コンテンツにスキップ

「ウェストバージニア州会議事堂」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m Botによる: {{Normdaten}}を追加
 
(他の1人の利用者による、間の1版が非表示)
15行目: 15行目:
3代目となる現在の州会議事堂庁舎は、[[1921年]]に州議会によって創設された、州会議事堂理事会の承認の下に建てられたものである。[[キャス・ギルバート]]が設計した[[石灰岩|ライムストーン]]造の[[バフ (色)|バフ]]色のこの庁舎は、総工費1,000万[[アメリカ合衆国ドル|ドル]]弱で建てられた。当時の州知事ウィリアム・G・コンリーは、州成立からちょうど69年となった[[1932年]]6月20日にこの議事堂を開館した。[[1974年]]、この議事堂はウェストバージニア州知事官邸と共に[[アメリカ合衆国国家歴史登録財|国家歴史登録財]]に指定された<ref>Harding, James E. [http://www.wvculture.org/shpo/nr/pdf/kanawha/74002009.pdf National Register of Historic Places Inventory-Nomination: West Virginia Capitol Complex / West Virginia State Capitol, West Virginia Executive Mansion]. State of West Virginia, West Virginia Division of Culture and History, Historic Preservation. 1974年4月11日. (PDFファイル)</ref>。
3代目となる現在の州会議事堂庁舎は、[[1921年]]に州議会によって創設された、州会議事堂理事会の承認の下に建てられたものである。[[キャス・ギルバート]]が設計した[[石灰岩|ライムストーン]]造の[[バフ (色)|バフ]]色のこの庁舎は、総工費1,000万[[アメリカ合衆国ドル|ドル]]弱で建てられた。当時の州知事ウィリアム・G・コンリーは、州成立からちょうど69年となった[[1932年]]6月20日にこの議事堂を開館した。[[1974年]]、この議事堂はウェストバージニア州知事官邸と共に[[アメリカ合衆国国家歴史登録財|国家歴史登録財]]に指定された<ref>Harding, James E. [http://www.wvculture.org/shpo/nr/pdf/kanawha/74002009.pdf National Register of Historic Places Inventory-Nomination: West Virginia Capitol Complex / West Virginia State Capitol, West Virginia Executive Mansion]. State of West Virginia, West Virginia Division of Culture and History, Historic Preservation. 1974年4月11日. (PDFファイル)</ref>。


====
==脚注==
{{脚注ヘルプ}}
{{reflist}}
{{reflist}}

==関連項目==
* [[アメリカ合衆国の州会議事堂の一覧]]


==外部リンク==
==外部リンク==
31行目: 35行目:
{{ウェストバージニア州}}
{{ウェストバージニア州}}


{{Normdaten}}
{{デフォルトソート:うえすとはあしにあしゆうきしとう}}
{{デフォルトソート:うえすとはあしにあしゆうきしとう}}
[[Category:アメリカ合衆国の州会議事堂]]
[[Category:アメリカ合衆国の州会議事堂]]

2021年3月13日 (土) 03:08時点における最新版

ウェストバージニア州会議事堂

ウェストバージニア州会議事堂(ウェストバージニアしゅうかいぎじどう、West Virginia State Capitol)は、アメリカ合衆国ウェストバージニア州の州都チャールストンに立地する同州議会の議事堂。庁舎内にはウェストバージニア州議会の上下両院の議場のほか、州知事室が置かれている。3階建ての庁舎は高さ292フィート(89m)で、ウェストバージニア州内では最も高い建築物である[1]

ウェストバージニア州会議事堂はチャールストンのダウンタウンの南東に建っている。庁舎はカナワ川に面し、敷地はカナワ大通り(国道60号線)、グリーンブライアー・ストリート、カリフォルニア・アベニュー、およびピードモント・ロードに囲まれている。正式には、敷地内をワシントン・ストリートが通っているが、敷地内ではこの通りは車両通行止めとされ、歩行者専用になっている。

庁舎は本館のほか、東西両端に本館に対して垂直方向に建てられ、地下階で低い土手道によってつながっているウィングを有し、上から見るとコの字型になっている。本館とウィングに囲まれた中庭には敷地内に3つある噴水のうちの1つが置かれている。庁舎の正面玄関前にはウェストバージニア州成立時の大統領であったエイブラハム・リンカーンの像が立っている。

敷地内には州会議事堂のほか、州知事官邸、文化センター、およびいくつかの州政府機関の庁舎が建てられている。また、カリフォルニア・アベニューを渡った東側にも州政府機関の庁舎が建ち並んでいる。また、敷地内には星条旗およびウェストバージニア州旗も立っている。敷地からカナワ川の河岸へと下る階段も設けられている。

 
ウェストバージニア州議会の本会議場(上: 上院, 下: 下院)

南北戦争前は、ウェストバージニアはバージニア州の一部で、州都はリッチモンドに置かれていた。1861年にバージニア州が連邦を脱退すると、合衆国寄りであった州北西部の各郡がまとまって、1863年6月20日、バージニア州から分離独立する形でウェストバージニア州が成立した。しかし、州成立後もウェストバージニアの州都はなかなか定まらず、チャールストンとホイーリングとの間を行き来した。やがて1877年、州の住民投票によって最終的に州都がチャールストンと定められると、その8年後、1885年に最初の州会議事堂が開館した。この最初の庁舎は1921年に焼失し、突貫で2代目の庁舎が建てられたが、2代目の庁舎も1927年に焼失した。

3代目となる現在の州会議事堂庁舎は、1921年に州議会によって創設された、州会議事堂理事会の承認の下に建てられたものである。キャス・ギルバートが設計したライムストーン造のバフ色のこの庁舎は、総工費1,000万ドル弱で建てられた。当時の州知事ウィリアム・G・コンリーは、州成立からちょうど69年となった1932年6月20日にこの議事堂を開館した。1974年、この議事堂はウェストバージニア州知事官邸と共に国家歴史登録財に指定された[2]

脚注[編集]

  1. ^ West Virginia State Capitol. Emporis.
  2. ^ Harding, James E. National Register of Historic Places Inventory-Nomination: West Virginia Capitol Complex / West Virginia State Capitol, West Virginia Executive Mansion. State of West Virginia, West Virginia Division of Culture and History, Historic Preservation. 1974年4月11日. (PDFファイル)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯38度19分59秒 西経81度36分50秒 / 北緯38.33306度 西経81.61389度 / 38.33306; -81.61389