O抗原(オーこうげん、O antigen)とは、真正細菌におけるH抗原鞭毛抗原)以外の細胞壁抗原であり、構造的には細胞壁のリポ多糖のことを指す。菌体抗原(きんたいこうげん、somatic antigen)とも呼ばれる。O抗原は耐熱性であり、エタノールや1規定 HCl処理で不活化しない。O抗原はH抗原、K抗原F抗原とともに血清群や血清型の分類に利用される。

関連項目

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参考文献

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  • 鹿江雅光ほか編集 『最新家畜微生物学』 朝倉書店 1998年 ISBN 4-254-46019-8