DISK-BASIC
DISK-BASIC(ディスク ベーシック)とは、スタンドアロンBASICの一種で、ディスクの操作に対応したものを言う。専用のディスクから起動するものが多い。ファイルシステムや、ファイルの入出力、管理といった機能を持ち、OSとしての側面を持つ。ファイルシステム管理機能の一つとして、ディレクトリ内のファイル一覧を表示するコマンドfiles
[1]
[2]があり、ファイル一覧を印刷するためのコマンドlfiles
がある。また、ファイルとしてASCII形式で保存されたBASICプログラムと現在実行中のBASICプログラムをマージするコマンドとしてmerge
がある[3]。
これに対して、内蔵ROMから自動的に起動するものをROM-BASIC(ロム ベーシック)と呼ぶことがあった。
MSXなどの場合は、インターフェイスに拡張ROMが搭載され、起動時にそれはシステムに組み込まれるため起動デバイスはROMであってもDISK-BASICであるなど、その起動する媒体を必ずしも指し示すわけではない。
脚注
編集- ^ Gdx and Pgimeno and others (2020年5月18日). “MSX Resource Center”. 2020年11月3日閲覧。
- ^ “PC-8801保全情報” (2012年3月4日). 2020年11月3日閲覧。
- ^ Gdx (2020年6月3日). “MSX Resource Center”. 2020年11月3日閲覧。