松岡修造のソースを表示

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{{Otheruses|元プロテニスプレーヤーの松岡修造|同名の高祖父で大阪合同紡績を創業した実業家|松岡修造 (実業家)}}
{{テニス選手
|選手名（日本語）= {{ruby|松岡|まつおか}} {{ruby|修造|しゅうぞう}}
|写真=Shuzo Matsuoka.jpg 
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|写真のコメント= [[日本ユネスコ国内委員会]]（[[文部科学省]]の特別の機関）より公表された肖像写真
|選手名（英語）= Shuzo Matsuoka
|フルネーム（英語名）= 
|愛称= 
|国籍= {{JPN}}
|出身地= {{JPN}}・[[東京都]]
|居住地= 
|誕生日= {{生年月日と年齢|1967|11|6}}
|没年日= <!-- {{死亡年月日と没年齢|1967|11|06|YYYY|YY|YY}} -->
|最終学歴=
|身長= 188 [[センチメートル|cm]]
|体重= 85 [[キログラム|kg]]
|利き手= 右
|バックハンド= 両手打ち
|デビュー年= 1986年
|引退年= 1998年
|ツアー通算= 2勝
|シングルス= 1勝
|ダブルス= 1勝
|生涯通算成績= 173勝207敗
|シングルス通算= 145勝163敗
|ダブルス通算= 28勝44敗
|生涯獲得賞金= $1,117,112
|全豪オープン= 2回戦（1989）
|全仏オープン= 2回戦（1992・93）
|ウィンブルドン= ベスト8（1995）
|全米オープン= 2回戦（1988・90・93）
|優勝回数= 
|全豪オープンダブルス= 1回戦（1989）
|全仏オープンダブルス= 
|ウィンブルドンダブルス= 
|全米オープンダブルス= 1回戦（1988）
|ダブルス優勝回数= 
|シングルス最高= 46位（1992年7月6日）
|ダブルス最高= 95位（1989年1月16日）
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| channel_display_name = 松岡修造公式Youtubeチャンネル
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'''松岡 修造'''（まつおか しゅうぞう、[[1967年]]〈[[昭和]]42年〉[[11月6日]] - ）は、[[日本]]のタレント、スポーツ解説者、元男子プロ[[テニス]]選手、兼[[ニュースキャスター#スポーツキャスター|スポーツキャスター]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.vip-times.co.jp/?talent_id=M98-0446 |title=松岡 修造 |work=[[日本タレント名鑑]] |publisher=VIPタイムズ社 |accessdate=2017-03-23}}</ref>。[[東京都]]出身。現・[[日本テニス協会]]理事強化本部副部長<ref>{{PDFlink|[http://www.jta-tennis.or.jp/Portals/0/resources/JTA/pdf/about_jta/map-ilst/2015-16_organigram.pdf 公益財団法人日本テニス協会平成27〜28年度組織図・業務分担図]}}</ref>。マネジメントはヒーローズマネジメント株式会社。[[身長]]188 [[センチメートル|cm]]、[[体重]]85[[キログラム|kg]]。[[ABO式血液型|血液型]][[AB型]]。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。[[男子プロテニス協会|ATP]]自己最高ランキングはシングルス46位、ダブルス95位。ATPツアーでシングルス1勝（日本人男子初のATPツアーシングルス優勝）、ダブルス1勝を挙げた。

[[1995年ウィンブルドン選手権男子シングルス]]で日本人男子として62年振りに[[グランドスラム (テニス)|グランドスラム]]ベスト8に進出した人物である。また、[[ウィンブルドン選手権]]での通算7勝は2015年に[[錦織圭]]に抜かれるまで日本人最多の記録だった。

現役引退後はジュニア選手の指導やテニス大会の運営、[[日本テニス協会]]の理事を務めるなど引き続きテニスに携わりつつ、スポーツキャスター、[[タレント]]、[[日本オリンピック委員会]]スポーツ環境専門委員、[[ミズノ]]スポーツ振興財団顧問<ref>[https://www.mizuno.co.jp/zaidan/kaikei/yakuinmeibo.aspx 役員等名簿] 公益財団法人 ミズノスポーツ振興財団</ref>などとしても活動している。

父は元テニス選手で実業家の[[松岡功]]。母は元[[宝塚歌劇団]]所属男役スターの[[千波静]]。兄は実業家の[[松岡宏泰]]。妻は[[アナウンサー]]の[[田口惠美子]]で、田口との間に子どもが3人いる。長女は宝塚歌劇団所属男役スターの[[稀惺かずと]]。

==選手経歴（〜1985年ジュニア時代まで）==
===幼少期〜慶應義塾時代 ===
[[東宝]]第11代社長となる実業家の[[松岡功]]と、元[[宝塚歌劇団]][[雪組 (宝塚歌劇)|雪組]]男役の[[千波静]]との間に三人姉弟の次男として生まれる。父方の曾祖父は[[阪急電鉄]]や宝塚歌劇団などの[[阪急東宝グループ]]創始者の[[小林一三]]であり、親族に多くの実業家を持つ家系の中で育った。

父親の功は元テニス選手であり、[[甲南大学]]在籍時に[[全日本学生テニス選手権大会]]で単複優勝し<ref>{{Cite web|和書|url=http://alljapangakuren.web.fc2.com/aboutgakuren/reikidaiyuushou/innkaredansirekidaiyuushou.pdf|title=歴代優勝者（男子）|publisher=[[全日本学生テニス連盟]]|language=日本語|accessdate=2013-06-02}}</ref>、[[デビスカップ日本代表]]に選出<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.38</ref>。1955年の全日本年間ランキングでは[[宮城淳]]と[[加茂公成]]に次ぐ3位を記録する国内トップ選手の一人であったものの<ref name="JTARK">{{Cite web|和書|url=http://www.jta-tennis.or.jp/JTA/history/ranking.html|title=過去の全日本ランキング|publisher=[[日本テニス協会]]|language=日本語|date=2010-06-22|accessdate=2013-06-02}}</ref>、[[#家系|家業を継ぐため]]大学卒業を機にテニスとの関わりを一切絶ち、自身のテニス選手としての過去を子供達にも全く話さなかった為、松岡はテニスを始めた当初父がデ杯代表選手であったことを知らなかった<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.39</ref><ref name="BUNKA">{{Cite web|和書|url=http://www.bunkatsushin.com/varieties/article.aspx?id=525|title=トップインタビュー:松岡宏泰・東宝東和代表取締役社長|publisher=[[文化通信社]]|language=日本語|date=2008-07-30|accessdate=2013-06-16}}</ref>。

8歳の頃に、既にテニスをしていた三歳年上の姉・敏子<ref name="takara">『別冊1億人の昭和史 タカラヅカ 華麗な舞台とスターを育てた70年』、毎日新聞社、1981年、P195最下段 ご無沙汰しています　いま、私は…IIにおける母親・千波静の近況報告から</ref>を見てテニスに興味を持ち、一歳年上の兄・松岡宏泰<ref name="takara"/>と共にテニスを始める<ref name="BUNKA"/><ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.86</ref>。当時の松岡は身長も低く丸々と太った体型で、周囲の大人達にイタズラをして回るような少年であり、一方で兄の宏泰はそんな弟とは対照的にいつも温厚で礼儀正しい子供で、体格にも恵まれてテニスセンスも抜群だったために、周囲のテニスコーチは宏泰に注目してより高度な指導を行なっていた<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.87</ref>。当然松岡もコーチに「自分にも教えて欲しい」とせがむも、コーチから返ってくるのは「修ちゃんは、ガッツがあっていいよ。」と言った慰めの言葉程度だった{{Refnest|group="注"|松岡自身も後年に至るまで自身のテニスにおける素質の無さを自認しており、むしろテニスに関して自分よりも遥かに世界に通用する素質を有していたのは兄のほうであったと述懐している<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.88</ref>。}}。

また学業の方も惨憺たる状態で、松岡が学んでいた[[慶應義塾幼稚舎]]では4年生から落第の制度があったが、授業中でも教師の話を殆ど聞かず、宿題にも手を付けないといった事の繰り返しで担任から母と共に何度も呼び出しと注意を受け、三学期になるとそれを何とか挽回し落第をからくも免れるというパターンを繰り返す問題児だった。一方兄は本を読むのが大好きな少年で、勉強もトップクラスと修造とは対照的に何から何まで優秀な人物であり、そのギャップがかえって松岡兄弟が周囲の注目を集める要因となっていた<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.89</ref><ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p91</ref>。

しかし、才能の無さを指摘され、自身もそれを自覚しながらもテニスへの情熱は衰えるどころが増していき、名門テニスクラブとして知られる桜田倶楽部で元テニス選手の飯田藍らの指導を受けながら本格的にテニスを学ぶようになる。[[慶應義塾中等部]]に進学する頃には勉学を優先していた兄とは対照的に中等部の校長から「テニスと学業の両立を図るように」と叱責を受けるほどテニスに毎日の時間の殆どを割き、中学2年生の時に[[全国中学生テニス選手権大会]]で優勝。次第に頭角を現すようになる<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.92</ref><ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.94</ref>。その後[[慶應義塾高等学校]]に進むも、この頃中学3年生の時に覚えた[[麻雀]]に嵌り異常なまでにのめり込むようになり、夢中に取り組んでいたテニスよりも勝敗がその場で出る麻雀にうつつを抜かす毎日が続いた<ref name="BUNKA"/>(その入れ込みようは自身の指先を見るといつの間にかテニスで出来たマメが消え、麻雀で出来たタコができていた程であったという<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.95-96</ref>)。しかしそんなある日、ふと自分の心中で「こんなことばかりしていていいのか？」「テニスがもっと強くなりたいと思っていたんじゃないのか」「目標のないまま大学に進学し、成り行きで就職して会社員になるのか。そんな人生でいいのか」と自問することがあった。そして「このままでは自分は駄目になる。自分が本当に好きなものはテニスなんだ」という事に気付かされた松岡は、そうしたぬるま湯的環境（松岡はこれを「甘え地獄」と形容している）となっていた慶應高校での学生生活を捨て、自分自身を鍛え直す為に高校テニス界の名門校として知られていた[[柳川高等学校]]への転校を決意する<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.96-98</ref>。この決断は両親に激しく反対された上、学校の教師からも当初は松岡が留年を恐れて転校を決心したと受け止められ、「学校のテニス部に入っていれば、成績が悪くても大学に行けるようにしてあげるから・・・」と心配された。しかし松岡の決意は固く、父を必死で説得し、柳川で必ず推薦の枠をもらって大学に進学することを条件に転校を許される<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.100-101</ref>。

=== 1984年 柳川高校時代 ===
1984年、柳川高校の2年生に編入入学。松岡はすぐさまテニス部に入部し練習を始めた。当時の同校テニス部は[[福井烈]]らを指導してきた田島幹夫監督の下スパルタ教育で生徒を鍛え抜く事で有名で、選手は全員丸坊主で他校の選手とは馴れ合わずいつも一堂で集まり、号令の下きびきびとした態度で試合に臨む等全てが軍隊式の様相を呈しており、そのハードな練習や上下関係の厳しさから全国的に恐れられていた。その噂通り田島監督の指導は厳しく、スマッシュを失敗すれば、イージーボールをネットに掛ければ、酷い時は言葉遣いが[[柳川弁]]になっていなければ叱られ、その都度ラケットで叩かれた。学校のない日曜日などはそんな練習が朝6時から夕方の6時まで続いたという<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.98-99,p.101</ref>。しかし何かを求めて柳川にやってきた松岡にとってはこうした恐怖の練習でさえ、毎日新しい自分を見つけられると思えば嬉しくもあり、寮生活にも慣れ友人も出来て監督の指導も愛情の表現だとわかり始めると、次第に毎日の猛特訓も楽しくて仕方が無いものに変わっていった<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.101</ref>。

柳川高校入学から2ヶ月後、松岡は「ウィンブルドンへの道」と題された国内ジュニア大会へ出場する。この大会は当時世界で通用する日本の若手を育てるという目的で開催され、ここで活躍した選手の内4名をヨーロッパ遠征のメンバーに選出し、[[ウィンブルドン選手権]]や[[全仏オープン]]のジュニア部門への出場チャンスを与えるというものであった。この大会で松岡は当時全日本ジュニアランク1位の太田茂を破り優勝する。本来であれば優勝者の松岡は当然メンバーに選出されるはずであったが、この海外遠征の期間が[[全国高等学校総合体育大会テニス競技大会|インターハイ]]の予選期間と重なってしまった為、柳川のチームか自身を優先するか悩み、結局田島監督に相談した上で派遣を辞退する。そうして臨んだインターハイではチームの期待に応えシングルス、ダブルス、団体戦の全てを制し三冠達成に貢献。特に団体戦で優勝した事はそれまでは個人として勝つことしか知らなかった松岡にとって今までにない感動となり、仲間達と本当の喜びを分かち合うことが出来た。いつしか柳川は松岡にとって心の故郷となっていたのである<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.104-105</ref>。

==== 1985年 ヨーロッパ遠征 ====
しかし翌年再び「ウィンブルドンへの道」で優勝するも、またもやインターハイ予選の時期と重なってしまい、今度ばかりはどちらを取るか本気で悩み抜いた松岡は田島監督に加え母にも相談した。両者は「チームメイトのことを考えろ!」「学校に迷惑をかけることは絶対に許しません」と、インターハイを優先すべきだと助言した。だが松岡は「柳川高校を一年間休学し、また一年後に戻るという条件でウィンブルドンに行く!」と、ヨーロッパ遠征を選択する決断をし、同校を休学<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.105-106</ref>。二ヶ月間の遠征で出場した全仏オープンジュニアでは、シングルス1回戦で[[古庄エドワルド]]を7-5, 6-7, 9-7のフルセットの激戦の末下し、大会第2シードの[[トーマス・ムスター]]との2回戦に進出、辻野隆三と組んで出場したダブルスでもスイス人ペアとの1回戦を勝利し、{{仮リンク|クリスター・アルヤード|en|Christer Allgardh}}/{{仮リンク|クリスチャン・ベリストローム|en|Christian Bergström}}組との2回戦に進出<ref>{{Cite web|url=http://www.itftennis.com/juniors/tournaments/tournament/info.aspx?tournamentid=1100012685|title=International Junior Championships of France|publisher=[[国際テニス連盟|ITF]]|language=英語|accessdate=2013-06-02}}</ref>。続いて出場した[[1985年ウィンブルドン選手権|ウィンブルドン]]ジュニアではシングルスで大会第1シードの{{仮リンク|レオナルド・ラバージェ|en|Leonardo Lavalle}}との3回戦まで進出するなど<ref>{{Cite web|url=http://www.itftennis.com/juniors/tournaments/tournament/info.aspx?tournamentid=1100012657|title=The Junior Championships, Wimbledon|publisher=[[国際テニス連盟|ITF]]|language=英語|accessdate=2013-06-02}}</ref>、一定の手応えを掴む実りのある遠征となった。

===ボブ・ブレットとの出会い〜プロ転向へ ===
遠征を終えた松岡は東京に戻り、休学中の間毎日のように桜田倶楽部に通い詰め昔の仲間と練習を続けていた。しかしこの時点においても松岡は一度たりともプロになるとは思っておらず、テレビで毎年のグランドスラム大会を見て[[ジミー・コナーズ]]、[[ビョルン・ボルグ]]、[[ジョン・マッケンロー]]らの活躍を目にしても、ごく普通のテニスファンのように「すごいなぁ」と思うだけで、プロになるんだという強い決意も野望も一切抱いていなかった。これは当時、彼らのようにプロとして華々しく活躍する日本人選手が居なかったことも理由の一つであったが、何よりも松岡自身が自分には到底プロの世界で活躍する才能など無いと思っていた事に他ならなかった<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.106-107</ref>。

ある日、飯田から「世界的名コーチの{{仮リンク|ボブ・ブレット|en|Bob Brett|label=}}が来日するらしいので、自分が何とか段取りをつけるから、練習を見てもらわないか？」と声をかけられた。松岡が詳しく話を聞くと、上述のヨーロッパ遠征時に出場した全仏オープンジュニアでプレーしていた所をブレットが偶然通りかかり、その場に居た日本人カメラマンの[[田沼武男]]に「この子、なかなか面白いかもしれない」と話し、それを聞いた田沼が旧知の間柄であった飯田に伝えた所、飯田がそれならば所用でやってくるブレットに頼んでみようと考えたという事であった。その希望は叶い、ブレットが練習を見に訪れ、30分程度の打ち合いも行った。だが、ブレットは練習が終わると握手を求めるついでに「明日、アメリカへ帰る。サヨナラ」と一言述べただけで帰ってしまう。自身のテニスに対する感想やアドバイスを期待していた松岡は拍子抜けした。柳川を休学して東京に戻ったものの、時期を見て柳川に戻り大学への推薦入学を目指すだけで終わってしまう自分への不安が、練習を見てもらえることによって一気に解消していくような気がしただけであった<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.107-109</ref>。

翌日、そんな松岡の下に田沼から電話があった。「修造、ボブからの伝言だ。明日にでもアメリカに来い。日本に居たら強くなれないよだって・・・」「やっぱり君の力を認めてくれたんだよ。よかったな・・・」。ブレットは彼を空港まで送った田沼に、松岡宛てのメッセージを残してくれていたのである。これを聞いた松岡は「ほんとですか・・・」と言って絶句したまま、何も言えなかった。「ブレットがそう言ってくれるのなら、本当に明日にでもアメリカへ行こう」。このたった一言の「明日、アメリカへ来い」というブレットの言葉が、松岡の人生を大きく変え、世界へと向かわせたのである<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.110-111</ref>。

アメリカ行きを決意した松岡は早速この事を両親に伝える。当初反対すると思っていた父は意外にも「好きなようにやれ！」と最早見放すかのように松岡の決断をあっさりと認めたが、今度はその話を聞いた母が「まだ高校も出ていないのだから、アメリカに行くならせめて大学を出てからにして欲しい」と強く反対した。これに対し松岡は、まず渡米先の現地のハイスクールに通って卒業し、アメリカの大学に進学するという条件で泣きながら必死の説得を行った。子供の頃から言い出したら絶対に聞かない松岡の性格をよく知っていた母はこの説得で決意の固さを知りようやく納得し、同年10月の[[ジャパン・オープン・テニス選手権]]でシングルス予選を勝ち上がりツアー本戦初出場を果たした後に松岡は単身アメリカへ渡った<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.111-112</ref><ref>{{Cite web|url=http://www.atpworldtour.com/Share/Event-Draws.aspx?e=329&y=1985|title=Japan Open Tennis Championships|publisher=[[男子プロテニス協会|ATP]]|language=英語|accessdate=2013-06-02}}</ref>。

=== アメリカ生活 ===
1985年11月、アメリカに渡った松岡はブレットの手配で[[フロリダ州]][[タンパ]]にあるパーマー・アカデミー・ハイスクールに通いながら、タンパ近郊の{{仮リンク|ウェズレーチャペル|en|Wesley Chapel, Florida}}にある[[ハリー・ホップマン]]が創設した名門テニスクラブとして名高い「ホップマン・キャンプ」でテニスの練習を見てもらうようになる。ホップマン・キャンプで多くの外国人選手に混じりひたすらボールを追い、体力を強化するトレーニングを積む練習の日々は松岡に大きな充実感と喜びを与えたが、その一方で困ったのが言葉の壁であった。日常英会話程度であれば身振り手振りを交えやり過ごせたが、ハイスクールの授業は全く理解できず現地の知り合いもブレット以外誰もいない。そこで松岡は決心し、自分の周囲から日本語の本/雑誌や音楽テープに至るまで辞書を除く全ての日本語を排除し始め、更に高校時代から書き始めた日記も英語で書くよう心がけた。数ヶ月後になるとこれが功を奏し相手の言っている事が理解できるようになり、それにつれて自分の言いたい事の大部分が何とか伝えられるようになっていた。この努力の甲斐もあり翌年の5月にはハイスクールを卒業。奨学金も貰い約束通りアメリカの大学へ進学しようとした矢先、ブレットから「腕試しにプロの試合に出てはどうか」とまたしても人生の転機となる言葉をかけられる<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.114-115</ref>。

松岡はこの何気ない提案に対しても自分がプロの試合で勝てるわけがないと渋ったが、ブレットは「つまらない恐怖心を持つな！人間には思いもよらない能力がある。5年間頑張ってみろ。運がよけりゃシューゾーは世界100位内に入る力がある」と松岡を力強く叱咤激励した。実際の所自分の実力がテニス王国のアメリカでどの程度通用するのか試してみたい気持ちもあった松岡は、この提案に乗り本格的にプロ大会への出場を決意する<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.115-116</ref>。

手始めにブレットは松岡を当時のATPツアー最下位カテゴリで、誰でもエントリーできる{{仮リンク|サテライト・トーナメント|en|Satellite tournament}}に出場させた。このトーナメントは同一国で4週にわたって開催され、その4週の大会で好成績を収めた上位選手のみが5週目に開かれる大会に出場、そしてこの5週目のトーナメントで勝ち上がることによって初めてATPポイントの獲得に繋がるという仕組みであり、更に当時の松岡は当然ATPポイントもない選手であったため予選からの出場であったが、エントリー条件も低い分参加人数も多いこのトーナメント群では予選からの場合7試合を勝ち抜いてやっと本戦に出場出来るという厳しいものであった<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.116-117</ref>。

そういった状況下の中、軽い腕試しのつもりで出場した松岡であったが、予想に反し4週全ての大会で本戦に勝ち上がり5週目の大会にも進出。ここでも勝ち上がり、結局最初の大会でATPポイントを8ポイントも獲得した。この結果に松岡同様驚いたブレットは「シューゾー、いっそのこと、大学に行かずにプロになってみれば？」と勧めた。その時までアメリカの大学に進み、そこでテニスをやろうと考えていた松岡にとってこればかりは流石に即答できず悩んだ。だが元々世界の選手を相手にテニスをしてみたいとの思いで海を渡ってきた松岡にとって、その夢が叶うプロの道へ進むことは抗い難く、大学進学を選んだとしても在学中にまたプロになりたいと思うぐらいなら、今プロになることも同じ事だと考えた松岡はプロ転向を決意する<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.118-119</ref>。

しかし、ここでも一番の問題となったのが反対されるに決まっている両親の承諾をどうやって得るかという事だった。そこで松岡は「二年間やってみてダメだったら大学へ行く」という条件を考えだし、この条件で両親の説得を試みようと東京に電話した。父は意外にも息子を突き放すかのようにあっさりと認めたが、一方母は「(渡米の条件として)大学に行くって言ったでしょ。冗談じゃないわプロなんて!」と、相談を受けた当初こそ受話器を通して伝わってくるほどの怒りを露わにしたが、実は一度ホップマン・キャンプに息子を訪ねた際にブレッドから「大学に行かせないでプロにさせたらどうか」と言われていた事もあった為この事態をある程度予見しており、息子の必死の説得に最後は承諾の言葉を与えた<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.122-123</ref>。

== 選手経歴（1986年〜） ==
=== 1986年- ===
ブレットの言葉を受けてプロにはなったものの、父からはプロ転向に際し一切の援助は行わないと条件を付けられていたため、松岡はまず金銭の工面に苦労する事となった。幸い一ヶ月ほどでとあるマネージメント会社と契約を結ぶことができ、一年300万円の活動資金を与えられた。松岡にとってこの契約は大変な助けとなったが、それでも航空費などの移動費や宿泊費も全てこの予算から捻出せねばならなかったため、当初は貧窮に堪えながら世界中を転戦した<ref name="MS120">[[#松岡(1998)|松岡]]、p.120-121</ref>(予算を切り詰めるため、宿泊するのは3流以下の安モーテルの一室であり、さらにその部屋を知り合った外国人選手と折半してシェアした上で、ランキングが下の松岡はいつも汚い床の上で寝た。酷いときには食事にも困ったため、ホテルの朝食に出たクロワッサンを隣のテーブルから盗んで食べたこともあったという<ref name="MS120"/><ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.30</ref>)。

また、アジアからやって来た無名の選手でしか無かった松岡には、練習相手さえおらず、既に自分達の仲間内でライバルを持ち、練習相手にも事欠かない各国の選手たちにとって、ルーキーとの練習など得る物は無く、誰も相手にはしなかった。しかし、松岡は、強くなりたい一心で、空いてるコートを見つければ、他の選手が来るまで黙々と練習を続け、一人で壁打ちをしている選手を見かければ、良ければ自分の練習相手になってくれないかと必死の思いで頭を下げて願い出た。この願いは、何度も断られ、時には侮蔑の目で拒絶されることすらあった。しかし、それでもたまたま練習の同意を得たときは、松岡は、「お前のお陰で本番前の良い練習になったよ」と思われたいがために、いつも150%の力を出して練習に臨み、その質の高い練習が次第に周囲の評判となり、練習相手として受け入れられていった。それがまた自身の練習にもなり、レベルも知らず知らずのうちに上がっていったのである<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.29-p32</ref>。

=== 1988年 世界ランク100位入り ===
このようなツアー下部大会を中心に転戦する生活は、2年ほど続き、更にこの間コーチのブレットが当時世界ランク2位の[[ボリス・ベッカー]]（[[西ドイツ]]）のコーチとなるため松岡から離れ、新たなコーチとして同じホップマン・キャンプのコーチであったロッド・フェルナンデスと契約<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.168-p169</ref>。[[1988年]]頃から本格的にツアーレベルの大会に出場するようになり、1月の[[1988年全豪オープン|全豪オープン]]で予選を勝ち上がりグランドスラムシングルス初出場を果たすと<ref>{{Cite web|url=http://www.atpworldtour.com/Share/Event-Draws.aspx?e=580&y=1988|title=Australian Open|publisher=[[男子プロテニス協会|ATP]]|language=英語|accessdate=2013-06-10}}</ref>、ノーシードで出場した4月の[[サントリー・ジャパン・オープン]]では、1回戦で主催者推薦の[[土橋登志久]]を6-2, 6-3のストレートで、2回戦で{{仮リンク|ジョナサン・キャンター|en|Jonathan Canter}}を6-2, 6-4のストレートで、3回戦では当時世界7位の大会第2シード[[ミロスラフ・メチージュ]]を7-6, 6-3のストレートで破る番狂わせを起こし、自身初のツアーシングルスベスト8に進出。続く準々決勝では第7シードの[[ジョン・マッケンロー]]に敗れたものの、スコアは6-7, 6-7のストレートと予想以上に善戦し<ref>{{Cite web|url=http://www.atpworldtour.com/Share/Event-Draws.aspx?e=329&y=1988|title=Japan Open Tennis Championships|publisher=[[男子プロテニス協会|ATP]]|language=英語|accessdate=2013-06-10}}</ref>、大会当時271位だった松岡のランキングは、一気に149位まで上昇した<ref name="RH">{{Cite web|url=http://www.atpworldtour.com/Tennis/Players/Ma/S/Shuzo-Matsuoka.aspx?t=rh|title=ATP RANKINGS HISTORY|publisher=[[男子プロテニス協会|ATP]]|language=英語|accessdate=2013-06-10}}</ref>。これで自信を付けた松岡は、さらにノーシードで本戦から出場した8月の[[1988年全米オープン (テニス)|全米オープン]]の1回戦で、{{仮リンク|サイモン・ユール|en|Simon Youl}}を3-6, 6-4, 6-3, 6-2で破り、グランドスラムシングルス初勝利を挙げると、続いて出場した9月の[[1988年ソウルオリンピックのテニス競技|ソウルオリンピック]]アジア予選では{{仮リンク|ジーシャン・アリ|en|Zeeshan Ali}}、{{仮リンク|シャハー・ペルキス|en|Shahar Perkiss}}ら当時のアジア強豪選手を次々とストレートで破り、オリンピック初出場を果たす<ref>{{Cite web|url=http://www.itftennis.com/procircuit/players/player/profile.aspx?playerid=10000884|title=Player Profile - MATSUOKA, Shuzo (JPN)|publisher=[[男子プロテニス協会|ATP]]|language=英語|accessdate=2013-06-10}}</ref>。

10月第1週の[[エイゴン選手権|クイーンズランド・オープン]]では1回戦で{{仮リンク|ピーター・ドゥーハン|en|Peter Doohan}}を6-4, 6-4のストレートで、2回戦で[[日系カナダ人]]の[[グレン・ミチバタ]]を6-4, 6-7, 7-6のフルセットで、準々決勝で[[ジェイソン・ストルテンバーグ]]を6-3, 6-4のストレートで破り、当時世界ランク9位の大会第1シード[[ティム・メイヨット]]との準決勝まで進出し<ref>{{Cite web|url=http://www.atpworldtour.com/Share/Event-Draws.aspx?e=326&y=1988|title=Brisbane|publisher=[[男子プロテニス協会|ATP]]|language=英語|accessdate=2013-06-10}}</ref>、10月第2週の{{仮リンク|スワン・プレミアム・オープン|en|Swan Premium Open}}では1回戦で当時世界ランク62位の大会第8シード{{仮リンク|ジョーイ・ライヴ|en|Joey Rive}}を4-6, 7-6, 6-3のフルセットで、2回戦で{{仮リンク|マーク・クラッツマン|en|Mark Kratzmann}}を6-1, 7-6のストレートでそれぞれ破り、当時世界ランク21位の大会第2シード[[アンドレス・ゴメス]]との準々決勝まで進出<ref>{{Cite web|url=http://www.atpworldtour.com/Share/Event-Draws.aspx?e=427&y=1988|title=Sydney Indoor|publisher=[[男子プロテニス協会|ATP]]|language=英語|accessdate=2013-06-10}}</ref>。

主催者推薦で出場した10月第3週の[[セイコー・スーパー・テニス]]では、1回戦で当時世界ランク26位の[[ダレン・ケーヒル]]を7-6, 6-1のストレートで、2回戦で{{仮リンク|マーティン・デイヴィス|en|Martin Davis (tennis)}}を7-5, 7-6のストレートで破り、{{仮リンク|リチャード・マトシェウスキ|en|Richard Matuszewski}}との準々決勝まで進出するなど、3週連続で好成績を収めた<ref>{{Cite web|url=http://www.atpworldtour.com/Share/Event-Draws.aspx?e=428&y=1988|title=Tokyo Indoor|publisher=[[男子プロテニス協会|ATP]]|language=英語|accessdate=2013-06-10}}</ref>。2番目のコーチであったフェルナンデスとは今一つ相性が悪く、シーズン中新たにブレッドから紹介された[[アルバロ・ベッタンコ]]にコーチを変更するといった環境の変化もあったものの<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.169-p170</ref>、これらの活躍によりシングルスランキングも年初の252位から年度末には82位と大幅に上昇、日本人選手としては[[1976年]]に76位でシーズンを終えた[[九鬼潤]]以来12年振りの'''年間トップ100入り'''を果たし、JTAランキングにおいても1981年から7年連続で年間1位の座を保持してきた[[福井烈]]を抜き日本人選手トップに立った。当初ブレッドと話していた「5年で100位内に入れれば上出来」という目標を大幅に短縮し僅か3年でトップ100入りを果たした松岡は、こうして「世界に通用する日本人プレイヤー」として一躍注目を浴びるようになったのである<ref name="JTARK" /><ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.128-p129</ref>。

=== 1989年 ATP初タイトル ===
[[1989年]]は大会第4シードで出場した年初の{{仮リンク|BP国際選手権|en|BP National Championships}}1回戦で{{仮リンク|フランク・デンハルト|en|Frank Dennhardt}}を6-2, 6-1のストレートで、2回戦で予選から勝ち上がってきた[[デビッド・ウィートン]]を7-6, 7-6のストレートで、準々決勝で第5シードの{{仮リンク|トビアス・スヴァントソン|en|Tobias Svantesson}}を6-4, 6-4のストレートで、準決勝で第7シードの[[グレン・ミチバタ]]を6-0, 6-3のストレートでそれぞれ下し決勝に進出。決勝では第2シードの{{仮リンク|ケリー・エヴァーンデン|en|Kelly Evernden}}と対戦し5-7, 1-6, 4-6のストレートで敗れたが{{refnest|当時の国際ツアーであった{{仮リンク|グランプリサーキット|en|Grand Prix tennis circuit}}では、一部の高額賞金大会や現在の[[ATPワールドツアー・マスターズ1000]]に該当する大規模大会の決勝戦のみ5セットマッチで争われた|group = "注"}}、日本人選手として[[1976年]]4月に[[パルマ・デ・マヨルカ]]大会で準優勝した九鬼潤以来13年振り、自身初となるツアーシングルス準優勝を果たす<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.132</ref>。翌週の[[ハイネケン・オープン]]では{{仮リンク|スティーブ・ガイ|en|Steve Guy}}と組んで出場したダブルスでは決勝で{{仮リンク|ジョン・レッツ|en|John Letts (tennis)}}/{{仮リンク|ブルース・マンソンヒン|en|Bruce Man-Son-Hing}}組を7-6, 7-6で倒しATPツアー初優勝をする等引き続き好成績を収めていった。しかし両膝の[[半月板]]を損傷するという故障に見舞われ、3月の[[マイアミ・マスターズ]]2回戦敗退を最後にツアーの一時離脱を余儀なくされる。

=== 1990年 怪我との闘い ===
その後2度に渡る手術から[[リハビリ]]の末7月の[[メルセデス・カップ]]で復帰するも、その後は多くの試合に出られず、出場した大会も全て1回戦負けという成績で年度末ランキングを181位にまで落としてしまう。更に[[1990年]]の[[セイコースーパーテニス]]では転倒した際に左足首の3本の靭帯全てを断裂するという大怪我を負い選手生命さえ危ぶまれたがこれも諦めずリハビリを続け、[[1991年]]にはツアー復帰。

=== 1991年 復帰 ===
怪我明けながらこの年は好調で、2月のアメリカーナの[[ATPチャレンジャーツアー|チャレンジャー大会]]で優勝。7月の[[カナダ・マスターズ]]3回戦では当時世界ランク9位の第4シード[[ピート・サンプラス]]を2-6, 6-4, 7-6(8)のフルセットで下し、[[アンドレイ・チェスノコフ]]との準々決勝まで進出、完全復活を印象付けた。

=== 1992年- ATPシングルス初タイトル 日本男子シングルス最高位 ===
翌[[1992年]]には4月の{{仮リンク|ソウル・オープン (ATP)|en|Seoul Open|label=ソウル・オープン}}決勝で、[[トッド・ウッドブリッジ]]を6-3、4-6、7-5のフルセットで下し、日本の男子選手として初の[[男子プロテニス協会|ATP]]ツアーシングルス優勝を達成。同年6月の[[エイゴン選手権|クイーンズ・クラブ選手権]]では2回戦で[[マラビーヤ・ワシントン]]を4-6, 7-5, 6-3の逆転で、3回戦で第5シードの[[ゴラン・イワニセビッチ]]を6-4, 6-3でそれぞれ下すと、準決勝では当時世界ランク2位の[[ステファン・エドベリ]]と対戦。これを1-6, 7-6(6), 10-8の接戦で制す番狂わせを演じ、[[ウェイン・フェレイラ]]との決勝戦に進出。決勝ではフェレイラに3-6, 4-6のストレートで敗れ準優勝に終わったが、この活躍により翌週のATPシングルスランキングで自己最高の'''46位'''を記録した。この順位は2011年10月17日に[[錦織圭]]が更新するまで日本の男子選手が記録したシングルス最高位であった。しかし、同年末に[[伝染性単核球症]]に罹患し、またも長期の入院生活を余儀なくされる。

=== 1995年- ウィンブルドンベスト8へ ===
その後、世界ランキング100位の壁を突破できずに苦しむが、[[1995年ウィンブルドン選手権男子シングルス|1995年ウィンブルドン選手権]]では、出場者に欠員が出たことにより、当初予選からの挑戦予定だった松岡に、本戦出場資格が回ってくる。この大会が、松岡のハイライトとなった。

1回戦で[[カレル・ノバチェク]]に24ものサービスエースを奪われながらも、6-4, 6-7(5), 3-6, 6-3, 6-4で粘り勝ちを収めた。また、3回戦の{{仮リンク|ハビエル・フラナ|en|Javier Frana}}戦も、7-6(3), 3-6, 6-7(6), 7-6(4), 6-3のフルセット、3時間45分の大接戦を制した。さらに、4回戦では{{仮リンク|マイケル・ジョイス|en|Michael Joyce (tennis)}}を6-3, 6-2, 6-4で破り、日本人の男子テニス選手として[[1933年ウィンブルドン選手権|1933年]]の[[佐藤次郎]]以来'''62年ぶりのベスト8'''入りを果たす（晴れて[[ラストエイトクラブ]]のメンバとなる）。

その時の松岡の感動の大きさは、コートを駆け回り、歓喜の余りコートに倒れこみ、最後はコート上で大の字になって空を仰いで表現していたことからもうかがえる。その様子はBBC等で大々的に放映された。その準々決勝では、1番コートに立ち、大会第2シード、当時世界ランク2位の[[ピート・サンプラス]]相手に第1セットを先取するも7-6(5), 3-6, 4-6, 2-6のスコアで惜敗した。ウィンブルドンでは、インターバルのみならず、プレー中も「この一球は絶対無二の一球なり」（[[福田雅之助]]の「庭球訓」の一節）などと、日本語で自己暗示を掛け続けていた。また、念願だったセンターコートでの試合は[[1996年ウィンブルドン選手権|1996年]]2回戦、[[ミヒャエル・シュティヒ]]戦で実現する。

オリンピックにも[[1988年ソウルオリンピックのテニス競技|ソウル五輪]]、[[1992年バルセロナオリンピックのテニス競技|バルセロナ五輪]]、[[1996年アトランタオリンピックのテニス競技|アトランタ五輪]]と3大会連続出場を果たした。

[[1996年]]4月28日、松岡は「韓国オープン」で準々決勝敗退に終わった後、直ちに日本へ帰国し、[[東京]]・[[有明コロシアム]]で行われた女子国別対抗戦[[フェドカップ]]のワールドグループ1回戦の[[フェドカップ日本代表|日本]]対[[フェドカップドイツ代表|ドイツ]]戦に駆けつけた。[[伊達公子]]と[[シュテフィ・グラフ]]のエース対決で、松岡が[[日の丸]]の旗を振り回して会場の大声援を集めた<ref>[https://www.rbbtoday.com/article/2023/04/22/208356.html 松岡修造、伊達公子vsグラフを熱血応援！コートの伊達から「うるさい！」]RBBTODAY  2023年4月22日 2024年7月27日閲覧</ref><ref>[https://www.sanspo.com/article/20200222-J2CQYH7BVNJK3LPCEUDFT2RHFU/ 松岡修造氏、熱すぎる応援でグラフに謝罪も…] サンスポ 2020年2月22日 2024年7月27日閲覧</ref>話は今なお語り草になっている。伊達はこの試合でグラフに7-6, 3-6, 12-10で勝った。

==プレースタイル ==
日本のテニス選手としては大柄な体躯から繰り出される威力の高いサービスショットを最大の武器としたビッグサーバータイプの選手の一人。

キャリア通算でのサービスゲーム取得率が82%と統計を取り始めた1991年以降の全選手中2013年現在42位<ref>{{cite web|url=http://www.atpworldtour.com/Matchfacts/Matchfacts-List.aspx?c=4&s=0&y=0|title=RICOH ATP MatchFacts |accessdate=2011-11-09 |author=[[男子プロテニス協会|ATP]]}}</ref>、エース総数が1524本(一試合平均7.5本)で同154位<ref>{{cite web|url=http://www.atpworldtour.com/Matchfacts/Matchfacts-List.aspx?c=0&s=0&y=0|title=RICOH ATP MatchFacts |accessdate=2011-11-09 |author=[[男子プロテニス協会|ATP]]}}</ref>、1stサーブの入りが61%で同73位<ref>{{cite web|url=http://www.atpworldtour.com/Matchfacts/Matchfacts-List.aspx?c=1&s=0&y=0|title=RICOH ATP MatchFacts |accessdate=2011-11-09 |author=[[男子プロテニス協会|ATP]]}}</ref>というデータからも分かる通り典型的なビッグサーバーで、このサーブを武器に第1セットを先取しそのまま先行逃げ切りを図るのが松岡の基本的なプレースタイルであった(第1セット先取時の試合勝率は75.9%に達した<ref>{{cite web|url=http://www.atpworldtour.com/Tennis/Players/Ma/S/Shuzo-Matsuoka.aspx?t=mr|title=SHUZO MATSUOKA |accessdate=2011-11-09 |author=[[男子プロテニス協会|ATP]]}}</ref>)。このサービスの調子が良い時はトップ選手でも手がつけられないほどの強さを誇り、中でもビッグサーブを最大限に生かせる球足の速いグラスコートの試合を得意とした(ツアー通算勝率.558<ref name="MR">{{cite web|url=http://www.atpworldtour.com/Tennis/Players/Ma/S/Shuzo-Matsuoka.aspx?t=mr|title=SHUZO MATSUOKA |accessdate=2013-06-10 |author=[[男子プロテニス協会|ATP]]}}</ref>)。

しかしその反面スタミナに難があり動きも硬く、多くの故障にも悩まされた。特に下半身は半月板の損傷や靭帯の断裂など大怪我を度々経験したため、元々欠点であったフットワークもキャリアを通じて改善することは無く、球足が遅くストロークの応酬になり試合時間も長引き易いクレーコートの試合はひどく苦手とし、[[全仏オープン]]や[[オリンピックのテニス競技|オリンピック]]、[[デビスカップ]]等の主要大会(或いはそれらの前哨大会)以外でクレーコートの大会に出場することは殆ど無かった(ツアー通算勝率.308<ref name="MR" />)。

[[グランドスラム (テニス)|4大大会]]の男子シングルスや[[デビスカップ]]は5セットマッチで争われるため、試合の終盤に力尽きるケースが多く見られた（ツアー通算では5セットマッチを計12試合を戦って僅か3勝<ref name="MR"/>、デビスカップでは5度の内1勝という結果だった<ref>{{cite web|url=http://www.daviscup.com/en/players/player/profile.aspx?playerid=10000884#|title=Shuzo MATSUOKA|accessdate=2013-06-10 |author=[[国際テニス連盟|ITF]]}}</ref>）また大事な試合/勝負所の試合になる程緊張で体が硬くなり、有利に試合を進めながらも単純ミスを重ね自滅することも同様に多く、思いつめた松岡は契約先の[[ミズノ]]に「フレームショットでも入るラケットを作ってくれ」と真剣に頼み込んだこともあったという<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.75-76</ref>。

その最たる例として挙げられるのが[[1995年全米オープン (テニス)|1995年全米オープン]]男子シングルス1回戦、対[[ペトル・コルダ]]戦である。松岡は直前に出場した大会で足の肉離れを起こしていたが、治療の甲斐もあり当初出場を迷った全米オープンに出場した。しかし実際にはこの肉離れは完治しておらず、試合の経過とともに足の痙攣が始まり、遂には第4セット第12ゲームの松岡のサービスゲーム中にフォアハンドのウィナーを放った瞬間に完全に両足全体が攣り、コートに崩れ落ちてしまった。当時のATPツアーにおけるテニス規則では痙攣は怪我とは認められておらず、怪我やトラブルの治療時間として試合中に認められている3分間のメディカルタイムアウト“MTO”の対象ではなかった。その為苦痛に悶え苦しむ松岡には誰も触れることが出来ずコート場に放置されたままとなり、更に25秒毎に遅延行為によるポイントペナルティを取られ続け、遂には2分以内に試合を再開しなかったとしてゲームペナルティを取られ失格を宣告された。松岡はウィンブルドンでベスト8に進出した直後でもあった為この試合は注目の一戦として同大会の全コート中3番目の規模であるグランドスタンドコートの第1試合として行われた事で世界各国で放映されており、この余りにも惨たらしい結末は大きな反響を呼んだ<ref>{{Cite web|author =ROBIN FINN|url=http://www.nytimes.com/1995/08/29/sports/us-open-95-matsuoka-crumples-in-pain-and-defaults.html|title=U.S. OPEN '95; Matsuoka Crumples in Pain and Defaults|publisher=[[NYタイムズ]]|language=英語|date=1995-08-29|accessdate=2013-06-10}}</ref>。そしてこの試合を切っ掛けにテニス規則におけるメディカルタイムアウトの取得要件が見直され、その後通称「シュウゾウ・マツオカルール」として試合中の痙攣治療にも認められるようになったのである<ref>[[#松岡(1998)|松岡]]、p.48-53</ref><ref>{{Cite web|author =Ruhi Batra|url=http://articles.timesofindia.indiatimes.com/2008-04-13/top-stories/27741817_1_tennis-pros-trainer-new-rule|title=Why tennis pros should thank Shuzo Matsuoka|publisher=[[ザ・タイムズ・オブ・インディア]]|language=英語|date=2008-04-13|accessdate=2013-06-09}}</ref><ref name="NYT2010">{{Cite web|author = TOM TEBBUTT|url=http://www.nytimes.com/2010/01/17/sports/tennis/17tennis.html?_r=1&|title=New Cramping Rule Takes Aim at Gamesmanship|publisher=[[NYタイムズ]]|language=英語|date=2010-01-17|accessdate=2013-06-10}}</ref>(だがルール改訂後、これを悪用し試合中の大事な局面において痙攣を主張し戦略的にメディカルタイムアウトを取得する選手が現れるなどマイナス面もあった為、2010年シーズンからはこの「シュウゾウ・マツオカルール」は廃止され、新たなルールでは痙攣を理由としたゲーム中のMTOは試合中に2回だけゲームチェンジかセット終了になるまでのゲームポイントを没収した上で治療を認めるという規則となっている<ref name="NYT2010"/>)。

== ATPツアー決勝進出結果 ==
=== シングルス: 3回 (1勝2敗) ===
{|
| valign="top" align="left" |
{| class="wikitable"
|- style="background:#EFEFEF;"
|'''大会グレード'''
|- style="background:#e5d1cb"
| [[グランドスラム (テニス)|グランドスラム]] (0-0)
|- style="background:#ffffcc"
| [[ATPファイナルズ|ATPツアー世界選手権]] (0-0)
|- style="background:#dfe2e9"
| [[ATPツアー・マスターズ1000|ATPマスターズシリーズ]] (0-0)
|- style="background:#d0f0c0"
| [[ATPツアー500|ATPチャンピオンシップシリーズ]] (0-0)
|- style="background:#"
| [[ATPツアー250|ATPワールドシリーズ]] (1–2)
|}
| valign="top" align="left" |
{| class="wikitable"
|- style="background:#EFEFEF;"
|'''サーフェス別タイトル'''
|-
| ハード (1–1)
|-
| クレー (0-0)
|-
| 芝 (0-1)
|-
| カーペット (0-0)
|}
|}
{| class="sortable wikitable"
|-
!width="50"|結果
!width="20"|No.
!width="125"|決勝日
!width="190"|大会
!width="90"|サーフェス
!width="270"|対戦相手
!width="160"|スコア
|-
|bgcolor="#ffa07a"|準優勝
|1.
|1989年1月9日
|{{flagicon|NZL}} [[BP国際選手権|ウェリントン]]
|ハード
|{{flagicon|NZL}} [[ケリー・エヴァーンデン]]
|5-7, 1-6, 4-6
|-
|bgcolor="#98fb98"|優勝
|1.
|1992年4月27日
|{{flagicon|KOR}} [[ソウル・オープン|ソウル]]
|ハード
|{{flagicon|AUS}} [[トッド・ウッドブリッジ]]
|6-3, 4-6, 7-5
|-
|bgcolor="#ffa07a"|準優勝
|2.
|1992年6月15日
|{{flagicon|GBR}} [[クイーンズ・クラブ選手権|ロンドン]]
|芝
|{{flagicon|RSA}} [[ウェイン・フェレイラ]]
|3-6, 4-6
|}

=== ダブルス: 2回 (1勝1敗) ===
{| class="sortable wikitable"
|-
!width=50|結果
!width=20|No.
!width=150|決勝日
!width=200|大会
!width=75|サーフェス
!width=250|パートナー
!width=260|対戦相手
!width=150|スコア
|-
|bgcolor="#98FB98"|優勝
| 1.
| 1989年1月16日
| {{flagicon|NZL}} [[ハイネケン・オープン|オークランド]]
| ハード
| {{flagicon|NZL}} [[スティーブ・ガイ]]
| {{flagicon|USA}} [[ジョン・レッツ]]<br/>{{flagicon|USA}} [[ブルース・マンソンヒン]]
| 7-6, 7-6
|-
|bgcolor="#FFA07A"|準優勝
| 1.
| 1995年1月16日
| {{flagicon|INA}} [[ジャカルタ・オープン|ジャカルタ]]
| ハード
| {{flagicon|USA}} [[ロナルド・アゲノール]]
| {{flagicon|RSA}} [[デイヴィッド・アダムズ (テニス選手)|デイヴィッド・アダムズ]]<br/>{{flagicon|RUS}} [[アンドレイ・オルホフスキー]]
| 5-7, 3-6
|}

=== シングルス ===
{| class="wikitable"
|- bgcolor="moccasin"
| ATPチャレンジャー (3-1)
|}
{| class="sortable wikitable"
|- bgcolor="#efefef"
!結果
!年月日
!大会
!サーフェス
!対戦相手
!試合結果
|- bgcolor="moccasin"
|bgcolor="#98FB98"|優勝
|1991年2月
|アメリカーナ
|ハード
|{{flagicon|FRA}} Rodolphe Gilbert
|6-4, 4-6, 6-1
|- bgcolor="moccasin"
|bgcolor="#98FB98"|優勝
|1994年11月
|Aptos
|ハード
|{{flagicon|ITA}} Gianluca Pozzi
|7-5, 6-3
|- bgcolor="moccasin"
|bgcolor="#FFA07A"|準優勝
|1995年4月
|名古屋
|ハード
|{{flagicon|AUS}} [[スコット・ドライパー]]
|3-6, 7-6, 4-6
|- bgcolor="moccasin"
|bgcolor="#98FB98"|優勝
|1995年8月
|ビンガムトン
|ハード
|{{flagicon|AUS}} Jamie Morgan
|2-6, 7-6, 6-3
|}
=== ダブルス ===
{| class="wikitable"
|- bgcolor="moccasin"
| ATPチャレンジャー (1-2)
|}
{| class="sortable wikitable"
|- bgcolor="#efefef"
!結果
!年月日
!大会
!サーフェス
!ペア
!対戦相手
!試合結果
|- bgcolor="moccasin"
|bgcolor="#FFA07A"|準優勝
|1988年4月
|名古屋
|ハード
|{{flagicon|NZL}} Steve Guy
|{{flagicon|USA}} [[ジョン・レッツ]] / {{flagicon|USA}} グレン・レイエンデッカー
|6-7, 3-6
|- bgcolor="moccasin"
|bgcolor="#FFA07A"|準優勝
|1990年4月
|名古屋
|ハード
|{{flagicon|JPN}} [[太田茂 (テニス)|太田茂]]
|{{flagicon|SWE}} Johan Carlsson / {{flagicon|NZL}} David Lewis
|5-7, 2-6
|- bgcolor="moccasin"
|bgcolor="#98FB98"|優勝
|1993年12月
|香港
|ハード
|{{flagicon|USA}} Tommy Ho
|{{flagicon|GER}} Dirk Dier / {{flagicon|GER}} Alexander Mronz
|2-3 RET
|}

== 通算成績 ==
===グランドスラム===
{{Performance key}}
{| class="wikitable"
|-
!大会
!1987
!1988
!1989
!1990
!1991
!1992
!1993
!1994
!1995
!1996
!1997
!通算成績
|-
| colspan="20" | '''シングルス'''
|-
|style="background:#EFEFEF;"|[[全豪オープン]]
|align="center" |Q1
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1988年全豪オープン|1R]]
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1989年全豪オープン|2R]]
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1990年全豪オープン|1R]]
|align="center" |A
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1992年全豪オープン|1R]]
|align="center" |A
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1994年全豪オープン|1R]]
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1995年全豪オープン|1R]]
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1996年全豪オープン|1R]]
|align="center" |Q3
|align="center" style="background:#EFEFEF;"|1–7
|-
|style="background:#EFEFEF;"|[[全仏オープン]]
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1991年全仏オープン|1R]]
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1992年全仏オープン|2R]]
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1993年全仏オープン|2R]]
|align="center" |A
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1995年全仏オープン|1R]]
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1996年全仏オープン|1R]]
|align="center" |A
|align="center" style="background:#EFEFEF;"|2–5
|-
|style="background:#EFEFEF;"|[[ウィンブルドン選手権|ウィンブルドン]]
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1990年ウィンブルドン選手権|2R]]
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1991年ウィンブルドン選手権|1R]]
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1992年ウィンブルドン選手権|2R]]
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1993年ウィンブルドン選手権|1R]]
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1994年ウィンブルドン選手権|1R]]
|align="center" style="background:#ffebcd;"|[[1995年ウィンブルドン選手権男子シングルス|QF]]
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1996年ウィンブルドン選手権|2R]]
|align="center" |Q1
| style="text-align:center; background:#efefef;"|7–7
|-
|style="background:#EFEFEF;"|[[全米オープン (テニス)|全米オープン]]
|align="center" |A
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1988年全米オープン (テニス)|2R]]
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1989年全米オープン (テニス)|1R]]
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1990年全米オープン (テニス)|2R]]
|align="center" |A
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1992年全米オープン (テニス)|1R]]
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1993年全米オープン (テニス)|2R]]
|align="center" |Q2
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1995年全米オープン (テニス)|1R]]
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1996年全米オープン (テニス)|1R]]
|align="center" |A
|align="center" style="background:#EFEFEF;"|3–7
|-bgcolor="#efefef"
|align="left"|年度末ランキング<ref>{{Cite web|url=http://www.atpworldtour.com/Rankings/Singles.aspx?d=28.12.1987&r=201&c=#|title=Tennis - ATP World Tour - Singles Rankings|publisher=[[男子プロテニス協会|ATP]]|language=英語|accessdate=2013-06-07}}</ref>
|align="center"|260
|align="center"|82
|align="center"|181
|align="center"|144
|align="center"|67
|align="center"|64
|align="center"|134
|align="center"|125
|align="center"|57
|align="center"|146
|align="center"|523
|align="center"|13-26
|-
| colspan="20" | '''ダブルス'''
|-
|style="background:#EFEFEF;"|[[全豪オープン]]
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1989年全豪オープン|1R]]
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" style="background:#EFEFEF;"|0–1
|-
|style="background:#EFEFEF;"|[[全仏オープン]]
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" style="background:#EFEFEF;"|0–0
|-
|style="background:#EFEFEF;"|[[ウィンブルドン選手権|ウィンブルドン]]
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" style="background:#EFEFEF;"|0–0
|-
|style="background:#EFEFEF;"|[[全米オープン (テニス)|全米オープン]]
|align="center" |A
|align="center" style="background:#afeeee;"|[[1988年全米オープン (テニス)|1R]]
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" |A
|align="center" style="background:#EFEFEF;"|0-1
|-bgcolor="#efefef"
|align="center"|年度末ランキング<ref>{{Cite web|url=http://www.atpworldtour.com/Rankings/Doubles.aspx?d=28.12.1987&r=501&c=#|title=Tennis - ATP World Tour - Singles Rankings|publisher=[[男子プロテニス協会|ATP]]|language=英語|accessdate=2013-06-07}}</ref>
|align="center"|502
|align="center"|178
|align="center"|263
|align="center"|493
|align="center"|298
|align="center"|1043T
|align="center"|227
|align="center"|226
|align="center"|171
|align="center"|1262T
|align="center"|733
|align="center" |0-2
|}

===シングルストップ10勝利===
{| class="sortable wikitable" style="font-size:89%"
!width=20|No.
!width=210|対戦相手
!width=20|ランク
!width=230|大会
!width=80|サーフェス
!width=80|ラウンド
!width=180|スコア
|-
|1.
|{{flagicon|TCH}} [[ミロスラフ・メチージュ]]
|bgcolor="#EEE8AA"|7
|1988年[[サントリー・ジャパン・オープン]]
|bgcolor="#ccccff"|ハード
|bgcolor="#afeeee"|3回戦
|7-6, 6-3
|-
|2.
|{{flagicon|USA}} [[ピート・サンプラス]]
|bgcolor="#EEE8AA"|9
|bgcolor="#dfe2e9"|1991年[[ナショナル・バンク・オープン|カナダ・マスターズ]]
|bgcolor="#ccccff"|ハード
|bgcolor="#afeeee"|3回戦
|2-6, 6-4, 7-6<sup>(10-8)</sup>
|-
|3.
|{{flagicon|CRO}} [[ゴラン・イワニセビッチ]]
|bgcolor="#EEE8AA"|9
|1992年[[クイーンズ・クラブ選手権]]
|bgcolor="#CCFFCC"|芝
|bgcolor="#afeeee"|3回戦
|6-4, 6-3
|-
|4.
|{{flagicon|SWE}} [[ステファン・エドベリ]]
|bgcolor="#D8BFD8"|2
|1992年[[クイーンズ・クラブ選手権]]
|bgcolor="#CCFFCC"|芝
|bgcolor="yellow"|準決勝
|1-6, 7-6<sup>(8-6)</sup>, 10-8
|-
|5.
|{{flagicon|CRO}} [[ゴラン・イワニセビッチ]]
|bgcolor="#EEE8AA"|10
|1995年[[クレムリン・カップ]]
|bgcolor="#ccccff"|ハード
|bgcolor="#afeeee"|1回戦
|7-6<sup>(7-5)</sup>, 6-4
|}

== 引退とその後（1998年〜） ==
[[1998年]]2月に元[[テレビ東京]][[アナウンサー]]の[[田口惠美子]]と結婚し、程なくして30歳という若さで現役を引退した。引退会見では、引退という言葉は使わず「卒業」という表現にこだわった<ref>{{Cite web|和書|date=2011-10-22|url=https://web.archive.org/web/20111023060001/http://sankei.jp.msn.com/life/news/111022/bdy11102207000000-n2.htm|title=（４１）スポーツキャスターの松岡修造さん　「引退」とは終焉ではない|publisher=msn産経ニュース|accessdate=2013-01-10}}</ref>。「これは終わりではなく新しい修造の始まり。」と語り、彼自身が嫌う「限界」や「無理」という言葉は会見でついに最後まで発しなかった。後に[[中田英寿]]の引退の際の報道ステーションの席で松岡は「負けても全然悔しいと思わなくなった自分に気が付いてしまった」と引退の理由を語った。

その後は[[ジャパン・オープン・テニス選手権]]のトーナメントアドバイザーとして大会運営に携わる他、後継者育成のための指導を行っている。またスポーツコメンテーターとしても活動しており、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]の『[[スポーツMAX]]』（2004年3月まで放送、月曜日）に出演。[[テレビ朝日]]等の[[1998年長野オリンピック]]や[[2002年ソルトレークシティオリンピック]]、[[2004年アテネオリンピック|アテネオリンピック]]といった国際スポーツ大会の解説にも参加した。

[[フジテレビジョン|フジテレビ]]の『[[くいしん坊!万才]]』のレポーター、2004年4月からはテレビ朝日の『[[報道ステーション]]』でもスポーツキャスターを務めている。また、たびたび[[TBSテレビ|TBS]]の『[[さんまのSUPERからくりTV]]』にも出演し、同番組内で[[明石家さんま]]と対決。現役テニス選手時代と少しも変わらない熱血ぶりを、テレビ解説を含む引退後の仕事でも披露している。

その好感度からイメージキャラクターとしての人気が際立って高く、[[2008年]]のCM起用ランキングでは[[木村拓哉]]と並ぶ男性1位（10社）であった（ニホンモニター調べ）<ref>[https://www.n-monitor.co.jp/2008/12/22/542 2008年間起用ＣＭ社数ランキング]ニホンモニター 2008年12月22日 2024年7月28日閲覧</ref><ref>[https://www.itmedia.co.jp/makoto/articles/0812/24/news034.html 2008年のCMキング・女王はアノ人たち] ITmedia ビジネスオンライン 堀内彰宏，Business Media 誠 2008年12月24日 2024年7月28日閲覧</ref>。[[週刊文春]]の「スポーツキャスター、解説者 こいつが出るとTVを消したくなるランキング」（2009年8月6日号）で1位になった<ref>[https://www.jprime.jp/articles/-/5778?display=b#goog_rewarded 松岡修造 日めくりカレンダーが大ヒットした本当の理由] 週刊女性PRIME 2015年1月21日 2024年7月28日閲覧</ref>。その一方で、[[オリコン]]の「好きなスポーツキャスター・コメンテーターランキング」では2008年、2009年と連続で1位を獲得している<ref>[https://life.oricon.co.jp/news/58869/ 好きなスポーツキャスターランキング、2位に「舞の海」] ライフニュース 2008年10月10日 2024年7月28日閲覧</ref>
<ref>[https://life.oricon.co.jp/news/69693/ 好きなスポーツ選手、イチローと浅田真央が揃って首位返り咲き] ライフニュース 2009年10月12日 2024年7月28日閲覧</ref>。

テニス指導者としては、厳しい側面があり、テニスを1日指導するイベントなどで、ふがいないプレーをしている子供を叱りつける場面もある。[[2012年]]3月、[[日本テニス協会]]強化副本部長に就任。若手育成にも力を入れており、[[日本テニス協会|JTA]]強化本部及びジュニア育成本部との共催で、毎年10数名の男子有望トップジュニアを対象に「修造チャレンジ」と題した強化合宿を開催している。歴代の合宿生からは[[錦織圭]]、[[伊藤竜馬]]、[[三橋淳 (テニス選手)|三橋淳]]等の後に日本トップレベルに成長した選手を輩出している。

== エピソード ==
{{存命人物の出典明記|date=2014年8月|section=1}}
{{雑多な内容の箇条書き|section=1|date=2014年8月}}
* 自身のキャラについて、天然ではなく計算した上でやっていると述べている<ref>週刊朝日 2001年8月3日号 [[ナンシー関]]の小耳にはさもう</ref>。[[2014年ソチオリンピック]]では、カメラが回っていない時に口数が減り目が死んでいる様子を周囲に晒してしまうなど、長期のロケによる疲労感を露にし周囲を心配させたが、カメラの前ではいつもの熱いキャラを演じた<ref>[https://www.news-postseven.com/archives/20140221_242362.html?DETAIL ソチの松岡修造　カメラが止まると目が完全に死んでいる説]</ref>。
* 2001年9月10日に『くいしん坊!万才』の収録でニューヨークでの撮影の合間に[[ワールドトレードセンター (ニューヨーク)|ワールドトレードセンター]]の屋上に訪問するが、翌日には[[アメリカ同時多発テロ事件]]によりビルが倒壊している。松岡は事件当日は[[ロングアイランド]]に滞在しており難を逃れている<ref>{{Wayback |url=http://www.zakzak.co.jp/geino/n-2001_09/g2001091304.html |date=20011006161002 |title=くいしん坊・松岡テロ現場で危機一髪}}</ref>。
* 茶目っ気が豊富で、オフィシャルサイトで公開されている番組収録の合間に撮影されたプライベート映像が「応援メッセージ」と題して公開されており、松岡の人生観や信条に則った応援メッセージ、その他ユニークなパフォーマンスの数々を見ることが出来る。またこれらコンテンツはユーザーが様々な版権曲などに合わせて編集加工した動画（[[MADムービー]]）がインターネット上の[[動画サイト]]などに多数制作・投稿されており、一種の[[インターネットミーム]]となっている。この事に対し本人は、「怒るとかそういうことよりも、ホント、よくできているな、と思って見ている。こんなに一所懸命に作ってくれて逆に感謝したいくらいだ」と好意的な発言をしている<ref>テニスマガジン12月号, SHUZO Magazin 第72回 105頁上段 「こんなあなたに…」を素材にした動画について</ref><ref>[https://www.j-cast.com/2009/10/26052562.html 松岡修造の「熱い」MAD動画　「元気もらえる」とネットで人気] - J-CASTニュース、2009年10月26日。</ref>。ネット上でのあだ名は「炎の妖精」で、質の良い作品は「松岡天満宮」と呼ばれる。
* 「熱い人間」としての逸話の一つとして、例えば2016年9月の[[デビスカップ]]ワールドグループ・プレーオフ、[[デビスカップ日本代表|日本]]対[[デビスカップウクライナ代表|ウクライナ]]の試合にて、あいにくの雨で予定時間になっても試合開始ができないことを踏まえて、傘をさしながら試合開始を待った観客を慮ってか、突如、一人でセンターコートに登場して、75分間もの間「即席トークショー」を開催した（試合はその後、無事開催された。なおこの際、松岡が「ボクは打ち合わせをやらない人間」と述べた一幕があったとのこと）<ref>{{cite news|author = |url = https://web.archive.org/web/20160918160207/http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/594549/|title =松岡修造が神対応　雨で試合開始遅れるも「臨時トークショー」開催|newspaper = 東スポWeb|publisher = |date=2016-09-18|accessdate=2016-09-18}}</ref>。
* テニス解説者としては、選手目線に立った解説が特徴である一方で、日本人選手の試合では、選手以上に試合に感情移入することも少なくなく、例えば、[[2016年全米オープン男子シングルス|2016年全米オープン]]の準々決勝[[錦織圭]]対[[アンディ・マリー]]の試合では、試合終了直後に放心状態になったり、「私も、日本のみなさんも勝った瞬間、感極まって、まるで優勝したような気分になっている」等のコメントをしている<ref>{{cite news|author = |url = https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/09/08/kiji/K20160908013317670.html|title =松岡修造氏、愛弟子“金星”に放心状態「ただ一人冷静なのが錦織圭」|newspaper = スポニチアネックス|publisher = |date=2016-09-08|accessdate=2016-09-18}}</ref>。
* 自著において高校に入った時は165cm程度しかなかったことを告白し、身長で結果が決まるのならコートの上で身体測定をすればいいと述べている。
* 彼のメンタルを強めるのに一役買ったのは、心身統一法を広めた思想家・中村天風だった。天風に出会ってから、ほぼすべての著書を読み、講演テープも聞いたという。なかでも強く実践しているのは「絶対積極」というもの。たとえば、病も気から、痛みも気の持ちようで感じなくなるんじゃないかと思った松岡は、歯の治療を麻酔なしでやってみたと語っている<ref>週刊現代2015年2月7日号より</ref>。
* 自身が出演する[[テレビ朝日]]『[[報道ステーション]]』の初代メインキャスター・[[古舘伊知郎]]が降板を表明した際、古舘に毛筆の手紙を送り、冒頭に（古舘の降板が）絶対に納得がいかないと書いたが、最後の方に小さくこれからも『報道ステーション』を頑張っていきますと書いたという<ref>[https://web.archive.org/web/20161031212044/http://tvtopic.goo.ne.jp/kansai/program/ktv/25613/504057/],goo</ref>。
* ＣＭに出演するコナカを出先で見つけると必ず店長に挨拶するという。

=== マンガ・エースをねらえ!との関係 ===
松岡は[[山本鈴美香]]の漫画『[[エースをねらえ!]]』を自分のメンターのような存在だとしている。「この本に出会わなければ、今の自分はなかった」と言い切ってもいる<ref name="mainichi">[https://mainichi.jp/articles/20191129/dde/007/040/030000c ｆｏｒ　ＴＯＫＹＯ　２０２０／５　「エースをねらえ！」７３～８０年　「指導者」役、いつも傍らに] 毎日新聞 2019年11月29日 2024年7月28日閲覧</ref>。国内遠征の間はいつも全18巻を荷物に入れて愛読し<ref name="mainichi" />、海外遠征の間はいつも何冊かチョイスして<ref name="mainichi" />、あるいは全ての巻を荷物に入れた<ref name="seidoku">[http://seidoku.shueisha.co.jp/matuoka.html マンガから学んだテニスの真髄] 青春と読書（集英社） 松岡修造  2024年7月28日閲覧</ref>。試合中にもコートチェンジの間に開くことがあり<ref name="mainichi" />、ウィンブルドンのセンターコートにも持ち込んでいる。『[[テニスの王子様]]』がブームになり、キャラクターをまねてテニススクールに入る子供が増えたことに対しては、必ずしも悪いことばかりではない、テニスは正しいフォームを真似することから始まるからだ、と松岡はエッセイでつづっている<ref name="seidoku" />。

[[2004年]]1月〜3月に『[[エースをねらえ!]]』が[[実写]]ドラマになった時は、出演者のテニス監修を担当。番組の最終回には、実況解説者として出演を果たしている<ref>[https://www.excite.co.jp/news/article/E1497582194430/ 過去に展開された上戸彩の「スポ根路線」] exciteニュース こじへい 2017年06月21日 2024年7月28日閲覧</ref>。

=== 天候との関係 ===
{{quotebox|僕が元気で天候がよくなるなら<br />元気でい続けたいと思いますけれど、<br />天候によってつらい思いをする人もいるので、<br />コメントは控えさせてもらいたい|2015年4月<br />「日めくり まいにち、修造」のイベントにて<ref>[https://mantan-web.jp/article/20150411dog00m200034000c.html 松岡修造：体調不良で異常気象？　「責任が強すぎる……」] 2015年4月11日 MANTANWEB編集部
2024年7月27日閲覧</ref>}}
彼が海外へ行くと現地が晴れるかわりに日本の天気が崩れるというジンクスがある。実際に[[2014年ソチオリンピック]]に取材に行ったときには、日本は大雪（山梨県が孤立するなどの大きな影響）だったが現地は雪が解けるどころか海水浴ができるほどの気温になったり、同年4月にも出国したため日本は桜が満開なのに雪が積もることがあった<ref name="松岡修造伝説再び…リオが猛暑に　例年平均大幅上回る３０度超">{{cite news|author = |url = https://www.daily.co.jp/gossip/2016/08/11/0009377935.shtml|title =松岡修造“伝説”再び…リオが猛暑に　例年平均大幅上回る３０度超|newspaper = デイリースポーツ|publisher = |date=2016-08-11|accessdate=2016-09-18}}</ref>。また、[[2016年リオデジャネイロオリンピック]]でも、松岡の滞在中のリオデジャネイロの気温が、例年を大幅に上回る猛暑になったという報道がある<ref name="松岡修造伝説再び…リオが猛暑に　例年平均大幅上回る３０度超"/>。

松岡側は天気をネタにすることにNGを出している。複数のイベントで天気のネタを持ち出された際に、松岡本人から「世界では天候による残念なニュースもある。それに関してはコメントを差し控えています」と説明し、併せてスタッフからも、本人が「大変困惑して心を痛めている」「できればネタにしないでやってほしい」と要請した<ref>[https://cyzowoman.jp/2015/04/post_15804_1.html 松岡修造、“天気ネタ”質問 NGに！　記者の心の雲を晴らした生真面目すぎる“修造節”] サイゾーウーマン 2015年4月26日 2024年7月27日閲覧</ref>。

== 家系・家族 ==
松岡家は元々[[摂津国]][[有馬郡]][[塩瀬村 (兵庫県)|塩瀬村]]（現・[[兵庫県]][[西宮市]]塩瀬町）において地域の門閥家であったとされる一族で、松岡の同名の高祖父にあたる[[松岡修造 (実業家)|松岡修造]]が大阪で実業家として成功を収めた事で財を成した<ref>{{Cite web|和書|url={{NDLDC|910197/17}}|title=近代デジタルライブラリー - 現代有馬郡人物史14~15頁|publisher=三丹新報社|language=日本語|accessdate=2013-06-09}}</ref>。修造の養子で家督を継いだ息子・[[松岡潤吉]]は修造と共に設立した松岡汽船等、父の遺した企業の経営を続けながら[[呉羽紡績]]（現：[[東洋紡]]）の設立等にも携わり<ref>{{Cite web|和書|url={{新聞記事文庫|url|0100121768|title=呉羽紡績創立|oldmeta=00233000}}|title=神戸大学 電子図書館システム --一次情報表示--呉羽紡績創立|publisher=[[大阪朝日新聞]]|language=日本語|date=1929-05-22|accessdate=2013-06-09}}</ref>、1933年には兵庫県で第5位の資産家になるまでの財力を築いた<ref name="広瀬、p.159">[[#広瀬(2008)|広瀬]]、p.159</ref>。更に潤吉はこの財力を背景に兵庫県選出の多額納税者議員として[[貴族院 (日本)|貴族院]]議員を務めて<ref>{{Cite web|和書|url={{新聞記事文庫|url|0100315213|title=改革俎上の貴族院 (上)|oldmeta=10122960}}|title=神戸大学 電子図書館システム --一次情報表示--改革俎上の貴族院 (上)|publisher=[[中外商業新報]]|language=日本語|date=1937-07-06|accessdate=2013-06-09}}</ref>、また自身の娘が[[小林一三]]の次男・[[松岡辰郎|辰郎]]と結婚して、辰郎を婿養子として松岡家に迎え入れることで関西財界の有力一族であった小林家と縁戚関係をむすんだ<ref name="広瀬、p.159"/>。また、辰郎の娘が一三の三男・[[小林米三|米三]]の養女に迎えられたことで両家の関係は更に緊密なものとなり<ref name="広瀬、p.159"/>、同家も小林家を中心とした[[阪急東宝グループ]]（現・[[阪急阪神東宝グループ]]）に組み込まれて、関西財界の名門一族になった。

現在は[[東宝東和]]株式会社で代表取締役会長と[[東宝]]株式会社で代表取締役社長を務める1歳年上の実兄・宏泰は、[[慶應義塾大学]]時代に慶應義塾體育會庭球部で主将を務めて、全日本大学選手権などに出場。テニス専門誌などにもしばしば登場するほどの名選手だった。先述されているように修造自身も、「兄のほうがよっぽど（テニスの）素質があった」「もしテニスを続けていたなら、間違いなく名を遺したと思う」と認めている。

* 高祖父：[[松岡修造 (実業家)|松岡修造]]（実業家:松岡汽船{{refnest|group="注"|平成元年に[[大阪商船三井船舶]]と合併<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.mol.co.jp/molgroup/molox/img/history.pdf|title=商船三井オーシャンエキスパート株式会社 会社沿革|publisher=[[商船三井]]|language=日本語|accessdate=2013-06-09}}</ref>。}}創業者）
* 曾祖父：[[松岡潤吉]]（実業家/政治家:松岡汽船創業者社長、元[[貴族院 (日本)|貴族院]]議員）
* 曾祖父：[[小林一三]]（実業家/政治家：[[阪急東宝グループ]]創業者）
* 曾祖叔父：[[田邊七六]]（政治家：元[[衆議院議員]]）
* 曾祖叔父：[[田邊宗英]]（実業家：第4代[[後楽園球場|後楽園スタヂアム]]社長）
* 祖父: [[松岡辰郎]]（実業家：元松岡汽船社長、第9代[[東宝]]社長）
* 叔祖父: [[小林米三]]（実業家：元[[阪急電鉄]]社長）
* 従祖叔父：[[田邊圀男]]（政治家：第31代[[総理府総務長官]]、第12代[[沖縄開発庁長官]]、第3代[[山梨県知事一覧|山梨県知事]]）
* 父：[[松岡功]]（テニス選手/実業家：元[[デビスカップ日本代表]]、第11代東宝社長）
* 母：[[千波静]]（元[[宝塚歌劇団]][[雪組 (宝塚歌劇)|雪組]]男役）
* 妻：[[田口惠美子|田口恵美子]]（[[アナウンサー]]）
* 長女：[[稀惺かずと]]（宝塚歌劇団[[星組 (宝塚歌劇)|星組]]男役）
* 姉：辻敏子（旧姓：松岡）
* 兄：[[松岡宏泰]]（実業家：[[東宝東和]]取締役会長、[[東宝]]代表取締役社長）
* 義兄：[[辻芳樹]]（[[辻調理師専門学校]]校長）
* 甥：[[辻雄康]]（姉・敏子と義兄・辻芳樹の長男）
* 義伯父：[[三村庸平]]（実業家：元[[三菱商事]]社長・会長）
* 義伯父：三村亮平（実業家：[[阪急不動産]]副社長）
* 義伯父：[[小林公平]]（実業家：元阪急電鉄社長・会長）
* 従叔父：[[鳥井信一郎]]（実業家：元[[サントリー]]社長・会長）
* 従兄：[[小林公一]]（実業家：[[阪急阪神ホールディングス]]取締役、宝塚歌劇団理事長）
* 従妹：[[田中里衣]]（元宝塚歌劇団[[花組 (宝塚歌劇)|花組]]男役。母の妹・[[宝塚歌劇団48期生|千波薫]]の子）

== 著書 ==
* セカンド・ドリーム―もうひとつのセンター・コート（1998年4月、[[集英社]]） ISBN 978-4087831047
* 「本気」の言葉―思い通りにいかない時こそ!（2002年4月、[[祥伝社]]） ISBN 978-4396611484
* テニスの王子様勝利学（2003年3月、[[集英社インターナショナル]]） ISBN 978-4797670639
** 同・文庫版（2019年8月、集英社）ISBN 978-4087440164
* Stay Gold―フィギュアスケート編‐松岡修造のがんばれニッポン!（2003年3月、ナナコーポレートコミュニケーション） ISBN 978-4901491136
* Stay Gold 水泳編（2003年6月 ナナコーポレートコミュニケーション） ISBN 978-4901491150
* 僕はこう思うんだ（2004年10月 [[双葉社]]） ISBN 978-4575297232
* 松岡修造のカッコいい大人になるための7つの約束（2005年7月 [[学研ホールディングス|学習研究社]]） ISBN 978-4052022975
* 叱ってほめて抱きしめろ!―こうすれば子どもは変わる（2006年4月 学習研究社） ISBN 978-4054026391
* 熱血お悩み応援団 松岡修造のエネル言―2700人の子供の悩み答えます!（2006年4月 [[小学館]]） ISBN 978-4092535480
* 人生の黒板（[[義家弘介]]共著、2007年8月 [[アスキー (企業)|アスキー]]） ISBN 978-4756149831
* 本気になればすべてが変わる―生きる技術をみがく70のヒント（2009年3月 [[文藝春秋]]） ISBN 978-4163712109
* ドントウォーリー!ビーハッピー!!―松岡修造の生き方コーチング（2010年10月 [[光文社]]） ISBN 978-4334976309
* 松岡修造の人生を強く生きる83の言葉（2011年6月 [[アスコム (出版社)|アスコム]]） ISBN 978-4776206774
* 人生を変える修造思考!（2012年4月 [[アスコム (出版社)|アスコム]]） ISBN 978-4776207207
* 14歳の世渡り術 大丈夫!キミならできる! - 松岡修造の熱血応援メッセージ（2012年8月 [[河出書房新社]]） ISBN 978-4309414614
** 同・文庫版「大丈夫!キミならできる! - 松岡修造の熱血応援メッセージ」（2016年7月）ISBN 978-4309616759
* 挫折を愛する（2012年12月 [[角川書店]]） ISBN 978-4041103685
* 応援する力（2013年12月 [[朝日新書]]） ISBN 978-4022735386
* 伝わる!修造トーク 一瞬で心をつかむ「話し方」60のルール（2014年5月 [[飛鳥新社]]）ISBN 978-4864103176
** 同・文庫版（2015年12月）ISBN 978-4864104470
* 日めくり まいにち、修造!（2014年9月 [[PHP研究所]]）ISBN 978-4569820781
* ワールドテニスファンブック（2015年1月 [[宝島社]]）ISBN 978-4800235367（監修）
* 解くだけで人生が変わる!修造ドリル（2015年4月 アスコム）ISBN 978-4776208761
* 錦織圭 限界を突破する瞬間（2015年6月 [[角川学芸出版|KADOKAWA 角川学芸出版]]）ISBN 978-4046213396（解説）
* 修造本気塾—スポーツで子どもは変わる！!（2015年7月 双葉社）ISBN 978-4575309058
* 日めくり ほめくり、修造!（2015年9月 PHP研究所）ISBN 978-4569826448
* 修造パワーダイアリー（2015年11月 PHP研究所）ISBN 978-4569827148
* 修造かるた!（2015年11月 PHP研究所）ISBN 978-4569827162
* 修造アンサー!! こまったきみの、なやみ解決（2016年12月 [[学研プラス]]）ISBN 978-4052043925
* たった一度きりの人生をマックスに! ポジティブ会議 （[[茂木健一郎]]共著、2017年5月 アスコム）ISBN 978-4776209386
* 修造日めくり まいにち、テニス!（2017年8月 PHP研究所）ISBN 978-4569836591
* 修造部長 もし松岡修造があなたの上司になったら（2017年10月 宝島社）ISBN 978-4800267412（監修）
* 弱さをさらけだす勇気（2018年6月 講談社）ISBN 978-4065115619
* 日めくり まいにち、新・修造！（2019年9月 PHP研究所）ISBN 978-4569843636
* ネガティブが人を強くする！ 修造流 脳内変換術（2020年4月 集英社）ISBN 978-4087900033
* 「弱さ」を「強さ」に変える ポジティブラーニング（2020年11月 文藝春秋）ISBN 978-4163912844
* 人生が変わる！東京五輪を1000%楽しむ本（2021年7月 宝島社）ISBN 978-4299004086
* 「プレッシャー」が「よっしゃー」に変わる！ 修造流・逆転の発想法（2021年8月 PHP研究所）ISBN 978-4569880075
* 修造日めくり まいにち、つながろう（2021年9月 PHP研究所）ISBN 978-4569850207
* 教えて、修造先生！心が軽くなる87のことば（2022年6月 集英社）ISBN 978-4087444032

=== 教則本 ===
* 松岡修造テニス入門（[[大陸書房]]）（VHS）
*# グラウンド&ストローク編（1989年7月）ISBN 978-4803324242
*# サービス&リターン編（1989年11月）ISBN 978-4803324259
*# アプローチ&ネット編（1989年11月）ISBN 978-4803324266
*# オリジナル・トレーニングとスーパーショット編（1989年11月）ISBN 978-4803324273
* 松岡修造 テニス&セータースケッチ―初めてさんでも編める編み方レッスン（1989年8月 [[雄鶏社]]） ISBN 978-4277131216
* NHK[[趣味悠々]] 松岡修造とLet's Enjoy Tennis―キーワードで夢をひらく（1998年6月 [[日本放送出版協会]]） ISBN 978-4141882589
* テニス（Jスポーツシリーズ）（2001年4月 [[旺文社]]） ISBN 978-4010718377
* DVDで超速マスター テニス上達テクニック（2007年1月 成美堂出版） ISBN 978-4415039787
* 松岡修造の楽しいテニス（[[汐文社]]）
*# テニス大好き!（2007年5月） ISBN 978-4811381954
*# 熱血テニス楽しく上達!（2007年9月） ISBN 978-4811381961
*# 勝つ!ためのテニスと方法（2007年10月） ISBN 978-4811381978
** 松岡修造の楽しいテニス（2008年2月） ISBN 978-4811382463 上記3冊を全3巻セットの単行本として再版した物
* 修造テニササイズ with! 君ならできる! Let'sエクササイズ（2018年3月 [[角川マガジンズ|KADOKAWA 角川マガジンズ]]）ISBN 978-4048961158（DVD付）
* 世界にチャレンジ！ キミにもできる！キミでもできる！ SHUZO Challenge（修造チャレンジスタッフ共著、日本テニス協会協力、2021年4月 ベースボールマガジン社）ISBN 978-4583113371

=== その他 ===
* 松岡修造―九一九日の闘い（塚越亘著、1998年4月、[[ベースボールマガジン社]]） ISBN 978-4583034997

=== 雑誌連載 ===
* 修造マガジン（テニスマガジン）

== 出演 ==
=== バラエティ番組 ===
<!-- 単発のゲスト出演は不要。レギュラー番組と冠番組のみ記述をお願いします。「プロジェクト:芸能人」参照 -->
* [[スポーツMAX]]（1998年10月 - 2004年3月、[[日本テレビ]]）
* [[くいしん坊!万才]]（2000年1月10日 - 、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]）
* [[スポコン!]]（2000年4月 - 2000年9月、[[テレビ朝日]]）
* [[修造学園〜学校では教えてくれない授業〜]]（2004年12月31日 - 、テレビ朝日）
* 修造&長島が日本縦断!天才アスリート家庭訪問（2005年5月1日、テレビ朝日）
* [[からだであそぼ]]（2007年4月 - 2009年3月、[[NHK教育テレビジョン|NHK教育テレビ]]） - コーナーレギュラー。それ以前にも、テニス指導者として番組出演経験あり。
** あさだ!からだ!（2009年4月 - 2010年3月、NHK教育テレビ） - 同上
* [[松岡修造の情熱チャージ 熱血!ホンキ応援団]]（2009年11月7日 - 2010年8月21日、テレビ朝日）
* チキュウノハテ〜星降る砂漠と幻の花園・南米大陸へ〜（2014年1月25日、[[CBCテレビ|中部日本放送]]制作、TBS系列） - MC

=== スポーツ番組 ===
* [[2001年世界水泳選手権|福岡世界水泳]]（2001年、2023年。テレビ朝日） - MC
* [[2004年アテネオリンピック|アテネオリンピック]]（2004年、テレビ朝日）- メインキャスター
* [[2006年トリノオリンピック|トリノオリンピック]]（2006年、テレビ朝日）- メインキャスター
* [[2008年北京オリンピック|北京オリンピック]]（2008年、テレビ朝日）- メインキャスター
* [[2010年バンクーバーオリンピック|バンクーバーオリンピック]]（2010年、テレビ朝日）- メインキャスター
* [[2012年ロンドンオリンピック|ロンドンオリンピック]]（2012年、テレビ朝日）- メインキャスター
* [[2014年ソチオリンピック|ソチオリンピック]]（2014年、テレビ朝日）- メインキャスター
* [[世界フィギュアスケート国別対抗戦]]（2015年4月16日 - 19日、テレビ朝日）
* [[テニス太郎]]（2016年4月16日 - 、[[WOWOW]]） - 「修造テニササイズ」コーナー担当 <ref>{{cite news|url=https://mantan-web.jp/article/20160418dog00m200020000c.html|title=テニス太郎：番組リニューアルで松岡修造の新コーナーなどスタート　季葉が公式サポーターに|newspaper=MANTANWEB|date=2016-04-18|accessdate=2016-04-20}}</ref>
* [[2016年リオデジャネイロオリンピック|リオデジャネイロオリンピック]]（2016年、テレビ朝日） - メインキャスター <ref>{{Cite news|url=https://www.oricon.co.jp/news/2074454/full/|title=松岡修造&寺川綾、テレビ朝日リオ五輪キャスター「その先には東京がある」|newspaper=ORICON STYLE|date=2016-07-02|accessdate=2016-07-04}}</ref>
* [[2018年平昌オリンピック|平昌オリンピック]]（2018年、テレビ朝日） - メインキャスター
* [[2020年東京オリンピック|東京オリンピック]]（2021年、テレビ朝日） - メインキャスター
* [[世界体操競技選手権|世界体操・世界新体操2021]]（2021年10月21日 - 10月31日、テレビ朝日）‐メインキャスター
* [[2022年北京オリンピック|北京オリンピック]]（2022年、テレビ朝日） - メインキャスター

=== 報道・情報番組 ===
* [[報道ステーション]]（2004年4月5日 - 、テレビ朝日） - スポーツキャスター
* [[TOKYO応援宣言]]（2015年4月5日 - 2016年12月25日、テレビ朝日） - 応援ナビゲーター
* [[サンデーLIVE!!]]（2018年4月1日 - 、テレビ朝日・[[朝日放送テレビ]]・[[名古屋テレビ放送|メ〜テレ]]共同制作） - 「TOKYO応援宣言」応援ナビゲーター
*[[シリタカ!]]（2021年10月20日、2023年5月3日 [[九州朝日放送]]）-ゲスト出演（北九州市で開催予定の世界体操、世界新体操（2021年）及び世界水泳福岡（2023年7月14日〜30日開催）のPRの為）

=== テレビドラマ ===
* [[エースをねらえ!]] 第9話（2004年3月11日、テレビ朝日） - 解説者（本人） 役 ※この他、全話においてテニス監修を担当した。
* [[陸王 (小説)#テレビドラマ|陸王]] 第7話 - 最終話（2017年12月3日 - 12月24日、TBS）- 御園丈治 役<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2101196/full/|title=松岡修造、『陸王』でドラマ初レギュラー「自分を変える覚悟はある」|work=ORICON NEWS|date=2017-11-26|accessdate=2017-11-26}}</ref>

=== テレビアニメ ===
* [[ドラえもん (2005年のテレビアニメ)|ドラえもん]]（2013年、テレビ朝日、第2期） - [[鈴木福]]・[[鈴木夢]]と共に『[[ドラえもん のび太のひみつ道具博物館|のび太のひみつ道具博物館]]』の応援団長として出演<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2021283/full/|title=松岡修造「どこでもドアがほしい」 『映画ドラえもん』を熱烈応援|publisher=ORICON NEWS|date=2013-02-02|accessdate=2018-09-05}}</ref>
* [[クレヨンしんちゃん (アニメ)|クレヨンしんちゃん]]（2015年7月31日、テレビ朝日） - 本人 役<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2055673/full/|title=松岡修造、アニメ声優デビュー 『クレヨンしんちゃん』との共通点とは?|publisher=[[オリコン|ORICON]]|date=2015-07-09|accessdate=2015-07-09}}</ref>

=== CM ===
* [[富士ゼロックス]]（1988年、1993年）
* [[三井住友カード|住友VISAカード]]
* [[大塚化学]]「[[ボンカレー|ボンカレー・グー]]」（1996年） - [[桜井幸子]]と共演。
* [[ミズノ]]「ブレス・サーモ」（2000年）
* [[コナカ]]（2001年<ref name="ORI0104">{{Cite web|和書|url=http://www.oricon.co.jp/prof/artist/1005901/profile/history/p/5/r/|title=松岡修造のヒストリー|publisher=[[オリコン]]|language=日本語|accessdate=2013-06-09|archiveurl=https://archive.is/H0S2L|archivedate=2013-08-07}}</ref> - ）2008年からは同社のイメージキャラクターも務める<ref>[http://www.konaka.co.jp/company/character.html イメージキャラクター  会社情報  株式会社コナカ] - 2015年11月22日閲覧。</ref>。
* [[アクサ損害保険]]「アクサダイレクト」（2001年<ref name="ORI0110">{{Cite web|和書|url=http://www.oricon.co.jp/prof/artist/1005901/profile/history/p/9/r/|title=松岡修造のヒストリー|publisher=[[オリコン]]|language=日本語|accessdate=2013-06-09|archiveurl=https://archive.is/weSQM|archivedate=2013-08-07}}</ref> - 2002年）
* [[生和コーポレーション]]（2002年<ref name="ORI0204">{{Cite web|和書|url=http://www.oricon.co.jp/prof/artist/1005901/profile/history/p/11/r/|title=松岡修造のヒストリー|publisher=[[オリコン]]|language=日本語|accessdate=2013-06-09|archiveurl=https://archive.is/r4eN0|archivedate=2013-08-07}}</ref> - ）
* [[キャドバリー]]「[[ホールズ]]」（2002年<ref name="ORI0210">{{Cite web|和書|url=http://www.oricon.co.jp/prof/artist/1005901/profile/history/p/13/r/|title=松岡修造のヒストリー|publisher=[[オリコン]]|language=日本語|accessdate=2013-06-09|archiveurl=https://archive.is/zFAXd|archivedate=2013-08-07}}</ref> - 2003年）
* [[キッコーマン]]（2003年<ref name="ORI0304">{{Cite web|和書|url=http://www.oricon.co.jp/prof/artist/1005901/profile/history/p/15/r/|title=松岡修造のヒストリー|publisher=[[オリコン]]|language=日本語|accessdate=2013-06-09|archiveurl=https://archive.is/FVy1n|archivedate=2013-08-07}}</ref> - 2009年<ref name="NM09">{{Cite web|和書|url=http://www.n-monitor.co.jp/pressreiease/2009/1214.html|title=石川遼 選手 ＣＭでもキング達成！〜 ２００９年タレントＣＭ起用社数ランキング発表 〜|publisher=[[ニホンモニター]]|language=日本語|date=2009-12-14|accessdate=2013-06-09}}</ref>）
* [[サンヨー食品]] [[サッポロ一番]]（2004年 - 2008年<ref name="NM08">{{Cite web|和書|url=http://www.n-monitor.co.jp/pressreiease/2008/1222.html|title=2008年間起用ＣＭ社数ランキング|publisher=[[ニホンモニター]]|language=日本語|date=2008-12-12|accessdate=2013-06-09}}</ref>）
* [[ライオン (企業)|ライオン]] （2004年<ref name="ORI0410">{{Cite web|和書|url=http://www.oricon.co.jp/prof/artist/1005901/profile/history/p/22/r/|title=松岡修造のヒストリー|publisher=[[オリコン]]|language=日本語|accessdate=2013-06-09|archiveurl=https://archive.is/zmRSR|archivedate=2013-08-07}}</ref> - 2006年）
* [[丸大食品]] （2006年<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.n-monitor.co.jp/pressreiease/2008/1222.html|title=今夏よりギフト広告を一新、 新キャラクターに松岡修造さんを起用！！|publisher=[[ニホンモニター]]|language=日本語|accessdate=2013-06-09}}</ref> - ）
* [[東京ディズニーランド]]「[[リロ&スティッチのフリフリ大騒動〜Find Stitch!〜]]」（2006年<ref name="ORI0604">{{Cite web|和書|url=http://www.oricon.co.jp/prof/artist/1005901/profile/history/p/29/r/|title=松岡修造のヒストリー|publisher=[[オリコン]]|language=日本語|accessdate=2013-06-09|archiveurl=https://archive.is/ecUAD|archivedate=2013-08-07}}</ref>）
* [[任天堂]] [[Wii]]（2006年、2007年） - [[明石家さんま]]と共演<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.famitsu.com/game/news/2007/03/12/103,1173684556,68397,0,0.html|title=あなたのWiiに明石家さんま＆松岡修造のMiiがやってくる！|publisher=[[ファミ通.com]]|language=日本語|date=2007-03-12|accessdate=2013-06-09}}</ref>。
* [[uno (化粧品)|uno]]（2007年<ref name="ORI0705">{{Cite web|和書|url=http://www.oricon.co.jp/prof/artist/1005901/profile/history/p/35/r/|title=松岡修造のヒストリー|publisher=[[オリコン]]|language=日本語|accessdate=2013-06-09|archiveurl=https://archive.is/J6c39|archivedate=2013-08-07}}</ref>）
* [[コアズ]]（2007年<ref name="ORI0708">{{Cite web|和書|url=http://www.oricon.co.jp/prof/artist/1005901/profile/history/p/36/r/|title=松岡修造のヒストリー|publisher=[[オリコン]]|language=日本語|accessdate=2013-06-09|archiveurl=https://archive.is/4wep2|archivedate=2013-08-07}}</ref>）
* [[ロッテ]] [[キシリトール]]ガム（2007年）、60周年キャンペーン（2008年<ref name="NM08"/>）、[[クーリッシュ]]（2009年<ref name="NM09"/>）、[[2010年バンクーバーオリンピック|バンクーバーオリンピック]]応援キャンペーン（2010年<ref name="NM10">{{Cite web|和書|url=http://www.n-monitor.co.jp/pressreiease/2010/1214.html|title=ＣＭキング＆クイーン共に連覇！あのグループも大躍進！〜 ニホンモニター ２０１０タレントＣＭ起用社数ランキング発表 〜|publisher=[[ニホンモニター]]|language=日本語|date=2010-12-14|accessdate=2013-06-09}}</ref>）
* [[セイコーエプソン]]（2007年 - 2008年<ref name="NM08"/>）
* [[明治乳業]]「スーパーヴァーム」（2008年 - 2009年<ref name="NM09"/>）
* [[三菱鉛筆]] uni Nano Dia（2008年）
* [[ベネッセ]]（2008年 - 2009年<ref name="NM08"/>）
* [[パナソニック]] ラムダッシュ（2009年<ref name="NM09"/>）
* ソリマチ [[会計ソフトウェア|会計王シリーズ]]（2009年 - ）
* [[ソニー・コンピュータエンタテインメント|SCE]] [[PlayStation Portable|PSP]]「[[みんなのテニス|みんなのテニス ポータブル]]」（2010年<ref>{{Cite web|和書|url=https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/349770.html|title=SCEJ、PSP「みんなのテニス ポータブル」 松岡修造さんの熱血レッスンビデオが見られる「みんテニスクール」開設 ダブルス選手権「SHUZO OPEN DOUBLES」も開催決定|publisher=[[インプレス|Impress]]|language=日本語|date=2010-02-18|accessdate=2013-06-09}}</ref>）
* [[アサヒビール]] ダブルゼロ（2010年<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.walkerplus.com/article/16521/|title=「アサヒ ダブルゼロ」新発売イベントで松岡修造が熱血PR！|publisher=[[Walkerplus]]|language=日本語|date=2010-08-19|accessdate=2013-06-09}}</ref>）
* [[富士薬品]] （2011年 - ）
* 任天堂 Wii「[[みんなのリズム天国]]」（2011年） - [[まえだまえだ]]らと共演<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.inside-games.jp/article/2011/07/07/50182.html|title=松岡修造を起用、Wii『みんなのリズム天国』TVCMオンエア|publisher=[[インサイド (ニュースサイト)|インサイド]]|language=日本語|date=2011-07-07|accessdate=2013-06-09}}</ref>。
* [[眼鏡市場]] （2011年 - ）[[ベッキー]]と共演<ref>{{Cite web|和書|url=https://thetv.jp/news/detail/26182/|title=松岡修造がトレーニングに夢中でベッキーに気付かない!?|publisher=[[Walkerplus]]|language=日本語|date=2011-11-22|accessdate=2013-06-09}}</ref>。
* [[プロクター・アンド・ギャンブル]] 「オーラルB」（2012年<ref>{{Cite web|和書|url=http://bizbuz.jp/article/20120202/20120202dog00m020022000c.html|title=ブラウン:「オーラルB」の新CMキャラに松岡修造起用　CM発表会で熱血PR|publisher=[[毎日新聞デジタル]]|language=日本語|date=2012-02-02|accessdate=2013-06-09}}</ref>）
* [[Yahoo!オークション]]「ヤフオクっちゃえ！」（2012年<ref>{{Cite web|和書|url=http://marketing.itmedia.co.jp/mm/articles/1202/14/news108.html|title=ヤフオクのCMに松岡修造さん　“修造だらけ”の特設ページも|publisher=[[ITmedia]]|language=日本語|date=2012-02-14|accessdate=2013-06-09}}</ref>）
* 任天堂 [[ニンテンドー3DS]] 「[[マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック]]」 (2012年<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.inside-games.jp/article/2012/02/16/54593.html|title=オリンピックを遊びつくせ！『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』TVCMに松岡修造さん起用|publisher=[[インサイド (ニュースサイト)|インサイド]]|language=日本語|date=2012-02-16|accessdate=2013-06-09}}</ref>)
* [[プロクター・アンド・ギャンブル]] 「[[ファブリーズ]]」（2012年 - ） - 2013年4月からは、[[野原しんのすけ]]と共演<ref>{{Cite web|和書|url=https://animeanime.jp/article/2013/04/30/13877.html|title=クレヨンしんちゃんと松岡修造が一緒にダンス　「ファブリーズ」新CMが話題|publisher=[[アニメ！アニメ！]]|language=日本語|date=2013-04-30|accessdate=2013-06-09}}</ref>。
* 任天堂 [[ニンテンドー3DS]] 「[[マリオテニス オープン]]」（2012年） - [[杉山愛]]と共演<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.inside-games.jp/article/2012/05/09/56455.html|title=任天堂、『マリオテニス オープン』TVCMに松岡修造さん＆杉山愛さんを起用|publisher=[[インサイド (ニュースサイト)|インサイド]]|language=日本語|date=2012-05-09|accessdate=2013-06-09}}</ref>。
* [[アサヒビール]] 「アサヒジャパンゴールド」（2012年） - [[室伏広治]]と共演<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2012/04/19/kiji/K20120419003075790.html|title=松岡修造氏　熱血応援団長！「アサヒジャパンゴールド」熱烈ＰＲ|publisher=[[スポーツニッポン]]|language=日本語|date=2012-04-19|accessdate=2013-06-09}}</ref>。
* [[日清食品]] 「日清麺職人」（2012年） - [[錦織圭]]と共演<ref>{{Cite web|和書|url=http://mainichi.jp/graph/2012/07/25/20120725dyo00m200031000c/001.html|title=錦織圭：かっぽう着姿の松岡修造と初共演　「日清麺職人」新CM|publisher=[[毎日新聞]]|language=日本語|date=2012-07-26|accessdate=2013-06-09}}</ref>。
* [[森永製菓]]ミルクココア（2012年 - ） - [[小林星蘭]]と共演<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kyodo.co.jp/yawaosi-eizo/2012-11-01_70350/|title=星蘭ちゃんお手製ミルクココアに松岡修造さんも満面の笑み|publisher=[[共同通信]]|language=日本語|date=2012-11-01|accessdate=2013-06-09}}</ref>。
* [[KDDI]]（[[au (携帯電話)|au]]）（2014年 - ） - auショップ店員役として[[柳原可奈子]]と共演
* [[ピップ]]「ピップマグネループ®EX」（2014年 - ）<ref>[http://www.magneloop.com/ ピップマグネループ®EX 公式サイト]</ref>
* [[ユニバーサル・スタジオ・ジャパン]]「開園15周年開幕」（2016年） - ナレーション<ref>{{Cite web|和書|url=https://mantan-web.jp/article/20160214dog00m200024000c.html|title=松岡修造：USJ15周年開幕CMで新ナレーション担当　「さあ、やり過ぎよう！」 |publisher=MANTAN WEB|date=2016-02-15|accessdate=2016-02-16}}</ref>
* [[阪急阪神ポイント]]「Sポイント」（2018年 - ） - 創業家の人間としては、初の阪急CM
* [[Hazuki Company]] ハズキルーペ（2019年）<ref>{{Cite web|和書|url=https://npn.co.jp/sp/article/detail/66005314/|title=ハズキルーペ新CMに起用された松岡修造、気になるギャラは 渡辺謙はギャラ絡みで降板？|publisher=リアルライブ|date=2019-03-13|accessdate=2019-03-17}}</ref>
* [[セイバン]]「[[天使のはね]]」（2020年 - ）<ref>{{Cite web|和書|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000010024.html|title=天使のはねランドセル新CM4月4日(土)より全国放映開始! 松岡修造さんが“姿勢天使シャーン造”とて軽快に踊る新しい天使のはねダンスは必見!|date=2020-03-12|publisher=セイバン|accessdate=2020-04-08}}</ref>
* [[宝ホールディングス|宝酒造]]「タカラ辛口ゼロボールノンアルコール」（2023年)<ref>{{Cite web|和書|title=～ 「待っていたのは、この辛口！」と熱く応援！ ～ タカラ「辛口ゼロボール」の応援団長に松岡 修造さんが就任 ｜ 宝酒造株式会社 |url=http://www.takarashuzo.co.jp/news/1187974_1999.html |website=www.takarashuzo.co.jp |access-date=2023-03-17 |language=ja}}</ref>

=== ミュージック・ビデオ ===
* [[FUNKY MONKEY BABYS]]「[[それでも信じてる/ラブレター|それでも信じてる]]」（2011年） - 同曲のCDジャケットにも起用<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000070184|title=ファンモン、夏目前シングル「それでも信じてる/ラブレター」のジャケットに松岡修造|publisher=[[BARKS]]|language=日本語|date=2011-05-25|accessdate=2013-06-09}}</ref>。
* [[KEYTALK]]「[[Cheers! (KEYTALKの曲)|Cheers!]]」（2018年） - ミュージック・ビデオでは同曲のボーカルも担当している<ref>{{Cite web|和書|title=KEYTALK×松岡修造のコラボレーションが実現！ C.C.レモンオリジナルソング「Cheers!」をともに熱唱 {{!}} SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス |url=https://spice.eplus.jp/articles/181340 |website=SPICE（スパイス）｜エンタメ特化型情報メディア スパイス |access-date=2023-08-21 |language=ja}}</ref>。

== 受賞歴 ==
'''2015年'''
* [[ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー]]2015<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2062003/full/|title=土屋太鳳、“笑顔”にコンプレックス「迷うことが多かった」|publisher=ORICON STYLE|date=2015-11-09|accessdate=2015-11-09}}</ref>
* [[GQ JAPAN#GQ Men of the Year|GQ Men of the Year 2015]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://prw.kyodonews.jp/prwfile/release/M101425/201511195779/_prw_OR1fl_T14CcDS1.pdf|title=発表、“2015 年最も輝いた男たち”「GQ Men of the Year 2015」五郎丸歩さん、鈴木亮平さん、葉加瀬太郎さん、又吉直樹さん、松岡修造さん、吉田鋼太郎さん、BABYMETAL さん（特別賞）|publisher=GQ JAPAN|work=[[共同通信]]PRワイヤー|date=2015-11-19|accessdate=2015-11-20}}</ref>
* [[新語・流行語大賞|2015ユーキャン新語・流行語大賞]] トップ10「まいにち、修造！」<ref>{{Cite web|和書|url=https://news.mynavi.jp/article/20151202-a254/|title=松岡修造、流行語大賞TOP10入りに歓喜「毎日笑顔!毎日元気!毎日修造!!」|publisher=マイナビニュース|date=2015-12-02|accessdate=2015-12-06}}</ref>

== 脚注 ==
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注"}}

=== 出典 ===
{{Reflist|2}}

== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書|author=松岡修造|authorlink =|origdate =1998-04-24|accessdate =2013-06-02|edition = 初版|title = セカンド・ドリーム―もうひとつのセンター・コート|publisher = [[集英社]]|isbn = 978-4087831047|ref=松岡(1998)}}
* {{Cite book|和書|author=広瀬隆|authorlink = 広瀬隆|origdate =2008-04-11|accessdate =2013-08-08|edition = 初版|title = 持丸長者[戦後復興篇]―日本を動かした怪物たち|publisher = [[ダイヤモンド社]]|isbn = 978-4478000823|ref=広瀬(2008)}}

== 外部リンク ==
* {{Official website}} {{ja icon}}
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* {{Davis Cup}}
* {{ITF}}
* {{JTA|147|松岡修造}}
* {{YouTube|channel=UCix3CP_r1-t3GMymVnyskpw|松岡修造公式Youtubeチャンネル}}
* [https://www.1101.com/n/s/number1000_matsuoka ほぼ日刊イトイ新聞 松岡修造×糸井重里 松岡修造のポジティブ道]（2020年）

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