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イボ語;
	Ásụ̀sụ́ Ìgbò
発音	IPA: [ìɡ͡bò]
話される国	ナイジェリア; 赤道ギニア; カメルーン; アメリカ合衆国
創案時期	2020
地域	ナイジェリア南東部
民族	イボ人
話者数	3000万人
言語系統	ニジェール・コンゴ語族大西洋・コンゴ諸語ベヌエ・コンゴ語群（英語版）ヴォルタ・ニジェール語群（英語版）イボ諸語（英語版）イボ語; ; ; ; ;
標準語	標準イボ語
表記体系	ラテン文字 (Önwu alphabet); ンシビディ文字; ンワグ・アネケ文字（英語）; イボ語点字（英語）
公的地位
公用語	ナイジェリア
少数言語として; 承認	赤道ギニア; カメルーン;
統制機関	イボ言語文化促進協会（英語）（SPILC＝Society for Promoting Igbo Language and Culture）
言語コード
ISO 639-1	ig
ISO 639-2	ibo
ISO 639-3	ibo
Glottolog	nucl1417
Linguasphere	98-GAA-a
	ナイジェリアとカメルーンの言語分布図（イボ語圏は中央下部「Igbo」の部分）
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イボ語（英語: [ˈiːboʊ] イボご、あるいはイグボ語（イグボごアメリカ: [ˈɪɡboʊ]^[4]^[5]^{[注 2]}、Ásụ̀sụ́ Ìgbò [ásʊ̀sʊ̀ ìɡ͡bò] ( 音声ファイル)）はニジェール・コンゴ語族の言語。ナイジェリア連邦共和国では南東部のイボ人を中心に約1800万人が使っている。

イボ語は声調言語であり、ラテン文字表記を用いる。イボ語はジョン・ゴールドスミスによる当時の音韻論の研究対象として扱われた。

標準的な文語体〈一般イボ語〉（Igbo Izugbe）が開発され、後に1972年頃に公式に採用された。コアはオウェリ（英語版）（Isuama）、Anambra（アウカ）、ウムアヒア（Ohuhu）の諸方言によって基盤を築き、これらの鼻音化と有気音を除去した^[要出典]。

方言

イボ語には多くの方言があり、必ずしも相互に通じるわけではない。チヌア・アチェベが『崩れゆく絆』で使ったイデミリ方言^[7]の他、イボ諸語としてイカ語（Ika）、オウェリ、ングワ・ウクアニ語（Ngwa Ukwuani）およびオバ語（Ogba）^[8]、ウムアヒア、ンネウィ、オニチャ、アウカ、アブリバ、アロチュク、ンスッカ、ムバイセ、オハフィア（英語）、ワワ（英語）、オキグワなど30の方言がある。

オウェリとウムアヒアの集落を含むナイジェリア東部の中央イボ県（当時）の方言を纏め（まとめ）、1939年にアイダ・C・ウォード（英語版）により中央イボ語として提案されると、その地で学校、作家、出版社などに徐々に受け入れられていく。1972年には中央イボ語を帝国主義の道具とみた民族主義者がイボ言語文化促進協会 (SPILC) を構成し標準化委員会を立ち上げると、中央イボ語を他の方言と統合し借用語も含めた標準イボ語にしようと努めた^[1]^[9]。

方言の多様さから正書法を決める合意はとても困難だった。1962年に定められた現行のオヌゥ正書法はレプシウスによる書記法と国際アフリカ学会（英語版）（IAI）による正書法の折衷である。

1999年にチヌア・アチェベは標準イボ語やその原型となった統一イボ語も中央イボ語も、イボ語の豊かさを植民地主義により、あるいは保守的に抑圧したと糾弾した。それを例証するため、ローマ・カトリック教会の設けた講演会（開催地オウェリ）でアチェベはオニチャ方言で自説を発表し、聴衆の半数以上が内容を聴き取れなかった^[10]^[11]。

歴史

イボ語の語彙をまとめた最初の出版物は1777年発行の（仮題）『カリブ海における福音派宣教師のミッションの歴史』（ドイツ語: Geschichte der Mission der Evangelischen Brüder auf den Carabischen Inseln）であった^[9]。ついで1789年には元奴隷のオウラダ・イクアーノ（Olaudah Equiano）という人物がイギリスのロンドンで（仮題）『オラウダ・イクアーノの興味深い人生譚』（英: The Interesting Narrative of the Life of Olaudah Equiano）という自伝を記し、イボ語の言葉79語を紹介した^[9]。同書には、著者の故郷エサカで体験したイボ人の暮らしのさまざまな側面も詳しく述べてある^[12]。やがてイギリスがニジェール川流域の植民地拡大を図ると（1854年から1857年）、ヨルバ人の宗教者サミュエル・ジャイ・クローザー（Samuel Ajayi Crowther）がイボ人の若い通訳サイモン・ジョナスを雇ってイボ語入門書を著した（1857年^[13]）。

聖公会の布教活動において統一イボ語版聖書（1916年）を用いて言語の標準化が進められた^[要出典]。編纂にあたったトマス・ジョン・デニス（Thomas John Dennis）は原稿を書き上げてまもなく、ウェールズ沖の海難事故で落命し、草稿は岸に流れ着き伝世したという^[要出典]。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

^ イボ語話者はナイジェリア東南部、コギ、ベヌエ、赤道ギニア、カメルーン、ハイチ、バルバドス、ベリーズ、トリニダード・トバゴにも分布する。またジャマイカ・クレオール語の語彙の多くはイボ語由来である。
^ 欧文のつづりはEE-bohとも^[6]。

出典

^ ^a ^b Heusing 1999, p. 3
^ “World Directory of Minorities and Indigenous Peoples - Equatorial Guinea : Overview [世界の少数民族と先住民の台帳 – 赤道ギニアの概要]” (英語). UNHCR (2008年5月20日). 13 January 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月18日閲覧。
^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Igbo”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History
^ “Igbo”. en:Collins English Dictionary. en:HarperCollins. 25 July 2019閲覧。
^ "Ibo". Merriam-Webster Dictionary. 2019年7月25日閲覧。
^ "Igbo". Oxford Dictionaries. オックスフォード大学出版局. 2019年7月25日閲覧。
^ CIDJAP 2009, 「『崩れゆく絆』発表50周年記念美術展」
^ Ọgba Language Committee (August 11, 2013). “A DICTIONARY OF ỌGBÀ, AN IGBOID LANGUAGE OF SOUTHERN NIGERIA” (英語). www.rogerblench.info. Roger Blench, Kay Williamson Educational Foundation, Cambridge, UK. p. 3. April 21, 2016閲覧。
^ ^a ^b ^c Oraka 1983, p. 21
^ チヌア・アチェベTomorrow is Uncertain: Today is Soon Enough. Frances W. Pritchett（翻訳）、1999年。
^ A History of the Igbo Language compiled by Frances W. Pritchett.
^ Equiano 1789, p. 9
^ Oluniyi 2017, pp. 132-

参考文献

本文の典拠、主な執筆者名順。

洋書

姓のアルファベット順。

Chinua Achebe; Catholic Institute for Development, Justice, and Peace (2009) (英語). 1st Festival on Igbo civilization: art exhibition in commemoration of the golden jubilee of Chinua Achebe's Things fall apart. Enugu, Nigeria: CIDJAP. OCLC 503338565
Equiano, Olaudah (1789). The Interesting Narrative of the Life of Olaudah Equiano. p. 9 2022年7月10日閲覧。 ISBN 1-4250-4524-3。
Heusing, Gerald (1999) (英語). Aspects of the morphology-syntax interface in four Nigerian languages. LIT erlag Münster. p. 3 2022年7月10日閲覧。 ISBN 3-8258-3917-6。
Oluniyi, Olufemi Olayinka (2017). Reconciliation in Northern Nigeria: The Space for Public Apology. Frontier Press. pp. 132- 2022年7月10日閲覧。 ISBN 9789789495276。
Oraka, L. N. (1983). The Foundations of Igbo Studies: A Short History of the Study of Igbo Language and Culture. University Publishing Co.. p. 21 ISBN 978-160-264-3。

崩れゆく絆（チヌア・アチェベ著）

ウェブ上で閲覧できる資料は次のとおり。

Achebe, Chinua. (1962) Things Fall Apart: Illustrated by Dennis Carabine. Carabine, Dennis（挿絵）。London: Heinemann、Literature Online〈African Writers Series〉OCLC 1154914654。注記：前書きは省略。
オンライン教材：Achebe, Chinua. (2010). Things fall apart, by Chinua Achebe: a lively learning guide. カリフォルニア州サニーヴェール：Shmoop University ISBN 9781610623001, 1610623002 OCLC 793455588。
ダウンロード用電子音声ファイル（朗読）：Achebe, Chinua. (2013). Things fall apart. James, Peter Francis (朗読)、プリンス・フレデリック (メリーランド州) : Recorded Books（発行）、OneClick Digital (頒布)、ISBN 9781490605432, 1490605436 OCLC 1054381776。注記：6時間30分、インターネット資料（録音は1997年）。

外部リンク

（英語）

Scholiaにはイボ語 (Q33578)に関するプロフィールがあります。

Ethnologue report for language code ibo （英語） - エスノローグ

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[4] イボ語話者はナイジェリア東南部、コギ、ベヌエ、赤道ギニア、カメルーン、ハイチ、バルバドス、ベリーズ、トリニダード・トバゴにも分布する。またジャマイカ・クレオール語の語彙の多くはイボ語由来である。

[8] 欧文のつづりはEE-bohとも^[6]。

[heusing-1] Heusing 1999, p. 3

[2] “World Directory of Minorities and Indigenous Peoples - Equatorial Guinea : Overview [世界の少数民族と先住民の台帳 – 赤道ギニアの概要]” (英語). UNHCR (2008年5月20日). 13 January 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月18日閲覧。

[Glottolog-3] Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Igbo”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History

[5] “Igbo”. en:Collins English Dictionary. en:HarperCollins. 25 July 2019閲覧。

[6] "Ibo". Merriam-Webster Dictionary. 2019年7月25日閲覧。

[7] "Igbo". Oxford Dictionaries. オックスフォード大学出版局. 2019年7月25日閲覧。

[9] CIDJAP 2009, 「『崩れゆく絆』発表50周年記念美術展」

[www.rogerblench.info2-10] Ọgba Language Committee (August 11, 2013). “A DICTIONARY OF ỌGBÀ, AN IGBOID LANGUAGE OF SOUTHERN NIGERIA” (英語). www.rogerblench.info. Roger Blench, Kay Williamson Educational Foundation, Cambridge, UK. p. 3. April 21, 2016閲覧。

[Oraka21-11] Oraka 1983, p. 21

[12] チヌア・アチェベTomorrow is Uncertain: Today is Soon Enough. Frances W. Pritchett（翻訳）、1999年。

[13] A History of the Igbo Language compiled by Frances W. Pritchett.

[14] Equiano 1789, p. 9

[15] Oluniyi 2017, pp. 132-

[1]

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[注 1]

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[注 2]

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 {{Infobox Language
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+<!-- 以下、英語版から節単位で転記し翻訳して追加。-->
+標準的な文語体〈一般イボ語〉（Igbo Izugbe）が開発され、後に1972年頃に公式に採用された。コアは{{仮リンク|オウェリ (言語)|en|Owerri|label=オウェリ}}（Isuama）、Anambra（アウカ）、[[ウムアヒア]]（Ohuhu）の諸方言によって基盤を築き、これらの[[鼻音化]]と[[有気音]]を除去した{{要出典|date=February 2022}}。
 == 方言 ==
-イボ語には多くの[[方言]]があり、必ずしも相互に通じない。イデミリ方言（[[チヌア・アチェベ]]が『崩れゆく絆』で使った）他、オウェリ、ングワ、ウムアヒア、ンネウィ、オニチャ、アウカ、アブリバ、アロチュク、ンスッカ、ムバイセ、オハフィア、ワワ、オキグワなどの30の方言がある。
+イボ語には多くの[[方言]]があり、必ずしも相互に通じるわけではない。[[チヌア・アチェベ]]が『崩れゆく絆』で使ったイデミリ方言<ref>{{Harvnb|CIDJAP|2009|loc=「『崩れゆく絆』発表50周年記念美術展」}}</ref>の他、イボ諸語としてイカ語（[[:en:Ika language (Nigeria)|Ika]]）、オウェリ、ングワ・ウクアニ語（[[:en:Ngwa language|Ngwa]] Ukwuani）およびオバ語（[[:en:Ogba language|Ogba]]）<ref name="www.rogerblench.info2">{{cite web |url=http://www.rogerblench.info/Language/Niger-Congo/VN/Igboid/Ogba%20Dictionary.pdf |title=A DICTIONARY OF ỌGBÀ, AN IGBOID LANGUAGE OF SOUTHERN NIGERIA |date=August 11, 2013 |publisher=Roger Blench, Kay Williamson Educational Foundation, Cambridge, UK |author=Ọgba Language Committee |work=www.rogerblench.info |page=3 |accessdate=April 21, 2016 |language=en}}</ref>、ウムアヒア、ンネウィ、オニチャ、アウカ、アブリバ、アロチュク、ンスッカ、ムバイセ、[[:en:Ohafia|オハフィア]]{{en icon}}、[[:en:Waawa|ワワ]]{{en icon}}、オキグワなど30の方言がある。<!-- 基礎情報ボックスの引数「dialects」参照。一部の地方語は英語版に記事があります。-->
-オウェリとウムアヒアを含んだ当時の中央イボ県の方言を纏めたものが[[1939年]]に[[アイダ・C・ウォード]]により'''中央イボ語'''として提案され、その地で学校、作家、出版社などに広く受け入れられた。[[1972年]]には中央イボ語を[[帝国主義]]者の道具とみた民族主義者により構成されたイボ言語文化促進協会 (SPILC) が、中央イボ語をより他の方言と統合され[[借用語]]も含んだ'''標準イボ語'''とするための標準化委員会を立ち上げた。
+オウェリとウムアヒアの集落を含むナイジェリア東部の中央イボ県（当時）の方言を纏め（まとめ）、[[1939年]]に{{仮リンク|アイダ・C・ウォード|en|Ida C. Ward}}により'''中央イボ語'''として提案されると、その地で学校、作家、出版社などに徐々に受け入れられていく<!-- 直近の英語原文を見ると、加筆あり。……中央イボ語とは、「is based on the dialects of two members of <u>the Ezinifite group of Igbo in Central Owerri Province between the towns of Owerri and Umuahia in Eastern Nigeria（ナイジェリア東部の中央オウェリ県の集落オウェリとウムアヒア一帯におけるイボ語方言[[:エジニフェス]]群）（要出典、2022年6月）</u>.」From its proposal as a literary form in 1939 by Dr. en:Ida C. Ward, it was gradually accepted by missionaries, writers, and publishers across the region.（要出典、2022年6月） -->。[[1972年]]には中央イボ語を[[帝国主義]]の道具とみた民族主義者がイボ言語文化促進協会 (SPILC) を構成し標準化委員会を立ち上げると、中央イボ語を他の方言と統合し[[借用語]]も含めた'''標準イボ語'''にしようと努めた<ref name=heusing /><ref name="Oraka21">{{Harvnb|Oraka|1983|page=21}}</ref>。
-方言の多様さから[[正書法]]を決める合意はとても困難だった。[[1962年]]に定められた現行のオヌゥ正書法は[[カール・リヒャルト・レプシウス|レプシウス]]による書記法と[[国際アフリカ学会]]による正書法の折衷である。
+方言の多様さから[[正書法]]を決める合意はとても困難だった。[[1962年]]に定められた現行のオヌゥ正書法は[[カール・リヒャルト・レプシウス|レプシウス]]による書記法と{{仮リンク|国際アフリカ学会|en|International African Institute}}（IAI）による正書法の折衷である。
-[[1999年]]にチヌア・アチェベは標準イボ語やその原型となったものはイボ語の豊かさへの[[植民地主義]]的あるいは保守的抑圧であると糾弾した。それを例証するために彼は聴衆の半数以上が聴き取れないオニチャ方言でそれを演説した。
+[[1999年]]にチヌア・アチェベは標準イボ語やその原型となった統一イボ語も中央イボ語も、イボ語の豊かさを[[植民地主義]]により、あるいは保守的に抑圧したと糾弾した。それを例証するため、ローマ・カトリック教会の設けた講演会（開催地[[オウェリ]]）でアチェベはオニチャ方言で自説を発表し、聴衆の半数以上が内容を聴き取れなかった<ref>チヌア・アチェベ[http://www.columbia.edu/itc/mealac/pritchett/00fwp/igbo/achebe/index.html ''Tomorrow is Uncertain: Today is Soon Enough''. {{Lang|ig|}} Frances W. Pritchett（翻訳）、1999年]。</ref><ref>[http://www.columbia.edu/itc/mealac/pritchett/00fwp/igbo/igbohistory.html ''A History of the Igbo Language'' compiled by Frances W. Pritchett.]</ref>。
-== 関連項目 ==
+== 歴史 ==
+<!-- 節単位で英語版から転記し翻訳、既出の記述を整理。Copied and translated from [[:en:Igbo_language#History]] &oldid=1095207884 as  [https://en.m.wikipedia.org/w/index.php?title=Igbo_language&oldid=1095207884#History 2022年6月27日01:48 (UTC) 時点における Erp による版]。 -->
-* [[ビアフラ共和国]]
+イボ語の語彙をまとめた最初の出版物は1777年発行の（仮題）『カリブ海における福音派宣教師の[[福音伝道|ミッション]]の歴史』（{{Lang-de|Geschichte der Mission der Evangelischen Brüder auf den Carabischen Inseln}}）であった<ref name="Oraka21" />。ついで1789年には元奴隷のオウラダ・イクアーノ（[[:en:Olaudah Equiano|Olaudah Equiano]]）という人物がイギリスの[[ロンドン]]で（仮題）『オラウダ・イクアーノの興味深い人生譚』（{{Lang-en-short|[[:en:The Interesting Narrative of the Life of Olaudah Equiano|The Interesting Narrative of the Life of Olaudah Equiano]]|links=no}}）という自伝を記し、イボ語の言葉79語を紹介した<ref name="Oraka21" />。同書には、著者の故郷エサカで体験したイボ人の暮らしのさまざまな側面も詳しく述べてある<ref>{{Harvnb|Equiano|1789|page=9}}</ref>。やがてイギリスが[[ニジェール川|ニジェール川流域]]の植民地拡大を図ると（1854年から1857年）、[[ヨルバ人]]の宗教者サミュエル・ジャイ・クローザー（[[:en:Samuel Ajayi Crowther|Samuel Ajayi Crowther]]）がイボ人の若い通訳サイモン・ジョナスを雇ってイボ語入門書を著した（1857年<ref>{{Harvnb|Oluniyi|2017|pages=132-}}</ref>）。
-* [[イボ人]]
+[[聖公会]]の布教活動において統一イボ語版聖書（1916年）を用いて[[言語]]の標準化が進められた{{要出典|date=2022年6月}}。編纂にあたったトマス・ジョン・デニス（[[:en:Thomas Dennis (priest)|Thomas John Dennis]]）は原稿を書き上げてまもなく、[[ウェールズ]]沖の海難事故で落命し、草稿は岸に流れ着き伝世したという{{要出典|date=2022年6月}}。
 == 脚注 ==
 {{脚注ヘルプ}}
+=== 注釈 ===
-{{Reflist}}
+{{Notelist2}}
+=== 出典 ===
+{{Reflist|30em}}<!-- 画面幅に応じて30em単位で段組み。 -->
+== 参考文献 ==
+本文の典拠、主な執筆者名順。
+;洋書
+姓のアルファベット順。
+* {{cite book|author1=Chinua Achebe|author2=Catholic Institute for Development, Justice, and Peace |year=2009|title= 1st Festival on Igbo civilization: art exhibition in commemoration of the golden jubilee of Chinua Achebe's Things fall apart|location= Enugu, Nigeria|publisher= CIDJAP|oclc=503338565|ref={{Harvid|CIDJAP|2009}}|language=en}}
+* {{cite book|last=Equiano|first=Olaudah|ref={{Harvid|Equiano|1789}}|page=9|year=1789|title=The Interesting Narrative of the Life of Olaudah Equiano|url=https://books.google.com/books?id=FXVkAAAAMAAJ&pg=PA9|accessdate=2022-07-10}}&nbsp;{{ISBN2|1-4250-4524-3}}。
+* {{cite book|title=Aspects of the morphology-syntax interface in four Nigerian languages |first=Gerald |last=Heusing|ref={{Harvid|Heusing|1999}} |page=3 |publisher=LIT erlag Münster |year=1999 |url=https://books.google.com/books?id=GqxTrl3x_vgC&pg=PA3|language=en|accessdate=2022-07-10}}&nbsp;{{ISBN2|3-8258-3917-6}}。
+* {{Cite book|url=https://books.google.com/books?id=dGAyDwAAQBAJ&pg=PA132|title=Reconciliation in Northern Nigeria: The Space for Public Apology|last=Oluniyi|first=Olufemi Olayinka|date=2017|publisher=Frontier Press|ref={{Harvid|Oluniyi|2017}}|pages=132-|accessdate=2022-07-10}}&nbsp;{{ISBN2|9789789495276}}。
+* {{cite book|last=Oraka|first=L. N.|year=1983|title=The Foundations of Igbo Studies: A Short History of the Study of Igbo Language and Culture|publisher=University Publishing Co.|harvid={{Harv|Oraka|1983}}|page=21}}&nbsp;{{ISBN2|978-160-264-3}}。
+;崩れゆく絆（チヌア・アチェベ著）
+ウェブ上で閲覧できる資料は次のとおり。
+* Achebe, Chinua. (1962) ''[https://catalogue.solent.ac.uk/openurl/44SSU_INST/44SSU_INST:VU1?u.ignore_date_coverage=true&rft.mms_id=9997059717304796 Things Fall Apart: Illustrated by Dennis Carabine].'' Carabine, Dennis（挿絵）。London: Heinemann、Literature Online〈African Writers Series〉{{OCLC|1154914654}}。注記：前書きは省略。
+* オンライン教材：Achebe, Chinua. (2010). ''[https://www.overdrive.com/search?q=B5A81E75-64FB-489D-A7A4-5062942775F9 Things fall apart, by Chinua Achebe: a lively learning guide].'' カリフォルニア州サニーヴェール：[[:en:Shmoop|Shmoop University]]&nbsp;{{ISBN2|1=9781610623001|2=1610623002}} {{OCLC|793455588}}。
+* ダウンロード用電子音声ファイル（朗読）：Achebe, Chinua. (2013). ''[http://laurelky.oneclickdigital.com/Products/ProductDetail.aspx?titlegroupid=38260 Things fall apart].'' [[:en:Peter Francis James|James, Peter Francis]] (朗読)、プリンス・フレデリック (メリーランド州) : Recorded Books（発行）、OneClick Digital (頒布)、{{ISBN2|1=9781490605432 |2=1490605436}} {{OCLC|1054381776}}。注記：6時間30分、インターネット資料（録音は1997年）。
+== 関連項目 ==
+* [[イボ人]]
+** {{仮リンク|イボの伝承|en|Igbo mythology}}
+** {{仮リンク|イボ人の著名人の一覧|en|List of Igbo people}}<!-- [[:d:Q6573850|:en:List of Igbo people]] -->
+* イボ音楽、[[:d:Q145594|Igbo music]]
+* イボ人の音楽の様式、[[:d:Q7079990|Ogene]]
+* [[ビアフラ共和国]]
+* カテゴリ:イボ人の音楽{{en icon}} [[:d:Q6470402|Category:Igbo music]]
+* イボ人の「ラップ」（音楽のスタイル）{{en icon}} [[:d:Q18204859|Igbo rap]]
+* イボ人の集落{{en icon}} [[:d:Q1024641|Igbo-Ukwu]]
+<!-- * デルタ州に住む[[:d:Q5995287|イカ人]][[:en:Delta Igbo]] * 少数言語を話すウクウワニ人、[[:d:Q7878637|en:Ukwuani]]
+{{tl:Portal|Language}} -->
 == 外部リンク ==
 {{Wikipedia|ig}}
+{{Wikivoyage|en:Igbo phrasebook|イボ語会話集}}{{en icon}}
-* {{ethnologue|code=ibo}}
+{{commons category}}
+{{Scholia|Q33578}}
+* {{ethnologue|code=ibo}}<!-- == External links ==
+* [https://nkowaokwu.com Nkowaokwu Online Interactive Igbo-English dictionary]
+{{tl:InterWiki|code=ig}}[https://mandla.app/About/Igbo Learn Igbo App]
+{{tl:Igbo language}}
+{{tl:Languages of Equatorial Guinea}} 赤道ギニアの言語
+{{tl:Volta-Niger languages}} 仮リンク|ヴォルタ・ニジェール語群|en|Volta–Niger languages
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