weblio
weblio(ウェブリオ)は、東京都に本社を置くGRASグループ株式会社(旧社名はウェブリオ株式会社)が運営する、日本語圏向けの統合型オンライン百科事典サイト。550以上の様々な辞書・事典・用語集などを対象に一括検索を実行し、結果を返すサービスを展開している。
weblio | |
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URL | |
https://www.weblio.jp/ | |
タイプ | 統合型のオンライン百科事典・辞書 |
分野 | 全般 |
使用言語 | 日本語 |
項目数 |
辞書・事典等のコンテンツ数 563 [1] 英和・和英辞典 約986万語 類語辞典 約410万語 日中・中日辞典 約160万語 日韓・韓日辞典 約120万語 インドネシア語辞典 約5万語 タイ語辞典 約5万語 ベトナム語辞典 約1万語 手話辞典 約1500語 |
閲覧 | 無料 |
運営元 | GRASグループ株式会社 |
営利性 | あり |
設立 |
2005年12月12日 ベータ版公開[2] 2006年1月25日 正式版公開[3] |
現代表 | 辻村直也(GRASグループ株式会社社長) |
沿革
編集2005年12月12日にベータ版を公開[2]、翌年1月25日に11種類の辞書・百科事典を検索できる状態で正式にサービスを提供開始[3]。
2019年9月4日現在、全部で563種類の辞書・事典・用語集サイトの一括検索が可能となる[1]。2018年11月時点の収録語数は約1千万語で、月間ページビューは約3億回に上る[4]。
登録辞書の種類
編集『大辞林』『デジタル大辞泉』など元々出版社の書籍であった辞書の他、『実用日本語表現辞典』など書籍版の存在しないものも掲載している[5]。
weblioで検索可能な辞書・用語集には、以下のようなものがある。
- 既存の辞書(大辞林、新英和中辞典など)
- 企業や官公庁のサイトにある、用語集のページ
- ウィキペディア日本語版
- ウィキペディア小見出し辞書[6] - ウィキペディアの記事内のトピックを検索する。
- よくまとまった個人サイト
GRASグループ株式会社
編集種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒154-0004 東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー14階 |
設立 | 2005年8月12日 |
業種 | 情報・通信業 |
事業内容 | 情報・通信業 |
代表者 | 辻村直也 |
資本金 | 8,350万円 |
純利益 |
1億1877万4000円 (2021年05月31日時点)[7] |
純資産 |
5億9309万5000円 (2021年05月31日時点)[7] |
総資産 |
10億5214万7000円 (2021年05月31日時点)[7] |
決算期 | 5月末日 |
外部リンク | GRASグループ株式会社 |
沿革
編集辻村直也が中心となり、2005年8月12日に株式会社デルフォイの名称で設立された。創業資金の投資者に紀信邦がいる。
設立時はネット関連のサービスをすること以外、具体的な事業内容は何も決まっていなかった。設立から2週間後の2005年9月、英語圏で広がり始めていたAnswers.comのサービスを参考に、統合型の辞書・百科事典サイトサービスを提供することを決定した[8]。3ヵ月後の2005年12月にベータテストを開始[2]、翌月2006年1月にサービスを正式スタートさせた[3]。
2006年4月18日に社名をウェブリオ株式会社に改名[9]。
2007年8月に第三者割当増資を実施。エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ株式会社、GMO VenturePartners、株式会社株式会社リクルートインキュベーションパートナーズの3社から、計8100万円の資金を得る [10]。
2006年に辞書数11の状態でスタートしたweblioは、少しずつ検索対象辞書を増やし、2008年12月にその数は500に達し[11]、2012年の時点では約650種類の辞書サイトが検索可能となった[12]。
2021年3月1日に社名をウェブリオ株式会社からGRASグループ株式会社に改名[13]。
脚注
編集出典
編集- ^ a b “Weblio辞書”. GRASグループ株式会社. 2019年9月4日閲覧。
- ^ a b c 『オンライン百科事典「Weblio:ウェブリオ」のベータ版をオープン』(プレスリリース)株式会社デルフォイ、2005年12月12日 。2008年1月28日閲覧。
- ^ a b c 『オンライン百科事典「Weblio:ウェブリオ」を正式オープン』(プレスリリース)株式会社デルフォイ、2006年1月25日 。2008年1月28日閲覧。
- ^ “今を懸命に生きよう 「ウェブリオ」の辻村さん、母校で講演”. 秋田魁新報. (2018年11月10日)
- ^ 大塚 みさ 学生の辞書利用の実態についての小調査6 ―外来語とスマートフォン― (2018)
- ^ “Weblio ウィキペディア小見出し辞書”. ウェブリオ株式会社. 2019年9月4日閲覧。
- ^ a b c GRASグループ株式会社 決算公告
- ^ 大森敏行 (2007年3月26日). “月間1000万ビュー近くのアクセスを自社内の40~50台の中古パソコンでさばくWeblioのシステム”. ITPro 2008年1月28日閲覧。
- ^ 『株式会社デルフォイは、社名を「ウェブリオ株式会社」へと変更いたしました』(プレスリリース)ウェブリオ株式会社、2006年5月15日 。2008年1月28日閲覧。
- ^ 『ウェブリオ株式会社 第三者割当増資のお知らせ』(プレスリリース)ウェブリオ株式会社、2007年8月22日 。2008年1月28日閲覧。
- ^ 『Weblio登録辞書数が合計で500に』(プレスリリース)ウェブリオ株式会社、2008年12月8日 。2008年1月28日閲覧。
- ^ “ウェブリオ簡単紹介”. ウェブリオ株式会社. 2013年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年3月16日閲覧。
- ^ 『社名変更のお知らせ』(プレスリリース)GRAS Group, Inc. 。
参考文献
編集- 山崎潤一郎 (2006年8月10日). “国内の総合辞書検索屋への挑戦者、ウェブリオとは?”. @IT 2008年1月28日閲覧。
関連項目
編集- Answers.com - weblioの約1年前にスタートした英語圏の統合型辞書サイト
- Wikipedia:ウィキペディアを情報源とするサイト
- Wikipedia:翻訳のガイドライン
外部リンク
編集- Weblio
- GRASグループ株式会社 - 公式WEBサイト