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'''bis'''（ビス）は[[光文社]]から刊行されていた10代少女向け[[ファッション雑誌]]である。
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『'''bis'''』（ビス）は、[[光文社]]が発行している10代後半 - 20代前半女性向け[[ファッション雑誌]]である。2001年創刊。2006年8月号をもって休刊。2017年復刊<ref name="mdpr20170525"/><ref name="cyzowoman20170708"/>。


== 概要 ==
誌名の「bis」は[[フランス語]]で「妹」という意味であり、主な購読対象者の年齢はおおむね16歳～19歳である。
誌名の「bis」は[[フランス語]]で「妹」という意味であり、購読対象者の年齢はおおむね16歳～25歳でメインターゲットは女子大生だった。[[2001年]]に『[[JJ (雑誌)|JJ]]』の“妹誌”として『JJ bis』（ジェイ・ジェイ ビス）のタイトルで創刊された。一時期は急速に売り上げを伸ばし、<!-->ティーン誌　読者層は「ティーン」より上が多かったのでは？<-->売り上げ上位の常連となっていた時期もあった。


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本誌で活躍した[[専属モデル]]には、向一美あらため[[向ひとみ]]や[[遠藤友里菜]]などがいる。また、[[専属モデル]]ではないが[[長谷川潤 (モデル)|長谷川潤]]もレギュラーモデルとして、単独で、あるいは向ひとみなどとともに表紙を飾ったり、巻頭のファッションページに登場したことがあった。
[[2001年]]に『JJ bis』（ジェイ・ジェイ ビス）として創刊後、急速に売り上げを伸ばし、現在ではティーン誌売り上げ上位を誇る。


この雑誌の特徴は[[読者モデル]]が主体となり、誌面のほとんどの企画に登場していたことであった。表紙やメインのファッションページには本業の専属モデルを起用していたが、それ以外の特集やヘア、ビューティー企画などには読者モデルを起用することがほとんどだった。彼女たちは'''bis LEADERS'''と呼ばれ、読者からの支持を受けていた。中でも人気のある読者モデルは単独で特集が組まれたり、連載を持ったりした。
現在雑誌内で活躍中の[[専属モデル]]には、向一美あらため[[向ひとみ]]や[[遠藤友里菜]]などが活躍されている。


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代表的な連載に、創刊当初から巻末企画として続いていた「こんにちは！bisリーダーズ」があった。これは、毎号bis LEADERSが彼女たちの私物やマイブームなどを紹介する見開きの企画ページで、毎年4月号には4ページにわたり新成人のbis LEADERSの[[成人式]]当日の[[振袖]]の写真が掲載されていた。
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[[専属モデル]]ではないが[[長谷川潤 (モデル)|長谷川潤]]もレギュラーモデルとして、単独であるいは向一美などと表紙を飾ったり、巻頭のファッションページに登場したことがある。


登場する読者モデルは[[関東地方]]や[[関西地方]]および[[東海地方]]の[[私立大学]]に在学中の[[女子大生]]がほとんどであった。彼女たちの中には、[[浜口順子]]や[[秋元玲奈]]など、芸能界やアナウンサー業に進出する者もいた。また、[[JAM (アイドルグループ)|JAM]]のように自身がプロデュースするファッションブランドを立ち上げた者もいる。
⚫
おもな連載に、創刊当初から連綿と続いている巻末の「こんにちは！bisリーダーズ」があり、毎号[[bis READERS]]が彼女たちの私物やマイブームなどを紹介する見開きの企画ページだが、毎年4月号には4ページにわたり新成人のbis READERSの[[成人式]]当日の[[振袖]]の写真が掲載されている。(ちなみに彼女たちには"NUMBER 001"といった会員番号が存在する。詳細は[[bis READERS]]の項を参照のこと。)


[[2006年]]1月号から『bis』に誌名を変更したが、同年8月号をもって休刊した<ref>{{Cite web |title=志田未来：11年ぶり復活のファッション誌「bis」表紙に 誌面には乃木坂らアイドル勢も - 毎日キレイ_ |url=https://mainichikirei.jp/article/20170524dog00m100002000c.html |website=毎日キレイ |date=2017-05-25 |access-date=2024-06-23 |language=ja-JP}}</ref>。
主な購読対象者の比率は[[女子高生]]が大半ではあるが、登場する[[読者モデル]]は[[関東地方]]や[[関西地方]]および[[中京地方]]の[[私立大学]]に在学中の[[女子大生]]がほとんどである。


=== 11年ぶりの復刊 ===
2006年1月号から『bis』に誌名を変更した。
2017年5月25日、光文社から『bis』プレ号を発売し復刊。9月より奇数月12日発行の隔月刊誌として11年ぶりに復活した。編集長は[[徳間書店]]で『[[LARME]]』の編集長を務めた[[中郡暖菜]]<ref name="mdpr20170525">{{Cite news|url= https://mdpr.jp/interview/detail/1688917 |title= 元「LARME」中郡暖菜編集長、11年ぶり復刊「bis」での新たな挑戦「編集という職業の可能性を探る」＜インタビュー＞ |newspaper= モデルプレス |publisher= 株式会社ネットネイティブ |date= 2017-05-25 |accessdate= 2017-11-03 }}</ref><ref name="cyzowoman20170708">{{Cite news|url= https://cyzowoman.jp/2017/07/post_144451_1.html |title= 「LARME」元編集長が「bis」復刊！　キラキラ女子雑誌が「性と死」の匂いがするバイブルに大転換 |newspaper= サイゾーウーマン |publisher= サイゾー |date= 2017-07-08 |accessdate= 2017-11-03 }}</ref>。


[[2024年]]7月号を最後に隔月刊を終了し、季刊に刊行形態を変更することが発表された<ref>{{Cite web |title=『bis』季刊化のお知らせ {{!}} kokode books |url=https://books.kokode.jp/user_data/info_bis240415.php |website=books.kokode.jp |access-date=2024-06-23 |publisher=光文社}}</ref>。
2006年8月号をもって休刊。


== 系統 ==
== 休刊前の系統 ==
*[[コンサバ]] - 「保守的」という意味合いの、こちらも定番といえる系統。おとなしめのデザインが多い。
* [[コンサバファッション|コンサバ]] - 「保守的」という意味合いの、いわば定番といえる系統。おとなしめのデザインが多い。
*[[可愛ゴー]] - JJ bisのキャッチフレーズは'''Kawa-go Highteen Book'''
* [[可愛ゴー]] - JJ bisのキャッチフレーズは'''Kawa-go Highteen Book''' 「可愛いくてゴージャス」の略称。
*[[お姉系]] - コンサバに[[ギャル]]的センスを取り入れた、男性うけを狙った華やかなファッション。
* [[お姉系]] - コンサバに[[ギャル]]的センスを取り入れた、男性うけを狙った華やかなファッション。


==姉誌==
== 姉誌 ==
*[[JJ]]
* [[JJ (雑誌)|JJ]]


==キャッチフレーズ==
== キャッチフレーズ ==
*[[Kawa-go Highteen Book]]
* Kawa-go Highteen Book（2000年代）
* キッラキラの25歳をめざす女のコ♥マガジン（2000年代）
* 「少女の心を持ちながら、大人の女性になるためのファッションバイブル（Lady with the girl's heart）」（2017年）


==関連項目==
== 脚注 ==
<references />
⚫
* [[ファッション雑誌]]
⚫
* [[片岡彩]]


== 関連項目 ==
⚫
* [[片岡彩]]
* [[HONEY girl]]


== 外部リンク ==
⚫
[[Category:廃刊・休刊誌|ひす]]
* {{Official website|https://bisweb.jp/}}
* {{Instagram|bis_web|bis_official}}
* {{Twitter|bis_web|bis_official}}


{{DEFAULTSORT:ひす}}
[[de:Bis (Zeitschrift)]]
⚫
[[Category:日本の隔月刊誌]]
[[en:Bis (magazine)]]
[[Category:日本の女性向けファッション雑誌]]
[[Category:2001年創刊の雑誌]]
[[Category:光文社の雑誌]]

2024年9月8日 (日) 14:44時点における最新版

曖昧さ回避 この項目では、雑誌について説明しています。その他の用法については「BIS」をご覧ください。
この項目には、JIS X 0213:2004 で規定されている文字（ハートマーク）が含まれています（詳細）。
bis
ジャンル ファッション
刊行頻度 隔月刊
発売国 日本の旗 日本
言語 日本語
出版社 光文社
刊行期間 2001年 - 2006年
2017年 -
ウェブサイト https://bisweb.jp/
テンプレートを表示

『bis』（ビス）は、光文社が発行している10代後半 - 20代前半女性向けファッション雑誌である。2001年創刊。2006年8月号をもって休刊。2017年復刊[1][2]。

概要

[編集]

誌名の「bis」はフランス語で「妹」という意味であり、購読対象者の年齢はおおむね16歳～25歳でメインターゲットは女子大生だった。2001年に『JJ』の“妹誌”として『JJ bis』（ジェイ・ジェイ ビス）のタイトルで創刊された。一時期は急速に売り上げを伸ばし、売り上げ上位の常連となっていた時期もあった。

本誌で活躍した専属モデルには、向一美あらため向ひとみや遠藤友里菜などがいる。また、専属モデルではないが長谷川潤もレギュラーモデルとして、単独で、あるいは向ひとみなどとともに表紙を飾ったり、巻頭のファッションページに登場したことがあった。

この雑誌の特徴は読者モデルが主体となり、誌面のほとんどの企画に登場していたことであった。表紙やメインのファッションページには本業の専属モデルを起用していたが、それ以外の特集やヘア、ビューティー企画などには読者モデルを起用することがほとんどだった。彼女たちはbis LEADERSと呼ばれ、読者からの支持を受けていた。中でも人気のある読者モデルは単独で特集が組まれたり、連載を持ったりした。

代表的な連載に、創刊当初から巻末企画として続いていた「こんにちは！bisリーダーズ」があった。これは、毎号bis LEADERSが彼女たちの私物やマイブームなどを紹介する見開きの企画ページで、毎年4月号には4ページにわたり新成人のbis LEADERSの成人式当日の振袖の写真が掲載されていた。

登場する読者モデルは関東地方や関西地方および東海地方の私立大学に在学中の女子大生がほとんどであった。彼女たちの中には、浜口順子や秋元玲奈など、芸能界やアナウンサー業に進出する者もいた。また、JAMのように自身がプロデュースするファッションブランドを立ち上げた者もいる。

2006年1月号から『bis』に誌名を変更したが、同年8月号をもって休刊した[3]。

11年ぶりの復刊

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2017年5月25日、光文社から『bis』プレ号を発売し復刊。9月より奇数月12日発行の隔月刊誌として11年ぶりに復活した。編集長は徳間書店で『LARME』の編集長を務めた中郡暖菜[1][2]。

2024年7月号を最後に隔月刊を終了し、季刊に刊行形態を変更することが発表された[4]。

休刊前の系統

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  • コンサバ - 「保守的」という意味合いの、いわば定番といえる系統。おとなしめのデザインが多い。
  • 可愛ゴー - JJ bisのキャッチフレーズはKawa-go Highteen Book 「可愛いくてゴージャス」の略称。
  • お姉系 - コンサバにギャル的センスを取り入れた、男性うけを狙った華やかなファッション。

姉誌

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キャッチフレーズ

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  • Kawa-go Highteen Book（2000年代）
  • キッラキラの25歳をめざす女のコ♥マガジン（2000年代）
  • 「少女の心を持ちながら、大人の女性になるためのファッションバイブル（Lady with the girl's heart）」（2017年）

脚注

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  1. ^ a b “元「LARME」中郡暖菜編集長、11年ぶり復刊「bis」での新たな挑戦「編集という職業の可能性を探る」＜インタビュー＞”. モデルプレス (株式会社ネットネイティブ). (2017年5月25日). https://mdpr.jp/interview/detail/1688917 2017年11月3日閲覧。 
  2. ^ a b “「LARME」元編集長が「bis」復刊！　キラキラ女子雑誌が「性と死」の匂いがするバイブルに大転換”. サイゾーウーマン (サイゾー). (2017年7月8日). https://cyzowoman.jp/2017/07/post_144451_1.html 2017年11月3日閲覧。 
  3. ^ “志田未来：11年ぶり復活のファッション誌「bis」表紙に 誌面には乃木坂らアイドル勢も - 毎日キレイ_”. 毎日キレイ (2017年5月25日). 2024年6月23日閲覧。
  4. ^ “『bis』季刊化のお知らせ | kokode books”. books.kokode.jp. 光文社. 2024年6月23日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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