「悲しみはぶっとばせ」の版間の差分
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{{Pathnav|ビートルズ|[[ビートルズの曲名一覧|曲名リスト]]|frame=1}} |
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{{Infobox Song| |
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{{Infobox Song |
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| Name = 悲しみはぶっとばせ |
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| Name = 悲しみはぶっとばせ |
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| Artist = [[ビートルズ]] |
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| English_title = {{Lang|en|You've Got to Hide Your Love Away}} |
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| from Album = [[4人はアイドル]] |
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| Artist = [[ビートルズ]] |
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| from Album = [[ヘルプ! (ビートルズのアルバム)|ヘルプ!]] |
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| track_no = 3 |
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| Released = 1965年8月6日 |
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| Recorded = {{Plainlist| |
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| Genre = [[ロック (音楽)|ロック]] |
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* 1965年2月18日 |
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| Length = 2[[分]]8[[秒]] <small>(stereo version)</small><br />2分11秒 <small>(monaural version)</small><br />2分44秒 <small>("The Beatles Anthology 2" version)</small> |
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* [[EMIレコーディング・スタジオ]] |
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| Writer = [[レノン=マッカートニー]] |
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}} |
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| Label = [[パーロフォン]] |
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| Genre = [[フォークロック]]{{Sfn|Halpin|2017|p=94}} |
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| Producer = [[ジョージ・マーティン]] |
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| Length = 2分11秒 |
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| Misc = {{Extra track listing |
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| Label = [[パーロフォン]] |
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| Writer = [[レノン=マッカートニー]] |
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| Type = studio |
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| Composer = レノン=マッカートニー |
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| Tracks = ;A面 |
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| Producer = [[ジョージ・マーティン]] |
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# 「[[ヘルプ! (ビートルズの曲)|ヘルプ!]]」 |
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| Misc = {{Extra track listing |
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# 「[[ザ・ナイト・ビフォア]]」 |
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| Album = [[ヘルプ! (ビートルズのアルバム)|ヘルプ!]] |
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# 「'''悲しみはぶっとばせ'''」 |
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| Type = studio |
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# 「[[アイ・ニード・ユー (ビートルズの曲)|アイ・ニード・ユー]]」 |
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| prev_track = [[ザ・ナイト・ビフォア]] |
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# 「[[アナザー・ガール]]」 |
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| prev_no = A-2 |
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# 「[[恋のアドバイス]]」 |
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| this_track = '''悲しみはぶっとばせ''' |
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# 「[[涙の乗車券]]」 |
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| track_no = A-3 |
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;B面 |
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| next_track = [[アイ・ニード・ユー (ビートルズの曲)|アイ・ニード・ユー]] |
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# 「[[アクト・ナチュラリー]]」 |
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| next_no = A-4 |
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# 「[[イッツ・オンリー・ラヴ]]」 |
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}} |
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# 「[[ユー・ライク・ミー・トゥ・マッチ]]」 |
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}} |
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# 「[[テル・ミー・ホワット・ユー・シー]]」 |
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{{After float}} |
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# 「[[夢の人]]」 |
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「'''悲しみはぶっとばせ'''」(かなしみはぶっとばせ、原題 : {{Lang|en|''You've Got to Hide Your Love Away''}})は、[[ビートルズ]]の楽曲である。1965年8月6日に発売された5作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバム『[[ヘルプ! (ビートルズのアルバム)|ヘルプ!]]』のA面3曲目に収録された。[[レノン=マッカートニー]]名義となっているが、[[ジョン・レノン]]によって書かれた楽曲で、[[ボーカル|リード・ボーカル]]もレノンが務めた{{Sfn|Halpin|2017|p=94}}。レコーディングにはフルート奏者として[[ジョン・スコット (作曲家)|ジョン・スコット]]が参加している。 |
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# 「[[イエスタデイ]]」 |
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# 「[[ディジー・ミス・リジー]]」}}}} |
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== 背景 == |
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「'''悲しみはぶっとばせ''' 」 ("You've Got To Hide Your Love Away")は[[イギリス]]の[[ロック (音楽)|ロック]]・[[バンド (音楽)|バンド]]たる[[ビートルズ]]の楽曲。 |
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本作について、レノンは「これはぼくの-[[ボブ・ディラン|ディラン]]時代-の曲。ぼくはカメレオンだから、その時に流行っているものにならなんでも染まってしまう。[[エルヴィス・プレスリー|エルビス]]にできることなら、ぼくにだってできる、[[エヴァリー・ブラザーズ]]にできれば、ぼくと[[ポール・マッカートニー|ポール]]にもできる。ディランだって同じことさ」と語っている<ref>{{Cite book |和書 |title=ジョン・レノンPLAYBOYインタビュー |publisher=[[集英社]] |year=1981 |asin=B000J80BKM |page=189 }}</ref>{{Sfn|Sheff|1981|p=165}}。本作は、「[[アイム・ア・ルーザー]]」などのレノン作の楽曲にも見られる自省的な楽曲となっている{{Sfn|Thomas Brothers|2018|p=242}}。レノンは、映画『[[ヘルプ!4人はアイドル]]』のためにもう1曲欲しいと考え、自宅で本作を書いた{{Sfn|Everett|2001|pp=287-288}}。 |
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本作は、ディランの楽曲を思わせる複音の[[アコースティック・ギター]]による2拍子の音型、アコースティックを主とした伴奏など、[[フォークソング]]の[[有節歌曲形式]]に似ている。演奏ではブラシで叩いた[[スネアドラム]]、[[タンバリン]]、[[マラカス]]などの[[打楽器|パーカッション]]のほか、ディランの楽曲の特徴となる[[ハーモニカ]]の代替となる[[フルート]]が含まれている{{Sfn|Stevens|2002|pp=112-120}}。 |
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== 解説 == |
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[[1965年]][[8月6日]]に発売された5枚目の[[ビートルズの作品#英国盤公式オリジナル・アルバム|イギリス盤公式オリジナル・アルバム]]『[[4人はアイドル]]』のA面3曲目に収録されている。名義は[[レノン=マッカートニー]]だが[[ジョン・レノン]]が単独で作っている。[[ボブ・ディラン]]に影響された曲のひとつでもある。[[ボーカル|リード・ヴォーカル]]はジョン。[[1980年]]、ジョン・レノンは「これはぼくの-[[ボブ・ディラン|ディラン]]時代-の曲。ぼくは[[カメレオン]]だから、その時に流行っているものにならなんでも染まってしまう。[[エルヴィス・プレスリー|エルビス]]にできることなら、ぼくにだってできる、[[エヴァリー・ブラザース|エヴァリー・ブラザーズ]]にできれば、ぼくと[[ポール・マッカートニー|ポール]]にもできる。ディランだって同じ事さ。」と語っている<ref>『PLAYBOYインタビュー ジョン・レノン』、[[1981年]] [[集英社]](189頁)</ref>。 |
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== レコーディング・リリース == |
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1965年公開の映画『[[ヘルプ!4人はアイドル]]』では、ジョンが[[アコースティック・ギター]]を抱えながら歌うシーンにこの曲が使われているが、この曲で使用していたギターはドイツ製のフラマス・フーテナニー[[12弦ギター]]で、ジョンはビートルズの中で唯一この[[ギター]]を所有していた。ジョンの使用モデルは弦の一部が切れていたものだが、ジョンが気に入らない音だったため、意図的に切ったというのが真相である。 |
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「悲しみはぶっとばせ」のレコーディングは、1965年2月18日に[[EMIレコーディング・スタジオ]]のスタジオ2で行なわれた{{Sfn|Lewisohn|1988|p=55}}{{Sfn|Winn|2008|p=299}}。バッキング・トラックは、レノンが[[12弦ギター|12弦]][[アコースティック・ギター]]、マッカートニーが[[エレクトリックベース|ベース]]、[[ジョージ・ハリスン]]が[[クラシック・ギター|スパニッシュ・ギター]]、[[リンゴ・スター]]が[[ドラムセット|ドラム]]([[ブラシ]]を使用)という編成で録音され、トラック2にはレノンのガイド・ボーカルが収録された{{Sfn|Winn|2008|p=299}}。 |
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テイク9がベストテイクと判断され、レノンのリード・ボーカルが録り直された後、マッカートニーの[[マラカス]]、ハリスンの12弦アコースティック・ギター、スターの[[タンバリン]]が[[オーバー・ダビング]]された{{Sfn|Winn|2008|p=299}}。本作のレコーディングでは、外部ミュージシャンとして[[ジョン・スコット (作曲家)|ジョン・スコット]]も参加しており、スコットは[[アルトフルート]]と[[フルート|テナーフルート]]のソロを演奏し、本作はこれで完成となった{{Sfn|Winn|2008|p=299}}。[[ジョージ・マーティン]]のプロダクション・ノートによると、フルート・ソロのオーバー・ダビングは、2月20日に行なわれたとのこと{{Sfn|Winn|2008|p=299}}。 |
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曲のエンディングに奏される[[フルート]]は外部のミュージシャン、ジョニー・スコットによるものである。ビートルズが外部のミュージシャンを入れて行ったレコーディングは、[[1962年]][[9月11日]]にセッション・ドラマーのアンディ・ホワイトを雇った「[[ラヴ・ミー・ドゥ]]」、「[[P.S.アイ・ラヴ・ユー]]」、「[[プリーズ・プリーズ・ミー (曲)|プリーズ・プリーズ・ミー]]」の3曲以来のこととなる<ref>ただし、アンディ・ホワイトの参加はプロデューサーのジョージ・マーティンの判断によるものでビートルズによる自発的なものではない。</ref><ref>アルバム・ジャケットにはジョニー・スコットの名前は一切クレジットされてない。</ref>。『4人はアイドル』を発表して以降、ビートルズは積極的に外部からミュージシャンを受け入れて録音していくようになる。 |
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2月20日にモノラル・ミックス、23日にステレオ・ミックスが作成され、それぞれオリジナル・アルバム『ヘルプ!』に収録された{{Sfn|Winn|2008|p=299}}。なお、モノラル・ミックスではレノンのボーカルにわずかながらエコーがかかっており、1987年のCD化に際してマーティンによってリミックスされたステレオ・ミックスではさらにエコーがかけられている{{Sfn|Winn|2008|p=299}}。 |
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邦題を付けた高嶋弘之は「悲しみをぶっとばせ」ではなく「悲しみはぶっとばせ」としている点が重要と述べている。 |
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1996年に発売された『[[ザ・ビートルズ・アンソロジー2]]』には、テイク1、テイク2、そしてテイク5を編集したものが収録された{{Sfn|Winn|2008|p=299}}。このバージョンには、テイク1でのスタートミスやマッカートニーがグラスを割る音{{Sfn|Winn|2008|p=299}}、「{{Lang|en|Paul's broken a glass, broken a glass, Paul's broken a glass, a glass, a glass, he's broke today.}}」というレノンの[[チャント]]{{Sfn|Sounes|2010|p=76}}も含まれている。 |
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== カバー・バージョン == |
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* [[ザ・ビーチ・ボーイズ]] - 1965年のアルバム『[[ビーチ・ボーイズ・パーティ]]』 |
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* [[ザ・シルキー]] - 1965年のシングル。[[ビルボード]]誌最高位第10位、全英最高位28位を記録。 |
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* [[バリー・マクガイア]] - 1966年のアルバム『This Precious Time』に収録。 |
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* [[ジャン&ディーン]] - 1966年のアルバム『Filet of Soul』に収録。 |
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* [[エルヴィス・コステロ]]&ジ・アトラクションズ - 1994年のシングル「You Tripped At Every Step」のB面<ref>[https://www.discogs.com/ja/Elvis-Costello-The-Attractions-You-Tripped-At-Every-Step/release/3864202 Elvis Costello & The Attractions - You Tripped At Every Step (Vinyl) at Discogs]</ref>。 |
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* [[オアシス (バンド)|オアシス]] - 1995年のシングル「[[サム・マイト・セイ]]」の日本盤に収録(こちらでは、タイトルが『悲しみ'''を'''ぶっとばせ』になっている)。 |
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* [[エディ・ヴェダー]]([[パール・ジャム]]) - 映画『[[アイ・アム・サム (サウンドトラック)|アイ・アム・サム]]』の[[サウンドトラック]]に収録。 |
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* [[タケカワユキヒデ]] - 『[[CHRONICLE (タケカワユキヒデのアルバム)|CHRONICLE 1&2+2]]』に収録。 |
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* [[西慎嗣]] - 『[[SHINJI BACK TO THE ROOTS]]』に収録。 |
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* [[高橋幸宏]] - 2009年のアルバム『[[Page By Page]]』に収録。 |
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== クレジット == |
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※出典{{Sfn|Winn|2008|p=299}} |
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* 『[[4人はアイドル]]』 |
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* [[ジョン・レノン]] - [[ボーカル|リード・ボーカル]]、[[12弦ギター|12弦]][[アコースティック・ギター]] |
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* 『[[4人はアイドル#米国キャピトル編集盤 『ヘルプ(四人はアイドル)』|ヘルプ(四人はアイドル)]]』 |
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* [[ポール・マッカートニー]] - [[エレクトリックベース|ベース]]、[[マラカス]] |
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* 『[[ザ・ビートルズ1962年〜1966年]]』 |
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* [[ジョージ・ハリスン]] - [[クラシック・ギター|スパニッシュ・ギター]]、12弦アコースティック・ギター |
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* 『[[ラヴ・ソングス (ビートルズのアルバム)|ラヴ・ソングス]]』 |
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* [[リンゴ・スター]] - [[ブラシ]]で叩いた[[ドラムセット|ドラム]]、[[タンバリン]] |
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* 『[[ビートルズ バラード・ベスト20]]』 |
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* [[ジョン・スコット (作曲家)|ジョン・スコット]] - [[アルトフルート]]、[[フルート|テナーフルート]] |
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* 『[[リヴァプールより愛を込めて ザ・ビートルズ・ボックス]]』 |
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* 『[[リール・ミュージック]]』 |
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== カバー・バージョン == |
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* 『[[ザ・ビートルズ・アンソロジー2]]』 |
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* [[ザ・ビーチ・ボーイズ]] - 1965年に発売されたアルバム『[[ビーチ・ボーイズ・パーティ]]』に収録<ref>{{Cite web |first=Richie |last=Unterberger |authorlink=:en:Richie Unterberger |title=Beach Boys' Party! - The Beach Boys {{!}} Songs, Reviews, Credits |url=https://www.allmusic.com/album/beach-boys-party%21-mw0000312860 |website=[[オールミュージック|AllMusic]] |publisher=All Media Group |accessdate=2021-05-08 }}</ref>。 |
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* [[ザ・シルキー]] - 1965年にシングル盤として発売。[[Billboard Hot 100]]で最高位第10位<ref>{{Cite web |title=The Hot 100 Chart |url=https://www.billboard.com/charts/hot-100/1965-11-27 |publisher=[[ビルボード|Billboard]] |date=1965-11-27 |accessdate=2021-05-08 }}</ref>、[[全英シングルチャート]]で最高位28位<ref>{{Cite web |title=Official Singles Chart Top 50 |url=https://www.officialcharts.com/charts/singles-chart/19651021/7501/ |publisher=[[全英シングルチャート|Official Charts Company]] |date=1965-10-21 |accessdate=2021-05-08 }}</ref>を獲得。 |
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* [[ジャン&ディーン]] - 1966年に発売されたアルバム『Filet of Soul』に収録<ref>{{AllMusic |first=Bruce |last=Eder |title=Filet of Soul - Jan & Dean {{!}} Songs, Reviews, Credits |class=album |id=filet-of-soul-mw0001880158 |accessdate=2021-05-08 }}</ref>。 |
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* [[エルヴィス・コステロ]]&ジ・アトラクションズ - 1994年に発売されたシングル盤『You Tripped At Every Step』のB面に収録<ref>{{AllMusic |title=You Tripped at Every Step - Elvis Costello, Elvis Costello & the Attractions {{!}} Songs, Reviews, Credits |class=album |id=you-tripped-at-every-step-mw0001882729 |accessdate=2021-05-08 }}</ref>。 |
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* [[オアシス (バンド)|オアシス]] - 1995年に発売されたシングル『[[サム・マイト・セイ]]』の日本盤に収録。邦題は「悲しみ'''を'''ぶっとばせ」となっている<ref>{{Cite web|和書|title=オアシス / サム・マイト・セイ |url=https://artist.cdjournal.com/d/-/1195090093 |website=CDJournal |publisher=株式会社シーディージャーナル |
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|accessdate=2021-05-08 }}</ref>。 |
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* [[つんく♂]] - 2000年に発売された[[NHK-BS]]での企画によるビートルズのカバー・アルバム『A HARD DAY'S NIGHT つんくが完コピーやっちゃったヤァ!ヤァ!ヤァ! Vol.1』に収録<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.up-front-works.jp/release/detail/EPCE-5083 |title=RELEASE / リリース |work=[[アップフロントワークス|UP-FRONT WORKS]] |publisher=UP-FRONT WORKS Co.,Ltd. |language=ja-p |date= |accessdate=2021-12-08}}</ref>。 |
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* [[タケカワユキヒデ]] - 2007年に発売された『[[CHRONICLE (タケカワユキヒデのアルバム)|CHRONICLE 1&2+2]]』に収録<ref>{{Cite web|和書|title=CHRONICLE 1&2/+2 {{!}} タケカワユキヒデ |url=https://www.oricon.co.jp/prof/100391/products/719743/2/ |website=ORICON NEWS |publisher=[[オリコン]] |accessdate=2021-05-08 }}</ref>。 |
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* [[西慎嗣]] - 2008年に発売された『[[SHINJI BACK TO THE ROOTS]]』に収録<ref>{{Cite web|和書|title=西 慎嗣 | SHINJI BACK TO THE ROOTS |url=https://www.jvcmusic.co.jp/-/Discography/A021868/VICL-62979.html |publisher=[[JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント|ビクターエンタテインメント]] |accessdate=2021-05-08 }}</ref>。 |
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* [[高橋幸宏]] - 2009年に発売されたアルバム『[[Page By Page]]』に収録<ref>{{Cite web|和書|title=Page By Page<nowiki>[CD]</nowiki> - 高橋幸宏 |url=https://www.universal-music.co.jp/takahashi-yukihiro/products/toct-26798/ |publisher=[[ユニバーサルミュージック (日本)|UNIVERSAL MUSIC JAPAN]] |accessdate=2021-05-08 }}</ref>。 |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
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<references /> |
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=== 出典 === |
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{{Reflist|35em}} |
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== 参考文献 == |
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* {{Cite book |first=Walter |last=Everett |authorlink=:en:Walter Everett (musicologist) |title=The Beatles as Musicians: The Quarry Men Through Rubber Soul |publisher=Oxford University Press |year=2001 |isbn=0-1951-4105-9 |ref=harv }} |
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* {{Cite book |first=Brooke |last=Halpin |title=Experiencing the Beatles: A Listener's Companion |publisher=Rowman & Littlefield Publishers |year=2017 |isbn=1-4422-7144-2 |ref=harv }} |
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* {{Cite book |first=Mark |last=Lewisohn |authorlink=:en:Mark Lewisohn |title=The Beatles: Recording Sessions |publisher=Harmony Books |year=1988 |isbn=0-5175-8182-5 |ref=harv }} |
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* {{Cite book |first=David |last=Sheff |authorlink=デヴィッド・シェフ |title=The Playboy Interviews with John Lennon and Yoko Ono |publisher=Playboy Press |year=1981 |isbn=0-8722-3705-2 |ref=harv }} |
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* {{Cite book |first=Howard |last=Sounes |title=Fab: An Intimate Life of Paul McCartney |publisher=Hachette Books |year=2010 |isbn=0-3068-1938-4 |ref=harv }} |
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* {{Cite book |first= John |last=Stevens |title=The Songs of John Lennon: The Beatles Years |url=https://books.google.com/books?id=tk7Wrqsir6gC&pg=PA113 |publisher=Berklee Press Publications |date=October 2002 |isbn=978-0634017957 |ref=harv }} |
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* {{Cite book |author=Thomas Brothers |title=Help!: The Beatles, Duke Ellington, and the Magic of Collaboration |publisher=W. W. Norton |year=2018 |isbn=0-3932-4624-8 |ref=harv }} |
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* {{Cite book |first=John C. |last=Winn |title=Way Beyond Compare: The Beatles' Recorded Legacy, Volume One, 1957-1965 |publisher=Crown |year=2008 |origyear=2003 |isbn=0-3074-5238-7 |ref=harv }} |
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== 外部リンク == |
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* {{URL|1=https://www.thebeatles.com/youve-got-hide-your-love-away|2=You've Got to Hide Your Love Away}} - The Beatles |
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{{Normdaten}} |
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[[Category:1965年の楽曲]] |
[[Category:1965年の楽曲]] |
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[[Category: |
[[Category:ポップ・バラード]] |
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[[Category:12弦ギターを使用している楽曲]] |
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[[Category:楽曲 か|なしみはふつとはせ]] |
[[Category:楽曲 か|なしみはふつとはせ]] |
2024年11月2日 (土) 16:52時点における最新版
「悲しみはぶっとばせ」 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ビートルズの楽曲 | ||||||||||
収録アルバム | 『ヘルプ!』 | |||||||||
英語名 | You've Got to Hide Your Love Away | |||||||||
リリース | 1965年8月6日 | |||||||||
録音 |
| |||||||||
ジャンル | フォークロック[1] | |||||||||
時間 | 2分11秒 | |||||||||
レーベル | パーロフォン | |||||||||
作詞者 | レノン=マッカートニー | |||||||||
作曲者 | レノン=マッカートニー | |||||||||
プロデュース | ジョージ・マーティン | |||||||||
|
「悲しみはぶっとばせ」(かなしみはぶっとばせ、原題 : You've Got to Hide Your Love Away)は、ビートルズの楽曲である。1965年8月6日に発売された5作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバム『ヘルプ!』のA面3曲目に収録された。レノン=マッカートニー名義となっているが、ジョン・レノンによって書かれた楽曲で、リード・ボーカルもレノンが務めた[1]。レコーディングにはフルート奏者としてジョン・スコットが参加している。
背景
[編集]本作について、レノンは「これはぼくの-ディラン時代-の曲。ぼくはカメレオンだから、その時に流行っているものにならなんでも染まってしまう。エルビスにできることなら、ぼくにだってできる、エヴァリー・ブラザーズにできれば、ぼくとポールにもできる。ディランだって同じことさ」と語っている[2][3]。本作は、「アイム・ア・ルーザー」などのレノン作の楽曲にも見られる自省的な楽曲となっている[4]。レノンは、映画『ヘルプ!4人はアイドル』のためにもう1曲欲しいと考え、自宅で本作を書いた[5]。
本作は、ディランの楽曲を思わせる複音のアコースティック・ギターによる2拍子の音型、アコースティックを主とした伴奏など、フォークソングの有節歌曲形式に似ている。演奏ではブラシで叩いたスネアドラム、タンバリン、マラカスなどのパーカッションのほか、ディランの楽曲の特徴となるハーモニカの代替となるフルートが含まれている[6]。
レコーディング・リリース
[編集]「悲しみはぶっとばせ」のレコーディングは、1965年2月18日にEMIレコーディング・スタジオのスタジオ2で行なわれた[7][8]。バッキング・トラックは、レノンが12弦アコースティック・ギター、マッカートニーがベース、ジョージ・ハリスンがスパニッシュ・ギター、リンゴ・スターがドラム(ブラシを使用)という編成で録音され、トラック2にはレノンのガイド・ボーカルが収録された[8]。
テイク9がベストテイクと判断され、レノンのリード・ボーカルが録り直された後、マッカートニーのマラカス、ハリスンの12弦アコースティック・ギター、スターのタンバリンがオーバー・ダビングされた[8]。本作のレコーディングでは、外部ミュージシャンとしてジョン・スコットも参加しており、スコットはアルトフルートとテナーフルートのソロを演奏し、本作はこれで完成となった[8]。ジョージ・マーティンのプロダクション・ノートによると、フルート・ソロのオーバー・ダビングは、2月20日に行なわれたとのこと[8]。
2月20日にモノラル・ミックス、23日にステレオ・ミックスが作成され、それぞれオリジナル・アルバム『ヘルプ!』に収録された[8]。なお、モノラル・ミックスではレノンのボーカルにわずかながらエコーがかかっており、1987年のCD化に際してマーティンによってリミックスされたステレオ・ミックスではさらにエコーがかけられている[8]。
1996年に発売された『ザ・ビートルズ・アンソロジー2』には、テイク1、テイク2、そしてテイク5を編集したものが収録された[8]。このバージョンには、テイク1でのスタートミスやマッカートニーがグラスを割る音[8]、「Paul's broken a glass, broken a glass, Paul's broken a glass, a glass, a glass, he's broke today.」というレノンのチャント[9]も含まれている。
クレジット
[編集]※出典[8]
- ジョン・レノン - リード・ボーカル、12弦アコースティック・ギター
- ポール・マッカートニー - ベース、マラカス
- ジョージ・ハリスン - スパニッシュ・ギター、12弦アコースティック・ギター
- リンゴ・スター - ブラシで叩いたドラム、タンバリン
- ジョン・スコット - アルトフルート、テナーフルート
カバー・バージョン
[編集]- ザ・ビーチ・ボーイズ - 1965年に発売されたアルバム『ビーチ・ボーイズ・パーティ』に収録[10]。
- ザ・シルキー - 1965年にシングル盤として発売。Billboard Hot 100で最高位第10位[11]、全英シングルチャートで最高位28位[12]を獲得。
- ジャン&ディーン - 1966年に発売されたアルバム『Filet of Soul』に収録[13]。
- エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ - 1994年に発売されたシングル盤『You Tripped At Every Step』のB面に収録[14]。
- オアシス - 1995年に発売されたシングル『サム・マイト・セイ』の日本盤に収録。邦題は「悲しみをぶっとばせ」となっている[15]。
- つんく♂ - 2000年に発売されたNHK-BSでの企画によるビートルズのカバー・アルバム『A HARD DAY'S NIGHT つんくが完コピーやっちゃったヤァ!ヤァ!ヤァ! Vol.1』に収録[16]。
- タケカワユキヒデ - 2007年に発売された『CHRONICLE 1&2+2』に収録[17]。
- 西慎嗣 - 2008年に発売された『SHINJI BACK TO THE ROOTS』に収録[18]。
- 高橋幸宏 - 2009年に発売されたアルバム『Page By Page』に収録[19]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b Halpin 2017, p. 94.
- ^ 『ジョン・レノンPLAYBOYインタビュー』集英社、1981年、189頁。ASIN B000J80BKM。
- ^ Sheff 1981, p. 165.
- ^ Thomas Brothers 2018, p. 242.
- ^ Everett 2001, pp. 287–288.
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- ^ Lewisohn 1988, p. 55.
- ^ a b c d e f g h i j Winn 2008, p. 299.
- ^ Sounes 2010, p. 76.
- ^ Unterberger, Richie. “Beach Boys' Party! - The Beach Boys | Songs, Reviews, Credits”. AllMusic. All Media Group. 2021年5月8日閲覧。
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- ^ Eder, Bruce. Filet of Soul - Jan & Dean | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2021年5月8日閲覧。
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- ^ “オアシス / サム・マイト・セイ”. CDJournal. 株式会社シーディージャーナル. 2021年5月8日閲覧。
- ^ “RELEASE / リリース” (日本語). UP-FRONT WORKS. UP-FRONT WORKS Co.,Ltd.. 2021年12月8日閲覧。
- ^ “CHRONICLE 1&2/+2 | タケカワユキヒデ”. ORICON NEWS. オリコン. 2021年5月8日閲覧。
- ^ “西 慎嗣”. ビクターエンタテインメント. 2021年5月8日閲覧。
- ^ “Page By Page[CD] - 高橋幸宏”. UNIVERSAL MUSIC JAPAN. 2021年5月8日閲覧。
参考文献
[編集]- Everett, Walter (2001). The Beatles as Musicians: The Quarry Men Through Rubber Soul. Oxford University Press. ISBN 0-1951-4105-9
- Halpin, Brooke (2017). Experiencing the Beatles: A Listener's Companion. Rowman & Littlefield Publishers. ISBN 1-4422-7144-2
- Lewisohn, Mark (1988). The Beatles: Recording Sessions. Harmony Books. ISBN 0-5175-8182-5
- Sheff, David (1981). The Playboy Interviews with John Lennon and Yoko Ono. Playboy Press. ISBN 0-8722-3705-2
- Sounes, Howard (2010). Fab: An Intimate Life of Paul McCartney. Hachette Books. ISBN 0-3068-1938-4
- Stevens, John (October 2002). The Songs of John Lennon: The Beatles Years. Berklee Press Publications. ISBN 978-0634017957
- Thomas Brothers (2018). Help!: The Beatles, Duke Ellington, and the Magic of Collaboration. W. W. Norton. ISBN 0-3932-4624-8
- Winn, John C. (2008) [2003]. Way Beyond Compare: The Beatles' Recorded Legacy, Volume One, 1957-1965. Crown. ISBN 0-3074-5238-7
外部リンク
[編集]- You've Got to Hide Your Love Away - The Beatles