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「テンプテーション・クラウン」の版間の差分

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『'''テンプテーション・クラウン'''』は、[[雪野静]]/著、[[ゆーげん]]/イラストによる[[日本]]の[[ライトノベル]]。[[集英社]]の[[スーパーダッシュ文庫]]より刊行。雪野静の二作目にあたる。
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== あらすじ ==
== あらすじ ==
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== 登場人物 ==
== 登場人物 ==
;沙羅姫 アキト(さらひめ-
;沙羅姫 アキト(さらひめ)
:ごく普通の一般人だった高校一年生。[[悪魔]]ゼファの能力を得て選定者となったことから人生が一変する。基本的にはほどほどに真面目。ゼファの能力によって自分に魅了されているルヴィや彩姫に対して、親しく接してよいものか複雑な思いを抱いている。かつては完璧な兄と何かと比較されて兄に嫉妬していたが、偶然に萌恵と出会った際に告げられた言葉で自分を持ち直し、現在は素直に兄を尊敬している。それ以後、四年間一方的に萌恵に片想いしているが、今のところ進展は無い。
:ごく普通の一般人だった高校一年生。[[悪魔]]ゼファの能力を得て選定者となったことから人生が一変する。基本的にはほどほどに真面目。ゼファの能力によって自分に魅了されているルヴィや彩姫に対して、親しく接してよいものか複雑な思いを抱いている。かつては完璧な兄と何かと比較されて兄に嫉妬していたが、偶然に萌恵と出会った際に告げられた言葉で自分を持ち直し、現在は素直に兄を尊敬している。それ以後、四年間一方的に萌恵に片想いしているが、今のところ進展は無い。


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:修司同様デザインがされていたが本編中の挿絵には未登場。あとがきにてデザインを見ることが出来る。
:修司同様デザインがされていたが本編中の挿絵には未登場。あとがきにてデザインを見ることが出来る。


;沙羅姫 ナオト(さらひめ-
;沙羅姫 ナオト(さらひめ)
:アキトの兄で瑞穂の恋人。「神や悪魔に関する研究」を仕事にしている。文武両道で何でもこなすが、器が大きすぎるのか何も考えていないのか、大抵のことにはあっさり頷いてしまうふしがある。かなりマイペースな人物。
:アキトの兄で瑞穂の恋人。「神や悪魔に関する研究」を仕事にしている。文武両道で何でもこなすが、器が大きすぎるのか何も考えていないのか、大抵のことにはあっさり頷いてしまうふしがある。かなりマイペースな人物。


== 既刊一覧 ==
== 既刊一覧 ==
*テンプテーション・クラウン 2011年2月25日発売 ISBN 978-4086305969
*テンプテーション・クラウン 2011年2月25日発売 {{ISBN2|978-4-08-630596-9}}
*テンプテーション・クラウン2 2011年6月29日発売 ISBN 978-4086306195
*テンプテーション・クラウン2 2011年6月29日発売 {{ISBN2|978-4-08-630619-5}}
*テンプテーション・クラウン3 2011年10月25日発売 ISBN 978-4086306454
*テンプテーション・クラウン3 2011年10月25日発売 {{ISBN2|978-4-08-630645-4}}
*テンプテーション・クラウン4 2012年5月25日発売 ISBN 978-4086306645
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*テンプテーション・クラウン5 2012年8月24日発売 ISBN 978-4086306942(完結)
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2024年9月6日 (金) 18:05時点における最新版

テンプテーション・クラウン』は、雪野静/著、ゆーげん/イラストによる日本ライトノベル集英社スーパーダッシュ文庫より刊行。雪野静の二作目にあたる。

あらすじ

[編集]

選定者。それは神や悪魔の力を身に纏い、この世の理を捻じ曲げる存在。ごく普通の高校生だったアキトはある日、悪魔であるゼファをその身に宿す。ゼファの能力は最低ランクの貧弱なものだったが、その魅惑の能力が思わぬ人物にかかってしまった瞬間から、アキトの人生は一変する。世界に十三人しかいない、最高の選定者王冠。その一人であるルヴィ・アルスレイがアキトの魅惑に当てられてしまったのだ。

登場人物

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沙羅姫 アキト(さらひめ)
ごく普通の一般人だった高校一年生。悪魔ゼファの能力を得て選定者となったことから人生が一変する。基本的にはほどほどに真面目。ゼファの能力によって自分に魅了されているルヴィや彩姫に対して、親しく接してよいものか複雑な思いを抱いている。かつては完璧な兄と何かと比較されて兄に嫉妬していたが、偶然に萌恵と出会った際に告げられた言葉で自分を持ち直し、現在は素直に兄を尊敬している。それ以後、四年間一方的に萌恵に片想いしているが、今のところ進展は無い。
ルヴィ・アルスレイ
世界に十三人しかいない最高の選定者『王冠』の一人、英雄の力を有する金髪碧眼の美少女。選定者としては世界的に有名な「ルシャ平和貢献賞」を受賞、学生としては生徒会長を勤める高嶺の花。アキトの魅惑の力にあてられた一人。字は綺麗だが手先は不器用で料理は苦手。彼女が近づいたことで必然的に多様な相手から狙われるようになったアキトを守るためにアキトと同居することになる。『蒼き秩序』という完全独立企業に所属している。組織内では彼女をただの兵器扱いする者も多い。
霧ノ宮 彩姫(きりのみや あやひめ)
ルヴィをライバル視する『王冠』の少女。叡智の力を有し、大和撫子を絵に描いたような容姿を持つが、性格は少し高慢なところもあり、少々熱くなりやすい部分がある。彼女の部下によると、いつも自分勝手なお姫様、らしい。また本人曰く瑞穂とは「仲の悪い友達」。アキトの魅惑の力にあてられた一人。純白の本の形をした『全能の書フレルディア』という武装を持つ。ルヴィ一人では心配だと言い張り、アキトの家の隣に適当な家を転移させ、壁をぶち抜いて両家を繋げるというとんでもない引っ越しを行った。『白き叡智』という研究企業に所属している。
ゼファ
アキトを宿主とした魅惑悪魔。中性的な顔立ちと声で、本人曰く「性別は忘れた」とのこと。宿主のアキトには何かと協力的ではあるが、ゼファ自身も自分の魅惑の能力を抑えることができないため、常にからかったり助言したりといった方向でアキトの行動を促す。飄々としてつかみどころの無い性格。感覚を共有してアキトの作る料理を味わうのが好き。
イフ・ペルナリティ
謎だらけの組織である『黒き混沌』をまとめ、魔王とあだ名される人物。長身で酷薄な美丈夫。破滅の力を有する『王冠』の一人と噂される。暇潰しと称して国家や個人に対し戦争や喧嘩をふっかけることを趣味としているが、その際には必ず相手が乗ってくるように互いに何かを賭けることにしている。
ラース・ペルナリティ
イフの妹で『黒き混沌』に所属する選定者。兄と違って穏やかな物腰のあまり目立たない感じの少女。かつて命を張って兄を守ったことで身体に傷があるらしい。ルヴィと彩姫との戦闘のためにアキトと接触した際に魅惑にあてられて沙羅姫家に居候することになる。
実は彼女こそが破滅の『王冠』であり、『黒き混沌』の長だが、表向きは影武者も兼ねて兄のイフが取り仕切っている。また、その兄曰く彼女には破滅願望があるとのこと。『万滅の銃レガーティル』という武装を持つ。
綾瀬 瑞穂(あやせ みずほ)
アキトの幼馴染でナオトの恋人。ナオトとは彼女の16歳の誕生日結婚することが決まっている。基本的に口調も行動もぞんざいで男勝りなところがあるが、婚約指輪の代わりと称してナオトと二人で小指の爪にだけ赤いマニキュアを塗る乙女チックな一面も。親友の千鳥に対しては過保護になるふしがあり、千鳥に言い寄ってくる修司をいつも手痛い言葉で撃退している。面倒見のよい性格でもある。
草薙 萌恵(くさなぎ もえ)
アキトの憧れの先輩で瑞穂の友人。瑞穂曰く「空気がイイ」「生きてる世界が平和」な人。基本的に明るく物怖じしない性格で、男子にもそれなりにモテている。結構ドジで運動神経が悪いらしいが、本人に自覚はない。ハヤテという名前の犬を飼っている。
葵 修司(あおい しゅうじ)
アキトの中学時代からの友人。千鳥に片想いをし続けており、瑞穂に撃退され続けている。最近ようやく二人きりでのデートにこぎつけ、手も繋いだという。ノリは軽薄だが一途なタイプ。
イラスト担当のゆーげんによってデザインがされていたが本編中の挿絵には登場しなかった。あとがきにてデザインを見ることが出来る。
御影 千鳥(みかげ ちどり)
瑞穂の親友。小動物系で、日々修司にアタックされ続けている。はじめは修司のことをなんとも思っていなかったが段々と彼を意識するようになり、デートで手を繋ぐまでになった。
修司同様デザインがされていたが本編中の挿絵には未登場。あとがきにてデザインを見ることが出来る。
沙羅姫 ナオト(さらひめ)
アキトの兄で瑞穂の恋人。「神や悪魔に関する研究」を仕事にしている。文武両道で何でもこなすが、器が大きすぎるのか何も考えていないのか、大抵のことにはあっさり頷いてしまうふしがある。かなりマイペースな人物。

既刊一覧

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  • テンプテーション・クラウン 2011年2月25日発売 ISBN 978-4-08-630596-9
  • テンプテーション・クラウン2 2011年6月29日発売 ISBN 978-4-08-630619-5
  • テンプテーション・クラウン3 2011年10月25日発売 ISBN 978-4-08-630645-4
  • テンプテーション・クラウン4 2012年5月25日発売 ISBN 978-4-08-630664-5
  • テンプテーション・クラウン5 2012年8月24日発売 ISBN 978-4-08-630694-2(完結)