクター:てんまんしげのり
*プロデューサー:武田亨
*ゲームデザイン:永井努、きむらひでのり、JIM BOY
*プログラム:あーぴーぱー
*サウンド:笠井治、原田昌亮
*サウンド・ドライバー:蓮谷通治
*グラフィック:はせがわひろあき、寺門広修、さいこまこと、やのっピー、ゆーきあきら、いいだしんいち、岩井直樹、まーちゃん

;PCエンジン版
* ストーリー原案:本宮ひろ志、武田亨
* キャラクター原案:江口寿史
* プログラム:宮沢徹、川野広行
* ストーリー脚色・構成:前田哲也
* グラフィックデザイン:永井一成、松田亨(有限会社フェルガ)、堀内雅人(ギンガム音楽出版株式会社)
* ビジュアル・シーン製作:原昭太郎(株式会社ポーラスター)、保屋野潤(株式会社ポーラスター)、谷広幸(株式会社ポーラスター)、中島三郎(株式会社ポーラスター)、岩見恭作、川野広行
* グラフィックプロデューサー:松永宏樹(TOMBOY)
* サブ・グラフィックプロデューサー:神原正夫(TOMBOY)、二宮克拓(TOMBOY)
* 絵コンテ:長谷川浩司(TOMBOY)
* 原画:向山祐治(スタジオギグ)、筱雅律(スタジオギグ)、[[富沢和雄]](雷神ふぃるむ)、[[うめつゆきのり]](雷神ふぃるむ)、伊魔崎斎(雷神ふぃるむ)
* 動画:井上博文
* オープニング・エンディング音楽:ギンガム音楽出版株式会社
* サウンドクリエイト:西岡治彦
* サウンドエンジニア:鳥羽清
* サウンドプロデュース:黒田慎一
* Singer(オープニング):LISA(From ALBATROSS CAFE)
* Singer(エンディング):レイナルド・ピネーダ
* 音響効果(音楽・効果音):笠原咲奈恵(株式会社ラディカルプラン)、宮串英明(株式会社ラディカルプラン)、松田康(株式会社ラディカルプラン)
* スペシャルサンクス:木津精一、大野泰生、石川眞理子、[[和田康宏]]、[[金沢十三男]]
* プロデュース:宮沢徹、関根彰規

== 評価 ==
{{コンピュータゲームレビュー
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|Fam = 19/40点 (PCE)<ref name="famitsu"/>
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;ファミリーコンピュータ版
ゲーム誌『[[ファミリーコンピュータMagazine]]』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、20.8点(満30点)となっている<ref name="daigirin26">{{Cite journal|和書
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|title = 超絶 大技林 '98年春版
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|-
! 項目
| キャラクタ || 音楽 || お買得度 || 操作性 || 熱中度 || オリジナリティ
! 総合
|-
! 得点
| 3.9 || 3.3 || 3.1 || 3.2 || 3.8 || 3.5
! 20.8
|}

;PCエンジン版
ゲーム誌『[[ファミ通|ファミコン通信]]』の「[[クロスレビュー]]」では5・5・5・4の合計19点(満40点)<ref name="famitsu">{{Cite web|和書
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|-
! 項目
| キャラクタ || 音楽 || お買得度 || 操作性 || 熱中度 || オリジナリティ
! 総合
|-
! 得点
| 3.7 || 3.1 || 2.9 || 2.9 || 2.8 || 2.9
! 18.2
|}

== 関連作品 ==
=== OVA ===
==== 声の出演 ====
* 男:[[山寺宏一]]
* 男:[[山寺宏一]]
* ジョンジョン:[[菊池正美]]
* ジョンジョン:[[菊池正美]]
62行目: 221行目:
* ナレーター:[[田中信夫]]
* ナレーター:[[田中信夫]]


=== スタッフ ===
==== スタッフ ====
* 原案 - [[江口寿史]]、[[本宮ひろ志]]
* 原案 - [[江口寿史]]、[[本宮ひろ志]]
* 企画 - [[なかのとおる|中野徹]]
* 企画 - [[なかのとおる|中野徹]]
* 監督 - 勇
* 監督 - 勇
* 脚本 - [[十川誠志]]
* 脚本 - [[十川誠志]]
* 絵コンテ - 勇夫(第1巻)、九十九十一(第2巻)
* 絵コンテ - 勇夫(第1巻)、九十九十一(第2巻)
* 演出 - [[西森章]]
* 演出 - [[西森章]]
* キャラクターデザイン - [[古瀬登]]
* キャラクターデザイン - [[古瀬登]]
83行目: 242行目:
* 製作 - [[ケイエスエス]]
* 製作 - [[ケイエスエス]]


=== 主題歌 ===
==== 主題歌 ====
; エンディングテーマ「クールな恋」
; エンディングテーマ「クールな恋」
: 作詞 - 松井由佳 / 作曲 - [[村井邦彦]] / 編曲 - Yong-Ching / 歌 - オーロラ五人娘
: 作詞 - 松井由佳 / 作曲 - [[村井邦彦]] / 編曲 - Yong-Ching / 歌 - オーロラ五人娘


== オーロラ五人娘 ==
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
本作の女性側メインキャラクターとして登場するのが'''オーロラ五人娘'''である。女神マーヤの親衛隊として地球に送り込まれ、全世界のおたく男性をいじめる美少女5人衆である。江口寿史デザインも相まって注目され、彼女らだけの[[タイアップ]]による[[パチンコ]]機「'''[[フィーバーガールズI]]'''」([[三共 (パチンコ)|SANKYO]])も1993年にリリースされている。
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== 外部リンク ==
また、このフィーバーガールズのイメージキャラクターとして、同名の[[アイドル]]グループも結成されている。メンバーとして、リンには当時『[[恐竜戦隊ジュウレンジャー]]』の出演や電脳アイドルとして注目を集めていた[[千葉麗子]]、ルンには[[声優]]として活動する前の[[千葉千恵巳]]、ヤンに[[橋本市子]]、ミンに[[山下真希]]、ユンに[[山下玲子]]を起用した。1993年4月には[[ザ・ゴールデン・カップス]]の「クールな恋」(この曲は「[[巨人の星]]」でオーロラ三人娘が歌っており、このオーロラ三人娘がオーロラ五人娘の元ネタとなっている)のカバーでCDを出している。
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OVAでは世の男を「おたく病」にしようとする、宇宙ナンバーワンアイドルグループという設定がなされている。なお、このOVAでは前述のアイドルグループの中から唯一、千葉麗子がルン役で出演している。


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[[Category:おたくを主題とするコンピュータゲーム]]
[[Category:ディストピアを題材としたコンピュータゲーム]]
[[Category:文明崩壊後の世界が描かれたコンピュータゲーム]]
[[Category:江口寿史|デおたくのせいさ]]
[[Category:コンピュータRPG]]
[[Category:日本で開発されたコンピュータゲーム]]
[[Category:パック・イン・ビデオのゲームソフト]]
[[Category:本宮ひろ志]]

2023年12月4日 (月) 08:57時点における最新版

おたくの星座
AN ADVENTURE IN THE OTAKU GALAXY
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 ファミリーコンピュータ (FC)
開発元 アドバンスコミュニケーションカンパニー
発売元 M&M
プロデューサー 武田亨
ディレクター てんまんしげのり
デザイナー 永井努
きむらひでのり
JIM BOY
シナリオ 本宮ひろ志
武田亨
プログラマー あーぴーぱー
音楽 笠井治
原田昌亮
美術 江口寿史
人数 1人
メディア 3メガビットロムカセット
発売日 日本 199107311991年7月31日
その他 型式:MAM-OQ
テンプレートを表示

おたくの星座 AN ADVENTURE IN THE OTAKU GALAXY』(おたくのせいざ - アン・アドベンチャー・イン・ザ・オタク・ギャラクシー)は、1991年7月31日に日本のM&Mより発売されたファミリーコンピュータロールプレイングゲーム

開発はアドバンスコミュニケーションカンパニーが行い、ストーリーは本宮ひろ志、キャラクター・デザインは江口寿史が担当した他、ゲーム・デザインは東宝のファミリ-コンピュータ用ソフト『不思議の海のナディア』(1991年)を手掛けた永井努が担当、音楽はハドソンのファミリーコンピュータ用ソフト『星霊狩り』(1989年)を手掛けた笠井治および原田昌亮が担当している。

1993年12月10日にはパック・イン・ビデオからPCエンジンSUPER CD-ROM²用として『オーロラクエスト おたくの星座 IN ANOTHER WORLD』のタイトルで、声優による音声、シナリオの修正やビジュアルシーンの追加などが行われたリメイク版が発売された。また、1994年にはOVAが全2巻で発売されている。

あらすじ

[編集]

遙か遠い未来。女が世の中を席巻し、世の情けない男は「おたくちゃん」と蔑まれる時代となっていた。社会は荒廃し、大地には凶暴な野獣が暴れる状況となった地球。この惨状を見かねた女神マーヤは、女神の親衛隊「オーロラ五人娘」を地球に遣わすが、彼女らは野獣を操りおたくちゃんをいじめるようになり、おたくちゃんは一層卑屈となっていく。こうした状況に熱く燃え上がる一人の男がいた。世の女に「本物の男」という物をみせるために、彼は旅立つのである。

登場キャラクター

[編集]

声優はPCエンジン版のもの。

ヤン
- 原えり子
ユン
声 - 中友子
リン
声 - 根谷美智子
ミン
声 - 緒方恵美
ルン
声 - 中山真奈美
ジョンジョン
声 - 緒方恵美
寿五郎
声 - 塩屋浩三
ブリトラ
声 - 石川英郎
ナーガ
声 - 風間信彦
熱血
声 - 風間信彦
アスラ
声 - 私市淳
ブラフマー
声 - 田中一成
インドラ
声 - 中尾みち雄

オーロラ五人娘

[編集]

本作の女性側メインキャラクターとして登場するのがオーロラ五人娘である。女神マーヤの親衛隊として地球に送り込まれ、全世界のおたく男性をいじめる美少女5人衆である。江口寿史デザインも相まって注目され、彼女らだけのタイアップによるパチンコ機『フィーバーガールズISANKYO)も1993年にリリースされていた。

また、このフィーバーガールズのイメージキャラクターとして、同名のアイドルグループも結成されている。メンバーとして、リンには当時『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の出演や電脳アイドルとして注目を集めていた千葉麗子、ルンには声優として活動する前の千葉千恵巳、ヤンに橋本市子、ミンに山下真希、ユンに山下玲子を起用した。1993年4月にはザ・ゴールデン・カップスの「クールな恋」(この曲は『巨人の星』でオーロラ三人娘が歌っており、このオーロラ三人娘がオーロラ五人娘の元ネタとなっている)のカバーでCDを出している。

OVAでは世の男を「おたく病」にしようとする、宇宙ナンバーワンアイドルグループという設定がなされている。なお、このOVAでは前述のアイドルグループの中から唯一、千葉麗子がルン役で出演している。

他機種版

[編集]
No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 備考
1 オーロラクエスト おたくの星座
IN ANOTHER WORLD
日本 199312101993年12月10日
PCエンジンSUPER CD-ROM² パック・イン・ビデオ
ポーラスター
フェルガ
パック・イン・ビデオ CD-ROM PVCD-3010 リメイク版

スタッフ

[編集]
ファミリーコンピュータ版
  • ストーリー:本宮ひろ志
  • キャラクターデザイン:江口寿史
  • シナリオ:武田亨
  • ディレクター:てんまんしげのり
  • プロデューサー:武田亨
  • ゲームデザイン:永井努、きむらひでのり、JIM BOY
  • プログラム:あーぴーぱー
  • サウンド:笠井治、原田昌亮
  • サウンド・ドライバー:蓮谷通治
  • グラフィック:はせがわひろあき、寺門広修、さいこまこと、やのっピー、ゆーきあきら、いいだしんいち、岩井直樹、まーちゃん
PCエンジン版
  • ストーリー原案:本宮ひろ志、武田亨
  • キャラクター原案:江口寿史
  • プログラム:宮沢徹、川野広行
  • ストーリー脚色・構成:前田哲也
  • グラフィックデザイン:永井一成、松田亨(有限会社フェルガ)、堀内雅人(ギンガム音楽出版株式会社)
  • ビジュアル・シーン製作:原昭太郎(株式会社ポーラスター)、保屋野潤(株式会社ポーラスター)、谷広幸(株式会社ポーラスター)、中島三郎(株式会社ポーラスター)、岩見恭作、川野広行
  • グラフィックプロデューサー:松永宏樹(TOMBOY)
  • サブ・グラフィックプロデューサー:神原正夫(TOMBOY)、二宮克拓(TOMBOY)
  • 絵コンテ:長谷川浩司(TOMBOY)
  • 原画:向山祐治(スタジオギグ)、筱雅律(スタジオギグ)、富沢和雄(雷神ふぃるむ)、うめつゆきのり(雷神ふぃるむ)、伊魔崎斎(雷神ふぃるむ)
  • 動画:井上博文
  • オープニング・エンディング音楽:ギンガム音楽出版株式会社
  • サウンドクリエイト:西岡治彦
  • サウンドエンジニア:鳥羽清
  • サウンドプロデュース:黒田慎一
  • Singer(オープニング):LISA(From ALBATROSS CAFE)
  • Singer(エンディング):レイナルド・ピネーダ
  • 音響効果(音楽・効果音):笠原咲奈恵(株式会社ラディカルプラン)、宮串英明(株式会社ラディカルプラン)、松田康(株式会社ラディカルプラン)
  • スペシャルサンクス:木津精一、大野泰生、石川眞理子、和田康宏金沢十三男
  • プロデュース:宮沢徹、関根彰規

評価

[編集]
評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通19/40点 (PCE)[1]
ファミリーコンピュータMagazine20.8/30点 (FC)[2]
月刊PCエンジン79/100点 (PCE)
電撃PCエンジン62.5/100点 (PCE)
PC Engine FAN18.2/30点 (PCE)[3]
ファミリーコンピュータ版

ゲーム誌『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、20.8点(満30点)となっている[2]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.9 3.3 3.1 3.2 3.8 3.5 20.8
PCエンジン版

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では5・5・5・4の合計19点(満40点)[1]、『月刊PCエンジン』では85・80・80・75・75の平均79点(満100点)、『電撃PCエンジン』では55・55・80・60の平均62.5点(満100点)、『PC Engine FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、18.2点(満30点)となっている[3]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.7 3.1 2.9 2.9 2.8 2.9 18.2

関連作品

[編集]

OVA

[編集]

声の出演

[編集]

スタッフ

[編集]
  • 原案 - 江口寿史本宮ひろ志
  • 企画 - 中野徹
  • 監督 - 勇轍夫
  • 脚本 - 十川誠志
  • 絵コンテ - 勇轍夫(第1巻)、九十九十一(第2巻)
  • 演出 - 西森章
  • キャラクターデザイン - 古瀬登
  • メカニックデザイン - 堀井敏之
  • 作画監督 - 本橋秀之(第1巻)、岡野幸男(第2巻)
  • 美術監督 - 荒井和浩
  • 色彩設計 - 山名公枝
  • 撮影監督 - 細野正
  • 音楽 - 白石公彦
  • 音響監督 - 岩浪美和
  • プロデューサー - 浅賀孝郎、望月正雄、南沢道義
  • 制作プロデューサー - 中野徹、南喜長
  • 制作 - 81プロデュース
  • 制作協力 - Bee.Media
  • 製作 - ケイエスエス

主題歌

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エンディングテーマ「クールな恋」
作詞 - 松井由佳 / 作曲 - 村井邦彦 / 編曲 - Yong-Ching / 歌 - オーロラ五人娘

脚注

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  1. ^ a b オーロラクエスト おたくの星座 IN ANOTHER WORLD まとめ [PCエンジン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年12月30日閲覧。
  2. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、26頁、ASIN B00J16900U 
  3. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、571頁、ASIN B00J16900U 

外部リンク

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