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|事業内容 = 鉄道事業、旅行業、広告業 ほか |
|事業内容 = 鉄道事業、旅行業、広告業 ほか |
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|代表者 = 代表取締役社長 津留恒誉<ref name="nantetsu202404">[https://www.mt-torokko.com/2024/03/29/6932/ 南阿蘇鉄道株式会社代表取締役社長 津留恒誉就任に関するお知らせ] - 南阿蘇鉄道株式会社、2024年3月29日</ref> |
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|代表者 = 代表取締役社長 草村大成 |
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|資本金 = 1億円<br />(2018年3月31日現在<ref name="nenpou2017">鉄道統計年報平成29年度版 - 国土交通省</ref>) |
|資本金 = 1億円<br />(2018年3月31日現在<ref name="nenpou2017">鉄道統計年報平成29年度版 - 国土交通省</ref>) |
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|売上高 = 2668万3000円<br />(2018年3月期<ref name="nenpou2017" />) |
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* [[2016年]](平成28年) |
* [[2016年]](平成28年) |
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** 4月14日 - [[熊本地震 (2016年)|熊本地震]]で全線運転見合わせとなる<ref name="mynavi20160425" />。 |
** 4月14日 - [[熊本地震 (2016年)|熊本地震]]で全線運転見合わせとなる<ref name="mynavi20160425" />。 |
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** 4月16日 - この日発生した熊本地震の[[本震]]で甚大な被害を受け、引き続き全線で運休<ref name="mynavi20160425">{{Cite web|url=https://news.mynavi.jp/article/20160425-a319/ |title=熊本地震、南阿蘇鉄道は運転再開の見通し立たず - 復旧義援金の口座を開設|website=[[マイナビニュース]]|publisher=マイナビ|date=2016-04-25|access-date=2022-10-26}}</ref>。 |
** 4月16日 - この日発生した熊本地震の[[本震]]で甚大な被害を受け、引き続き全線で運休<ref name="mynavi20160425">{{Cite web|和書|url=https://news.mynavi.jp/article/20160425-a319/ |title=熊本地震、南阿蘇鉄道は運転再開の見通し立たず - 復旧義援金の口座を開設|website=[[マイナビニュース]]|publisher=マイナビ|date=2016-04-25|access-date=2022-10-26}}</ref>。 |
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** 7月31日 - 中松 - 高森間で運転再開<ref>{{Cite news|url=http://www.asahi.com/articles/ASJ7Z5SVFJ7ZTLZU001.html |title=南阿蘇鉄道が一部再開 全線復旧のめどは立たず|newspaper=朝日新聞 |
** 7月31日 - 中松 - 高森間で運転再開<ref>{{Cite news|url=http://www.asahi.com/articles/ASJ7Z5SVFJ7ZTLZU001.html |title=南阿蘇鉄道が一部再開 全線復旧のめどは立たず|newspaper=朝日新聞|publisher=朝日新聞社|date=2016-07-31|access-date=2022-10-26|archive-url=https://web.archive.org/web/20160731085534/http://www.asahi.com/articles/ASJ7Z5SVFJ7ZTLZU001.html |archive-date=2016-07-31}}</ref>。 |
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* [[2023年]]([[令和]]5年) |
* [[2023年]]([[令和]]5年) |
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** 3月10日 - 全線再開に向けて国土交通省より「[[地域公共交通の活性化及び再生に関する法律|鉄道事業再構築実施計画]]」の認定を受ける。これまで南阿蘇鉄道が[[第一種鉄道事業者]]として高森線の施設保有と旅客運送を行ってきたが、この認定をもって同年4月1日から南阿蘇鉄道が旅客運送を行う[[第二種鉄道事業者]]、南阿蘇鉄道管理機構が施設を保有する[[第三種鉄道事業者]]となる[[上下分離方式]]に移行<ref name=上下分離>{{Cite web|和書|url=https://response.jp/article/2023/05/20/371185.html |title=熊本地震から7年、南阿蘇鉄道が全線再開…上下分離で再出発、JRへの乗入れも|website=Response|date=2023-05-20|access-date=2023-05-28}}</ref><ref>{{Cite press release|和書|url=https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001593313.pdf|format=PDF |title=南阿蘇鉄道の鉄道事業再構築実施計画の認定について|publisher=国土交通省|date=2023-03-10|access-date=2023-05-28}}</ref>。 |
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** 7月15日 - 立野 - 中松間が運転再開し全線復旧 |
** 7月15日 - 立野 - 中松間が運転再開し全線復旧。同時にJR[[豊肥本線]]の[[肥後大津駅]]まで2往復乗り入れ開始<ref>{{Cite news |title=「7・15全線再開」南阿蘇鉄道が正式発表 熊本地震被災から7年3カ月ぶり完全復旧 |newspaper=熊本日日新聞 |date=2023-02-04 |url=https://kumanichi.com/articles/936512 |access-date=2023-02-19}}</ref>{{r|上下分離}}<ref name="sankei20230715">{{Cite news |title=「出発進行!」熊本地震で被災の南阿蘇鉄道、7年ぶりに全線運転再開 |newspaper=産経新聞 |date=2023-07-15 |url=https://www.sankei.com/article/20230715-VXACDJKUYZNN7HEPPO74LNZTFY/ |access-date=2023-07-16 |publisher=産経新聞社}}</ref>。 |
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* [[2024年]](令和6年) |
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** [[動力車操縦者|運転士]]として勤務する[[地域おこし協力隊]]員に対する給与未払いが発覚(詳細は[[南阿蘇鉄道#地域おこし協力隊員への給与未払い|後節]]参照)。 |
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** 4月1日 - 南鉄専務の津留恒誉が同日付けで代表取締役社長就任、副社長には同社前社長・[[草村大成]]([[高森町 (熊本県)|高森町]]長)が就いた<ref name="nantetsu202404"/><ref>[https://news.kotsu.co.jp/Contents/20240415/88e69dee-acd4-44bf-9bec-00fe37245680 南阿蘇鉄道 社長に津留氏 初の生え抜き] - [[交通新聞]](電子版)、2024年4月15日</ref>。初の生え抜き社長。 |
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== 路線 == |
== 路線 == |
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== 車両 == |
== 車両 == |
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=== 現有車両 === |
=== 現有車両 === |
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気動車は全て[[新潟鐵工所]]製とそれを引き継いだ[[新潟トランシス]]製である。 |
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* [[南阿蘇鉄道MT-2000形気動車|MT-2000形]](2001-2003) - 1986年製。MT-2001には「はなしのぶ」、MT-2002には「しらかわ」MT-2003には「りんどう」の愛称がある。 |
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* [[南阿蘇鉄道MT-3000形気動車|MT-3000形]](3010) - 1998年製。「[[第54回国民体育大会|くまもと未来国体]]」を前に、宝くじの助成金で新製した[[宝くじ号]]。 |
* [[南阿蘇鉄道MT-3000形気動車|MT-3000形]](3010) - 1998年製。「[[第54回国民体育大会|くまもと未来国体]]」を前に、宝くじの助成金で新製した[[宝くじ号]]。 |
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* [[南阿蘇鉄道MT-4000形気動車|MT-4000形]](4001-4004) - 2022年製。2023年4月14日に営業運転を開始<ref>{{Cite web|和書|url=https://railf.jp/news/2023/04/17/084000.html |title=南阿蘇鉄道MT-4000形が営業運転を開始 |access-date=2023-04-30 |publisher=交友社 |date=2023-04-17 |website=鉄道ファン・railf.jp |work=鉄道ニュース}}</ref><ref>{{Cite news |title=熊本・南阿蘇鉄道の新型車両「MT4000形」、営業運転始まる 「全線開通へ準備中」 |newspaper=熊本日日新聞 |date=2023-04-14 |url=https://kumanichi.com/articles/1016319 |access-date=2023-04-30 |publisher=熊本日日新聞社 |archive-url=https://web.archive.org/web/20230414065353/https://kumanichi.com/articles/1016319 |archive-date=2023-04-14}}</ref>。豊肥本線直通対応。本形式の導入により老朽化の進むMT-2000形、MT-3000形(3001)を置き換えた。 |
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* [[南阿蘇鉄道DB16形ディーゼル機関車|DB16形]](DB1601・1602) - 2007年[[北陸重機工業]]製<ref>[http://www.hokuju.com/ 新着情報2007/04/09] - 北陸重機工業ホームページ</ref>。トロッコ列車「ゆうすげ号」の牽引に使用される機関車。 |
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* [[南阿蘇鉄道 |
* [[南阿蘇鉄道DB16形ディーゼル機関車|DB16形]](DB1601・1602) - 2007年[[北陸重機工業]]製<ref>[http://www.hokuju.com/ 新着情報2007/04/09] - 北陸重機工業ホームページ</ref>。トロッコ列車「ゆうすげ号」の牽引に使用される機関車。 |
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* [[南阿蘇鉄道トラ700形客車| |
* [[南阿蘇鉄道トラ700形客車|トラ700形]](トラ70001・トラ70002) - [[トロッコ列車]]「ゆうすげ号」でトロッコ客車として使用。 |
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* [[南阿蘇鉄道トラ700形客車|TORA200形]](TORA20001) - 2007年北陸重機工業製のトロッコ列車「ゆうすげ号」のトロッコ客車。 |
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* [[南阿蘇鉄道MT-4000形気動車|MT-4000形]](4001・4002) - 2022年11月末に搬入。熊本県と高森町・南阿蘇村が策定した「地域公共交通計画」における「多言語化に対応した新車両」として導入された車両。[[新潟トランシス]]製の[[NDC (鉄道車両)|NDC]]であり、[[京都丹後鉄道KTR300形気動車]]に類似した外見を有する。車体デザインは白をベースに青と緑の曲線で阿蘇の自然を表現し、ロゴマークは高森線の全線復旧を表している。車内はロングシート。前面貫通扉を用いた2両編成での運転にも対応しており、先の計画に掲げられた多言語対応として行き先表示などの英語表記が可能となっている。また、2023年夏に予定されている高森線の全線復旧に際して計画されているJR豊肥本線への乗り入れに対応しているほか、老朽化の進むMT-2000形の置き換えもあわせて行う予定であり、本形式の導入によりMT-2000形2両の置き換えを予定している。現時点で運用開始時期は未定とされているが、2023年1月よりハンドル訓練を兼ねた試運転を復旧区間を含む全線で開始し、全線復旧までに運用を開始するとしている<ref>[https://news.railway-pressnet.com/archives/46396 南阿蘇鉄道に「新型車両」MT-4000形、JR線乗り入れと老朽車の更新図る] - 鉄道プレスネット(2022年12月8日)、2022年12月8日閲覧</ref><ref>[https://rail.hobidas.com/rmnews/432359/ ちょっとびっくり 予告なしで現地に出現…! 南阿蘇鉄道に新車導入…!? ] - 鉄道ホビダス鉄道投稿情報局(2022年12月8日)、2022年12月8日閲覧</ref><ref>[https://kumanichi.com/articles/899789 熊本地震被災の南阿蘇鉄道、新型車両を導入 2023年夏の全線再開に備え 年明けから試験走行] - 熊本日日新聞(2022年12月28日)、2022年12月28日閲覧</ref>。 |
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車両の[[日本の鉄道車両検査#全般検査|全般検査]]業務は[[日鉄物流八幡]]に委託されている。 |
車両の[[日本の鉄道車両検査#全般検査|全般検査]]業務は[[日鉄物流八幡]]に委託されている。 |
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ファイル:Minamiaso |
ファイル:Minamiaso rail MT3010 takamori.jpg|MT-3000形 MT-3010 |
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ファイル:Minamiaso rail MT3010 |
ファイル:Minamiaso rail MT3010 interior 1.jpg|MT-3000形 MT-3010 車内 |
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ファイル: |
ファイル:Minami-Aso MT-3010 Sunny-train.jpg|MT-3000形 MT-3010 「サニー号トレイン」 |
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ファイル:Minamiaso Torokko train Yusuge.jpg|トロッコ列車「ゆうすげ号」DB1602ほか |
ファイル:Minamiaso Torokko train Yusuge.jpg|トロッコ列車「ゆうすげ号」DB1602ほか |
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ファイル:MT-4000形 4001.jpg|MT-4000形 |
ファイル:MT-4000形 4001.jpg|MT-4000形 MT-4001 |
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=== 過去の車両 === |
=== 過去の車両 === |
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* [[南阿蘇鉄道MT-2100形気動車|MT-2100形]](2105) - 1961年1月に新潟鉄工所で製造され、1987年に国鉄[[熊本鉄道事業部|熊本運転所]]から譲受した元[[国鉄キハ20系気動車|国鉄キハ52 35]]<ref name="RJ254">{{Cite journal|和書 |date = 1987-12 |journal = [[鉄道ジャーナル]] |volume = 21 |issue = 14 |page = 114 |publisher = 鉄道ジャーナル社 }}</ref>。MT-2000形との総括制御を行えるように改造し、カラーリングの変更も行われたが、予備車として導入されたため、ワンマン化改造はされなかった<ref name="RJ254"/>。高森駅構内の留置線に留置されていたが1993年にMT3000形が登場し[[廃車 (鉄道)|廃車]]となった。 |
* [[南阿蘇鉄道MT-2100形気動車|MT-2100形]](2105) - 1961年1月に新潟鉄工所で製造され、1987年に国鉄[[熊本鉄道事業部|熊本運転所]]から譲受した元[[国鉄キハ20系気動車|国鉄キハ52 35]]<ref name="RJ254">{{Cite journal|和書 |date = 1987-12 |journal = [[鉄道ジャーナル]] |volume = 21 |issue = 14 |page = 114 |publisher = 鉄道ジャーナル社 }}</ref>。南阿蘇鉄道として開業時からの車両。MT-2000形との総括制御を行えるように改造し、カラーリングの変更も行われたが、予備車として導入されたため、ワンマン化改造はされなかった<ref name="RJ254"/>。高森駅構内の留置線に留置されていたが1993年にMT3000形が登場し[[廃車 (鉄道)|廃車]]となった。 |
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* [[南阿蘇鉄道DB10形ディーゼル機関車|DB10形]](DB101, DB102) - トロッコ列車「ゆうすげ号」の牽引に使用されていたディーゼル機関車。2007年に[[平成筑豊鉄道]]に移籍し、2009年に開業した[[平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線|門司港レトロ観光線]]で、元[[島原鉄道]]のトロッコ用客車を牽引している。 |
* [[南阿蘇鉄道DB10形ディーゼル機関車|DB10形]](DB101, DB102) - トロッコ列車「ゆうすげ号」の牽引に使用されていたディーゼル機関車。2007年に[[平成筑豊鉄道]]に移籍し、2009年に開業した[[平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線|門司港レトロ観光線]]で、元[[島原鉄道]]のトロッコ用客車を牽引している。 |
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* [[南阿蘇鉄道MT-2000形気動車|MT-2000形]](2001-2003) - 1986年製。南阿蘇鉄道として開業時からの車両。MT-2001には「はなしのぶ」、MT-2002には「しらかわ」、MT-2003には「りんどう」の愛称がある。2023年にMT-2001・MT-2002、2024年にMT-2003が運用を終了した<ref name="raifjp20240213">{{Cite web |url=https://railf.jp/news/2024/02/13/063500.html |title=南阿蘇鉄道MT-2003AとMT-3001のラストランツアーが開催される |access-date=2024-05-13 |publisher=交友社 |date=2024-02-13 |website=鉄道ファン・railf.jp |work=鉄道ニュース |language=ja}}</ref>。 |
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ファイル:Minamiaso train MT-3000 2007-08-11-01.jpg|MT-3000形 MT-3001 |
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== 不祥事 == |
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=== 地域おこし協力隊員への給与未払い === |
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同鉄道が、[[熊本地震 (2016年)|熊本地震]]の復興支援プロジェクトとして同鉄道で[[動力車操縦者|運転士]]として勤務する[[地域おこし協力隊]]の隊員10人に対し、[[2020年]]度以降に給与の一部を支払っていなかったことが、[[2024年]][[2月]]に発覚した。高森町と南阿蘇村では、同鉄道に勤務の協力隊員の活動時間を1ヵ月に120時間以内と定め、これを超過する分について同鉄道と協力隊員との間で個別に雇用契約を結んでいるが、2020年度以降に多額の未払いがあったことが、[[報道機関]]への情報提供により判明した。未払いの額は、[[2023年]][[4月]]から[[10月]]の間だけでも合わせて190万円に及んでおり、同鉄道は、今後は労務管理の改善を図るとしている<ref>[https://www.fnn.jp/articles/-/652639 南阿蘇鉄道で給与未払い“復興支援プロジェクト”の地域おこし協力隊10人に計190万円「改善を図る」] FNNプライムオンライン 2024年2月10日</ref>。さらに同年5月に、この件で[[菊池市|菊池]][[労働基準監督署]]から[[是正勧告]]を受けていたことも判明している<ref>[https://www.sankei.com/article/20240430-LIKOR4NQVZPIPB56JYG24PDXS4/ 地域おこし協力隊に給与500万支払わず 南阿蘇鉄道に是正勧告] 産経新聞 2024年4月30日</ref>。 |
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== その他 == |
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=== ドキュメンタリー === |
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* [[新日本風土記]]「熊本 南阿蘇鉄道」(2024年1月9日、[[NHK BS]])<ref>{{Cite web2 |url=https://www.nhk.jp/p/fudoki/ts/X8R36PYLX3/episode/te/R7RRZG6VY9/ |title=熊本 南阿蘇鉄道 |date=2024-01-09 |publisher=NHK |archiveurl=https://web.archive.org/web/20240121065136/https://www.nhk.jp/p/fudoki/ts/X8R36PYLX3/episode/te/R7RRZG6VY9/ |df=ja |url-status=live |archivedate=2024-01-21 |accessdate=2024-01-21}}</ref> |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
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{{脚注ヘルプ}} |
{{脚注ヘルプ}} |
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=== 出典 === |
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<references/> |
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{{Reflist|30em}} |
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== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
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{{commonscat|Minami Aso Railway}} |
{{commonscat|Minami Aso Railway}} |
||
* [http://www.mt-torokko.com/ 南阿蘇鉄道] |
* [http://www.mt-torokko.com/ 南阿蘇鉄道公式ホームページ] |
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* {{Twitter|nantetsu_rail}} |
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||
* {{Facebook|minamiasoraliway}} |
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2024年6月5日 (水) 18:36時点における版
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒869-1602 熊本県阿蘇郡高森町大字高森1537番地2 |
設立 | 1985年4月1日 |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 4330001012362 |
事業内容 | 鉄道事業、旅行業、広告業 ほか |
代表者 | 代表取締役社長 津留恒誉[1] |
資本金 |
1億円 (2018年3月31日現在[2]) |
売上高 |
2668万3000円 (2018年3月期[2]) |
営業利益 |
△5858万3000円 (2018年3月期[2]) |
純利益 |
△788万1000円 (2018年3月期[2]) |
純資産 |
8884万3000円 (2018年3月31日現在[2]) |
総資産 |
1億628万3000円 (2018年3月31日現在[2]) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
南阿蘇村 56.5% 高森町 33.9% 山都町 7.0% 西原村 2.5% 大津町 0.05% (2019年3月31日現在[3]) |
外部リンク | www.mt-torokko.com |
南阿蘇鉄道株式会社(みなみあそてつどう)は、熊本県で旧国鉄特定地方交通線の鉄道路線高森線を運営している南阿蘇村・高森町など沿線自治体が出資する第三セクター方式の鉄道会社である。本社所在地は熊本県阿蘇郡高森町大字高森1537-2。
沿革
- 1985年(昭和60年)4月1日 - 設立。
- 1986年(昭和61年)
- 4月1日 - 国鉄高森線を承継し開業[4]。
- 7月26日 - トロッコ列車「ゆうすげ号」を運転開始。
- 2008年(平成19年)3月20日 - 沿線周辺地域で、線路と道路の両方を走行できる車両「デュアル・モード・ビークル(DMV)」の走行実証実験を22日まで実施。
- 2016年(平成28年)
- 2023年(令和5年)
- 2024年(令和6年)
路線
- 高森線 : 立野 - 高森 17.7km
車両
現有車両
気動車は全て新潟鐵工所製とそれを引き継いだ新潟トランシス製である。
- MT-3000形(3010) - 1998年製。「くまもと未来国体」を前に、宝くじの助成金で新製した宝くじ号。
- MT-4000形(4001-4004) - 2022年製。2023年4月14日に営業運転を開始[12][13]。豊肥本線直通対応。本形式の導入により老朽化の進むMT-2000形、MT-3000形(3001)を置き換えた。
- DB16形(DB1601・1602) - 2007年北陸重機工業製[14]。トロッコ列車「ゆうすげ号」の牽引に使用される機関車。
- トラ700形(トラ70001・トラ70002) - トロッコ列車「ゆうすげ号」でトロッコ客車として使用。
- TORA200形(TORA20001) - 2007年北陸重機工業製のトロッコ列車「ゆうすげ号」のトロッコ客車。
-
MT-3000形 MT-3010
-
MT-3000形 MT-3010 車内
-
MT-3000形 MT-3010 「サニー号トレイン」
-
トロッコ列車「ゆうすげ号」DB1602ほか
-
MT-4000形 MT-4001
過去の車両
- MT-2100形(2105) - 1961年1月に新潟鉄工所で製造され、1987年に国鉄熊本運転所から譲受した元国鉄キハ52 35[15]。南阿蘇鉄道として開業時からの車両。MT-2000形との総括制御を行えるように改造し、カラーリングの変更も行われたが、予備車として導入されたため、ワンマン化改造はされなかった[15]。高森駅構内の留置線に留置されていたが1993年にMT3000形が登場し廃車となった。
- DB10形(DB101, DB102) - トロッコ列車「ゆうすげ号」の牽引に使用されていたディーゼル機関車。2007年に平成筑豊鉄道に移籍し、2009年に開業した門司港レトロ観光線で、元島原鉄道のトロッコ用客車を牽引している。
- MT-2000形(2001-2003) - 1986年製。南阿蘇鉄道として開業時からの車両。MT-2001には「はなしのぶ」、MT-2002には「しらかわ」、MT-2003には「りんどう」の愛称がある。2023年にMT-2001・MT-2002、2024年にMT-2003が運用を終了した[16]。
- MT-3000形(3001) - 1993年製。2024年に運用終了[16]。
-
MT-3000形 MT-3001
不祥事
地域おこし協力隊員への給与未払い
同鉄道が、熊本地震の復興支援プロジェクトとして同鉄道で運転士として勤務する地域おこし協力隊の隊員10人に対し、2020年度以降に給与の一部を支払っていなかったことが、2024年2月に発覚した。高森町と南阿蘇村では、同鉄道に勤務の協力隊員の活動時間を1ヵ月に120時間以内と定め、これを超過する分について同鉄道と協力隊員との間で個別に雇用契約を結んでいるが、2020年度以降に多額の未払いがあったことが、報道機関への情報提供により判明した。未払いの額は、2023年4月から10月の間だけでも合わせて190万円に及んでおり、同鉄道は、今後は労務管理の改善を図るとしている[17]。さらに同年5月に、この件で菊池労働基準監督署から是正勧告を受けていたことも判明している[18]。
その他
ドキュメンタリー
脚注
出典
- ^ a b 南阿蘇鉄道株式会社代表取締役社長 津留恒誉就任に関するお知らせ - 南阿蘇鉄道株式会社、2024年3月29日
- ^ a b c d e f 鉄道統計年報平成29年度版 - 国土交通省
- ^ 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』令和元年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会
- ^ 『鉄道ジャーナル』第21巻第10号、鉄道ジャーナル社、1987年8月、96頁。
- ^ “南阿蘇鉄道が一部再開 全線復旧のめどは立たず”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2016年7月31日). オリジナルの2016年7月31日時点におけるアーカイブ。 2022年10月26日閲覧。
- ^ a b “熊本地震から7年、南阿蘇鉄道が全線再開…上下分離で再出発、JRへの乗入れも”. Response (2023年5月20日). 2023年5月28日閲覧。
- ^ 『南阿蘇鉄道の鉄道事業再構築実施計画の認定について』(PDF)(プレスリリース)国土交通省、2023年3月10日 。2023年5月28日閲覧。
- ^ “「7・15全線再開」南阿蘇鉄道が正式発表 熊本地震被災から7年3カ月ぶり完全復旧”. 熊本日日新聞. (2023年2月4日) 2023年2月19日閲覧。
- ^ “「出発進行!」熊本地震で被災の南阿蘇鉄道、7年ぶりに全線運転再開”. 産経新聞 (産経新聞社). (2023年7月15日) 2023年7月16日閲覧。
- ^ 南阿蘇鉄道 社長に津留氏 初の生え抜き - 交通新聞(電子版)、2024年4月15日
- ^ “南阿蘇鉄道MT-4000形が営業運転を開始”. 鉄道ファン・railf.jp. 鉄道ニュース. 交友社 (2023年4月17日). 2023年4月30日閲覧。
- ^ “熊本・南阿蘇鉄道の新型車両「MT4000形」、営業運転始まる 「全線開通へ準備中」”. 熊本日日新聞 (熊本日日新聞社). (2023年4月14日). オリジナルの2023年4月14日時点におけるアーカイブ。 2023年4月30日閲覧。
- ^ 新着情報2007/04/09 - 北陸重機工業ホームページ
- ^ a b 『鉄道ジャーナル』第21巻第14号、鉄道ジャーナル社、1987年12月、114頁。
- ^ a b “南阿蘇鉄道MT-2003AとMT-3001のラストランツアーが開催される”. 鉄道ファン・railf.jp. 鉄道ニュース. 交友社 (2024年2月13日). 2024年5月13日閲覧。
- ^ 南阿蘇鉄道で給与未払い“復興支援プロジェクト”の地域おこし協力隊10人に計190万円「改善を図る」 FNNプライムオンライン 2024年2月10日
- ^ 地域おこし協力隊に給与500万支払わず 南阿蘇鉄道に是正勧告 産経新聞 2024年4月30日
- ^ "熊本 南阿蘇鉄道". NHK. 2024年1月9日. 2024年1月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月21日閲覧。
外部リンク
- 南阿蘇鉄道公式ホームページ
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