MANGA OPEN
MANGA OPEN(マンガオープン)は、『モーニング』および『モーニング・ツー』で2014年まで行われていた漫画新人賞である[1]。
概要
編集漫画原稿・原作・ネームのみならず、イラスト・CG・アニメ・ゲーム・映画・音楽・フィギュアなど、形式を問わない新人賞となっている。
1997年から年2回、現在は5月・11月の末日を締切にして開催され、2010年より「もーたま。」と銘打った、応募者のためのトライアル掲載枠(読切ないし最大で2か月程度の短期連載)が、本誌に設けられている。
選考は第31回以降、森高夕次・東村アキコ、モーニング編集部によって行われている[2]。過去には、かわぐちかいじ・さだやす圭・山田芳裕らが選考を務めていた[3]。
第37回(2014年下期)にてMANGA OPENは終了。2015年より新人賞「THE GATE」が開催される[4]。
賞金
編集- 大賞 - 100万円(内容次第で加算される場合がある)
- 選考者賞 - 60万円
- 編集部特別賞 - 50万円
- 期待賞 - 10万円
大賞・選考者賞・編集部特別賞の受賞者には副賞が賦与され、受賞者全員に漫画原稿用紙1000枚が贈られる。
主な受賞者
編集- ツジトモ - 第11回-第13回優秀賞
- 小山宙哉 - 第15回大賞(『劇団JET'S』)
- とりのなん子 - 第17回大賞(『とりぱん』)
- アダチケイジ - 第20回優秀賞(『Ryu-GU』)
- 木下晋也 - 第23回大賞(『ポテン生活』)
- 川島秀雄 - 第24回かわぐちかいじ賞(『Killer Beach』)
- 田島列島 - 第24回さだやす圭賞(『ごあいさつ』)
- 藤井哲夫 - 第25回大賞(『僕はビートルズ』原作)
- 庄司七 - 第25回優秀賞(『あか、流れる。』)
- 東裏友希 - 第27回奨励賞(『彼女とマルメ』)
- 中丸ポ - 第28回かわぐちかいじ賞(『ボブとジョージ』)
- 洋介犬 - 第28回奨励賞(『イヌギキ』)
- 山本美希 - 第29回大賞 (『Sunny Sunny Ann!』)
- 肥谷圭介 - 第29回山田芳裕賞(『その子の笑顔が世界を救う』)
- 原田尚 - 第29回奨励賞(HOTEL愛)
- 加藤宏 - 第30回大賞(『ヘビ女物語』)
- 西餅 - 第30回編集部賞(『劇研もっこす』)
- 魚屋猫助 - 第31回大賞(『歩道橋で会いましょう』)
- 窓ハルカ - 第31回奨励賞(『melt water of gentleman 〜おじさんの雪融け水〜』)
- 河部真道 - 第32回森高夕次賞(『ライズ』)
- 萩原天晴 - 第32回奨励賞(『押してダメなら押しまくれ!!』)
- 増村十七 - 第32回奨励賞(『ワニを飼う』)
- 苦楽たくる - 第32回奨励賞(『ぐー、あー。』)
- 鵜飼りん - 第33回森高夕次賞(『しばたベーカリー』)
- 竜田一人 - 第34回大賞(『いちえふ 福島第一原子力発電所労働記』)
- なきぼくろ - 第34回ebookJapan賞&奨励賞(『どるらんせ』)
- モトキ - 第34回編集部賞(『アイリウム』)
- 伊藤正臣 - 第35回奨励賞(『マネージャーの横断幕』)
- さかぐちまや - 第36回奨励賞(『特になにもしてない』)
- 三浦よし木 - 第37回東村アキコ賞&編集部賞(『僕の変な彼女』)
- 三輪まこと - 第37回奨励賞(『いりこぎん』)
- 敦森蘭 - 第37回奨励賞(『ラジオからきこえる』)