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== 経歴 ==
== 経歴 ==
{{See also|#声優・女優になるまで}}
{{See also|#声優・女優になるまで}}

[[1990年]]に[[和洋国府台女子中学校高等学校|和洋国府台女子高等学校]]を卒業後、[[桐朋学園芸術短期大学]]演劇科に入学し、[[1992年]]に卒業<ref name="comprof">{{Wayback|url=http://park-romi.com/prof.html|title=プロフィール - 朴{{JIS2004フォント|璐}}美 旧公式サイト|date=20120712001248}}</ref>{{R|真剣121}}。その後の半年間は祖父の母国である[[大韓民国|韓国]]の[[延世大学校 韓国語学堂]]に[[留学]]{{R|comprof}}。[[1993年]]に円演劇研究所へ入り、2年後の[[1995年]]に[[演劇集団 円]]の会員に昇格{{R|comprof}}<ref name="enprof">{{Cite web|和書|url=http://www.enkikaku.jp/women'sprofile/park-prof.html |title=朴璐美 |publisher=円企画 |accessdate=2017-05-05}}</ref>。
=== 学歴 ===
[[1990年]]年代初頭に[[和洋国府台女子中学校高等学校|和洋国府台女子高等学校]]を入学卒業

[[1992年]]3月に[[桐朋学園芸術短期大学]]演劇科を入学卒業<ref name="comprof">{{Wayback|url=http://park-romi.com/prof.html|title=プロフィール - 朴{{JIS2004フォント|璐}}美 旧公式サイト|date=20120712001248}}</ref>{{R|真剣121}}。

1992年4月 - 1992年10月、祖父の母国である[[大韓民国|韓国]]の[[延世大学校 韓国語学堂]]に[[留学]]{{R|comprof}}(韓国私立大学の最高峰にして、日本でいうと'''早慶に相当する大学''')。

=== 芸能活動 ===
[[1993年]]に一人前の俳優になるべく円演劇研究所へ入所、

[[1995年]]に[[演劇集団 円]]の会員に昇格{{R|comprof}}<ref name="enprof">{{Cite web|和書|url=http://www.enkikaku.jp/women'sprofile/park-prof.html |title=朴璐美 |publisher=円企画 |accessdate=2017-05-05}}</ref>。


[[1998年]]、『[[ブレンパワード]]』のカナン・ギモス役で声優デビュー{{R|ddnavi20220210|naruniwa25|seigura2|animeanime20141205|abema.tv20191024}}。
[[1998年]]、『[[ブレンパワード]]』のカナン・ギモス役で声優デビュー{{R|ddnavi20220210|naruniwa25|seigura2|animeanime20141205|abema.tv20191024}}。

1998年当時、舞台女優活動を行うもなかなか売れず、演劇をやめて別の道を模索しようとも考えていた。その頃、難関高倍率のオーディションで有名なガンダムシリーズの大物監督[[富野由悠季]]が新作ガンダムアニメの制作のため、様々なジャンルからの才能をアニメの現場に起用し、若い才能を発掘するべく、沢山の演劇イベント会場を回っていた。その中で朴璐美の舞台野外公演を見たことからから、サンライズが制作する『∀ガンダム』のディアナ・ソレルとディアナ・ハイムの役でオーディション参加を依頼するFAXが朴璐美の自宅に届く。だが、オーディション運営スタッフから「この役もやってみて」といきなり主役のロラン・セアック役の台本を渡され、そこに書かれている台詞を読むよう指示され、合格したことから、朴璐美のその後の人生が大きく一変する。

1999年4月 - 2000年4月、テレビアニメで『∀ガンダム』でのロラン・セアック役を担当し、声優としてブレイク。まだ、声優としてのキャリアが浅い朴璐美はこの時に[[富野由悠季]]が厳しく演技と演出の指導を受けながら、毎日悪戦苦闘の日々を送った。


[[2003年]]、「第26回[[アニメグランプリ]]」にて声優部門賞を受賞。
[[2003年]]、「第26回[[アニメグランプリ]]」にて声優部門賞を受賞。
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[[2004年]]、「[[東京国際アニメフェア]]2004」にて声優賞を受賞{{R|enprof|comprof}}。
[[2004年]]、「[[東京国際アニメフェア]]2004」にて声優賞を受賞{{R|enprof|comprof}}。


[[2006年]]、歌手活動をし始め、CDをリリース<ref name="avexnet">[https://web.archive.org/web/20110918075813/http://avexnet.jp/id/bakur/discography/ ディスコグラフィー - エイベックス](2011年9月18日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。年度、「第1回[[声優アワード]]」で、『[[NANA#テレビアニメ|NANA]]』の大崎ナナ役で主演女優賞を受賞{{R|enprof|comprof|真剣121}}<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.seiyuawards.jp/winning/winning_01 |title=第一回声優アワード受賞者 |publisher=声優アワード |accessdate=2017-05-05}}</ref>。
[[2006年]]、歌手活動をし始め、CDをリリース<ref name="avexnet">[https://web.archive.org/web/20110918075813/http://avexnet.jp/id/bakur/discography/ ディスコグラフィー - エイベックス](2011年9月18日時点の[[インターネットアーカイブ|アーカイブ]])</ref>。
[[2006]]度、「第1回[[声優アワード]]」で、『[[NANA#テレビアニメ|NANA]]』の大崎ナナ役で主演女優賞を受賞{{R|enprof|comprof|真剣121}}<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.seiyuawards.jp/winning/winning_01 |title=第一回声優アワード受賞者 |publisher=声優アワード |accessdate=2017-05-05}}</ref>。


[[2013年]]、[[第25回東京国際映画祭]]日本映画・ある視点部門ノミネート『[[あかぼし]]』で実写映画に初主演<ref>{{Cite web|和書|url=https://eiga.com/movie/77563/ |title=あかぼし : 作品情報 |publisher=映画.com |accessdate=2017-05-05}}</ref>。
[[2013年]]、[[第25回東京国際映画祭]]日本映画・ある視点部門ノミネート『[[あかぼし]]』で実写映画に初主演<ref>{{Cite web|和書|url=https://eiga.com/movie/77563/ |title=あかぼし : 作品情報 |publisher=映画.com |accessdate=2017-05-05}}</ref>。
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[[2019年]]、[[東宝]][[ミュージカル]]『[[レ・ミゼラブル]]』のマダム・テナルディエ役でミュージカルに初出演<ref>{{Cite web|和書|url=https://spice.eplus.jp/articles/225919 |title=斎藤司×朴璐美 『レ・ミゼラブル』新テナルディエ夫妻の愉快な対談 |publisher=SPICE |date=2019-02-08 |accessdate=2019-04-12}}</ref>。
[[2019年]]、[[東宝]][[ミュージカル]]『[[レ・ミゼラブル]]』のマダム・テナルディエ役でミュージカルに初出演<ref>{{Cite web|和書|url=https://spice.eplus.jp/articles/225919 |title=斎藤司×朴璐美 『レ・ミゼラブル』新テナルディエ夫妻の愉快な対談 |publisher=SPICE |date=2019-02-08 |accessdate=2019-04-12}}</ref>。


[[2020年]][[1月22日]]、俳優・声優の[[山路和弘]]と18歳年の差結婚したことを公式サイト・[[Twitter]]にて発表した<ref>{{Cite news|和書|url=https://www.sanspo.com/article/20200122-7BPM4SI3HZJLFDP522D32FBIV4/ |title=声優、朴ろ美が山路和弘と結婚「役者としても人間としても、尊敬できる方」 |newspaper=SANSPO.COM |publisher=産経デジタル |date=2020-01-22 |accessdate=2020-01-22}}</ref>{{R|official200122}}。
[[2020年]][[1月22日]]、俳優・声優の[[山路和弘]]と結婚したことを公式サイト・[[Twitter]]にて発表した<ref>{{Cite news|和書|url=https://www.sanspo.com/article/20200122-7BPM4SI3HZJLFDP522D32FBIV4/ |title=声優、朴ろ美が山路和弘と結婚「役者としても人間としても、尊敬できる方」 |newspaper=SANSPO.COM |publisher=産経デジタル |date=2020-01-22 |accessdate=2020-01-22}}</ref>{{R|official200122}}。


== 人物 ==
== 人物 ==
人見知りで、不器用なため嘘をいて話すこともできないという{{R|声優になるp94-95}}。
人見知りで、不器用なため嘘をいて話すこともできない{{R|声優になるp94-95}}。


趣味や特技は[[スクーバダイビング|スキューバダイビング]]、[[少林寺拳法]]、[[ピアノ]]、[[水泳]]、[[朝鮮語|韓国語]]{{R|enprof}}。
趣味や特技は[[スクーバダイビング|スキューバダイビング]]、[[少林寺拳法]]、[[ピアノ]]、[[水泳]]、[[朝鮮語|韓国語]]{{R|enprof}}。


最初のイベントで、客に椅子の背もたれを向けて座ってしまったことから初めはヒドかった{{R|声優になるp94-95}}。以前、イベントで「今度の役どころは?」という質問されたが、まだ収録すらしていない役であったため、監督のカンペを見て「巨乳です」しか言えず一杯いっぱいで震えていた{{R|声優になるp94-95}}。会場の皆は「頑張れ!」と温かく応援してくれたが、痛々しい姿であったと語る{{R|声優になるp94-95}}。その後、あるイベントで地方を回った時、何回目かの[[名古屋市|名古屋]]で、一緒に出演していた[[子安武人]]にようやく突っ込みを入れることができ慣れてきた{{R|声優になるp94-95}}。普段は冗談を飛ばし合っているが、イベントのステージに立つと、しゅんとしてしまうという{{R|声優になるp94-95}}。
最初のイベントで、客に椅子の背もたれを向けて座ってしまったことから初めはヒドかった{{R|声優になるp94-95}}。以前、イベントで「今度の役どころは?」と質問されたが、まだ収録すらしていない役であったため、監督のカンペを見て「巨乳です」しか言えず一杯いっぱいで震えていた{{R|声優になるp94-95}}。会場の皆は「頑張れ!」と温かく応援してくれたが、痛々しい姿であったと語る{{R|声優になるp94-95}}。その後、あるイベントで地方を回った時、何回目かの[[名古屋市|名古屋]]で、一緒に出演していた[[子安武人]]にようやく突っ込みを入れることができ慣れてきた{{R|声優になるp94-95}}。普段は冗談を飛ばし合っているが、イベントのステージに立つと、しゅんとしてしまう{{R|声優になるp94-95}}。


ラジオ番組などは[[小野坂昌也]]にゲストに来てくれた時、「一生懸命に楽しく盛り上げて、ゆくゆくはラジオのパーソナリティになりたいとか思わないの?」という質問に「思いません」と言ったりしていた{{R|声優になるp94-95}}。ラジオ番組『[[鋼の錬金術師 (ラジオ)|鋼の錬金術師]]』では、相手役の[[釘宮理恵]]と2人でラジオをしなくてはいけなくなり、それでも話せなかった{{R|声優になるp94-95}}。しかし相手役の釘宮の負担を減らすためにも「とにかく私が引っ張っていかないと」と思ってからは、逆切れしてやり出した感じであったという{{R|声優になるp94-95}}。
ラジオ番組などは[[小野坂昌也]]にゲストに来てくれた時、「一生懸命に楽しく盛り上げて、ゆくゆくはラジオのパーソナリティになりたいとか思わないの?」質問に「思いません」と言ったりしていた{{R|声優になるp94-95}}。ラジオ番組『[[鋼の錬金術師 (ラジオ)|鋼の錬金術師]]』では、相手役の[[釘宮理恵]]と2人でラジオをしなくてはいけなくなり、それでも話せなかった{{R|声優になるp94-95}}。しかし相手役の釘宮の負担を減らすためにも「とにかく私が引っ張っていかないと」と思ってからは、逆切れしてやり出した感じであった{{R|声優になるp94-95}}。


歌は全て逆切れで解決で朴は逆切れする才能は持っているかもしれず皆そういうことを克服するために練習したり色々するが、朴はダメであったという{{R|声優になるp94-95}}。
歌は全て逆切れで解決で朴は逆切れする才能は持っているかもしれず皆そを克服するために練習したり色々するが、朴はダメであった{{R|声優になるp94-95}}。


2009年時点でレギュラーを多数抱え、大人気だが、これだけの仕事を依頼されている理由は「不思議だなぁ」と感じている{{R|声優になるp94-95}}。自分自身のためにしているところもあり、飽きっぽいところも出てしまっていると思っており、恥も外聞も捨ててしている{{R|声優になるp94-95}}<ref name="声優になるp96">『もっと声優になる!夢を叶えるためのヒントが見付かる!!人気声優たちのリアルインタビュー』、96頁</ref>。そんな暑苦しさに何かしらの魅力を感じてくれる人物がいるおかげで、「シラケていたくないな、シラケていちゃいけないのではないかな」と思っている人物たちがファンになってくれているといい、すごく愛しいという{{R|声優になるp96}}。
2009年時点でレギュラーを多数抱え、大人気だが、これだけの仕事を依頼されている理由は「不思議だなぁ」と感じている{{R|声優になるp94-95}}。自分自身のためにしているところもあり、飽きっぽいところも出てしまっていると思っており、恥も外聞も捨ててしている{{R|声優になるp94-95}}<ref name="声優になるp96">『もっと声優になる!夢を叶えるためのヒントが見付かる!!人気声優たちのリアルインタビュー』、96頁</ref>。そんな暑苦しさに何かしらの魅力を感じてくれる人物がいるおかげで、「シラケていたくないな、シラケていちゃいけないのではないかな」と思っている人物たちがファンになってくれているといい、すごく愛しい{{R|声優になるp96}}。


尊敬する声優は『[[シャーマンキング]]』で共演した[[高山みなみ]]と[[林原めぐみ]]<ref name="seigura3">{{Cite web|和書|date= 2020-03-30|url=https://seigura.com/news/31499/3/|title=朴ロ美さん「体と心と魂が一つになる瞬間」 |pages=3|work=声優道|website=声優グランプリWEB|publisher= [[主婦の友インフォス]]|accessdate=2024-03-26}}</ref>。2人は恩人であり、慣れない少年役で悩んでいたとき、この仕事は一人でやっているわけではなくみんなで作っているんだと教えられ、学生時代に好きだったみんなで作る感覚を思い出させてくれた高山を父、林原を母であると公言している{{R|seigura3}}<ref>声優になるには 15ページ</ref>。声優の[[川上とも子]]は桐朋学園短大時代の同期生であり、川上が2011年6月に亡くなった際には、自らのブログで彼女への思いを語り、また、通夜に駆け付けた<ref>[https://ameblo.jp/romi-nee/entry-10923261111.html ゴメンね] 朴{{JIS2004フォント|・}}美オフィシャルブログ 2011年6月14日付</ref>。
尊敬する声優は『[[シャーマンキング]]』で共演した[[高山みなみ]]と[[林原めぐみ]]<ref name="seigura3">{{Cite web|和書|date= 2020-03-30|url=https://seigura.com/news/31499/3/|title=朴ロ美さん「体と心と魂が一つになる瞬間」 |pages=3|work=声優道|website=声優グランプリWEB|publisher= [[主婦の友インフォス]]|accessdate=2024-03-26}}</ref>。2人は恩人であり、慣れない少年役で悩んでいたとき、この仕事は一人でやっているわけではなくみんなで作っているんだと教えられ、学生時代に好きだったみんなで作る感覚を思い出させてくれた高山を父、林原を母であると公言している{{R|seigura3}}<ref>声優になるには 15ページ</ref>。声優の[[川上とも子]]は桐朋学園短大時代の同期生であり、川上が2011年6月に亡くなった際には、自らのブログで彼女への思いを語り、通夜に駆け付けた<ref>[https://ameblo.jp/romi-nee/entry-10923261111.html ゴメンね] 朴{{JIS2004フォント|・}}美オフィシャルブログ 2011年6月14日付</ref>。


養成所に特別講師、体験レッスンの講師として呼んでくれることはある{{R|声優になるp96}}<ref name="seigura5">{{Cite web|和書|date= 2020-03-30|url=https://seigura.com/news/31499/5/|title=朴ロ美さん「体と心と魂が一つになる瞬間」 |page=5|work=声優道|website=声優グランプリWEB|publisher= [[主婦の友インフォス]]|accessdate=2024-03-26}}</ref>。めちゃめちゃスパルタで「なめてんなよ」ぐらいの勢いで、身体を使わせ、基本は、円演劇研究所の教わったことだという{{R|声優になるp96}}。
養成所に特別講師、体験レッスンの講師として呼んでくれることはある{{R|声優になるp96}}<ref name="seigura5">{{Cite web|和書|date= 2020-03-30|url=https://seigura.com/news/31499/5/|title=朴ロ美さん「体と心と魂が一つになる瞬間」 |page=5|work=声優道|website=声優グランプリWEB|publisher= [[主婦の友インフォス]]|accessdate=2024-03-26}}</ref>。めちゃめちゃスパルタで「なめてんなよ」ぐらいの勢いで、身体を使わせ、基本は、円演劇研究所の教わった{{R|声優になるp96}}。


2010年から2012年までダイニングカフェ・シーラカンスを[[ゲッターズ飯田]]と共同経営していた<ref>[https://ameblo.jp/romi-nee/entry-11385852351.html ありがとうございました] 朴{{JIS2004フォント|璐}}美オフィシャルブログ 2012年10月22日付</ref>。
2010年から2012年までダイニングカフェ・シーラカンスを[[ゲッターズ飯田]]と共同経営していた<ref>[https://ameblo.jp/romi-nee/entry-11385852351.html ありがとうございました] 朴{{JIS2004フォント|璐}}美オフィシャルブログ 2012年10月22日付</ref>。


2013年からボイススクールstudio Cambria(スタジオ カンブリア)を開校<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.voice-romi.jp/ |title=・ 2013 studio Cambria (最下部に表記) |publisher=スタジオ カンブリア |accessdate=2017-05-05}}</ref>。最初に話をくれた時は「役者が誰かにものを教えるなんて冗談じゃない」という気持ちがあったため、「最近のしらけている子たちに私が接したら、きっとケンカになりますよ」と断ろうとしていた{{R|seigura5}}。その時に話をくれた人物が「そのくらい本気でぶつかってください。学生を泣かせてもいいです」とまで言うため、引き受けたという{{R|seigura5}}。最初の頃のレッスンは、かなりケンカ腰だったといい、その時学生にやらせたのが、[[演劇集団 円]]の演出家の福沢富夫がしていたレッスンであった{{R|seigura5}}。
2013年からボイススクールstudio Cambria(スタジオ カンブリア)を開校<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.voice-romi.jp/ |title=・ 2013 studio Cambria (最下部に表記) |publisher=スタジオ カンブリア |accessdate=2017-05-05}}</ref>。最初に話をくれた時は「役者が誰かにものを教えるなんて冗談じゃない」気持ちがあ、「最近のしらけている子たちに私が接したら、きっとケンカになりますよ」と断ろうとしていた{{R|seigura5}}。その時に話をくれた人物が「そのくらい本気でぶつかってください。学生を泣かせてもいいです」とまで言うため、引き受けた{{R|seigura5}}。最初の頃のレッスンは、かなりケンカ腰だったといい、その時学生にやらせたのが、[[演劇集団 円]]の演出家の福沢富夫がしていたレッスンであった{{R|seigura5}}。


=== 特色 ===
=== 特色 ===
舞台でも声優でも、老若男女幅広い役を演じている{{R|paku}}。
舞台でも声優でも、老若男女幅広い役を演じている{{R|paku}}。アニメではティーンエイジの少年役に起用されることが多い<ref name="paku">{{Cite web|和書|url=http://seigura.com/senior/road/paku_seiyudo/2.html |title=朴{{JIS2004フォント|・}}美の声優道 ②作品を通してさまざまな人と知り合った |work=声優グランプリweb |publisher=主婦の友インフォス情報社 |accessdate=2017-05-05|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140329125720/http://seigura.com/senior/road/paku_seiyudo/2.html|archivedate=2014-03-23}}</ref>。吹き替えでは[[ヒラリー・スワンク]]、[[ミシェル・ロドリゲス]]、[[ヘレナ・ボナム・カーター]]、[[ルーシー・リュー]]などが持ち役。ナレーションでは『[[金曜ロードSHOW!]]』で[[サッシャ]]のパートナーとしてナレーターを担当している。


アニメではティーンエイジの少年役に起用されることが多い<ref name="paku">{{Cite web|和書|url=http://seigura.com/senior/road/paku_seiyudo/2.html |title=朴{{JIS2004フォント|・}}美の声優道 ②作品を通してさまざまな人と知り合った |work=声優グランプリweb |publisher=主婦の友インフォス情報社 |accessdate=2017-05-05|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140329125720/http://seigura.com/senior/road/paku_seiyudo/2.html|archivedate=2014-03-23}}</ref>。
これまで様々な作品で少年役を演じていたが、少年役であっても大人の女性役であっても、役に対するスタンスは変わらず、「演じるからにはとにかく役と一緒になりたい、自分のすべてを出し切りたい」と語る<ref name="seigura4">{{Cite web|和書|date= 2020-03-30|url=https://seigura.com/news/31499/4/|title=朴ロ美さん「体と心と魂が一つになる瞬間」 |page=4|work=声優道|website=声優グランプリWEB|publisher= [[主婦の友インフォス]]|accessdate=2024-05-07}}</ref>。もし違いがあるとしたら、「少年役は心が隠せないこと」で、少年は気持ち、思いが前面に出てくる気がするという{{R|seigura4}}。


吹き替えでは下記ハリウッドスターなどを多く担当している。
男の子役を演じる時の発声を変えるという考えが嫌いで、「どう男の子役をやるか」という葛藤であった<ref name="声優になるp92-93">『もっと声優になる!夢を叶えるためのヒントが見付かる!!人気声優たちのリアルインタビュー』、92-93頁</ref>。『[[∀ガンダム]]』から続き、『[[鋼の錬金術師 (アニメ)|鋼の錬金術師]]』の[[エドワード・エルリック]]役で、自分の中で納得がいくようになってきたという{{R|声優になるp92-93}}。


* [[ルーシー・リュー]]
『[[デジモンアドベンチャー02]]』の[[デジモンアドベンチャー02の登場キャラクター#選ばれし子供たち|一乗寺賢]]役を演じていた時は、少し変わった役であったが、怒りの部分を増幅させ、「もしそこで男の子じゃないと言われたら、それはもうそれでいいや」と思ったという{{R|声優になるp92-93}}。
* [[ミシェル・ロドリゲス]]、
* [[ヒラリー・スワンク]]、
* [[ヘレナ・ボナム・カーター]]<ref>{{Cite web |title=朴璐美のプロフィール・画像・写真 |url=https://thetv.jp/person/0000135567/ |website=WEBザテレビジョン |access-date=2024-09-03 |language=ja}}</ref><ref>{{Cite web |title=映画『バイオハザード』出演キャスト&吹き替え声優まとめ アリス、マット、レインを演じたのは? {{!}} VG+ (バゴプラ) |url=https://virtualgorillaplus.com/movie/biohazard-cast/ |website=virtualgorillaplus.com |access-date=2024-09-03}}</ref>。


ナレーションでは『[[金曜ロードSHOW!]]』で[[サッシャ]]のパートナーとしてナレーターを担当している。
『∀ガンダム』の[[ロラン・セアック]]役で初めて少年役を演じ、『デジモンアドベンチャー02』の一乗寺賢役、『[[シャーマンキング]]』の道蓮役、『[[ドラゴンドライブ]]』の大空レイジ役と、様々なタイプの少年役を演じてくれたことにより{{R|seigura4}}、『鋼の錬金術師』のエドワード・エルリック役はそれまでの集大成であり、運命的なものを感じたという。エドの役は感情の振れ幅が大きかったため、他の役では感情を出し過ぎたことが多々あったり、エドのような演技を求められても、違うキャラクターだからできないというギャップに戸惑った時期もあったという<ref>声優になるには 15-16ページ</ref>。


これまで様々な作品で少年役を演じていたが、少年役であっても大人の女性役であっても、役に対するスタンスは変わらず、「演じるからにはとにかく役と一緒になりたい、自分のすべてを出し切りたい」と語る<ref name="seigura4">{{Cite web|和書|date= 2020-03-30|url=https://seigura.com/news/31499/4/|title=朴ロ美さん「体と心と魂が一つになる瞬間」 |page=4|work=声優道|website=声優グランプリWEB|publisher= [[主婦の友インフォス]]|accessdate=2024-05-07}}</ref>。
朗読劇『[[電車男]]』、舞台『[[レインマン]]』と、2009年時点では声だけではなく舞台出演も平行しているが、体はいつも泣き言ばかりで朴自身「よく維持できてるな」と思っている{{R|声優になるp96}}。仕事を引き受けてしまった以上はやるしかなくその前に「考えろ」という感じだが、朴は先が読めないタイプだという{{R|声優になるp96}}。


もし違いがあるとしたら、「少年役は心が隠せないこと」で、少年は気持ち、思いが前面に出てくる気がする{{R|seigura4}}。
『電車男』では初めて舞台上で男の子役を演じており、その時は朗読劇と聞いていたが、蓋を開けてみると朗読劇という名のアクションステージであった{{R|声優になるp96}}。本番では、スクリーンは壊れ、[[リンゴ|りんご]]で頭を打ち、稽古期間の短さ、台詞の多さから考えると、まさしくあの舞台は逆切れの賜物だという{{R|声優になるp96}}。


男の子役を演じる時の発声を変える考えが嫌いで、「どう男の子役をやるか」葛藤した<ref name="声優になるp92-93">『もっと声優になる!夢を叶えるためのヒントが見付かる!!人気声優たちのリアルインタビュー』、92-93頁</ref>。
声優を初めた当初は少年役で苦しんだが、途中からは「男の子も何もないな」と思った{{R|声優になるp96}}。『[[NANA]]』の大崎ナナ役もそうだが、「その役を自分の中に入れれば問題はないな」と『NANA』の大崎ナナ役も同じ感覚で演じているという{{R|声優になるp96}}。

『[[∀ガンダム]]』から続き、『[[鋼の錬金術師 (アニメ)|鋼の錬金術師]]』の[[エドワード・エルリック]]役で、自分の中で納得がいくようになった{{R|声優になるp92-93}}。

『[[デジモンアドベンチャー02]]』の[[デジモンアドベンチャー02の登場キャラクター#選ばれし子供たち|一乗寺賢]]役を演じていた時は、少し変わった役であったが、怒りの部分を増幅させ、「もしそこで男の子じゃないと言われたら、それはもうそれでいいや」と思った{{R|声優になるp92-93}}。

『∀ガンダム』の[[ロラン・セアック]]役で初めて少年役を演じ、『デジモンアドベンチャー02』の一乗寺賢役、『[[シャーマンキング]]』の道蓮役、『[[ドラゴンドライブ]]』の大空レイジ役と、様々なタイプの少年役を演じてくれたことにより{{R|seigura4}}、『鋼の錬金術師』のエドワード・エルリック役はそれまでの集大成であり、運命的なものを感じた。エドの役は感情の振れ幅が大きかったため、他の役では感情を出し過ぎたことが多々あったり、エドのような演技を求められても、違うキャラクターだからできないとギャップに戸惑った時期もあった<ref>声優になるには 15-16ページ</ref>。

朗読劇『[[電車男]]』、舞台『[[レインマン]]』と、2009年時点では声だけではなく舞台出演も平行しているが、体はいつも泣き言ばかりで朴自身「よく維持できてるな」と思っている{{R|声優になるp96}}。仕事を引き受けてしまった以上はやるしかなくその前に「考えろ」だが、朴は先が読めないタイプである{{R|声優になるp96}}。

『電車男』では初めて舞台上で男の子役を演じており、その時は朗読劇と聞いていたが、朗読劇のアクションステージであった{{R|声優になるp96}}。本番では、スクリーンは壊れ、[[リンゴ|りんご]]で頭を打ち、稽古期間の短さ、台詞の多さから考えると、まさしくあの舞台は逆切れの賜物である{{R|声優になるp96}}。

声優を初めた当初は少年役で苦しんだが、途中からは「男の子も何もないな」と思った{{R|声優になるp96}}。『[[NANA]]』の大崎ナナ役もそうだが、「その役を自分の中に入れれば問題はないな」と『NANA』の大崎ナナ役も同じ感覚で演じている{{R|声優になるp96}}。


=== 声優・女優になるまで ===
=== 声優・女優になるまで ===
==== 生い立ち ====
==== 生い立ち ====
[[在日韓国・朝鮮人|在日韓国人]]として生まれ、後に日本に[[帰化]]した韓国系日本人<ref name="名前なし-1"/><ref name="raichosya">{{Cite web|和書|url=http://www.raichosha.co.jp/mm/00495.html |title=声優になる!マガジン |work= |publisher=雷鳥社 |accessdate=2018-09-02}}</ref><!-- この部分の編集を行う方はノートページをご覧ください。 -->。姉と弟がいる{{R|raichosya}}。子供のころは体が弱く、[[肺炎]]で死にかけたり、食事もあまり摂らないにもかかわらず、活発に動いて突然倒れることもあった{{R|raichosya}}。小学生の頃のあだ名は「半切りごぼう」{{refnest|group=注|「[[ゴボウ|ごぼう]]より細い」という意味であり、体重が常に20数Kgしかなかったという{{R|raichosya}}。}}。体を鍛えることと箱入り娘に育てるため、[[少林寺拳法]]、[[水泳]]、[[ピアノ]]、[[書道]]、[[公文]]、[[そろばん]]、[[油絵]]など習い事をいくつもした{{R|raichosya}}。[[儒教]]のしきたりで毎週日曜日に祖父母の家を訪ね、学校では[[日本語]]、家では日本語と韓国語、祖父母宅では韓国語で過ごす一日で世界が変わる生活は現実感がなく、特に祖父母の家に行くことは鬱陶しく感じていた{{R|raichosya}}。家ではだらしないとして流行の[[ファッション]]をしていると怒られ、父とは20歳になるまで[[敬語]]で会話していた{{R|raichosya}}。父は単身赴任が多く家にあまりいなかった<ref name="声優になるp88-89">『もっと声優になる!夢を叶えるためのヒントが見付かる!!人気声優たちのリアルインタビュー』、88-89頁</ref>。母は、日本語を知らぬまま来日していたが、凄く努力して新聞などを独学で日本語を学んでいたようで、日常会話は日本語であった{{R|raichosya|声優になるp88-89}}。母は朴を在日韓国人学校、朝鮮人学校に入れるつもりも全くなかったようであったことから朴に韓国語を強要したことは一度もなかったという{{R|声優になるp88-89}}。母は、朴をアルバイトもさせてくれなかったことから馬鹿かわいがりしていた{{R|声優になるp88-89}}。後述の彼氏が出来た時には彼を「どういうつもりなんですか?」と呼び出していたことから大変であった{{R|声優になるp88-89}}。その時に「真剣にお付き合いしているのだったら私のいる前でしか会わないで」、と言っていたという{{R|声優になるp88-89}}。中学は地元の公立校では不良になるとの心配から、母の意向で私立校に通い{{R|raichosya}}、高校は自分の居場所を求めて韓国の学校へ進学することを希望するも許されなかった<ref name="naruniwa">声優になるには 11ページ</ref>。また姉は、日本になじめずに、韓国に行っていた時期もあり<ref name="声優になるp81-82">{{Cite book|和書|author1=橋本崇宏|author2= 柳谷杞一郎|editor= 声優になる!マガジン編集部 |title=もっと 声優になる!夢を叶えるためのヒントが見付かる!! 人気声優たちのリアルインタビュー|chapter= interview_05 朴璐美さん|pages=81-82|publisher=[[雷鳥社]]|isbn=978-4-8441-3512-8|date= 2009-02-01}}</ref>、中学進学時にも「韓国に行きたい」と言っていた<ref name="声優になるp85">『もっと声優になる!夢を叶えるためのヒントが見付かる!!人気声優たちのリアルインタビュー』、85頁</ref>。
[[在日韓国・朝鮮人|在日韓国人]]として生まれ、後に日本に[[帰化]]した韓国系日本人<ref name="名前なし-1"/><ref name="raichosya">{{Cite web|和書|url=http://www.raichosha.co.jp/mm/00495.html |title=声優になる!マガジン |work= |publisher=雷鳥社 |accessdate=2018-09-02}}</ref><!-- この部分の編集を行う方はノートページをご覧ください。 -->。
姉と弟がいる{{R|raichosya}}。
子供のころは体が弱く、[[肺炎]]で死にかけたり、食事もあまり摂らないにもかかわらず、活発に動いて突然倒れることもあった{{R|raichosya}}。
小学生の頃のあだ名は「半切りごぼう」{{refnest|group=注|「[[ゴボウ|ごぼう]]より細い」意味であり、体重が常に20数Kgしかなかった{{R|raichosya}}。}}。
体を鍛えることと箱入り娘に育てるため、[[少林寺拳法]]、[[水泳]]、[[ピアノ]]、[[書道]]、[[公文]]、[[そろばん]]、[[油絵]]など習い事をいくつもした{{R|raichosya}}。韓国の李氏朝鮮時代からある[[儒教]]のしきたりで毎週日曜日に祖父母の家を訪ね、学校では[[日本語]]、家では日本語と韓国語、祖父母宅では韓国語で過ごす一日で世界が変わる生活は現実感がなく、特に祖父母の家に行くことは鬱陶しく感じていた{{R|raichosya}}。家ではだらしないとして流行の[[ファッション]]をしていると怒られ、父とは20歳になるまで[[敬語]]で会話していた{{R|raichosya}}。父は単身赴任が多く家にあまりいなかった<ref name="声優になるp88-89">『もっと声優になる!夢を叶えるためのヒントが見付かる!!人気声優たちのリアルインタビュー』、88-89頁</ref>。母は、日本語を知らぬまま来日していたが、凄く努力して新聞などを独学で日本語を学んでいたようで、日常会話は日本語であった{{R|raichosya|声優になるp88-89}}。母は朴を在日韓国人学校、朝鮮人学校に入れるつもりも全くなかったようであったことから朴に韓国語を強要したことは一度もなかった{{R|声優になるp88-89}}。母は、朴をアルバイトもさせてくれなかったことから馬鹿かわいがりしていた{{R|声優になるp88-89}}。後述の彼氏が出来た時には彼を「どういうつもりなんですか?」と呼び出していたことから大変であった{{R|声優になるp88-89}}。その時に「真剣にお付き合いしているのだったら私のいる前でしか会わないで」、と言っていた{{R|声優になるp88-89}}。中学は地元の公立校では不良になるとの心配から、母の意向で私立校に通い{{R|raichosya}}、高校は自分の居場所を求めて韓国の学校へ進学することを希望するも許されなかった<ref name="naruniwa">声優になるには 11ページ</ref>。姉は、日本になじめずに、韓国に行っていた時期もあり<ref name="声優になるp81-82">{{Cite book|和書|author1=橋本崇宏|author2= 柳谷杞一郎|editor= 声優になる!マガジン編集部 |title=もっと 声優になる!夢を叶えるためのヒントが見付かる!! 人気声優たちのリアルインタビュー|chapter= interview_05 朴璐美さん|pages=81-82|publisher=[[雷鳥社]]|isbn=978-4-8441-3512-8|date= 2009-02-01}}</ref>、中学進学時にも「韓国に行きたい」と言っていた<ref name="声優になるp85">『もっと声優になる!夢を叶えるためのヒントが見付かる!!人気声優たちのリアルインタビュー』、85頁</ref>。


==== デビュー前 ====
==== デビュー前 ====
元々、演劇に興味を持っていたわけではなく、高校で演劇部に憧れの先輩がいたこと{{R|naruniwa}}、先輩に誘われたことがきっかけ{{R|声優になるp81-82}}<ref name="seigura1">{{Cite web|和書|date= 2020-03-30|url=https://seigura.com/news/31499/|title=朴ロ美さん「体と心と魂が一つになる瞬間」 |page=1|work=声優道|website=声優グランプリWEB|publisher= [[主婦の友インフォス]]|accessdate=2024-03-26}}</ref>。両親からは「高校生になったら部活動してもいい」と許しが出たため、先輩の言葉に乗り、演劇部に入部{{R|声優になるp81-82}}。演劇部に入ると、みんなで作品を作り上げることが好きになり芝居にのめり込む{{R|seigura1|声優になるp81-82}}。当時は学校の演劇部としての活動は、ほどほどだったが、地区大会のようなものには出場していた{{R|声優になるp81-82}}。顧問の教師からもあまり干渉はされず、自由奔放にしてもらえという{{R|声優になるp81-82}}。演劇部の1年目は役をもらえるわけではないため、一番最初は照明を担当していた<ref name="声優になるp83-84">『もっと声優になる!夢を叶えるためのヒントが見付かる!!人気声優たちのリアルインタビュー』、83-84頁</ref>。当時は部活動だったが、芝居の演出も生徒が色々な役割分担をそれぞれに受け持つかたちで運営していたことから、演出に興味があったという{{R|声優になるp81-82|seigura1}}。
元々、演劇に興味を持っていたわけではなく、高校で演劇部に憧れの先輩がいたこと{{R|naruniwa}}、先輩に誘われたことがきっかけ{{R|声優になるp81-82}}<ref name="seigura1">{{Cite web|和書|date= 2020-03-30|url=https://seigura.com/news/31499/|title=朴ロ美さん「体と心と魂が一つになる瞬間」 |page=1|work=声優道|website=声優グランプリWEB|publisher= [[主婦の友インフォス]]|accessdate=2024-03-26}}</ref>。両親からは「高校生になったら部活動してもいい」と許しが出たため、先輩の言葉に乗り、演劇部に入部{{R|声優になるp81-82}}。演劇部に入ると、みんなで作品を作り上げることが好きになり芝居にのめり込む{{R|seigura1|声優になるp81-82}}。当時は学校の演劇部としての活動は、ほどほどだったが、地区大会のようなものには出場していた{{R|声優になるp81-82}}。顧問の教師からもあまり干渉はされず、自由奔放に活動した{{R|声優になるp81-82}}。演劇部の1年目は役をもらえるわけではないため、一番最初は照明を担当していた<ref name="声優になるp83-84">『もっと声優になる!夢を叶えるためのヒントが見付かる!!人気声優たちのリアルインタビュー』、83-84頁</ref>。当時は部活動だったが、芝居の演出も生徒が色々な役割分担をそれぞれに受け持つかたちで運営していたことから、演出に興味があった{{R|声優になるp81-82|seigura1}}。


脚本は色々で、当時は人気のあった[[野田秀樹]]の作品などを上演していた{{R|声優になるp81-82}}。野田作品の舞台は観たことは一度もなかったが、勝手に自分なりの解釈で舞台を演出していた{{R|声優になるp81-82}}。短大生になり初めて[[夢の遊眠社]]で野田の演出の舞台を観て、「オリジナルはこうなっていたんだ」と感激していた{{R|声優になるp81-82}}。
脚本は色々で、当時は人気のあった[[野田秀樹]]の作品などを上演していた{{R|声優になるp81-82}}。野田作品の舞台は観たことは一度もなかったが、勝手に自分なりの解釈で舞台を演出していた{{R|声優になるp81-82}}。短大生になり初めて[[夢の遊眠社]]で野田の演出の舞台を観て、「オリジナルはこうなっていたんだ」と感激していた{{R|声優になるp81-82}}。


高校3年の時に出場した[[全国高等学校演劇大会]]の地区大会で、[[ミヒャエル・エンデ]]の『[[モモ (児童文学)|モモ]]』の登場人物を全員女性に改稿して演じていたが、本番で演じている最中に停電になってしまい、上演は中止になった{{R|seigura1}}。当時は灰色の女役でちょうど舞台に立っていた時に真っ暗になったため、「これだけ稽古してきたのに、もう演じられないのか」とものすごくショックを受けてしまったという{{R|seigura1}}。朴以外の部員も皆、号泣したりパニックを起こしたりとおかしなテンションになっていた{{R|seigura1}}。
高校3年の時に出場した[[全国高等学校演劇大会]]の地区大会で、[[ミヒャエル・エンデ]]の『[[モモ (児童文学)|モモ]]』の登場人物を全員女性に改稿して演じていたが、本番で演じている最中に停電になってしまい、上演は中止になった{{R|seigura1}}。当時は灰色の女役でちょうど舞台に立っていた時に真っ暗になったため、「これだけ稽古してきたのに、もう演じられないのか」とものすごくショックを受けてしまった{{R|seigura1}}。朴以外の部員も皆、号泣したりパニックを起こしたりとおかしなテンションになっていた{{R|seigura1}}。


電源が復旧しもう一度最初から演じられることになった時には、冷静になってしまい、灰色の女にしか見えなくなっていた{{R|seigura1}}。今まで感じたことのないすごく変な感覚だったが、それを味わってしまったところ演劇のとりこになっていたという{{R|seigura1}}。このことを、「やはり、どこかで苦しかったのかな」と語っている{{R|声優になるp81-82}}。
電源が復旧しもう一度最初から演じられることになった時には、冷静になってしまい、灰色の女にしか見えなくなっていた{{R|seigura1}}。今まで感じたことのないすごく変な感覚だったが、それを味わってしまったところ演劇のとりこになっていた{{R|seigura1}}。このことを、「やはり、どこかで苦しかったのかな」と語っている{{R|声優になるp81-82}}。


日常を生きていく上で、現実感がなく、日本の社会に入り、溶け込もうとしても中々そうもいかず、何かしらで必ず自分の中に違和感を感じてしまった{{R|声優になるp81-82}}。それが演劇の中でやっと一つになれる実感があったんだという{{R|声優になるp81-82}}。その頃、「自分はもしかしたら精神を病んでしまっているのではないか」と思い、母に病院に連れていってもらったこともあった{{R|声優になるp81-82}}。その病院の医師が、重度の患者に会わせてくれて、「君は病気じゃないよ」と言ってくれという{{R|声優になるp81-82}}。
日常を生きていく上で、現実感がなく、日本の社会に入り、溶け込もうとしても上手くいかず、何かしらで必ず自分の中に違和感を感じた{{R|声優になるp81-82}}。それが演劇の中でやっと一つになれる実感があった{{R|声優になるp81-82}}。当時「自分はもしかしたら精神を病んでしまっているのではないか」と思い、母に病院に連れていってもらったこともあった{{R|声優になるp81-82}}。その病院の医師が、重度の患者に会わせてくれて、「君は病気じゃないよ」と言った{{R|声優になるp81-82}}。


今まで何に対しても興味が持てなかったが、初めて集中して興味を持てたのが演劇だった{{R|声優になるp83-84}}。他の表現方法で興味が持てなかったのは、絵は面倒くさく、気にし出すと凝り性な部分があるため、絵の具も全種欲しくなり、全部が手に入らないと悲しかったという{{R|声優になるp83-84}}。
今まで何に対しても興味が持てなかったが、初めて集中して興味を持てたのが演劇だった{{R|声優になるp83-84}}。他の表現方法で興味が持てなかったのは、絵は面倒くさく、気にし出すと凝り性な部分があるため、絵の具も全種欲しくなり、全部が手に入らないと悲しかった{{R|声優になるp83-84}}。


舞台などほとんど観ておらず、基本的に不器用なため、集中型だった{{R|声優になるp81-82}}。2009年時点でもそうだが、一つ集中することがると他のことを一切しなくなってしまう傾向があるという{{R|声優になるp81-82}}。
舞台などほとんど観ておらず、基本的に不器用集中型だった{{R|声優になるp81-82}}。2009年時点でも一つ集中すると他のことを一切しなくなってしまう傾向がある{{R|声優になるp81-82}}。


大学は今度こそ韓国の学校に行こうとするも、当時の韓国は学生運動が盛んで危険だったこともあり、母から日本での受験を勧められる<ref name="naruniwa12">声優になるには 12ページ</ref>。その時は進路を決める時期で、中学高校と女子校だったため、「もう女子だけの環境はイヤ!」と思い、エスカレーター式の女子大に進学したくなかったが、両親は大学進学希望だった{{R|seigura1}}。母は朴がそのままエスカレーター式で大学に進学してくれると思い込んでいたようだったという{{R|声優になるp83-84}}。朴は、芝居の他にも、ビーズなどで小さくて細かいものを延々と作っていることが好きだったため、「アクセサリーなどを作る人になりたい」と思い、専門学校の資料を取り寄せたりしていた{{R|声優になるp83-84}}。しかし両親が「大学進学以外は絶対に認めない、大学に進学しないなんて朴家の恥だ」と言われた{{R|声優になるp85}}。何が何でも大学への進学は嫌で、他の選択肢を考えていなかったため、困っていたという{{R|声優になるp85}}。「何とかしよう」と思い、両親に「姉のように韓国へ行かせてくれないか」と頼んでいた{{R|声優になるp85}}。その時、「頼むから日本の大学に行ってくれ、今いる上の大学が嫌ならどこでもいいから受験してくれ」と懇願されたという{{R|声優になるp85}}。演劇に比重を置いていたせいで受験準備もしていなかったことから、友人から聞いた試験科目が国語と実技だけだった桐朋学園芸術短期大学演劇科を受験する{{R|声優になるp85|naruniwa12}}。最終的には偶々演劇の大学に行ったが、もしアクセサリー関係の大学を知っており、両親が許してくれていたら、「今頃は立派なアクセサリーデザイナーになっていた」と語る{{R|声優になるp85}}。
大学は今度こそ韓国の学校に行こうとするも、当時の韓国は学生運動が盛んで危険だったこともあり、母から日本での受験を勧められる<ref name="naruniwa12">声優になるには 12ページ</ref>。その時は進路を決める時期で、中学高校と女子校だったため、「もう女子だけの環境はイヤ!」と思い、エスカレーター式の女子大に進学したくなかったが、両親は大学進学希望だった{{R|seigura1}}。母は朴がそのままエスカレーター式で大学に進学してくれると思い込んでいたようだった{{R|声優になるp83-84}}。朴は、芝居の他にも、ビーズなどで小さくて細かいものを延々と作っていることが好きだったため、「アクセサリーなどを作る人になりたい」と思い、専門学校の資料を取り寄せたりしていた{{R|声優になるp83-84}}。しかし両親が「大学進学以外は絶対に認めない、大学に進学しないなんて朴家の恥だ」と言われた{{R|声優になるp85}}。何が何でも大学への進学は嫌で、他の選択肢を考えていなかったため、困っていた{{R|声優になるp85}}。「何とかしよう」と思い、両親に「姉のように韓国へ行かせてくれないか」と頼んでいた{{R|声優になるp85}}。その時、「頼むから日本の大学に行ってくれ、今いる上の大学が嫌ならどこでもいいから受験してくれ」と懇願された{{R|声優になるp85}}。演劇に比重を置いていたせいで受験準備もしていなかったことから、友人から聞いた試験科目が国語と実技だけだった桐朋学園芸術短期大学演劇科を受験する{{R|声優になるp85|naruniwa12}}。最終的には偶々演劇の大学に行ったが、もしアクセサリー関係の大学を知っており、両親が許してくれていたら、「今頃は立派なアクセサリーデザイナーになっていた」と語る{{R|声優になるp85}}。


大学入学後にできた1浪して入学して年齢的には1つ上であった彼氏が立ち上げた劇団に参加{{R|seigura1|声優になるp85}}<ref name="声優になるp86-87">『もっと声優になる!夢を叶えるためのヒントが見付かる!!人気声優たちのリアルインタビュー』、86-87頁</ref>。彼の演出は演者を扱うことが上手く熱い人物で朴がとある少女役を稽古していた時、「あのさ、形はよく分かったからもういいよ。お前が全く見えてこないんだよ」と言い、電気を消されて、「足りねぇ!」、「跳ねろ!」、「走れ!」と怒鳴られまくっていた{{R|声優になるp86-87}}。無我夢中で跳んだり跳ねたり走ったり暗闇の中、何も見えないところで、ただ真剣に身体を動かしていたところ自然と心も動き自分に集中できるようになった{{R|声優になるp86-87}}。そのうちに、朴自身も気付いてなかったものがどろどろっと出てきたという{{R|声優になるp86-87}}。朴は演出家希望だったが、彼の演出家としての才能に圧倒されたことから演出することを断念したという{{R|声優になるp86-87}}。当時の朴は、周囲のことなどどうでもよく、人からどう見られているかなど気にもならなかった{{R|声優になるp88-89}}。それまでどこか箱入り娘であったが、かき乱れ、朴自身の殻をいっぺんに壊された感じで彼のことを心の底から尊敬しており好きであった{{R|声優になるp88-89}}。彼は大変人気者で、多くの同級生が彼のことを気にしていたと語り、モテモテであった{{R|声優になるp88-89}}。朴と彼が付き合うことになった時には、皆から冷たい仕打ちを受けていたが、朴は舞い上がっていたため、気にならなかった{{R|声優になるp88-89}}。学内劇団ではたったの3回であったが、2009年時点でも、この学内劇団の3回の公演は忘れることはできず、はっきり記憶に残っていた{{R|声優になるp86-87}}。人数は20人程度で彼自身も大きなことを言っておきながら、弱い部分があり、学校に来なかったり、稽古にも来なかったりもして3回公演する間に分裂したり、色々あったという{{R|声優になるp86-87|声優になるp88-89}}。その核として活動していたのが、彼と朴と2009年時点で演劇集団 円で一緒に活動している友人の3人であったという{{R|声優になるp88-89}}。
大学入学後にできた1浪して入学して年齢的には1つ上であった彼氏が立ち上げた劇団に参加{{R|seigura1|声優になるp85}}<ref name="声優になるp86-87">『もっと声優になる!夢を叶えるためのヒントが見付かる!!人気声優たちのリアルインタビュー』、86-87頁</ref>。彼の演出は演者を扱うことが上手く熱い人物で朴がとある少女役を稽古していた時、「あのさ、形はよく分かったからもういいよ。お前が全く見えてこないんだよ」と言い、電気を消されて、「足りねぇ!」、「跳ねろ!」、「走れ!」と怒鳴られまくっていた{{R|声優になるp86-87}}。無我夢中で跳んだり跳ねたり走ったり暗闇の中、何も見えないところで、ただ真剣に身体を動かしていたところ自然と心も動き自分に集中できるようになった{{R|声優になるp86-87}}。そのうちに、朴自身も気付いてなかったものがどろどろっと出てきた{{R|声優になるp86-87}}。朴は演出家希望だったが、彼の演出家としての才能に圧倒されたことから演出することを断念した{{R|声優になるp86-87}}。当時の朴は、周囲のことなどどうでもよく、人からどう見られているかなど気にもならなかった{{R|声優になるp88-89}}。それまでどこか箱入り娘であったが、かき乱れ、朴自身の殻をいっぺんに壊された感じで彼のことを心の底から尊敬しており好きであった{{R|声優になるp88-89}}。彼は大変人気者で、多くの同級生が彼のことを気にしていたと語り、モテモテであった{{R|声優になるp88-89}}。朴と彼が付き合うことになった時には、皆から冷たい仕打ちを受けていたが、朴は舞い上がっていたため、気にならなかった{{R|声優になるp88-89}}。学内劇団ではたったの3回であったが、2009年時点でも、この学内劇団の3回の公演は忘れることはできず、はっきり記憶に残っていた{{R|声優になるp86-87}}。人数は20人程度で彼自身も大きなことを言っておきながら、弱い部分があり、学校に来なかったり、稽古にも来なかったりもして3回公演する間に分裂したり、色々あった{{R|声優になるp86-87|声優になるp88-89}}。その核として活動していたのが、彼と朴と2009年時点で演劇集団 円で一緒に活動している友人の3人であった{{R|声優になるp88-89}}。


2年の後期になった時に先生から呼び出され、「このままでは卒業できない」と伝えられていた{{R|声優になるp85|声優になるp86-87}}。それを知った母は「卒業できないなんて朴家の恥!」と大学の先生に直訴しに行き、なんとか卒業できるように手立てを考えようということになった{{R|声優になるp86-87}}。朴自身は、もうどうでもよくはなっていたが、後期になりある授業に出席した時、前期に全く出席していなかったこともあり、その教授に「何で君がここにいるんだ。帰りなさい!」と言われた{{R|声優になるp86-87}}。その言葉にカッチーンときて、「この授業に出なくたって絶対卒業してやるよ!!」と強く思い、また逆ギレして、それでなんとか卒業しようと一念発起して、2年の後期だけは無茶苦茶頑張っていた{{R|声優になるp86-87}}。出ていなかったのは一般教養、演劇論のような座学で何言ってるのかさっぱり理解できなかったという{{R|声優になるp86-87}}。
2年の後期になった時に先生から呼び出され、「このままでは卒業できない」と伝えられていた{{R|声優になるp85|声優になるp86-87}}。それを知った母は「卒業できないなんて朴家の恥!」と大学の先生に直訴しに行き、なんとか卒業できるように手立てを考えた{{R|声優になるp86-87}}。朴自身は、もうどうでもよくはなっていたが、後期になりある授業に出席した時、前期に全く出席していなかったこともあり、その教授に「何で君がここにいるんだ。帰りなさい!」と言われた{{R|声優になるp86-87}}。その言葉にカッチーンときて、「この授業に出なくたって絶対卒業してやるよ!!」と強く思い、逆ギレしてなんとか卒業しようと一念発起して、2年の後期だけは無茶苦茶頑張った{{R|声優になるp86-87}}。出席しなかったのは一般教養、演劇論のような座学で言ってるのかさっぱり理解できなかった{{R|声優になるp86-87}}。


大学入学後も役者になろうとは思わず、卒業後に日本で付いてまわった違和感を「はっきりさせたい」と思い、遂に韓国留学{{R|声優になるp88-89|naruniwa12}}。韓国行き思ったことは「私の帰るべき場所ではなかった」ということであった{{R|声優になるp88-89}}。落ち着ける場所と考えていた「母国」の地は「祖国」であり、「やはり、母国は私にとって日本なんだ」と確信していた{{R|声優になるp88-89|naruniwa12}}。いくつかの発見もあったが、日本で得た内なるものと韓国での擦れ違いから韓国には1年間の留学予定であったが、「ここは私のいるべき場所ではない」と思い見切りをつけて、結局半年で勝手に失意のうちに帰国{{R|声優になるp88-89|naruniwa12}}<ref name="naruniwa13">声優になるには 13ページ</ref>。
大学入学後も役者になろうとは思わず、卒業後に日本で付いてまわった違和感を「はっきりさせたい」と思い、遂に韓国留学{{R|声優になるp88-89|naruniwa12}}。韓国行き「私の帰るべき場所ではなかった」とった{{R|声優になるp88-89}}。落ち着ける場所と考えていた「母国」の地は「祖国」であり、「やはり、母国は私にとって日本なんだ」と確信していた{{R|声優になるp88-89|naruniwa12}}。いくつかの発見もあったが、日本で得た内なるものと韓国での擦れ違いから韓国には1年間の留学予定であったが、「ここは私のいるべき場所ではない」と思い見切りをつけて、結局半年で勝手に失意のうちに帰国{{R|声優になるp88-89|naruniwa12}}<ref name="naruniwa13">声優になるには 13ページ</ref>。


内緒で帰国してしまったため、実家に帰ることもできず、短期大学の先生のところに泣きながら駆け込んでしまった{{R|声優になるp88-89}}。3日後には実家にタクシーで連れていかれ、その時が人生の中で自分が抱えてきたものを吐き出さなければならない重要な通過点だったのだと語る{{R|声優になるp88-89}}。彼氏が友人とデキちゃっており、ショックのあまり引きこもりのような状態でもあったという{{R|seigura1}}。失意の日々を過ごしていた時、大学時代の劇団仲間から勧められて、そこで演出家の[[福沢富夫]]に出会い、「この人にならすべてを見せられる」と思ったことがきっかけで円演劇研究所に入った{{R|seigura1|naruniwa13}}<ref name="声優になるp90-91">『もっと声優になる!夢を叶えるためのヒントが見付かる!!人気声優たちのリアルインタビュー』、90-91頁</ref>。
内緒で帰国してしまったため、実家に帰ることもできず、短期大学の先生のところに泣きながら駆け込んでしまった{{R|声優になるp88-89}}。3日後には実家にタクシーで連れていかれ、その時が人生の中で自分が抱えてきたものを吐き出さなければならない重要な通過点だったのだと語る{{R|声優になるp88-89}}。彼氏が友人とデキちゃっており、ショックのあまり引きこもりのような状態でもあった{{R|seigura1}}。失意の日々を過ごしていた時、大学時代の劇団仲間から勧められて、そこで演出家の[[福沢富夫]]に出会い、「この人にならすべてを見せられる」と思ったことがきっかけで円演劇研究所に入った{{R|seigura1|naruniwa13}}<ref name="声優になるp90-91">『もっと声優になる!夢を叶えるためのヒントが見付かる!!人気声優たちのリアルインタビュー』、90-91頁</ref>。


同演劇研究所入所時には「魔の3日間演習」と呼ばれる行事があり、当初は「もしかして危ない集団に入っちゃった?」と思った{{R|seigura2}}。朴たちを見守る福沢の目は真剣そのものであり、それで叫び続けていたところ、演習が終えた時には「もっと先生に私を見てほしい。受け止めてほしい」という気持ちになっていた{{R|seigura2}}。1年ほど頑張ってみたところ、色々と痛くて苦しくて哀しくてどうしようもなかった気持ちが、想いを吐き出すことでどんどん浄化されていき、「やっと人間に戻れたかな」という感覚で、吐き出すだけではなく「それを表現に変えたい」という欲求につながっていったという{{R|seigura2}}。学生の時は、世間を分かっておらず、何も分からない中で、必死に自分を出そうとしていた{{R|声優になるp90-91}}。その時に、「違うよ璐美。そのボタンはここにあるじゃん」とポンと押されて、自分で「こんなボタンがここにあったんだ」と確認が取れた感じでそれまでものがどろっと出てきた{{R|声優になるp90-91}}。その後、色々な経験をして色々な傷をもらい、円の研究所では、そんな経験、今までの自分の中に潜在的に持っていたものと、それに付随していたものが全部つながって出てしまう感じであった{{R|声優になるp90-91}}。演じるという道で生きて行こうと思ったのはなく演じることは、朴自身が人として生きて行くうえで必要な手段で「絶対に一生失くせないものだ」とも思っておらず「今、必要だ」と思ってるだけであった{{R|声優になるp90-91}}。「もうお芝居やめてもいいな」と思えた時が来たら、「それは自分を許せる時なのかもしれないな」、「私が浄化される時なのかな」と思っているという{{R|声優になるp90-91}}。
同演劇研究所入所時には「魔の3日間演習」と呼ばれる行事があり、当初は「もしかして危ない集団に入っちゃった?」と思った{{R|seigura2}}。朴たちを見守る福沢の目は真剣そのものであり、それで叫び続けていたところ、演習が終えた時には「もっと先生に私を見てほしい。受け止めてほしい」気持ちになっていた{{R|seigura2}}。1年ほど頑張ってみたところ、色々と痛くて苦しくて哀しくてどうしようもなかった気持ちが、想いを吐き出すことでどんどん浄化されていき、「やっと人間に戻れたかな」という感覚で、吐き出すだけではなく「それを表現に変えたい」欲求につながった{{R|seigura2}}。学生の時は、世間を分かっておらず、何も分からない中で、必死に自分を出そうとしていた{{R|声優になるp90-91}}。その時に、「違うよ璐美。そのボタンはここにあるじゃん」とポンと押されて、自分で「こんなボタンがここにあったんだ」と確認が取れた感じでそれまでものがどろっと出てきた{{R|声優になるp90-91}}。その後、色々な経験をして色々な傷をもらい、円の研究所では、そんな経験、今までの自分の中に潜在的に持っていたものと、それに付随していたものが全部つながって出てしまう感じであった{{R|声優になるp90-91}}。演じる道で生きて行こうと思ったのはなく演じることは、朴自身が人として生きて行くうえで必要な手段で「絶対に一生失くせないものだ」とも思っておらず「今、必要だ」と思ってるだけであった{{R|声優になるp90-91}}。「もうお芝居やめてもいいな」と思えた時が来たら、「それは自分を許せる時なのかもしれないな」、「私が浄化される時なのかな」と思っている{{R|声優になるp90-91}}。


==== デビュー後 ====
==== デビュー後 ====
当時、演劇集団 円の会員になったのも、前述の自然な流れからであり、演劇集団 円に入団後も自分が役者として生きていくことに疑問符だらけであった{{R|seigura2}}。演技でお金をくれということがピンとこなく、朴にとって、お金をくれるのはアルバイトであり、演じる時にはお金のことはいっさい考えていなかった{{R|seigura2}}。あの頃は少しテレビドラマ、舞台、PVに出演していたくらいで、結構な金額が手に入ることもある世界で、純粋な気持ちで演技に打ち込んでいたが、そうではないのが勝っていくような大人の事情が見えてしまうこともあった{{R|seigura2}}。朴にとって芝居はすごく神聖なものだが、どんどん汚されていってしまい、「そんな場所にはいたくない」という思いが徐々に強くなっていったという{{R|seigura2}}。
当時、演劇集団 円の会員になったのも、前述の自然な流れからであり、演劇集団 円に入団後も自分が役者として生きていくことに疑問符だらけであった{{R|seigura2}}。演技でお金を受け取ることがピンとこなく、朴にとって、お金をくれるのはアルバイトであり、演じる時にはお金のことはいっさい考えていなかった{{R|seigura2}}。あの頃は少しテレビドラマ、舞台、PVに出演していたくらいで、結構な金額が手に入ることもある世界で、純粋な気持ちで演技に打ち込んでいたが、そうではないのが勝っていくような大人の事情が見えてしまうこともあった{{R|seigura2}}。朴にとって芝居はすごく神聖なものだが、どんどん汚されていってしまい、「そんな場所にはいたくない」思いが徐々に強くなった{{R|seigura2}}。


演劇集団 円の研究所で一つと下の期にいたところ、同い年の[[富野由悠季]]の長女の[[富野アカリ]]が演出部に入り、その時は、「『[[ガンダムシリーズ一覧|ガンダム]]』の娘がいる」と話題になっていた{{R|ddnavi20220210|abema.tv20191024}}。演出部は一期上の公演にスタッフとして付いてくれるため、交流もあり、皆で富野アカリの別荘へ遊びに行ったこともあった{{R|ddnavi20220210}}。その時に富野がおり、「ああ、この人がガンダムの生みの親だ」と思った{{R|ddnavi20220210}}。その家には玄関に[[ガンダム (架空の兵器)|ガンダム]]の立像が飾っており、「ああ、ここにもガンダムが!」と思ったという{{R|ddnavi20220210}}。
演劇集団 円の研究所で一つと下の期にいたところ、同い年の[[富野由悠季]]の長女の[[富野アカリ]]が演出部に入り、その時は、「『[[ガンダムシリーズ一覧|ガンダム]]』の娘がいる」と話題になっていた{{R|ddnavi20220210|abema.tv20191024}}。演出部は一期上の公演にスタッフとして付いてくれるため、交流もあり、皆で富野アカリの別荘へ遊びに行ったこともあった{{R|ddnavi20220210}}。その時に富野がおり、「ああ、この人がガンダムの生みの親だ」と思った{{R|ddnavi20220210}}。その家には玄関に[[ガンダム (架空の兵器)|ガンダム]]の立像が飾っており、「ああ、ここにもガンダムが!」と思った{{R|ddnavi20220210}}。


演劇集団 円の研究所時代は切磋琢磨しながらのモノ作りの面白さを強烈に感じていたが、劇団員になりだんだん経験を積んでいくに従い、自分がひとつのコマのようになっていくような感覚になってきた{{R|ddnavi20220210}}。自分が失われていくような感じがあり、「これは自分がやりたかったことかな」と思うようになった{{R|ddnavi20220210}}。一つの型にはめられていくのは自分の性には合わず、「役者業業であるならば潔く辞めて他の道を探そう」と思った{{R|ddnavi20220210}}。
演劇集団 円の研究所時代は切磋琢磨しながらのモノ作りの面白さを強烈に感じていたが、劇団員になりだんだん経験を積んでいくに従い、自分がひとつのコマのようになっていくような感覚になってきた{{R|ddnavi20220210}}。自分が失われていくような感じがあり、「これは自分がやりたかったことかな」と思うようになった{{R|ddnavi20220210}}。一つの型にはめられていくのは自分の性には合わず、「役者業業であるならば潔く辞めて他の道を探そう」と思った{{R|ddnavi20220210}}。


円の演劇研究所時代はアルバイトをさせてくれなかったが、正式に演劇集団 円に入ってから初めてアルバイトをしていた{{R|声優になるp90-91}}。その時は携帯電話を売るのが天才的に上手く、あらゆる大手電気量販店で携帯電話を売りまくっていた{{R|声優になるp90-91}}。あとはスーパーの冷凍商品販売で品切れにしたこともあった{{R|声優になるp90-91}}。たくさんソーセージを売っていたため、仕事場で重宝されていたという{{R|ddnavi20220210}}。自分のやり方で販売できることにやりがいを感じて「いっそ販売で生きていこうかな」と思い始めていたという{{R|ddnavi20220210}}。それほど仕事がなかった時、円の人物からたまに仕事のオファーの話がくると「えーバイトできないじゃん」と本気で思ったという{{R|声優になるp90-91}}。こういう仕事をしていると、急に仕事、稽古が入ることも多いため、周囲はアルバイトスケジュールなどの変更でアルバイトをクビになってしまった人物もいたが、朴は売り上げが良かったためクビにならなかった{{R|声優になるp90-91}}。その時、「私自身、このまま社員になってもいいかな」と思ったくらいであった{{R|声優になるp90-91}}。それまであれほど反対していた両親も、認めてくれたという{{R|声優になるp90-91}}。
円の演劇研究所時代はアルバイトをさせてくれなかったが、正式に演劇集団 円に入ってから初めてアルバイトをしていた{{R|声優になるp90-91}}。その時は携帯電話を売るのが天才的に上手く、あらゆる大手電気量販店で携帯電話を売りまくっていた{{R|声優になるp90-91}}。あとはスーパーの冷凍商品販売で品切れにしたこともあった{{R|声優になるp90-91}}。たくさんソーセージを売っていたため、仕事場で重宝されていた{{R|ddnavi20220210}}。自分のやり方で販売できることにやりがいを感じて「いっそ販売で生きていこうかな」と思い始めていた{{R|ddnavi20220210}}。それほど仕事がなかった時、円の人物からたまに仕事のオファーの話がくると「えーバイトできないじゃん」と本気で思った{{R|声優になるp90-91}}。こ仕事をしていると、急に仕事、稽古が入ることも多いため、周囲はアルバイトスケジュールなどの変更でアルバイトをクビになってしまった人物もいたが、朴は売り上げが良かったためクビにならなかった{{R|声優になるp90-91}}。その時、「私自身、このまま社員になってもいいかな」と思ったくらいであった{{R|声優になるp90-91}}。それまであれほど反対していた両親も、認めてくれた{{R|声優になるp90-91}}。


演劇集団 円に入ってから2年後、前述のとおり、役者を辞めようとしていたところに『[[ブレンパワード]]』のオーディションの話が来て、マネージャーから「受かるわけないから最後だと思って行って来たら」と言われ、「絶対ダメだ」と思い軽い気持ちで参加したが監督の富野の目に止まって合格した{{R|seigura2|animeanime20141205|abema.tv20191024|真剣121|naruniwa13}}。
演劇集団 円に入ってから2年後、前述のとおり、役者を辞めようとしていたところに『[[ブレンパワード]]』のオーディションの話が来て、マネージャーから「受かるわけないから最後だと思って行って来たら」と言われ、「絶対ダメだ」と思い軽い気持ちで参加したが監督の富野の目に止まって合格した{{R|seigura2|animeanime20141205|abema.tv20191024|真剣121|naruniwa13}}。


それ以前に『[[機動戦士ガンダム]]』など富野の作品を意識されたことはあまり拝見していなかった{{R|ddnavi20220210}}。『ガンダム』は知っており、弟が熱中していたが、当時の知っているアニメーションは『[[銀河鉄道999 (アニメ)|銀河鉄道999]]』、『[[宇宙戦艦ヤマト]]』までであった{{R|ddnavi20220210}}。その時のオーディションの時富野の作品知らないで受けており、声の仕事自体も初めてのオファーであり、職業として声優があることもった{{R|声優になるp92-93|声優になるp90-91}}。アニメ、ナレーションなど生身の人間が喋っているという感覚が希薄だったため、気にしていなかった{{R|声優になるp92-93}}。声の仕事をするようになってから初めて気にするようになっという{{R|声優になるp92-93}}。
それ以前に『[[機動戦士ガンダム]]』など富野の作品を意識されたことはあまり拝見していなかった{{R|ddnavi20220210}}。『ガンダム』は知っており、弟が熱中していたが、当時の知っているアニメーションは『[[銀河鉄道999 (アニメ)|銀河鉄道999]]』、『[[宇宙戦艦ヤマト]]』までであった{{R|ddnavi20220210}}。オーディションは富野の作品と知らずに受け、声の仕事も初めてのオファーで、職業として声優があることも知らなかった{{R|声優になるp92-93|声優になるp90-91}}。アニメ、ナレーションなど生身の人間が喋っている感覚が希薄、気にしていなかった{{R|声優になるp92-93}}。声の仕事を始めてから気にた{{R|声優になるp92-93}}。


オーディションに先立ち年に1回、演劇集団 円の先輩であった[[橋爪功]]の別荘で、行っている[[菜の花舞台]]を観に来ていた富野が朴をじっと見つめていた{{R|animeanime20141205|abema.tv20191024|naruniwa13|声優になるp90-91}}。その舞台を観てくれた後からオーディションの話るようになり、受かるわけないわけがなかったという{{R|naruniwa13|声優になるp90-91}}。
オーディションに先立ち年に1回、演劇集団 円の先輩であった[[橋爪功]]の別荘で、行っている[[菜の花舞台]]を観に来ていた富野が朴をじっと見つめていた{{R|animeanime20141205|abema.tv20191024|naruniwa13|声優になるp90-91}}。その舞台を観た後からオーディションを案内され、受かるわけないわけがなかった{{R|naruniwa13|声優になるp90-91}}。


『ブレンパワード』の時は、今まで舞台を中心に活動していたため、声だけの仕事は全く初めてであったが、演技をすることには全く違和感は感じていなかった{{R|声優になるp92-93}}。その時は面白くて楽しい現場で、芝居を仕事にするということに幻滅することも多かった{{R|seigura2}}。収録現場では、それぞれの役者が自分のポジションをきっちり理解し、役を担って次の人物へとパトンタッチしていく姿を見て「舞台以上に舞台だな」と感じていた{{R|seigura2}}。収録の日が来るのが楽しみで、「こんな素晴らしい世界があったのか」と心が震えていた{{R|seigura2}}。一瞬ごとに役者の皆がキャラクターに命を吹き込んでいく様を目のあたりにしていた時は、「これぞ演劇だ」と感銘を受けていという{{R|seigura2}}。
『ブレンパワード』の時は、今まで舞台を中心に活動していたため、声だけの仕事は全く初めてであったが、演技をすることには全く違和感は感じていなかった{{R|声優になるp92-93}}。その時は面白くて楽しい現場で、芝居を仕事にすることに幻滅することも多かった{{R|seigura2}}。収録現場では、それぞれの役者が自分のポジションをきっちり理解し、役を担って次の人物へとパトンタッチしていく姿を見て「舞台以上に舞台だな」と感じていた{{R|seigura2}}。収録の日が来るのが楽しみで、「こんな素晴らしい世界があったのか」と心が震えていた{{R|seigura2}}。一瞬ごとに役者の皆がキャラクターに命を吹き込んでいく様を目のあたりにしていた時は、「これぞ演劇だ」と感銘を受けた{{R|seigura2}}。


朴にとって富野は「第二のお父さんのよう」に感じており、カッコつけることができない性格のため、自分の思いをそのまま富野にぶつけていた{{R|ddnavi20220210}}。それを富野が優しく「近づくな」と言ってくれという{{R|ddnavi20220210}}。
朴にとって富野は「第二のお父さんのよう」に感じており、カッコつけることができない性格のため、自分の思いをそのまま富野にぶつけていた{{R|ddnavi20220210}}。それを富野が優しく「近づくな」と言った{{R|ddnavi20220210}}。


朴にとって大きな転機になり、初めての声優経験であったが、周囲の先輩に助けられながらカナン・ギモス役を演じ切り、「大きな充実感も得た」と語る{{R|animeanime20141205}}。カナン役に対する思い入れはかなり大きかったようで、「カナンの人柄は、自分が当時持っていた焦燥感によく似ていた」といい、『ブレンパワード』が最終回を迎えた時は、「永遠に続いてほしい」と思っていたが、当時は舞台系の事務所に所属していたため、「声の仕事は最後だろうな」と思っていた{{R|ddnavi20220210|animeanime20141205}}。『ブレンパワード』の打ち上げでは、ベロベロになるくらい泣き、富野から「また会うかもしれないし」と言われても大号泣であった{{R|ddnavi20220210|animeanime20141205}}。しかしその後、すぐに『∀ガンダム』のオーディションがあり、富野に再び会うことになってしまったという{{R|ddnavi20220210}}。
朴にとって大きな転機になり、初めての声優経験であったが、周囲の先輩に助けられながらカナン・ギモス役を演じ切り、「大きな充実感も得た」と語る{{R|animeanime20141205}}。カナン役に対する思い入れはかなり大き、「カナンの人柄は、自分が当時持っていた焦燥感によく似ていた」といい、『ブレンパワード』が最終回を迎えた時は、「永遠に続いてほしい」と思っていたが、当時は舞台系の事務所に所属していたため、「声の仕事は最後だろうな」と思っていた{{R|ddnavi20220210|animeanime20141205}}。『ブレンパワード』の打ち上げでは、ベロベロになるほどに泣き、富野から「また会うかもしれないし」と言われても大号泣であった{{R|ddnavi20220210|animeanime20141205}}。しかしその後、すぐに『∀ガンダム』のオーディションがあり、富野に再び会った{{R|ddnavi20220210}}。


突然声優としての仕事が始まり、それぞれの番組が終わる度に「もうこれで声の仕事はないだろうな」と思ったが、次々と仕事をくれて莫大に増えた{{R|声優になるp92-93}}<ref name="声優になるp94-95">『もっと声優になる!夢を叶えるためのヒントが見付かる!!人気声優たちのリアルインタビュー』、94-95頁</ref>。しかし一度、全部声の仕事をきれいに清算し、「舞台に戻ろう」と思った時期もあった{{R|声優になるp94-95}}。あまりの仕事量に自分の許容量を超えてしまいアレルギーのようになり、声は枯れたことはなかったが、生まれて初めて枯れてしまい自信を喪失してしまった{{R|声優になるp94-95}}。それ以降の作品も、自分の中でできるかできないかでぐるぐる迷っていた{{R|声優になるp94-95}}。その時に「やっぱり私はいつも最初だけで後はダメなのかな……、いやそうじゃない!!ここで一発、朴{{JIS2004フォント|璐}}美、変えようじゃないか」、「最初良ければ終わりも良しにしようぜ」と思い、少し踏ん張ろうと決めたという{{R|声優になるp94-95}}。
突然声優としての仕事が始まり、それぞれの番組が終わる度に「もうこれで声の仕事はないだろうな」と思ったが、次々と仕事をくれて莫大に増えた{{R|声優になるp92-93}}<ref name="声優になるp94-95">『もっと声優になる!夢を叶えるためのヒントが見付かる!!人気声優たちのリアルインタビュー』、94-95頁</ref>。しかし一度、全部声の仕事をきれいに清算し、「舞台に戻ろう」と思った時期もあった{{R|声優になるp94-95}}。あまりの仕事量に自分の許容量を超えてアレルギーのようになり、声は枯れたことはなかったが、生まれて初めて枯れてしまい自信を喪失してしまった{{R|声優になるp94-95}}。それ以降の作品も、自分の中でできるかできないかでぐるぐる迷っていた{{R|声優になるp94-95}}。その時に「やっぱり私はいつも最初だけで後はダメなのかな……、いやそうじゃない!!ここで一発、朴{{JIS2004フォント|璐}}美、変えようじゃないか」、「最初良ければ終わりも良しにしようぜ」と思い、少し踏ん張ろうと決めた{{R|声優になるp94-95}}。


== エピソード ==
== エピソード ==
デビュー作の『ブレンパワード』の時は、スタッフ、キャストの皆が手取り足取りいちから教えてくれた{{R|seigura4}}。演技に関してはわりと粘る性格のため、自分が納得できるまで何度でも演じたくなり、現場でも、よく「もう1回やっていいですか?」とお願いしていた{{R|seigura4}}。『ブレンパワード』の音響監督であった[[浦上靖夫]]は、何も言わずに納得いくまで演じさせてくれた{{R|seigura4}}。ある時、共演者が「実はあまりしてはいけないことなんだよ」と教えてくれたため、その後で納得いかない演技になってしまった時、「ベストの演技ができなかった自分が悪いんだ。仕方ないんだ」と思い黙っていた{{R|seigura4}}。浦上から「納得がいってないんでしょ。もう1回やる?」と声をかけてくれてその後もたびたび「ここが気になっているんでしょ?」と声をかけられることがあり、見透かされていたという{{R|seigura4}}。
デビュー作の『ブレンパワード』の時は、スタッフ、キャストの皆が手取り足取りいちから教えてくれた{{R|seigura4}}。演技に関してはわりと粘る性格のため、自分が納得できるまで何度でも演じたくなり、現場でも、よく「もう1回やっていいですか?」とお願いしていた{{R|seigura4}}。『ブレンパワード』の音響監督であった[[浦上靖夫]]は、何も言わずに納得いくまで演じさせてくれた{{R|seigura4}}。ある時、共演者が「実はあまりしてはいけないことなんだよ」と教えてくれたため、その後で納得いかない演技になってしまった時、「ベストの演技ができなかった自分が悪いんだ。仕方ないんだ」と思い黙っていた{{R|seigura4}}。浦上から「納得がいってないんでしょ。もう1回やる?」と声をかけてくれてその後もたびたび「ここが気になっているんでしょ?」と声をかけられることがあり、見透かされていた{{R|seigura4}}。


音響監督では、[[三間雅文]]との出会いも大きく、三間とのエピソードで一番印象に残っているのは『鋼の錬金術師』{{R|seigura4}}。母が死亡するシーンで、エドが「え?」と言っていたが、その「え?」だけで20テイク以上していた{{R|seigura4}}。普通に「え?」という感じで演じていたが、三間から「違う。子供なんだから、もっと状況を理解できない感じやって」と言われてしまった{{R|seigura4}}。朴としては、シーンの流れからしてそういうチョイスができず、『鋼の錬金術師』では、居残りも何度もあったという{{R|seigura4}}。
音響監督では、[[三間雅文]]との出会いも大きく、三間とのエピソードで一番印象に残っているのは『鋼の錬金術師』{{R|seigura4}}。母が死亡するシーンで、エドが「え?」と言っていたが、その「え?」だけで20テイク以上していた{{R|seigura4}}。普通に「え?」とながら演じたが、三間から「違う。子供なんだから、もっと状況を理解できない感じやって」と言われてしまった{{R|seigura4}}。朴としては、シーンの流れからしてそれを選択できず、『鋼の錬金術師』では、居残りも何度もあった{{R|seigura4}}。


=== ∀ガンダム ===
=== ∀ガンダム ===
オーディションの時、自身は[[ディアナ・ソレル|ディアナ]]役と[[キエル・ハイム|キエル]]役を受けに行ったが、主人公であるロラン・セアックの台本を渡され、台詞も読まされた{{R|ddnavi20220210|animeanime20141205|abema.tv20191024}}<ref name="声優道P241-242">[[主婦の友社]]『声優道 名優50人が伝えたい仕事の心得と生きるヒント』朴璐美「体と心と魂が一つになる瞬間」P241-242。</ref>。少年役を演じたのはこのオーディションが初めての経験だったが、収録が始まる1週間前に「ロラン役に決まった」という連絡が来たという{{R|声優道P241-242}}。ロランの「ロ」が「{{JIS2004フォント|璐}}美」の「ロ」とかぶっていたため、「ロラン役をやるようになるのではないか」と男の子役を演じることになるとは思いもせず、少し驚いていた{{R|声優になるp92-93}}。舞台では内に秘めたタイプの女性役が多く、男の子役は苦労の連続であったという{{R|声優になるp92-93}}。「とにかくこの子の純粋な部分を感じてそれを増幅させて表現すればいいんだ」と思いながら毎日収録に臨んでいたという{{R|声優になるp92-93}}。
オーディションの時、自身は[[ディアナ・ソレル|ディアナ]]役と[[キエル・ハイム|キエル]]役を受けに行ったが、主人公であるロラン・セアックの台本を渡され、台詞も読まされた{{R|ddnavi20220210|animeanime20141205|abema.tv20191024}}<ref name="声優道P241-242">[[主婦の友社]]『声優道 名優50人が伝えたい仕事の心得と生きるヒント』朴璐美「体と心と魂が一つになる瞬間」P241-242。</ref>。少年役を演じたのはこのオーディションが初めての経験だったが、収録が始まる1週間前に「ロラン役に決まった」と連絡が来た{{R|声優道P241-242}}。ロランの「ロ」が「{{JIS2004フォント|璐}}美」の「ロ」とかぶっていたため、「ロラン役をやるようになるのではないか」と男の子役を演じることになるとは思いもせず、少し驚いていた{{R|声優になるp92-93}}。舞台では内に秘めたタイプの女性役が多く、男の子役は苦労の連続であった{{R|声優になるp92-93}}。「とにかくこの子の純粋な部分を感じてそれを増幅させて表現すればいいんだ」と思いながら毎日収録に臨んでいた{{R|声優になるp92-93}}。


『ブレンパワード』で[[冬馬由美]]が少年役のナッキィ・ガイズ役を演じているのを見ており、「すごい!女性が男の子をやるの?!カッコいい!」と驚いていた{{R|ddnavi20220210|seigura2|animeanime20141205|abema.tv20191024}}。その時は毎週現場に行くのが楽しかったのに対して、『∀ガンダム』の現場では初めての少年役ということが大きく、戸惑いのようなものがあったという。芝居は真実を映し出すもののはずなのに、自身とは性別が違う「少年」というフィルターをかけて演じなければならないという状況で、自身は本当に嘘をつくことなく演じられているのだろうかと怖くて辛かったといい、他に普段出さないような、叫び声を上げなければいけないシーンも多く、声帯が疲労して、台詞の途中で声が裏返ってしまったこともあり、自身の不甲斐無さに落ち込む毎日だったと語っている<ref name="声優道p242">主婦の友社『声優道 名優50人が伝えたい仕事の心得と生きるヒント』朴璐美「体と心と魂が一つになる瞬間」P242。</ref>。その時は「その中で私の真実を追求するのはどういうことなんだろう」と悩み、番組終了までは、解決しなかった{{R|声優になるp92-93}}。そんな辛さと不甲斐無さで落ち込んでいた時、監督・[[富野由悠季]]の「朴璐美が喋ればそれがどんな声であろうと、ロランなんだ」という一言で救われたという。監督は人の心を見透かす方なので、自身の葛藤を見抜いたかもしれない。こんな素晴らしい作品にデビューし、少年役を演じられたことを本当に貴重な経験だったと語っている{{R|声優道p242}}。に富野に聞いたところによると、舞台を見ていた時から、「あ、ロラン・セアックがいた」と思ってたようで『ブレンパワード』で「どれだけ振幅の幅が出るのか試していた」と言われたという{{R|abema.tv20191024}}。
『ブレンパワード』で[[冬馬由美]]が少年役のナッキィ・ガイズ役を演じているのを見ており、「すごい!女性が男の子をやるの?!カッコいい!」と驚いていた{{R|ddnavi20220210|seigura2|animeanime20141205|abema.tv20191024}}。その時は毎週現場に行くのが楽しかったのに対して、『∀ガンダム』の現場では初めての少年役であることが大きく、戸惑いがあった。芝居は真実を映し出すもののはずなのに、自身とは性別が違う「少年」フィルターをかけて演じなければならない状況で、自身は本当に嘘をつくことなく演じられているのだろうかと怖くて辛かったといい、他に普段出さない叫び声を上げなければいけないシーンも多く、声帯が疲労して、台詞の途中で声が裏返ってしまったこともあり、自身の不甲斐無さに落ち込む毎日だったと語っている<ref name="声優道p242">主婦の友社『声優道 名優50人が伝えたい仕事の心得と生きるヒント』朴璐美「体と心と魂が一つになる瞬間」P242。</ref>。その時は「その中で私の真実を追求するのはどういうことなんだろう」と悩み、番組終了までは、解決しなかった{{R|声優になるp92-93}}。そんな辛さと不甲斐無さで落ち込んでいた時、監督・[[富野由悠季]]の「朴璐美が喋ればそれがどんな声であろうと、ロランなんだ」一言で救われた。監督は人の心を見透かす方なので、自身の葛藤を見抜いたかもしれない。こんな素晴らしい作品にデビューし、少年役を演じられたことを本当に貴重な経験だったと語っている{{R|声優道p242}}。のちに富野、舞台を見て「あ、ロラン・セアックがいた」と思い『ブレンパワード』で「どれだけ振幅の幅が出るのか試していた」と語る{{R|abema.tv20191024}}。


== 出演 ==
== 出演 ==
210行目: 250行目:
* [[獣兵衛忍風帖 龍宝玉篇]]('''つぶて''')
* [[獣兵衛忍風帖 龍宝玉篇]]('''つぶて''')
* [[NARUTO -ナルト- (アニメ)|NARUTO -ナルト-]](2003年 - 2017年、'''[[テマリ]]''') - 2シリーズ{{Ras|第1期(2003年 - 2007年)、第2期『疾風伝』(2007年 - 2017年)}}
* [[NARUTO -ナルト- (アニメ)|NARUTO -ナルト-]](2003年 - 2017年、'''[[テマリ]]''') - 2シリーズ{{Ras|第1期(2003年 - 2007年)、第2期『疾風伝』(2007年 - 2017年)}}
* [[鋼の錬金術師 (アニメ)|鋼の錬金術師]](2003年 - 2004年、'''[[エドワード・エルリック]]'''<ref>{{Cite web|和書| url = https://www.hagaren.jp/staffcast/| title = STAFF CAST| publisher = TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト| accessdate = 2016-06-04}}</ref>、アームストロングの母)
* [[鋼の錬金術師 (アニメ)|鋼の錬金術師]](2003年 - 2004年、'''[[エドワード・エルリック]]'''<ref>{{Cite web|和書| url = https://www.hagaren.jp/staffcast/| title = STAFF CAST| publisher = TVアニメ「鋼の錬金術師」公式サイト| accessdate = 2016-06-04}}</ref>、ルイ・アームストロングの母)
* [[人間交差点]](中田玲子)
* [[人間交差点]](中田玲子)
* [[魔探偵ロキRAGNAROK]](ヘイムダル、東山和実)
* [[魔探偵ロキRAGNAROK]](ヘイムダル、東山和実)
260行目: 300行目:
* [[ウルトラヴァイオレット コード044]]('''044''')
* [[ウルトラヴァイオレット コード044]]('''044''')
* [[カイバ]]('''ポポ''')
* [[カイバ]]('''ポポ''')
* [[機動戦士ガンダム00]](リジェネ・レジェッタ)
* [[機動戦士ガンダム00]](リジェネ・レジェッタ{{R|ガンダム00-2}} - 2シリーズ{{Ras|ファーストシーズン(2007年 - 2008年)<!-- 2008-03-29 -->、セカンドシーズン(2008年 - 2009年)<!-- 2008-10-05 -->}}
* [[CLANNAD 〜AFTER STORY〜]](志麻賀津紀)
* [[CLANNAD 〜AFTER STORY〜]](志麻賀津紀)
* [[黒執事 (アニメ)|黒執事]](マダムレッド〈アンジェリーナ・ダレス〉)
* [[黒執事 (アニメ)|黒執事]](マダムレッド〈アンジェリーナ・ダレス〉)
281行目: 321行目:
* [[スティッチ! 〜ずっと最高のトモダチ〜]]('''デリア''')
* [[スティッチ! 〜ずっと最高のトモダチ〜]]('''デリア''')
* [[セキレイ〜Pure Engagement〜]](鴉羽)
* [[セキレイ〜Pure Engagement〜]](鴉羽)
* [[メタルファイト ベイブレード 爆]]ダミアン・ハート<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.beyblade-fc.com/posts/baku-chara/kaxceb|title=CHARACTER ダミアン・ハート|website=BEYBLADE WORLD ベイブレードアニメ公式ファンクラブ|work=メタルファイト ベイブレード 爆|accessdate=2024-06-02}}</ref>)
* [[メタルファイト ベイブレード 爆]](2010年 - 2011年、ダミアン・ハート<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.beyblade-fc.com/posts/baku-chara/kaxceb|title=CHARACTER ダミアン・ハート|website=BEYBLADE WORLD ベイブレードアニメ公式ファンクラブ|work=メタルファイト ベイブレード 爆|accessdate=2024-06-02}}</ref>)
* [[ルパン三世 the Last Job]](摩耶<ref>{{Cite web|和書 | url = https://web.archive.org/web/20100102071114/http://www.ntv.co.jp/kinro/lineup/20100212/index.html| title = ルパン三世 the Last Job| publisher = 金曜ロードショー| date = | accessdate = 2016-05-02}}</ref>)
* [[ルパン三世 the Last Job]](摩耶<ref>{{Cite web|和書 | url = https://web.archive.org/web/20100102071114/http://www.ntv.co.jp/kinro/lineup/20100212/index.html| title = ルパン三世 the Last Job| publisher = 金曜ロードショー| date = | accessdate = 2016-05-02}}</ref>)
* [[RAINBOW-二舎六房の七人-]]('''前田昇''' / '''スッポン''')
* [[RAINBOW-二舎六房の七人-]]('''前田昇''' / '''スッポン''')
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| 2016年 |
| 2016年 |
* [[うしおととら]](カオリの母)
* [[うしおととら]](カオリの母)
* [[ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-]](終里赤音<ref>{{Cite web|和書|work=ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園 公式サイト|url=http://www.nbcuni.co.jp/anime/danganronpa3/news/index00110000.html|title=キャスト発表第3弾|date=2016-04-21|accessdate=2016-04-21}}</ref>) - 2シリーズ{{Ras|絶望編(2016年)、希望編(2016年)}}
* [[ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園-]](終里赤音<ref>{{Cite web|和書|work=ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園 公式サイト|url=https://www.nbcuni.co.jp/anime/danganronpa3/news/index00110000.html|title=キャスト発表第3弾|date=2016-04-21|accessdate=2016-04-21}}</ref>) - 2シリーズ{{Ras|絶望編(2016年)、希望編(2016年)}}
* [[にゃんぼー!]]('''トラ'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://www6.nhk.or.jp/anime/topics/detail.html?i=4210|title=「にゃんぼー!」9月27日(火)放送開始!メインキャストも決定!|accessdate=2016-08-31|date=2016-08-22|work=NHKアニメワールド|publisher=[[日本放送協会|NHK]]}}</ref>)
* [[にゃんぼー!]]('''トラ'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://www6.nhk.or.jp/anime/topics/detail.html?i=4210|title=「にゃんぼー!」9月27日(火)放送開始!メインキャストも決定!|accessdate=2016-08-31|date=2016-08-22|work=NHKアニメワールド|publisher=[[日本放送協会|NHK]]}}</ref>)
* [[ハンドレッド (小説)|ハンドレッド]](ヴィタリー・トゥイニャーノフ)
* [[ハンドレッド (小説)|ハンドレッド]](ヴィタリー・トゥイニャーノフ)
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| 2021年 |
| 2021年 |
* [[SHAMAN KING]](2021年 - 2022年、'''道蓮'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://shamanking-project.com/shamanking/cast|title=CAST|website=TVアニメ『SHAMAN KING』公式サイト|accessdate=2023-03-15}}</ref>)<!-- 2021-04-01 -->
* [[SHAMAN KING]](2021年 - 2022年、'''道蓮'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://shamanking-project.com/shamanking/cast|title=CAST|website=TVアニメ『SHAMAN KING』公式サイト|accessdate=2023-03-15}}</ref>)<!-- 2021-04-01 -->
* [[ラブライブ!スーパースター!!]](2021年 - 2022年、理事長) - 2シリーズ{{Ras|第1期(2021年)<!-- 2021-07-11 -->、第2期(2022年)<!-- 2022-08-28 -->}}
* [[ラブライブ!スーパースター!!]](2021年 - 2024年、理事長) - 2シリーズ{{Ras|第1期(2021年)<!-- 2021-07-11 -->、第2期(2022年)<!-- 2022-08-28 -->、第3期(2024年)<!-- 2024-10-06 -->}}
* [[ゲッターロボ アーク]](大女王メルドウサ<ref>{{Cite web|和書|url=https://getterrobot-arc.com/#character|title=キャラ キャスト|work=【公式】アニメ『ゲッターロボ アーク』|accessdate=2021-06-25}}</ref>)<!-- 2021-07-11 -->
* [[ゲッターロボ アーク]](大女王メルドウサ<ref>{{Cite web|和書|url=https://getterrobot-arc.com/#character|title=キャラ キャスト|work=【公式】アニメ『ゲッターロボ アーク』|accessdate=2021-06-25}}</ref>)<!-- 2021-07-11 -->
* [[平穏世代の韋駄天達]]('''ハヤト'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://idaten-anime.com/caststaff/|title=キャスト・スタッフ|work=TVアニメ「平穏世代の韋駄天達」公式サイト|accessdate=2021-05-28}}</ref>)<!-- 2021-07-23 -->
* [[平穏世代の韋駄天達]]('''ハヤト'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://idaten-anime.com/caststaff/|title=キャスト・スタッフ|work=TVアニメ「平穏世代の韋駄天達」公式サイト|accessdate=2021-05-28}}</ref>)<!-- 2021-07-23 -->
374行目: 414行目:
* [[SHAMAN KING FLOWERS]]('''道黽'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://shamanking-project.com/#StaffCast|title=STAFF&CAST|website=TVアニメ『SHAMAN KING FLOWERS』公式サイト|accessdate=2023-03-15}}</ref>、道蓮)<!-- 2024-02-28 -->
* [[SHAMAN KING FLOWERS]]('''道黽'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://shamanking-project.com/#StaffCast|title=STAFF&CAST|website=TVアニメ『SHAMAN KING FLOWERS』公式サイト|accessdate=2023-03-15}}</ref>、道蓮)<!-- 2024-02-28 -->
* [[夜桜さんちの大作戦]]('''不動りん'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/567316|title=「夜桜さんちの大作戦」は連続2クール放送、追加キャストに朴ろ美や内山昂輝|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2024-03-30|accessdate=2024-03-30}}</ref>)<!-- 2024-05-26 -->
* [[夜桜さんちの大作戦]]('''不動りん'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/567316|title=「夜桜さんちの大作戦」は連続2クール放送、追加キャストに朴ろ美や内山昂輝|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2024-03-30|accessdate=2024-03-30}}</ref>)<!-- 2024-05-26 -->
* [[NINJA KAMUI]](ヂリ)
* [[メカウデ]]('''カガミ'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/532945|title=アニメ「メカウデ」2024年公開 豊永利行、杉田智和、嶋村侑、朴ろ美、中村悠一が出演|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-07-14|accessdate=2023-07-14}}</ref>)<!-- 2024 -->
* [[デリコズ・ナーサリー]](クララ<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/585639|title=「デリコズ・ナーサリー」追加キャストに朴ろ美、楠大典、弦徳(動画あり)|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2024-08-08|accessdate=2024-08-08}}</ref>)<!-- 2024-08-08 -->
* [[ラーメン赤猫]](バー・ラットのママ)<!-- 2024-08-09 -->
* [[メカウデ]]('''カガミ'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/532945|title=アニメ「メカウデ」2024年公開 豊永利行、杉田智和、嶋村侑、朴ろ美、中村悠一が出演|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2023-07-14|accessdate=2023-07-14}}</ref>)<!-- 2024-10-04 -->
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| 2016年 |
| 2016年 |
* [[牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAME-]]('''エマ・グスマン''')
* [[牙狼〈GARO〉-DIVINE FLAME-]]('''エマ・グスマン''')
* [[ゼーガペイン|ゼーガペインADP]](マオ・ルーシェン)
* [[ゼーガペインADP]]('''マオ・ルーシェン'''<!-- 2016-10-15 -->
| 2017年 |
| 2017年 |
* [[劇場版 黒執事 Book of the Atlantic]](マダム・レッド)<!-- 2017-01-21 -->
* [[劇場版 黒執事 Book of the Atlantic]](マダム・レッド)<!-- 2017-01-21 -->
445行目: 488行目:
* [[映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021]]('''パピ'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/453954|title=「映画ドラえもん」に朴ろ美・梶裕貴・諏訪部順一、新たな予告映像公開|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2021-11-18|accessdate=2021-11-18}}</ref>)<!-- 2022-03-04 -->
* [[映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021]]('''パピ'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/453954|title=「映画ドラえもん」に朴ろ美・梶裕貴・諏訪部順一、新たな予告映像公開|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2021-11-18|accessdate=2021-11-18}}</ref>)<!-- 2022-03-04 -->
* [[RE:cycle of the PENGUINDRUM|RE:cycle of the PENGUINDRUM [前編] 君の列車は生存戦略]](結城翼)<!-- 2022-04-29 -->
* [[RE:cycle of the PENGUINDRUM|RE:cycle of the PENGUINDRUM [前編] 君の列車は生存戦略]](結城翼)<!-- 2022-04-29 -->
* [[ぼくらのよあけ]]('''二月の黎明号'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/486128|title=劇場アニメ「ぼくらのよあけ」に藤原夏海、岡本信彦、水瀬いのり、戸松遥、朴ろ美|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2022-07-20|accessdate=2022-07-20}}</ref>)<!-- 2022-10-21 -->
* [[ぼくらのよあけ (アニメ映画)|ぼくらのよあけ]]('''二月の黎明号'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/comic/news/486128|title=劇場アニメ「ぼくらのよあけ」に藤原夏海、岡本信彦、水瀬いのり、戸松遥、朴ろ美|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2022-07-20|accessdate=2022-07-20}}</ref>)<!-- 2022-10-21 -->
| 2024年 |
| 2024年 |
* [[ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉]](樫本理子)<!-- 2024-05-24 -->
* [[ゼーガペインSTA]]('''マオ・ルーシェン'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://zegapain.net/sta/|title=ゼーガペインSTA|website=[ZEGAPAIN] ゼーガペイン|accessdate=2024-05-28}}</ref>)<!-- 2024-08-16 -->
* [[ゼーガペインSTA]]('''マオ・ルーシェン'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://zegapain.net/sta/|title=ゼーガペインSTA|website=[ZEGAPAIN] ゼーガペイン|accessdate=2024-05-28}}</ref>)<!-- 2024-08-16 -->
}}
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| 2012年 |
| 2012年 |
* [[金田一少年の事件簿 (アニメ)|金田一少年の事件簿]] 「黒魔術殺人事件」(火祀星子)<ref>{{Cite web|和書|publisher=マイコミジャーナル|url=https://news.mynavi.jp/article/20121018-a062/|title=アニメ『金田一少年の事件簿』が5年ぶりに復活!!新キャストに宮野真守ら|accessdate=2012-10-18}}</ref>
* [[金田一少年の事件簿 (アニメ)|金田一少年の事件簿]] 「黒魔術殺人事件」(火祀星子)<ref>{{Cite web|和書|publisher=マイコミジャーナル|url=https://news.mynavi.jp/article/20121018-a062/|title=アニメ『金田一少年の事件簿』が5年ぶりに復活!!新キャストに宮野真守ら|accessdate=2012-10-18}}</ref>
* [[HELLSING]](ウォルター・C・ドルネーズ〈少年〉<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.nbcuni.co.jp/rondorobe/anime/hellsing/contents/hp0014/index00470000.html|title=HELLSING Ⅸ CAST|website= HELLSING 公式サイト|accessdate=2024-03-20}}</ref><ref name="HELLSING Ⅸ">{{Cite web|和書|url= https://www.nbcuni.co.jp/rondorobe/anime/hellsing/contents/hp0014/index00470000.html|title=HELLSING Ⅸ CAST|website= HELLSING 公式サイト|accessdate=2024-03-20}}</ref>) - 2作品{{Ras|『Ⅸ』(2012年)、『Ⅹ』(2012年)}}
* [[HELLSING]](ウォルター・C・ドルネーズ〈少年〉<ref name="HELLSING Ⅸ"/><ref name="HELLSING Ⅸ">{{Cite web|和書|url= https://www.nbcuni.co.jp/rondorobe/anime/hellsing/contents/hp0014/index00470000.html|title=HELLSING Ⅸ CAST|website= HELLSING 公式サイト|accessdate=2024-03-20}}</ref>) - 2作品{{Ras|『Ⅸ』(2012年)、『Ⅹ』(2012年)}}
| 2020年 |
| 2020年 |
* [[刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火]](真庭紗南)<!-- 2020-10-25 -->
* [[刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火]](真庭紗南)<!-- 2020-10-25 -->
513行目: 557行目:
** スピリットオブシャーマンズ
** スピリットオブシャーマンズ
** [[シャーマンキング 超・占事略決3|超・占事略決3]]
** [[シャーマンキング 超・占事略決3|超・占事略決3]]
* [[ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風]]('''[[ジョルノ・ジョバァーナ]]''')
* [[ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風]]('''[[ジョルノ・ジョバァーナ|ジョルノ]]'''<ref>{{Cite book|和書|year=2002-09-04|title=ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風のすべて|page=292|publisher=[[集英社]]|isbn=978-4087791884}}</ref>
| 2003年 |
| 2003年 |
* [[シャーマンキング ソウルファイト]]('''道蓮''')
* [[シャーマンキング ソウルファイト]]('''道蓮''')
621行目: 665行目:
* Kinect ラッシュ: ディズニー/ピクサー アドベンチャー(ホリー・シフトウェル)
* Kinect ラッシュ: ディズニー/ピクサー アドベンチャー(ホリー・シフトウェル)
* ケイオスリングスII(リーファ)
* ケイオスリングスII(リーファ)
* [[スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園]]('''終里赤音'''<ref>{{Cite web|和書|publisher=ファミ通.com|url=http://www.famitsu.com/news/201205/31015393.html|title=『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』超高校級の生徒を一挙に紹介!|accessdate=2012-05-30}}</ref>)
* [[スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園]]('''終里赤音'''<ref>{{Cite web|和書|publisher=ファミ通.com|url=https://www.famitsu.com/news/201205/31015393.html|title=『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』超高校級の生徒を一挙に紹介!|accessdate=2012-05-30}}</ref>)
* 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇(ロラン・セアック)
* 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇(ロラン・セアック)
* [[トリコ グルメサバイバル!2]]('''小松''')
* [[トリコ グルメサバイバル!2]]('''小松''')
* [[トリコ グルメモンスターズ!]]('''小松''')
* [[トリコ グルメモンスターズ!]]('''小松''')
* 爆烈軍団レネゲード(ナターシャ)
* 爆烈軍団レネゲード(ナターシャ)
* [[PROJECT X ZONE]](トウマ<ref>{{Cite web|和書|publisher=ファミ通.com|url=http://www.famitsu.com/news/201204/12012868.html|title=『PROJECT X ZONE(プロジェクト クロスゾーン)』カプコン、セガ、バンダイナムコゲームスの3社が協力して放つ最新作!|accessdate=2012-04-12}}</ref>)
* [[PROJECT X ZONE]](トウマ<ref>{{Cite web|和書|publisher=ファミ通.com|url=https://www.famitsu.com/news/201204/12012868.html|title=『PROJECT X ZONE(プロジェクト クロスゾーン)』カプコン、セガ、バンダイナムコゲームスの3社が協力して放つ最新作!|accessdate=2012-04-12}}</ref>)
* [[ペルソナ4|ペルソナ4 ザ・ゴールデン]]('''白鐘直斗'''<ref>[http://p-atlus.jp/p4g/ 公式サイト]のキャラクターを参照。2011年10月24日閲覧。</ref>、イザナミ)
* [[ペルソナ4|ペルソナ4 ザ・ゴールデン]]('''白鐘直斗'''<ref>[http://p-atlus.jp/p4g/ 公式サイト] のキャラクターを参照。2011年10月24日閲覧。</ref>、イザナミ)
* [[ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ]]('''白鐘直斗'''<ref>[http://p-atlus.jp/p4u/ 公式サイト]のキャラクターを参照。2011年10月24日閲覧。</ref>)
* [[ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ]]('''白鐘直斗'''<ref>[http://p-atlus.jp/p4u/ 公式サイト] のキャラクターを参照。2011年10月24日閲覧。</ref>)
* [[龍が如く5 夢、叶えし者]](朴美麗<ref>{{Cite journal|和書 |editor=[[浜村弘一]] |title= 続報 龍が如く5 夢、叶えし者 |journal=[[週刊ファミ通]]|issue=2012年8月2・9日合併号 |pages=69 |publisher=[[エンターブレイン]] |date=2012-07-19}}</ref>)
* [[龍が如く5 夢、叶えし者]](朴美麗<ref>{{Cite journal|和書 |editor=[[浜村弘一]] |title= 続報 龍が如く5 夢、叶えし者 |journal=[[週刊ファミ通]]|issue=2012年8月2・9日合併号 |pages=69 |publisher=[[エンターブレイン]] |date=2012-07-19}}</ref>)
| 2013年 |
| 2013年 |
636行目: 680行目:
* [[トリコ グルメガバトル!]](小松)
* [[トリコ グルメガバトル!]](小松)
* NARUTO -ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3(テマリ)
* NARUTO -ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム3(テマリ)
* [[BioShock Infinite]](デイジー・フィッツロイ<ref>{{Cite web|和書|publisher=ファミ通.com|url=http://www.famitsu.com/news/201303/08029936.html|title=『Bioshock Infinite(バイオショック インフィニット)』朴ロ美、飛田展男など脇を固める豪華キャスト陣の情報が公開|accessdate=2013-03-08}}</ref>)
* [[BioShock Infinite]](デイジー・フィッツロイ<ref>{{Cite web|和書|publisher=ファミ通.com|url=https://www.famitsu.com/news/201303/08029936.html|title=『Bioshock Infinite(バイオショック インフィニット)』朴ロ美、飛田展男など脇を固める豪華キャスト陣の情報が公開|accessdate=2013-03-08}}</ref>)
* [[HEROES' VS]](∀ガンダム<ref>『[[電撃PlayStation]]』Vol.530 2012年11月8日号{{要ページ番号|date=2017年5月}}</ref>)
* [[HEROES' VS]](∀ガンダム<ref>『[[電撃PlayStation]]』Vol.530 2012年11月8日号{{要ページ番号|date=2017年5月}}</ref>)
* [[Fate/EXTRA CCC]](レオ・B・ハーウェイ<ref>{{Cite journal|和書 |editor=浜村弘一 |title= 新着ゲーム通信 フェイト/エクストラ CCC|journal=週刊ファミ通|issue=2012年7月12日号 |pages=296 |publisher=エンターブレイン |date=2012-06-28}}</ref>)
* [[Fate/EXTRA CCC]](レオ・B・ハーウェイ<ref>{{Cite journal|和書 |editor=浜村弘一 |title= 新着ゲーム通信 フェイト/エクストラ CCC|journal=週刊ファミ通|issue=2012年7月12日号 |pages=296 |publisher=エンターブレイン |date=2012-06-28}}</ref>)
674行目: 718行目:
* [[アドベンチャー・タイム|アドベンチャー・タイム ネームレス王国の3人のプリンセス]](フィン)
* [[アドベンチャー・タイム|アドベンチャー・タイム ネームレス王国の3人のプリンセス]](フィン)
* [[War Thunder]](ラジオボイス)
* [[War Thunder]](ラジオボイス)
* [[オーバーウォッチ]]('''ファラ'''<ref>{{Cite web|和書|publisher=電撃オンライン|url=http://dengekionline.com/elem/000/001/256/1256493/|title=『オーバーウォッチ』日本語版の担当声優が公開。乃村健次さん、伊藤静さん、種田梨沙さんら21名|accessdate=2016-04-15}}</ref>)
* [[オーバーウォッチ]]('''ファラ'''<ref>{{Cite web|和書|publisher=電撃オンライン|url=https://dengekionline.com/elem/000/001/256/1256493/|title=『オーバーウォッチ』日本語版の担当声優が公開。乃村健次さん、伊藤静さん、種田梨沙さんら21名|accessdate=2016-04-15}}</ref>)
* [[グリムノーツ]](紅守黒湖<ref>{{Cite web|和書|publisher=アスキー・メディアワークス|work=電撃オンライン|url=http://dengekionline.com/elem/000/001/347/1347631/|title=『グリムノーツ』×『ムルシエラゴ』コラボで主人公・紅守黒湖が入手できるイベント開催|date=2016-08-23|accessdate=2016-09-15}}</ref>、魔女ユリーシャ<ref>{{Cite web|和書|publisher=電撃オンライン|url=https://dengekionline.com/elem/000/001/662/1662627/|title=『グリムノーツ』2周年記念のアンケートガチャに新ストーリーテラー“モリガン”が登場|date=2018-01-16|accessdate=2020-06-13}}</ref>)
* [[グリムノーツ]](紅守黒湖<ref>{{Cite web|和書|publisher=アスキー・メディアワークス|work=電撃オンライン|url=https://dengekionline.com/elem/000/001/347/1347631/|title=『グリムノーツ』×『ムルシエラゴ』コラボで主人公・紅守黒湖が入手できるイベント開催|date=2016-08-23|accessdate=2016-09-15}}</ref>、魔女ユリーシャ<ref>{{Cite web|和書|publisher=電撃オンライン|url=https://dengekionline.com/elem/000/001/662/1662627/|title=『グリムノーツ』2周年記念のアンケートガチャに新ストーリーテラー“モリガン”が登場|date=2018-01-16|accessdate=2020-06-13}}</ref>)
* [[進撃の巨人]]('''ハンジ・ゾエ'''<ref>{{Cite web|和書|publisher=[[コーエーテクモゲームス]]|work=進撃の巨人|url=https://www.gamecity.ne.jp/shingeki/scout.html|title=CHARACTERS|accessdate=2015-11-29}}</ref>)
* [[進撃の巨人]]('''ハンジ・ゾエ'''<ref>{{Cite web|和書|publisher=[[コーエーテクモゲームス]]|work=進撃の巨人|url=https://www.gamecity.ne.jp/shingeki/scout.html|title=CHARACTERS|accessdate=2015-11-29}}</ref>)
* [[ストリートファイターV]]([[コーリン (ストリートファイター)|コーリン〈ヘレン〉]])
* [[ストリートファイターV]]([[コーリン (ストリートファイター)|コーリン〈ヘレン〉]])
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* [[ウマ娘 プリティーダービー]](樫本理子<ref>{{Cite web|和書|publisher=Cygames|work=ウマ娘 プリティーダービー|url=https://umamusume.jp/character/detail/?name=kashimotoriko|title=CHARACTER|accessdate=2021-08-28}}</ref>)<!-- 2021-08-30 -->
* [[ウマ娘 プリティーダービー]](樫本理子<ref>{{Cite web|和書|publisher=Cygames|work=ウマ娘 プリティーダービー|url=https://umamusume.jp/character/detail/?name=kashimotoriko|title=CHARACTER|accessdate=2021-08-28}}</ref>)<!-- 2021-08-30 -->
* [[クッキーラン: キングダム]](暗黒魔女クッキー<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cookierun-kingdom.com/ja/#character|title=キャラクター|work=クッキーラン:キングダム|accessdate=2021-09-04}}</ref>)<!-- 2021-09-02 -->
* [[クッキーラン: キングダム]](暗黒魔女クッキー<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cookierun-kingdom.com/ja/#character|title=キャラクター|work=クッキーラン:キングダム|accessdate=2021-09-04}}</ref>)<!-- 2021-09-02 -->
* [[モンスターストライク]](2021年 - 2023年、日番谷冬獅郎<ref>{{Cite web|和書|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000197.000025121.html|title=モンスト、『BLEACH』とのコラボ第2弾を開催決定!9月2日(木)12:00より開始|work=PR TIMES|date=2021-08-26|accessdate=2023-03-22}}</ref>、道蓮<ref>{{Cite web|和書|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000233.000025121.html|title=モンスト、TVアニメ『SHAMAN KING』との初コラボが決定!11月14日(日)12:00より開催!|work=PR TIMES|date=2021-11-11|accessdate=2023-03-22}}</ref>、ルナ<ref>{{Twitter status2|monst_mixi|1512627624379625473|2022年4月9日|accessdate=2022-04-10}}</ref>、エドワード・エルリック<ref>{{Cite web|和書|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000372.000025121.html|title=モンスト×TVアニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」コラボ第2弾を2月12日(日)12:00より開催!|work=PR TIMES|date=2023-02-09|accessdate=2023-03-22}}</ref>、ハンジ・ゾエ<ref>{{Cite web|和書|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000413.000025121.html|title=「モンスターストライク」×アニメ「進撃の巨人」コラボ第2弾を5月1日(月)0:00より開催!|work=PR TIMES|date=2023-04-29|accessdate=2023-04-30}}</ref>)<!-- 2021-09-02 -->
* [[モンスターストライク]](2021年 - 2024年、日番谷冬獅郎<ref>{{Cite web|和書|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000197.000025121.html|title=モンスト、『BLEACH』とのコラボ第2弾を開催決定!9月2日(木)12:00より開始|work=PR TIMES|date=2021-08-26|accessdate=2023-03-22}}</ref>、道蓮<ref>{{Cite web|和書|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000233.000025121.html|title=モンスト、TVアニメ『SHAMAN KING』との初コラボが決定!11月14日(日)12:00より開催!|work=PR TIMES|date=2021-11-11|accessdate=2023-03-22}}</ref>、ルナ<ref>{{Twitter status2|monst_mixi|1512627624379625473|2022年4月9日|accessdate=2022-04-10}}</ref>、エドワード・エルリック<ref>{{Cite web|和書|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000372.000025121.html|title=モンスト×TVアニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」コラボ第2弾を2月12日(日)12:00より開催!|work=PR TIMES|date=2023-02-09|accessdate=2023-03-22}}</ref>、ハンジ・ゾエ<ref>{{Cite web|和書|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000413.000025121.html|title=「モンスターストライク」×アニメ「進撃の巨人」コラボ第2弾を5月1日(月)0:00より開催!|work=PR TIMES|date=2023-04-29|accessdate=2023-04-30}}</ref>、ロラン・セアック<ref>{{Cite web|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000584.000025121.html|title=ガンダムシリーズ×モンスターストライク コラボ第2弾を10月1日(火)0:00より開催!|work=PR TIMES|publisher=株式会社MIXI|date=2024-09-29|accessdate=2024-09-29}}</ref>)<!-- 2021-09-02 -->
* [[スーパーロボット大戦30]](あしゅら男爵〈女〉)<!-- 2021-10-28 -->
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* [[真・女神転生V]]('''アブディエル'''<ref>{{Cite web|和書|publisher=[[アトラス (ゲーム会社)|アトラス]]|work=真・女神転生V - 公式サイト|url=https://megaten5.jp/story_character/|title=STORY / CHARACTER|accessdate=2021-08-19}}</ref>)<!-- 2021-11-11 -->
* [[真・女神転生V]]('''アブディエル'''<ref>{{Cite web|和書|publisher=[[アトラス (ゲーム会社)|アトラス]]|work=真・女神転生V - 公式サイト|url=https://megaten5.jp/story_character/|title=STORY / CHARACTER|accessdate=2021-08-19}}</ref>)<!-- 2021-11-11 -->
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* ライドカメンズ(リバル<ref>{{Twitter status2|ride_kamens|1771417851842416922|2024年3月23日|accessdate=2024-03-23}}</ref>)<!-- 2024-05-30 -->
* ライドカメンズ(リバル<ref>{{Twitter status2|ride_kamens|1771417851842416922|2024年3月23日|accessdate=2024-03-23}}</ref>)<!-- 2024-05-30 -->
* 真・女神転生V Vengeance('''アブディエル'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://megaten5.jp/vengeance/story_character/|title=STORY&CHARACTER|publisher=[[アトラス (ゲーム会社)|アトラス]]|accessdate=2024-04-24}}</ref>)<!-- 2024-06-14 -->
* 真・女神転生V Vengeance('''アブディエル'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://megaten5.jp/vengeance/story_character/|title=STORY&CHARACTER|publisher=[[アトラス (ゲーム会社)|アトラス]]|accessdate=2024-04-24}}</ref>)<!-- 2024-06-14 -->
* 御城プロジェクトRE(織田信長)
* [[ウィザードリィのシリーズ一覧 #Wizardry Variants Daphne|Wizardry Variants Daphne]]<ref>{{Cite web2|url=https://wizardry.info/daphne/|title=VOICE 出演声優|work=Wizardry Variants Daphne official|accessdate=2024-07-16}}</ref><!-- 2024-10 -->
| 2025年 |
* [[龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii]](クイーン・ミシェル<ref>{{Cite web|publisher=[[セガ]]|work=『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』公式サイト|url=https://ryu-ga-gotoku.com/pirate/cast/|title=CAST|accessdate=2024-11-17}}</ref>)<!-- 2025-02-21 -->
}}
}}


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* [[ENSOKU]] [[MURCIELAGO -ムルシエラゴ-]]('''紅守黒湖''')
* [[ENSOKU]] [[MURCIELAGO -ムルシエラゴ-]]('''紅守黒湖''')
* [[Clock over ORQUESTA|【ボイスコミック】ぷちくろケスタ]](2023年、'''榊八色''')
* [[Clock over ORQUESTA|【ボイスコミック】ぷちくろケスタ]](2023年、'''榊八色''')
* ジャンプチャンネル アイスヘッドギル(2023年、'''メラ'''<ref>{{Cite web|和書|url= https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001037.000002610.html |title=潘 めぐみさん・朴 璐美さん出演! 『アイスヘッドギル 』1~3話のボイスコミックをジャンプチャンネルにて公開!|website=PR TIMES|date=2023-09-23 |accessdate=2024-05-02}}</ref>)
* ジャンプチャンネル アイスヘッドギル(2023年、'''メラ'''<ref>{{Cite web|和書|url= https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001037.000002610.html |title=潘 めぐみさん・朴 璐美さん出演! 『アイスヘッドギル 』1~3話のボイスコミックをジャンプチャンネルにて公開!|website=PR TIMES|date=2023-09-23 |accessdate=2024-05-02}}</ref>)


=== オーディオブック ===
=== オーディオブック ===
* 小説『[[君の名は。]]』 [[Audible]]版
* 小説『[[君の名は。]]』 [[Audible]]版
* Audible『Marvel’s・ウェイストランダーズ : HAWKEYE』
* Audible『Marvel’s・ウェイストランダーズ : HAWKEYE』
* オーディオドラマ『[[聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話]] 〜黄泉に沈む緋〜』(ユーセフ)


=== 吹き替え ===
=== 吹き替え ===
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** [[アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://eiga.com/news/20160603/2/|title=深田恭子「アリス」続編で再び白の女王に!平田広明&朴ろ美も続投 |publisher=映画.com |accessdate=2016-06-03}}</ref>
** [[アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://eiga.com/news/20160603/2/|title=深田恭子「アリス」続編で再び白の女王に!平田広明&朴ろ美も続投 |publisher=映画.com |accessdate=2016-06-03}}</ref>
* [[シンデレラ (2015年の映画)|シンデレラ]](フェアリー・ゴッドマザー<ref>{{Cite web|和書| url = http://www.fukikaeru.com/?p=673| title = シンデレラ| publisher = ふきカエル大作戦!! | date = 2015-04-23| accessdate = 2017-05-07}}</ref>)
* [[シンデレラ (2015年の映画)|シンデレラ]](フェアリー・ゴッドマザー<ref>{{Cite web|和書| url = http://www.fukikaeru.com/?p=673| title = シンデレラ| publisher = ふきカエル大作戦!! | date = 2015-04-23| accessdate = 2017-05-07}}</ref>)
* NOLLY ソープオペラの女王('''ノエル・ゴードン/ノリー'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.star-ch.jp/drama/nolly/1/|title=NOLLY ソープオペラの女王|publisher=[[スター・チャンネル]]|accessdate=2024-04-09}}</ref>)
* NOLLY ソープオペラの女王('''ノエル・ゴードン''' / '''ノリー'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.star-ch.jp/drama/nolly/1/|title=NOLLY ソープオペラの女王|publisher=[[スター・チャンネル]]|accessdate=2024-04-09}}</ref>)
* [[ローン・レンジャー (2013年の映画)|ローン・レンジャー]](レッド・ハリントン)
* [[ローン・レンジャー (2013年の映画)|ローン・レンジャー]](レッド・ハリントン)
| [[ミシェル・ロドリゲス]] |
| [[ミシェル・ロドリゲス]] |
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* [[バリスティック]]('''シーバー''')※テレビ朝日版
* [[バリスティック]]('''シーバー''')※テレビ朝日版
* [[ブラッド (映画)|ブラッド]]('''セイディー・ブレイク''')
* [[ブラッド (映画)|ブラッド]]('''セイディー・ブレイク''')
* [[レッド・ワン]]('''ゾーイ'''<ref>{{Cite web|url=https://eiga.com/news/20241031/4/|title=「レッド・ワン」吹き替えキャストに楠大典、中村悠一らが参加「ドラマは王道。『こういうのでいいんだよ!』」|website=映画.com|date=2024-10-31|accessdate=2024-10-31}}</ref>)
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* [[キャプテン・ウルフ]]
* [[キャプテン・ウルフ]]
* [[キューティ・ブロンド]](セリーナ〈アラナ・ユーバック〉)※ソフト版
* [[キューティ・ブロンド]](セリーナ〈アラナ・ユーバック〉)※ソフト版
* [[キューブ2]] (サーシャ) ※ソフト版
* [[キューブ2]]サーシャ)※ソフト版
* [[クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア]](アカーシャ〈[[アリーヤ]]〉)
* [[クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア]](アカーシャ〈[[アリーヤ]]〉)
* グリズリー・レイジ(ローレン)
* グリズリー・レイジ(ローレン)
1,059行目: 1,109行目:
* [[沈黙のジェラシー]](リサ〈[[デビ・メイザー]]〉)
* [[沈黙のジェラシー]](リサ〈[[デビ・メイザー]]〉)
* [[沈黙のテロリスト]](ベブ)
* [[沈黙のテロリスト]](ベブ)
* [[ツイスターズ]](ダーニ<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/580338|title=小芝風花&津田健次郎「ツイスターズ」吹替版でタッグ、浪川大輔や下野紘ら一挙解禁|website=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2024-07-02|accessdate=2024-07-02}}</ref>)<!-- 2024-08-01 -->
* [[ツイスターズ]](ダーニ〈ケイティ・オブライアン〉<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/580338|title=小芝風花&津田健次郎「ツイスターズ」吹替版でタッグ、浪川大輔や下野紘ら一挙解禁|website=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2024-07-02|accessdate=2024-07-02}}</ref>)<!-- 2024-08-01 -->
* [[テイキング・ライブス]](イリアナ・スコットFBI捜査官〈アンジェリーナ・ジョリー〉)※テレビ版
* [[テイキング・ライブス]](イリアナ・スコットFBI捜査官〈アンジェリーナ・ジョリー〉)※テレビ版
* [[D-TOX]](メアリー〈[[ディナ・メイヤー]]〉)※DVD版
* [[D-TOX]](メアリー〈[[ディナ・メイヤー]]〉)※DVD版
* [[デッドコースター|デッドコースター ファイナル・デスティネーション2]](クレア・リバース〈[[アリ・ラーター]]〉)※DVD版
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* [[デッドプール&ウルヴァリン]](レディ・デッドプール<!-- 〈声:[[ブレイク・ライヴリー]]〉 --><ref>{{Cite web|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0144368|title=『デッドプール&ウルヴァリン』ネタバレキャラ&日本版声優7名が公式発表|website=シネマトゥデイ|date=2024-08-08
|accessdate=2024-08-08}}</ref>)
* [[デトネーター]](ナディア・コミンスキー〈[[シルヴィア・コロカ]]〉)※ソフト版
* [[デトネーター]](ナディア・コミンスキー〈[[シルヴィア・コロカ]]〉)※ソフト版
* デルフィーヌの場合(オリビア〈[[ルー・ドワイヨン]]〉)
* デルフィーヌの場合(オリビア〈[[ルー・ドワイヨン]]〉)
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* [[ゴッサム・シティ・エンジェル]](ヘレナ・カイル〈[[アシュレイ・スコット]]〉)
* [[ゴッサム・シティ・エンジェル]](ヘレナ・カイル〈[[アシュレイ・スコット]]〉)
* [[サード・ウォッチ]](リベット・パウエル)
* [[サード・ウォッチ]](リベット・パウエル)
* サニー(ジーニー〈[[ラシダ・ジョーンズ]]〉)
* ザ・ネバーズ(マラディ〈[[エイミー・マンソン]]〉<ref>{{Cite web|和書|work=アニメイトタイムズ|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1623979396|title=U-NEXT独占配信ドラマ『ザ・ネバーズ』日本語吹替版声優として坂本真綾さん、早見沙織さん、小西克幸さんらが出演決定! 声優陣からはコメントも到着!|accessdate=2021-06-18}}</ref>)
* ザ・ネバーズ(マラディ〈[[エイミー・マンソン]]〉<ref>{{Cite web|和書|work=アニメイトタイムズ|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1623979396|title=U-NEXT独占配信ドラマ『ザ・ネバーズ』日本語吹替版声優として坂本真綾さん、早見沙織さん、小西克幸さんらが出演決定! 声優陣からはコメントも到着!|accessdate=2021-06-18}}</ref>)
* [[サブリナ (テレビドラマ)|サブリナ]](リビー・チェスラー〈ジェナ・リー・グリーン〉)
* [[サブリナ (テレビドラマ)|サブリナ]](リビー・チェスラー〈ジェナ・リー・グリーン〉)
1,153行目: 1,206行目:
* [[スーパーナチュラル]] シーズン11 #1,#3,#9,#10,#13,#18,#21-#23(ダークネス / アマラ〈[[エミリー・スワロー]]〉)
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* [[SCORPION/スコーピオン]] シーズン1 #20(マヤ・ヘルナンデス〈ジンジャー・ゴンザーガ〉)
* [[SCORPION/スコーピオン]] シーズン1 #20(マヤ・ヘルナンデス〈ジンジャー・ゴンザーガ〉)
* [[スタジオDC:オールスター・ライブ]](アトリエンヌ・ベイロン)
* ソロリティΦフォーエバー(ブリジット)
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* [[ツイステッド・メタル]]('''クワイエット'''〈ステファニー・ベアトリス〉<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1705642725|title=『ツイステッド・メタル』シーズン1、Huluで2/22独占配信! 吹替版声優に杉田智和さん・朴璐美さん・千葉繁さん・内田直哉さん、コメント公開|website=アニメイトタイムズ|publisher=アニメイト|date=2024-01-19|accessdate=2024-01-19}}</ref>)
* [[ツイステッド・メタル]]('''クワイエット'''〈ステファニー・ベアトリス〉<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1705642725|title=『ツイステッド・メタル』シーズン1、Huluで2/22独占配信! 吹替版声優に杉田智和さん・朴璐美さん・千葉繁さん・内田直哉さん、コメント公開|website=アニメイトタイムズ|publisher=アニメイト|date=2024-01-19|accessdate=2024-01-19}}</ref>)
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* [[プラウドファミリー]](トゥルーディー・プラウド)
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* [[ヘイ・アーノルド!#ヘイ・アーノルド! ムービー|ヘイ・アーノルド! ムービー]]('''ジェラルド''')
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* [[ヘラクレス (TVシリーズ)|ヘラクレス]](ヘカテー
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* [[ホームムービーズ]](ポーラ・スモール、ペリー)
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* 恋を読む inクリエ『[[逃げるは恥だが役に立つ#朗読劇|逃げるは恥だが役に立つ]]』(2021年、シアタークリエ) - 土屋百合 役<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.tohostage.com/nigehaji/|title=シアタークリエ 恋を読む inクリエ『逃げるは恥だが役に立つ』|accessdate=2021年6月17日|publisher=東宝}}</ref>
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* 朗読劇『The Guys 消防士たち世界貿易センタービルは消えても』(2021年、下北沢OFF・OFFシアター) - ジョーン 役
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*ミュージカル『October Sky〜遠い空の向こうに〜』(2021年、[[シアターコクーン]]、森ノ宮ピロティホール) - エルシー・ヒッカム 役
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=== テレビ番組 ===
=== テレビ番組 ===
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=== ナレーション ===
=== ナレーション ===
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{{定義リスト2
{{定義リスト2
| テレビ |
| テレビ |
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* [[NNNドキュメント]](2008年、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]])
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* [[BS熱中夜話]](2009年5月、[[NHK-BS2]])
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* [[報道特集 (TBS)|報道特集NEXT]](2010年、[[TBSテレビ]])
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* [[地上最大のTV動物園]](2011年7月12日・11月2日、[[フジテレビ]])
* [[オイコノミア]](2012年4月3日 - 2018年3月21日、[[NHK Eテレ]])
* [[オイコノミア]](2012年4月3日 - 2018年3月21日、[[NHK Eテレ]])
* [[NHK高校講座]] 世界史「オリエントとギリシア」(2012年5月2日、NHK Eテレ)
* [[金曜ロードSHOW!]](2013年4月12日 - 、日本テレビ)
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* ザ・ドキュメンタリー カラフルハウス〜多様なる性の家〜(2016年2月21日、[[テレビ東京]])
* [[ニッポンアニメ100]]([[NHK BSプレミアム]])
** 視聴者投票スタート!アニメ100人くらいに聞きました(2017年1月8日)
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* 原田龍二の一湯入魂(2017年12月24日、[[BS-TBS]])
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* しあわせ!もふもふペット(2018年、dTVチャンネル)
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* 謎の砂漠都市ペトラ〜大国ローマと渡り合った5つの鍵〜(2019年、[[NHK BS4K]])
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=== その他コンテンツ ===
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<ref name="∀ガンダム">{{Cite web|和書| accessdate = 2022-04-09 | title = character |website = ∀ガンダムWeb |publisher = サンライズ | url = http://www.turn-a-gundam.net/character/01.html }}</ref>
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* [https://seigura.com/directory/1017/ 朴 &#29840;美|声優名鑑 - 声優グランプリweb]
* [https://dictionary.goo.ne.jp/word/person/朴&#29840;美/#person-110062101_ 朴&#29840;美の解説 - goo人名事典]
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2024年11月21日 (木) 15:28時点における最新版

ぱく ろみ
朴璐美
プロフィール
性別 女性
出身地 日本の旗 日本東京都江戸川区[1][2]
生年月日 (1972-01-22) 1972年1月22日(52歳)
血液型 AB型[3]
職業 声優女優歌手
事務所 LAL[4]
配偶者 山路和弘(2020年 - )
公式サイト LAL
Romi Park Official Web Site
studio Camblia
公称サイズ(時期不明)[6]
身長 / 体重 161 cm / 42 kg
スリーサイズ 86 - 57 - 81 cm
靴のサイズ 22.5[5] cm
声優活動
活動期間 1998年[7] -
ジャンル アニメゲーム吹き替えナレーション
デビュー作 カナン・ギモス(『ブレンパワード』)[7][8][9][10][11]
女優活動
活動期間 1993年 -
ジャンル 舞台テレビドラマ映画
音楽活動
活動期間 2006年 -
ジャンル J-POPアニメソング
職種 歌手
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

朴 璐美(ぱく ろみ[注 1]、박로미[16]1972年1月22日[1][2][6][17] - )は、日本声優女優歌手東京都[17]江戸川区出身[1][2]国籍は日本[18]LAL代表[4]。夫は俳優、声優の山路和弘[19]

代表作は『∀ガンダム』(ロラン・セアック)、『鋼の錬金術師』(エドワード・エルリック)、『BLEACH』(日番谷冬獅郎)、『NANA』(大崎ナナ)、『進撃の巨人』(ハンジ・ゾエ)など[6][20]

経歴

学歴

1990年年代初頭に和洋国府台女子高等学校を入学卒業

1992年3月に桐朋学園芸術短期大学演劇科を入学卒業[5][17]

1992年4月 - 1992年10月、祖父の母国である韓国延世大学校 韓国語学堂留学[5](韓国私立大学の最高峰にして、日本でいうと早慶に相当する大学)。

芸能活動

1993年に一人前の俳優になるべく円演劇研究所へ入所、

1995年演劇集団 円の会員に昇格[5][21]

1998年、『ブレンパワード』のカナン・ギモス役で声優デビュー[7][8][9][10][11]

1998年当時、舞台女優活動を行うもなかなか売れず、演劇をやめて別の道を模索しようとも考えていた。その頃、難関高倍率のオーディションで有名なガンダムシリーズの大物監督富野由悠季が新作ガンダムアニメの制作のため、様々なジャンルからの才能をアニメの現場に起用し、若い才能を発掘するべく、沢山の演劇イベント会場を回っていた。その中で朴璐美の舞台野外公演を見たことからから、サンライズが制作する『∀ガンダム』のディアナ・ソレルとディアナ・ハイムの役でオーディション参加を依頼するFAXが朴璐美の自宅に届く。だが、オーディション運営スタッフから「この役もやってみて」といきなり主役のロラン・セアック役の台本を渡され、そこに書かれている台詞を読むよう指示され、合格したことから、朴璐美のその後の人生が大きく一変する。

1999年4月 - 2000年4月、テレビアニメで『∀ガンダム』でのロラン・セアック役を担当し、声優としてブレイク。まだ、声優としてのキャリアが浅い朴璐美はこの時に富野由悠季が厳しく演技と演出の指導を受けながら、毎日悪戦苦闘の日々を送った。

2003年、「第26回アニメグランプリ」にて声優部門賞を受賞。

2004年、「東京国際アニメフェア2004」にて声優賞を受賞[21][5]

2006年、歌手活動をし始め、CDをリリース[12]

2006年度、「第1回声優アワード」で、『NANA』の大崎ナナ役で主演女優賞を受賞[21][5][17][22]

2013年第25回東京国際映画祭日本映画・ある視点部門ノミネート『あかぼし』で実写映画に初主演[23]

2016年、出演予定だった舞台『箱の中身2016』を体調不良のため降板[24]

2017年11月15日付で22年間在籍した演劇集団 円を退所、芸能・声優事務所LALを設立[25][26]

2019年東宝ミュージカルレ・ミゼラブル』のマダム・テナルディエ役でミュージカルに初出演[27]

2020年1月22日、俳優・声優の山路和弘と結婚したことを公式サイト・Twitterにて発表した[28][19]

人物

人見知りで、不器用なため嘘を吐いて話すこともできない[29]

趣味や特技はスキューバダイビング少林寺拳法ピアノ水泳韓国語[21]

最初のイベントで、客に椅子の背もたれを向けて座ってしまったことから初めはヒドかった[29]。以前、イベントで「今度の役どころは?」と質問されたが、まだ収録すらしていない役であったため、監督のカンペを見て「巨乳です」しか言えず一杯いっぱいで震えていた[29]。会場の皆は「頑張れ!」と温かく応援してくれたが、痛々しい姿であったと語る[29]。その後、あるイベントで地方を回った時、何回目かの名古屋で、一緒に出演していた子安武人にようやく突っ込みを入れることができ慣れてきた[29]。普段は冗談を飛ばし合っているが、イベントのステージに立つと、しゅんとしてしまう[29]

ラジオ番組などは小野坂昌也にゲストに来てくれた時、「一生懸命に楽しく盛り上げて、ゆくゆくはラジオのパーソナリティになりたいとか思わないの?」質問に「思いません」と言ったりしていた[29]。ラジオ番組『鋼の錬金術師』では、相手役の釘宮理恵と2人でラジオをしなくてはいけなくなり、それでも話せなかった[29]。しかし相手役の釘宮の負担を減らすためにも「とにかく私が引っ張っていかないと」と思ってからは、逆切れしてやり出した感じであった[29]

歌は全て逆切れで解決で、朴は逆切れする才能は持っているかもしれず皆それを克服するために練習したり色々するが、朴はダメであった[29]

2009年時点でレギュラーを多数抱え、大人気だが、これだけの仕事を依頼されている理由は「不思議だなぁ」と感じている[29]。自分自身のためにしているところもあり、飽きっぽいところも出てしまっていると思っており、恥も外聞も捨ててしている[29][30]。そんな暑苦しさに何かしらの魅力を感じてくれる人物がいるおかげで、「シラケていたくないな、シラケていちゃいけないのではないかな」と思っている人物たちがファンになってくれているといい、すごく愛しい[30]

尊敬する声優は『シャーマンキング』で共演した高山みなみ林原めぐみ[31]。2人は恩人であり、慣れない少年役で悩んでいたとき、この仕事は一人でやっているわけではなくみんなで作っているんだと教えられ、学生時代に好きだったみんなで作る感覚を思い出させてくれた高山を父、林原を母であると公言している[31][32]。声優の川上とも子は桐朋学園短大時代の同期生であり、川上が2011年6月に亡くなった際には、自らのブログで彼女への思いを語り、通夜に駆け付けた[33]

養成所に特別講師、体験レッスンの講師として呼んでくれることはある[30][34]。めちゃめちゃスパルタで「なめてんなよ」ぐらいの勢いで、身体を使わせ、基本は、円演劇研究所の教わった[30]

2010年から2012年までダイニングカフェ・シーラカンスをゲッターズ飯田と共同経営していた[35]

2013年からボイススクールstudio Cambria(スタジオ カンブリア)を開校[36]。最初に話をくれた時は「役者が誰かにものを教えるなんて冗談じゃない」気持ちがあり、「最近のしらけている子たちに私が接したら、きっとケンカになりますよ」と断ろうとしていた[34]。その時に話をくれた人物が「そのくらい本気でぶつかってください。学生を泣かせてもいいです」とまで言うため、引き受けた[34]。最初の頃のレッスンは、かなりケンカ腰だったといい、その時学生にやらせたのが、演劇集団 円の演出家の福沢富夫がしていたレッスンであった[34]

特色

舞台でも声優でも、老若男女幅広い役を演じている[37]

アニメではティーンエイジの少年役に起用されることが多い[37]

吹き替えでは下記ハリウッドスターなどを多く担当している。

ナレーションでは『金曜ロードSHOW!』でサッシャのパートナーとしてナレーターを担当している。

これまで様々な作品で少年役を演じていたが、少年役であっても大人の女性役であっても、役に対するスタンスは変わらず、「演じるからにはとにかく役と一緒になりたい、自分のすべてを出し切りたい」と語る[40]

もし違いがあるとしたら、「少年役は心が隠せないこと」で、少年は気持ち、思いが前面に出てくる気がする[40]

男の子役を演じる時の発声を変える考えが嫌いで、「どう男の子役をやるか」葛藤した[41]

∀ガンダム』から続き、『鋼の錬金術師』のエドワード・エルリック役で、自分の中で納得がいくようになった[41]

デジモンアドベンチャー02』の一乗寺賢役を演じていた時は、少し変わった役であったが、怒りの部分を増幅させ、「もしそこで男の子じゃないと言われたら、それはもうそれでいいや」と思った[41]

『∀ガンダム』のロラン・セアック役で初めて少年役を演じ、『デジモンアドベンチャー02』の一乗寺賢役、『シャーマンキング』の道蓮役、『ドラゴンドライブ』の大空レイジ役と、様々なタイプの少年役を演じてくれたことにより[40]、『鋼の錬金術師』のエドワード・エルリック役はそれまでの集大成であり、運命的なものを感じた。エドの役は感情の振れ幅が大きかったため、他の役では感情を出し過ぎたことが多々あったり、エドのような演技を求められても、違うキャラクターだからできないとギャップに戸惑った時期もあった[42]

朗読劇『電車男』、舞台『レインマン』と、2009年時点では声だけではなく舞台出演も平行しているが、体はいつも泣き言ばかりで朴自身「よく維持できてるな」と思っている[30]。仕事を引き受けてしまった以上はやるしかなくその前に「考えろ」だが、朴は先が読めないタイプである[30]

『電車男』では初めて舞台上で男の子役を演じており、その時は朗読劇と聞いていたが、朗読劇のアクションステージであった[30]。本番では、スクリーンは壊れ、りんごで頭を打ち、稽古期間の短さ、台詞の多さから考えると、まさしくあの舞台は逆切れの賜物である[30]

声優を初めた当初は少年役で苦しんだが、途中からは「男の子も何もないな」と思った[30]。『NANA』の大崎ナナ役もそうだが、「その役を自分の中に入れれば問題はないな」と『NANA』の大崎ナナ役も同じ感覚で演じている[30]

声優・女優になるまで

生い立ち

在日韓国人として生まれ、後に日本に帰化した韓国系日本人[18][43]

姉と弟がいる[43]

子供のころは体が弱く、肺炎で死にかけたり、食事もあまり摂らないにもかかわらず、活発に動いて突然倒れることもあった[43]

小学生の頃のあだ名は「半切りごぼう」[注 2]

体を鍛えることと箱入り娘に育てるため、少林寺拳法水泳ピアノ書道公文そろばん油絵など習い事をいくつもした[43]。韓国の李氏朝鮮時代からある儒教のしきたりで毎週日曜日に祖父母の家を訪ね、学校では日本語、家では日本語と韓国語、祖父母宅では韓国語で過ごす一日で世界が変わる生活は現実感がなく、特に祖父母の家に行くことは鬱陶しく感じていた[43]。家ではだらしないとして流行のファッションをしていると怒られ、父とは20歳になるまで敬語で会話していた[43]。父は単身赴任が多く家にあまりいなかった[44]。母は、日本語を知らぬまま来日していたが、凄く努力して新聞などを独学で日本語を学んでいたようで、日常会話は日本語であった[43][44]。母は朴を在日韓国人学校、朝鮮人学校に入れるつもりも全くなかったようであったことから朴に韓国語を強要したことは一度もなかった[44]。母は、朴をアルバイトもさせてくれなかったことから馬鹿かわいがりしていた[44]。後述の彼氏が出来た時には彼を「どういうつもりなんですか?」と呼び出していたことから大変であった[44]。その時に「真剣にお付き合いしているのだったら私のいる前でしか会わないで」、と言っていた[44]。中学は地元の公立校では不良になるとの心配から、母の意向で私立校に通い[43]、高校は自分の居場所を求めて韓国の学校へ進学することを希望するも許されなかった[45]。姉は、日本になじめずに、韓国に行っていた時期もあり[46]、中学進学時にも「韓国に行きたい」と言っていた[47]

デビュー前

元々、演劇に興味を持っていたわけではなく、高校で演劇部に憧れの先輩がいたこと[45]、先輩に誘われたことがきっかけ[46][48]。両親からは「高校生になったら部活動してもいい」と許しが出たため、先輩の言葉に乗り、演劇部に入部[46]。演劇部に入ると、みんなで作品を作り上げることが好きになり芝居にのめり込む[48][46]。当時は学校の演劇部としての活動は、ほどほどだったが、地区大会のようなものには出場していた[46]。顧問の教師からもあまり干渉はされず、自由奔放に活動した[46]。演劇部の1年目は役をもらえるわけではないため、一番最初は照明を担当していた[49]。当時は部活動だったが、芝居の演出も生徒が色々な役割分担をそれぞれに受け持つかたちで運営していたことから、演出に興味があった[46][48]

脚本は色々で、当時は人気のあった野田秀樹の作品などを上演していた[46]。野田作品の舞台は観たことは一度もなかったが、勝手に自分なりの解釈で舞台を演出していた[46]。短大生になり初めて夢の遊眠社で野田の演出の舞台を観て、「オリジナルはこうなっていたんだ」と感激していた[46]

高校3年の時に出場した全国高等学校演劇大会の地区大会で、ミヒャエル・エンデの『モモ』の登場人物を全員女性に改稿して演じていたが、本番で演じている最中に停電になってしまい、上演は中止になった[48]。当時は灰色の女役でちょうど舞台に立っていた時に真っ暗になったため、「これだけ稽古してきたのに、もう演じられないのか」とものすごくショックを受けてしまった[48]。朴以外の部員も皆、号泣したりパニックを起こしたりとおかしなテンションになっていた[48]

電源が復旧しもう一度最初から演じられることになった時には、冷静になってしまい、灰色の女にしか見えなくなっていた[48]。今まで感じたことのないすごく変な感覚だったが、それを味わってしまったところ演劇のとりこになっていた[48]。このことを、「やはり、どこかで苦しかったのかな」と語っている[46]

日常を生きていく上で、現実感がなく、日本の社会に入り、溶け込もうとしても上手くいかず、何かしらで必ず自分の中に違和感を感じた[46]。それが演劇の中でやっと一つになれる実感があった[46]。当時「自分はもしかしたら精神を病んでしまっているのではないか」と思い、母に病院に連れていってもらったこともあった[46]。その病院の医師が、重度の患者に会わせてくれて、「君は病気じゃないよ」と言った[46]

今まで何に対しても興味が持てなかったが、初めて集中して興味を持てたのが演劇だった[49]。他の表現方法で興味が持てなかったのは、絵は面倒くさく、気にし出すと凝り性な部分があるため、絵の具も全種欲しくなり、全部が手に入らないと悲しかった[49]

舞台などはほとんど観ておらず、基本的に不器用で一点集中型だった[46]。2009年時点でも一つに集中すると他のことを一切しなくなってしまう傾向がある[46]

大学は今度こそ韓国の学校に行こうとするも、当時の韓国は学生運動が盛んで危険だったこともあり、母から日本での受験を勧められる[50]。その時は進路を決める時期で、中学高校と女子校だったため、「もう女子だけの環境はイヤ!」と思い、エスカレーター式の女子大に進学したくなかったが、両親は大学進学希望だった[48]。母は朴がそのままエスカレーター式で大学に進学してくれると思い込んでいたようだった[49]。朴は、芝居の他にも、ビーズなどで小さくて細かいものを延々と作っていることが好きだったため、「アクセサリーなどを作る人になりたい」と思い、専門学校の資料を取り寄せたりしていた[49]。しかし両親が「大学進学以外は絶対に認めない、大学に進学しないなんて朴家の恥だ」と言われた[47]。何が何でも大学への進学は嫌で、他の選択肢を考えていなかったため、困っていた[47]。「何とかしよう」と思い、両親に「姉のように韓国へ行かせてくれないか」と頼んでいた[47]。その時、「頼むから日本の大学に行ってくれ、今いる上の大学が嫌ならどこでもいいから受験してくれ」と懇願された[47]。演劇に比重を置いていたせいで受験準備もしていなかったことから、友人から聞いた試験科目が国語と実技だけだった桐朋学園芸術短期大学演劇科を受験する[47][50]。最終的には偶々演劇の大学に行ったが、もしアクセサリー関係の大学を知っており、両親が許してくれていたら、「今頃は立派なアクセサリーデザイナーになっていた」と語る[47]

大学入学後にできた1浪して入学して年齢的には1つ上であった彼氏が立ち上げた劇団に参加[48][47][51]。彼の演出は演者を扱うことが上手く熱い人物で朴がとある少女役を稽古していた時、「あのさ、形はよく分かったからもういいよ。お前が全く見えてこないんだよ」と言い、電気を消されて、「足りねぇ!」、「跳ねろ!」、「走れ!」と怒鳴られまくっていた[51]。無我夢中で跳んだり跳ねたり走ったり暗闇の中、何も見えないところで、ただ真剣に身体を動かしていたところ自然と心も動き自分に集中できるようになった[51]。そのうちに、朴自身も気付いてなかったものがどろどろっと出てきた[51]。朴は演出家希望だったが、彼の演出家としての才能に圧倒されたことから演出することを断念した[51]。当時の朴は、周囲のことなどどうでもよく、人からどう見られているかなど気にもならなかった[44]。それまでどこか箱入り娘であったが、かき乱れ、朴自身の殻をいっぺんに壊された感じで彼のことを心の底から尊敬しており好きであった[44]。彼は大変人気者で、多くの同級生が彼のことを気にしていたと語り、モテモテであった[44]。朴と彼が付き合うことになった時には、皆から冷たい仕打ちを受けていたが、朴は舞い上がっていたため、気にならなかった[44]。学内劇団ではたったの3回であったが、2009年時点でも、この学内劇団の3回の公演は忘れることはできず、はっきり記憶に残っていた[51]。人数は20人程度で彼自身も大きなことを言っておきながら、弱い部分があり、学校に来なかったり、稽古にも来なかったりもして3回公演する間に分裂したり、色々あった[51][44]。その核として活動していたのが、彼と朴と2009年時点で演劇集団 円で一緒に活動している友人の3人であった[44]

2年の後期になった時に先生から呼び出され、「このままでは卒業できない」と伝えられていた[47][51]。それを知った母は「卒業できないなんて朴家の恥!」と大学の先生に直訴しに行き、なんとか卒業できるように手立てを考えた[51]。朴自身は、もうどうでもよくはなっていたが、後期になりある授業に出席した時、前期に全く出席していなかったこともあり、その教授に「何で君がここにいるんだ。帰りなさい!」と言われた[51]。その言葉にカッチーンときて、「この授業に出なくたって絶対卒業してやるよ!!」と強く思い、逆ギレしてなんとか卒業しようと一念発起して、2年の後期だけは無茶苦茶頑張った[51]。出席しなかったのは一般教養、演劇論のような座学で、何を言っているのかさっぱり理解できなかった[51]

大学入学後も役者になろうとは思わず、卒業後に日本で付いてまわった違和感を「はっきりさせたい」と思い、遂に韓国留学[44][50]。韓国へ行き「私の帰るべき場所ではなかった」と思った[44]。落ち着ける場所と考えていた「母国」の地は「祖国」であり、「やはり、母国は私にとって日本なんだ」と確信していた[44][50]。いくつかの発見もあったが、日本で得た内なるものと韓国での擦れ違いから韓国には1年間の留学予定であったが、「ここは私のいるべき場所ではない」と思い見切りをつけて、結局半年で勝手に失意のうちに帰国[44][50][52]

内緒で帰国してしまったため、実家に帰ることもできず、短期大学の先生のところに泣きながら駆け込んでしまった[44]。3日後には実家にタクシーで連れていかれ、その時が人生の中で自分が抱えてきたものを吐き出さなければならない重要な通過点だったのだと語る[44]。彼氏が友人とデキちゃっており、ショックのあまり引きこもりのような状態でもあった[48]。失意の日々を過ごしていた時、大学時代の劇団仲間から勧められて、そこで演出家の福沢富夫に出会い、「この人にならすべてを見せられる」と思ったことがきっかけで円演劇研究所に入った[48][52][53]

同演劇研究所入所時には「魔の3日間演習」と呼ばれる行事があり、当初は「もしかして危ない集団に入っちゃった?」と思った[9]。朴たちを見守る福沢の目は真剣そのものであり、それで叫び続けていたところ、演習が終えた時には「もっと先生に私を見てほしい。受け止めてほしい」気持ちになっていた[9]。1年ほど頑張ってみたところ、色々と痛くて苦しくて哀しくてどうしようもなかった気持ちが、想いを吐き出すことでどんどん浄化されていき、「やっと人間に戻れたかな」という感覚で、吐き出すだけではなく「それを表現に変えたい」欲求につながった[9]。学生の時は、世間を分かっておらず、何も分からない中で、必死に自分を出そうとしていた[53]。その時に、「違うよ璐美。そのボタンはここにあるじゃん」とポンと押されて、自分で「こんなボタンがここにあったんだ」と確認が取れた感じでそれまでものがどろっと出てきた[53]。その後、色々な経験をして色々な傷をもらい、円の研究所では、そんな経験、今までの自分の中に潜在的に持っていたものと、それに付随していたものが全部つながって出てしまう感じであった[53]。演じる道で生きて行こうと思ったのはなく演じることは、朴自身が人として生きて行くうえで必要な手段で「絶対に一生失くせないものだ」とも思っておらず「今、必要だ」と思ってるだけであった[53]。「もうお芝居やめてもいいな」と思えた時が来たら、「それは自分を許せる時なのかもしれないな」、「私が浄化される時なのかな」と思っている[53]

デビュー後

当時、演劇集団 円の会員になったのも、前述の自然な流れからであり、演劇集団 円に入団後も自分が役者として生きていくことに疑問符だらけであった[9]。演技でお金を受け取ることがピンとこなく、朴にとって、お金をくれるのはアルバイトであり、演じる時にはお金のことはいっさい考えていなかった[9]。あの頃は少しテレビドラマ、舞台、PVに出演していたくらいで、結構な金額が手に入ることもある世界で、純粋な気持ちで演技に打ち込んでいたが、そうではないのが勝っていくような大人の事情が見えてしまうこともあった[9]。朴にとって芝居はすごく神聖なものだが、どんどん汚されていってしまい、「そんな場所にはいたくない」思いが徐々に強くなった[9]

演劇集団 円の研究所で一つと下の期にいたところ、同い年の富野由悠季の長女の富野アカリが演出部に入り、その時は、「『ガンダム』の娘がいる」と話題になっていた[7][11]。演出部は一期上の公演にスタッフとして付いてくれるため、交流もあり、皆で富野アカリの別荘へ遊びに行ったこともあった[7]。その時に富野がおり、「ああ、この人がガンダムの生みの親だ」と思った[7]。その家には玄関にガンダムの立像が飾っており、「ああ、ここにもガンダムが!」と思った[7]

演劇集団 円の研究所時代は切磋琢磨しながらのモノ作りの面白さを強烈に感じていたが、劇団員になりだんだん経験を積んでいくに従い、自分がひとつのコマのようになっていくような感覚になってきた[7]。自分が失われていくような感じがあり、「これは自分がやりたかったことかな」と思うようになった[7]。一つの型にはめられていくのは自分の性には合わず、「役者業業であるならば潔く辞めて他の道を探そう」と思った[7]

円の演劇研究所時代はアルバイトをさせてくれなかったが、正式に演劇集団 円に入ってから初めてアルバイトをしていた[53]。その時は携帯電話を売るのが天才的に上手く、あらゆる大手電気量販店で携帯電話を売りまくっていた[53]。あとはスーパーの冷凍商品販売で品切れにしたこともあった[53]。たくさんソーセージを売っていたため、仕事場で重宝されていた[7]。自分のやり方で販売できることにやりがいを感じて「いっそ販売で生きていこうかな」と思い始めていた[7]。それほど仕事がなかった時、円の人物からたまに仕事のオファーの話がくると「えーバイトできないじゃん」と本気で思った[53]。この仕事をしていると、急に仕事、稽古が入ることも多いため、周囲はアルバイトスケジュールなどの変更でアルバイトをクビになってしまった人物もいたが、朴は売り上げが良かったためクビにならなかった[53]。その時、「私自身、このまま社員になってもいいかな」と思ったくらいであった[53]。それまであれほど反対していた両親も、認めてくれた[53]

演劇集団 円に入ってから2年後、前述のとおり、役者を辞めようとしていたところに『ブレンパワード』のオーディションの話が来て、マネージャーから「受かるわけないから最後だと思って行って来たら」と言われ、「絶対ダメだ」と思い軽い気持ちで参加したが監督の富野の目に止まって合格した[9][10][11][17][52]

それ以前に『機動戦士ガンダム』など富野の作品を意識されたことはあまり拝見していなかった[7]。『ガンダム』は知っており、弟が熱中していたが、当時の知っているアニメーションは『銀河鉄道999』、『宇宙戦艦ヤマト』までであった[7]。オーディションは富野の作品と知らずに受け、声の仕事も初めてのオファーで、職業として声優があることも知らなかった[41][53]。アニメ、ナレーションなどは生身の人間が喋っている感覚が希薄で、気にしていなかった[41]。声の仕事を始めてから気にした[41]

オーディションに先立ち年に1回、演劇集団 円の先輩であった橋爪功の別荘で、行っている菜の花舞台を観に来ていた富野が朴をじっと見つめていた[10][11][52][53]。その舞台を観た後からオーディションを案内され、受かるわけないわけがなかった[52][53]

『ブレンパワード』の時は、今まで舞台を中心に活動していたため、声だけの仕事は全く初めてであったが、演技をすることには全く違和感は感じていなかった[41]。その時は面白くて楽しい現場で、芝居を仕事にすることに幻滅することも多かった[9]。収録現場では、それぞれの役者が自分のポジションをきっちり理解し、役を担って次の人物へとパトンタッチしていく姿を見て「舞台以上に舞台だな」と感じていた[9]。収録の日が来るのが楽しみで、「こんな素晴らしい世界があったのか」と心が震えていた[9]。一瞬ごとに役者の皆がキャラクターに命を吹き込んでいく様を目のあたりにしていた時は、「これぞ演劇だ」と感銘を受けた[9]

朴にとって富野は「第二のお父さんのよう」に感じており、カッコつけることができない性格のため、自分の思いをそのまま富野にぶつけていた[7]。それを富野が優しく「近づくな」と言った[7]

朴にとって大きな転機になり、初めての声優経験であったが、周囲の先輩に助けられながらカナン・ギモス役を演じ切り、「大きな充実感も得た」と語る[10]。カナン役に対する思い入れはかなり大きく、「カナンの人柄は、自分が当時持っていた焦燥感によく似ていた」といい、『ブレンパワード』が最終回を迎えた時は、「永遠に続いてほしい」と思っていたが、当時は舞台系の事務所に所属していたため、「声の仕事は最後だろうな」と思っていた[7][10]。『ブレンパワード』の打ち上げでは、ベロベロになるほどに泣き、富野から「また会うかもしれないし」と言われても大号泣であった[7][10]。しかしその後、すぐに『∀ガンダム』のオーディションがあり、富野に再び会った[7]

突然声優としての仕事が始まり、それぞれの番組が終わる度に「もうこれで声の仕事はないだろうな」と思ったが、次々と仕事をくれて莫大に増えた[41][29]。しかし一度、全部声の仕事をきれいに清算し、「舞台に戻ろう」と思った時期もあった[29]。あまりの仕事量に自分の許容量を超えてアレルギーのようになり、声は枯れたことはなかったが、生まれて初めて枯れてしまい自信を喪失してしまった[29]。それ以降の作品も、自分の中でできるかできないかでぐるぐる迷っていた[29]。その時に「やっぱり私はいつも最初だけで後はダメなのかな……、いやそうじゃない!!ここで一発、朴美、変えようじゃないか」、「最初良ければ終わりも良しにしようぜ」と思い、少し踏ん張ろうと決めた[29]

エピソード

デビュー作の『ブレンパワード』の時は、スタッフ、キャストの皆が手取り足取りいちから教えてくれた[40]。演技に関してはわりと粘る性格のため、自分が納得できるまで何度でも演じたくなり、現場でも、よく「もう1回やっていいですか?」とお願いしていた[40]。『ブレンパワード』の音響監督であった浦上靖夫は、何も言わずに納得いくまで演じさせてくれた[40]。ある時、共演者が「実はあまりしてはいけないことなんだよ」と教えてくれたため、その後で納得いかない演技になってしまった時、「ベストの演技ができなかった自分が悪いんだ。仕方ないんだ」と思い黙っていた[40]。浦上から「納得がいってないんでしょ。もう1回やる?」と声をかけてくれてその後もたびたび「ここが気になっているんでしょ?」と声をかけられることがあり、見透かされていた[40]

音響監督では、三間雅文との出会いも大きく、三間とのエピソードで一番印象に残っているのは『鋼の錬金術師』[40]。母が死亡するシーンで、エドが「え?」と言っていたが、その「え?」だけで20テイク以上していた[40]。普通に「え?」と思いながら演じたが、三間から「違う。子供なんだから、もっと状況を理解できない感じやって」と言われてしまった[40]。朴としては、シーンの流れからしてそれを選択できず、『鋼の錬金術師』では、居残りも何度もあった[40]

∀ガンダム

オーディションの時、自身はディアナ役とキエル役を受けに行ったが、主人公であるロラン・セアックの台本を渡され、台詞も読まされた[7][10][11][54]。少年役を演じたのはこのオーディションが初めての経験だったが、収録が始まる1週間前に「ロラン役に決まった」と連絡が来た[54]。ロランの「ロ」が「美」の「ロ」とかぶっていたため、「ロラン役をやるようになるのではないか」と男の子役を演じることになるとは思いもせず、少し驚いていた[41]。舞台では内に秘めたタイプの女性役が多く、男の子役は苦労の連続であった[41]。「とにかくこの子の純粋な部分を感じてそれを増幅させて表現すればいいんだ」と思いながら毎日収録に臨んでいた[41]

『ブレンパワード』で冬馬由美が少年役のナッキィ・ガイズ役を演じているのを見ており、「すごい!女性が男の子をやるの?!カッコいい!」と驚いていた[7][9][10][11]。その時は毎週現場に行くのが楽しかったのに対して、『∀ガンダム』の現場では初めての少年役であることが大きく、戸惑いがあった。芝居は真実を映し出すもののはずなのに、自身とは性別が違う「少年」のフィルターをかけて演じなければならない状況で、自身は本当に嘘をつくことなく演じられているのだろうかと怖くて辛かったといい、他に普段出さない叫び声を上げなければいけないシーンも多く、声帯が疲労して、台詞の途中で声が裏返ってしまったこともあり、自身の不甲斐無さに落ち込む毎日だったと語っている[55]。その時は「その中で私の真実を追求するのはどういうことなんだろう」と悩み、番組終了までは、解決しなかった[41]。そんな辛さと不甲斐無さで落ち込んでいた時、監督・富野由悠季の「朴璐美が喋ればそれがどんな声であろうと、ロランなんだ」の一言で救われた。監督は人の心を見透かす方なので、自身の葛藤を見抜いたかもしれない。こんな素晴らしい作品にデビューし、少年役を演じられたことを本当に貴重な経験だったと語っている[55]。のちに富野は、舞台を見て「あ、ロラン・セアックがいた」と思い、『ブレンパワード』で「どれだけ振幅の幅が出るのか試していた」と語る[11]

出演

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年

劇場アニメ

2001年
2002年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2021年
2022年
2024年

OVA

2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2009年
  • TOマリア
2010年
  • BLEACH カラブリ! 護廷十三屋台大作戦!(日番谷冬獅郎)
2011年
2012年
2020年

Webアニメ

ゲーム

1999年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年
2025年

ドラマCD

ラジオドラマ

デジタルコミック

オーディオブック

吹き替え

担当女優

エヴァ・グリーン
エヴァ・メンデス
エミリー・モーティマー
キャメロン・ディアス
クレア・デュヴァル
サルマ・ハエック
ゾーイ・サルダナ
ノーナ・ゲイ
ノオミ・ラパス
ヒラリー・スワンク
ヘレナ・ボナム=カーター
ミシェル・ロドリゲス
ルーシー・リュー

映画(吹き替え)

ドラマ

アニメ

その他

テレビドラマ

映画

舞台

テレビ番組

※はインターネット配信

映像商品

  • VOICARION『博多座声歌舞伎〜信長の犬〜』
  • VOICARION『帝国声歌舞伎〜信長の犬〜』
  • VOICARION『大阪歴史絵巻〜孔明最後の一夜〜』
  • TRUMPシリーズ『黑世界(日和の章)』
  • 演劇の毛利さん『星の王子さま』『夜間飛行』
  • THEATRICAL LIVE『The Black Prince』
  • THEATRICAL LIVE『Relic〜tale of the last ninja〜』
  • 音楽朗読劇『BLOOD+〜彼女が眠る間に〜
  • KERA CROSS『グッドバイ』
  • 9days Queen〜九日間の女王〜
  • 鋼の錬金術師 Festival '09
  • 鋼の錬金術師FESTIVAL〜Tales of anotherもうひとつの物語〜
  • BLEACH SOUL SONIC 2005 "夏"
  • BLEACH SOUL SONIC 2006 夏祭
  • 星空のコミックガーデン おいでよ! コミット 2009春
  • 朗読劇『電車男

ナレーション

テレビ
その他
  • 進撃の巨人×JRAコラボ「進撃の有馬記念」(解説)
  • 進撃の巨人展(音声ガイド)
  • 鋼の錬金術師展(音声ガイド)
  • モンスターハンター フロンティア オンライン(シーズン2.0/3.0/4.0PV)
  • シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019(音声ガイド)
  • 未実装のラスボス達が仲間になりました。(PV)[280]
  • L'Arc~en~Ciel 30th L'Anniversary(Prime Video)

ボイスオーバー

CM

ラジオ

※はインターネット配信

ラジオ・朗読CD

  • VOICARION『GHOST CLUB』
  • VOICARION『博多座声歌舞伎〜信長の犬』
  • VOICARION『女王がいた客室』
  • 空中ブランコ DJCD「伊良部一郎診察日記」
  • 少年(朗読CD 原作:谷崎潤一郎
  • 戦国武将物語〜姫編〜(第四話「前田まつ物語」)
  • DJCD ハガレン放送局 格の違いを見せてやるスペシャル!
  • 鋼の錬金術師 DJCD ハガレン放送局 1 - 6
  • HONEY BEE 羊でおやすみシリーズ Vol.20「いいから横になれよ」

パチンコ・パチスロ

  • 極楽パロディウス(タコスケ)
  • サムライ7(カツシロウ)
  • CR ANOTHER牙狼〜炎の刻印〜(エマ・グスマン)
  • CR SAMURAI 7(カツシロウ)
  • CR戦国双天絵巻〜華恋姫伝〜(濃姫)
  • CR武神烈伝(濃姫)
  • CRペルソナ4 the PACHINKO(白鐘直斗)
  • ゼーガペイン(2013年、マオ・ルーシェン)
  • ゼーガペイン2(2022年、マオ・ルーシェン[281]
  • Persona4 The SLOT(白鐘直斗)
  • 政宗(伊達政宗)
  • 政宗2(伊達政宗)
  • 政宗3(伊達政宗)
  • 政宗戦極(伊達政宗)
  • スカイラブ3、4(アメリア・L・ファルコン)
  • ルパン三世 2000カラットの涙(ダイヤ)

その他コンテンツ

  • 機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編 / 特別版(マサキ)
  • NHKみんなの手話(吹き替え)
  • USJ進撃の巨人・ザ・リアル4-D(ハンジ・ゾエ)
  • オリジナルアニメ『メカウデ』(耶我廻ジュン)
  • 進研ゼミ中学講座アニメ「キミを、動かせ。」(さとし)
  • てにをは アルバム『NO BOY』初回限定盤ボイスドラマ「ヴィランズ」(2021年、御堂蓮利[282]
  • Clock over ORQUESTA(2020年 - 、榊八色

ディスコグラフィ

シングル

発売日 タイトル 規格品番 タイアップ
1st 2006年1月25日 ボクたちにあるもの AVCA-22550 テレビアニメ『うえきの法則』4thエンディングテーマ
2nd 2007年2月28日 Naked Flower AVCA-26099 OVA『MURDER PRINCESS』エンディングテーマ

アルバム

発売日 タイトル 規格品番
1st 2006年2月22日 遠い記憶[283] SVWC-7337
2nd 2006年3月1日 ぼくとキミと果てなき空 AVCA-22645

キャラクターソング

発売日 商品名 楽曲 備考
2002年3月27日 シャーマンキング ボーカルコレクション 〜歌の万辞苑〜 道蓮(朴璐美 「流露(2002VERSION)」 テレビアニメ『シャーマンキング』関連曲
2002年10月23日 シャーマンキング ドラマ&キャラクターソング集「恐山ル・ヴォワール〜prologue to shaman〜」 「無碍」
2004年3月24日 S.F.O.V I 「事理」
2004年8月18日 HAGAREN SONG FILE -EDWARD ELRIC- エドワード・エルリック(朴璐美 「明日への場所」
「RETURNABLE MEMORIES」
テレビアニメ『鋼の錬金術師』関連曲
エドワード(朴璐美)、アルフォンス(釘宮理恵)、ウィンリィ(豊口めぐみ 「鋼のこころ」
2005年12月21日 HAGAREN SONG FILE -BEST COMPILATION- エドワード(朴璐美)、アルフォンス(釘宮理恵)、ウィンリィ(豊口めぐみ)、ロイ(大川透)、ヒューズ(藤原啓治 「LASTMEETing.」
「Good!」
2009年10月14日 Theme of Edward Elric by THE ALCHEMISTS エドワード・エルリック(朴璐美 「夢の原石」 テレビアニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』関連曲
エドワード(朴璐美)、アルフォンス(釘宮理恵) 「紅月」
Theme of Alphonse Elric by THE ALCHEMISTS アルフォンス(釘宮理恵)、エドワード(朴璐美 「Restore steppin'」
2010年5月26日 Theme of Fullmetal Alchemist by THE ALCHEMISTS エドワード・エルリック(朴璐美 「Determination」
2020年12月9日 MIRACLE DIALIES オオフウチョウ(朴璐美)、カタカケフウチョウ(八木ましろ)、カンザシフウチョウ(菅まどか 「ゴクラク・ワールド」 ゲーム『けものフレンズ3』関連曲

その他参加作品

発売日 商品名 楽曲 備考
2007年6月13日 THAT'S WATANABE FLOWER SHOW SPECIAL!! 朴璐美 / コーラス:松風雅也宮野真守鈴村健一櫻井孝宏 ミュージックマン
宮野真守 / コーラス:松風雅也、朴璐美、関智一、鈴村健一、櫻井孝宏 「モーターバイクブギ」
Fight! 朴璐美、宮野真守 「Fight!」 ラジオ『朴璐美・宮野真守のポケ声ファイト!』関連曲
朴璐美 「URAHARA」
2008年1月23日 百歌声爛 女性声優編II 朴璐美 黒い涙
「月の繭」
「愛の輪郭」
READY STEADY GO
「いつの日か」
銀河鉄道999
「哀戦士」
「ダンバインとぶ」
時には昔の話を
キューティーハニー
2014年4月23日 ディズニー 声のドリーム・デュエット 三木眞一郎朴璐美 みんなスター!
2023年12月6日 SID Tribute Album -Anime Songs- 朴璐美

脚注

注釈

  1. ^ 本人の名前にはJIS X 0208外の文字(「璐」の字:王偏に「路」、JIS X 0213にはある)が使われている。表示できないウェブサイトなどでは「朴ロ美」、「朴王路美」、「朴ろ美」などと表記されることがある[12][13][14][15]
  2. ^ ごぼうより細い」意味であり、体重が常に20数Kgしかなかった[43]

シリーズ一覧

  1. ^ 第2期『おジャ魔女どれみ♯』(2000年)、第3期『も〜っと!おジャ魔女どれみ』(2001年)、第4期『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』(2002年)
  2. ^ 『ポケットモンスター』(2001年)、『ポケットモンスター サイドストーリー』(2002年)、『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』(2006年)、『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』(2011年)
  3. ^ 第1期(2003年 - 2007年)、第2期『疾風伝』(2007年 - 2017年)
  4. ^ 第1期(2007年 - 2008年)、第2期『天界の七竜』(2008年 - 2009年)
  5. ^ 第3シリーズ(2007年)、第4シリーズ(2008年)、第5シリーズ(2009年)、第6シリーズ(2010年)
  6. ^ ファーストシーズン(2007年 - 2008年)、セカンドシーズン(2008年 - 2009年)
  7. ^ 第1期(2009年)、第2期『弐』[71](2010年)、第3期『Judge End』[72](2014年)
  8. ^ 第1期(2011年 - 2012年)、第2期『Persona4 the Golden ANIMATION』(2014年)
  9. ^ 第1期(2012年)、第2期『アブノーマル』(2012年)
  10. ^ 第1期(2013年)、Season 2(2017年)、Season 3 Part 1[82](2018年)、Season 3 Part 2(2019年)、The Final Season Part 1[83](2021年)、The Final Season Part 2(2022年)、The Final Season 完結編(前編)(2023年)
  11. ^ 絶望編(2016年)、希望編(2016年)
  12. ^ 第1期(2016年 - 2017年)、第2期『神(ゴッド)』(2017年 - 2018年)、第3期『超ゼツ』(2018年)
  13. ^ 第1期(2017年)、第2期『Season 2』(2019年)
  14. ^ 第1シリーズ(2018年 - 2019年)、第2シリーズ(2019年)
  15. ^ 第1期(2021年)、第2期(2022年)、第3期(2024年)
  16. ^ 第1クール(2021年)、第2クール(2022年)
  17. ^ 第1クール(2022年)、第2クール『-訣別譚-』(2023年)
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外部リンク