bjリーグ 2014-15
日本プロバスケットボールリーグ
ターキッシュ エアラインズ bjリーグ2014-15は、2014年10月4日から2015年5月まで、日本各地で行われた日本プロバスケットボールリーグである。
優勝 | 浜松・東三河フェニックス(3回目) |
---|---|
準優勝 | 秋田ノーザンハピネッツ |
チーム数 | 22 |
← 2013-14 2015-16 → |
今シーズンより2シーズンのリーグ名には、ネーミングライツ契約を締結しているターキッシュ エアラインズが付く。略称はTKbjリーグ。
参加チーム
編集2014-15シーズン参加チーム
- 本年度は22チームが参加。
新規参入
編集2014-15シーズンは福島県が新規参入した。
- 福島県:福島ファイヤーボンズ(組織名:福島スポーツエンタテインメント)
試合方式
編集レギュラーシーズン(予選リーグ)
編集2014-15シーズンでは、22チームが以下の2つにカンファレンス分けされた。
- 東カンファレンス…青森・岩手・秋田・仙台・福島・新潟・富山・信州・群馬・埼玉・東京・横浜
- 西カンファレンス…浜松・滋賀・京都・大阪・奈良・島根・高松・福岡・大分・沖縄
ホーム&アウェーにより、同一カンファレンス所属チームとは4回戦または6回戦総当たりで、別カンファレンス所属チームとは2回戦総当りで、合計52試合を行う。
順位は、各カンファレンス内で52試合の勝敗等(勝敗が同じ場合には、(1)得失点差→(2)1試合当たりの平均得点で順位を決める)により順位を決める。そして、レギュラーシーズンでカンファレンス上位がプレイオフに進出。
プレイオフ(決勝トーナメント)
編集- 東地区、西地区共に上位8チームがプレイオフに進出。
ルールの変更
編集レギュラーシーズン
編集
※緑色がプレイオフ進出。
イースタン・カンファレンス
編集順位 | チーム名 | 勝 | 敗 | 勝率 | 差 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
1 | 秋田ノーザンハピネッツ | 41 | 11 | .788 | - | 4641 | 4011 | 630 |
2 | 岩手ビッグブルズ | 41 | 11 | .788 | 0.0 | 4280 | 3649 | 631 |
3 | 仙台89ERS | 37 | 15 | .712 | 4.0 | 4475 | 4015 | 460 |
4 | 新潟アルビレックスBB | 36 | 16 | .692 | 1.0 | 4161 | 3788 | 373 |
5 | 富山グラウジーズ | 35 | 17 | .673 | 1.0 | 4262 | 3970 | 292 |
6 | 青森ワッツ | 23 | 29 | .442 | 12.0 | 3895 | 3933 | -38 |
7 | 福島ファイヤーボンズ | 21 | 31 | .404 | 2.0 | 4052 | 4319 | -267 |
8 | 群馬クレインサンダーズ | 19 | 33 | .365 | 2.0 | 4037 | 4185 | -148 |
9 | 信州ブレイブウォリアーズ | 19 | 33 | .365 | 0.0 | 4191 | 4553 | -362 |
10 | 横浜ビー・コルセアーズ | 18 | 34 | .346 | 1.0 | 4031 | 4288 | -257 |
11 | 埼玉ブロンコス | 6 | 46 | .115 | 12.0 | 3852 | 4755 | -903 |
12 | 東京サンレーヴス | 5 | 47 | .096 | 1.0 | 3679 | 4596 | -917 |
ウェスタン・カンファレンス
編集順位 | チーム名 | 勝 | 敗 | 勝率 | 差 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
1 | 京都ハンナリーズ | 44 | 8 | .846 | - | 4071 | 3322 | 749 |
2 | 琉球ゴールデンキングス | 42 | 10 | .808 | 2.0 | 4208 | 3509 | 699 |
3 | 浜松・東三河フェニックス | 41 | 11 | .788 | 1.0 | 4155 | 3646 | 509 |
4 | 滋賀レイクスターズ | 34 | 18 | .654 | 7.0 | 4095 | 3897 | 198 |
5 | 大阪エヴェッサ | 28 | 24 | .538 | 6.0 | 3864 | 3876 | -12 |
6 | 島根スサノオマジック | 22 | 30 | .423 | 6.0 | 3864 | 3986 | -122 |
7 | 大分ヒートデビルズ | 18 | 34 | .346 | 4.0 | 3837 | 4103 | -266 |
8 | 高松ファイブアローズ | 17 | 35 | .327 | 1.0 | 3978 | 4278 | -300 |
9 | ライジング福岡 | 13 | 39 | .250 | 4.0 | 3993 | 4428 | -435 |
10 | バンビシャス奈良 | 12 | 40 | .231 | 1.0 | 3865 | 4379 | -514 |
プレイオフ
編集5月3日・4日 ハンナリーズアリーナ |
5月9日・10日 ハンナリーズアリーナ |
5月23日 有明コロシアム |
5月24日 有明コロシアム | |||||||||||||||||||
1 | 京都ハンナリーズ | 102 | 93 | |||||||||||||||||||
8 | 高松ファイブアローズ | 73 | 63 | |||||||||||||||||||
5月2日・3日 滋賀県立体育館 | ||||||||||||||||||||||
1 | 京都ハンナリーズ | 74 | 81 | 20 | ||||||||||||||||||
4 | 滋賀レイクスターズ | 80 | 73 | 25 | ||||||||||||||||||
ウェスタン | ||||||||||||||||||||||
4 | 滋賀レイクスターズ | 93 | 93 | |||||||||||||||||||
5月9日・10日 沖縄市体育館 | ||||||||||||||||||||||
5 | 大阪エヴェッサ | 69 | 68 | |||||||||||||||||||
5月2日・3日 アミューズ豊田 | ||||||||||||||||||||||
3 | 浜松・東三河フェニックス | 82 | ||||||||||||||||||||
4 | 滋賀レイクスターズ | 77 | ||||||||||||||||||||
ウェスタンファイナル | ||||||||||||||||||||||
3 | 浜松・東三河フェニックス | 85 | 76 | |||||||||||||||||||
5月23日 有明コロシアム | ||||||||||||||||||||||
6 | 島根スサノオマジック | 61 | 61 | |||||||||||||||||||
5月2日・3日 沖縄市体育館 | ||||||||||||||||||||||
2 | 琉球ゴールデンキングス | 69 | 63 | |||||||||||||||||||
3 | 浜松・東三河フェニックス | 71 | 70 | |||||||||||||||||||
カンファレンスセミファイナル | ||||||||||||||||||||||
2 | 琉球ゴールデンキングス | 67 | 92 | 23 | ||||||||||||||||||
5月9日・10日 秋田市立体育館 | ||||||||||||||||||||||
7 | 大分ヒートデビルズ | 74 | 68 | 18 | ||||||||||||||||||
ファーストラウンド | 3 | 浜松・東三河フェニックス | 71 | |||||||||||||||||||
5月2日・3日 秋田市立体育館 |
1 | 秋田ノーザンハピネッツ | 69 | |||||||||||||||||||
ファイナル | ||||||||||||||||||||||
1 | 秋田ノーザンハピネッツ | 96 | 117 | 5月24日 有明コロシアム | ||||||||||||||||||
8 | 群馬クレインサンダーズ | 61 | 76 | |||||||||||||||||||
5月2日・3日 鳥屋野総合体育館 | ||||||||||||||||||||||
1 | 秋田ノーザンハピネッツ | 74 | 82 | 19 | 4 | 滋賀レイクスターズ | 82 | |||||||||||||||
4 | 新潟アルビレックスBB | 79 | 63 | 18 | 2 | 岩手ビッグブルズ | 75 | |||||||||||||||
イースタン | 3位決定戦 | |||||||||||||||||||||
4 | 新潟アルビレックスBB | 94 | 81 | |||||||||||||||||||
5月9日・10日 岩手県営体育館 | ||||||||||||||||||||||
5 | 富山グラウジーズ | 74 | 66 | |||||||||||||||||||
5月2日・3日 仙台市体育館 | ||||||||||||||||||||||
1 | 秋田ノーザンハピネッツ | 84 | ||||||||||||||||||||
2 | 岩手ビッグブルズ | 68 | ||||||||||||||||||||
イースタンファイナル | ||||||||||||||||||||||
3 | 仙台89ERS | 84 | 64 | |||||||||||||||||||
6 | 青森ワッツ | 91 | 79 | |||||||||||||||||||
5月2日・3日 岩手県営体育館 | ||||||||||||||||||||||
2 | 岩手ビッグブルズ | 97 | 111 | |||||||||||||||||||
6 | 青森ワッツ | 87 | 57 | |||||||||||||||||||
2 | 岩手ビッグブルズ | 82 | 95 | |||||||||||||||||||
7 | 福島ファイヤーボンズ | 59 | 71 | |||||||||||||||||||
bjリーグオールスターゲーム
編集出場選手
編集- EAST
- ヘッドコーチ:チャーリー・パーカー(群馬)
- アシスタントコーチ:棟方公寿(青森)
- ☆田口成浩(秋田・3年連続3回目)
- ☆城宝匡史(富山・6年連続7回目)
- ☆リチャード・ロビー(秋田・2年連続2回目)
- ☆スクーティー・ランダル(岩手・初出場)
- ☆池田雄一(新潟・4回目)
- ☆岸本隆一(沖縄・2年連続2回目)
- ☆青木康平(福岡・9年連続9回目)
- ☆ドゥレイロン・バーンズ(沖縄・2回目)
- ☆太田敦也(浜松・4年連続4回目)
- ☆レジー・ウォーレン(京都・3回目)
- ・畠山俊樹(大阪・初出場)
- ・鈴木達也(奈良・初出場)
- ・山本エドワード(島根・初出場)
- ・清水太志郎(大分・5年連続7回目)
- ・オルー・アシャオル(浜松・初出場)
- ・テレンス・ウッドベリー(滋賀・初出場)
- ・ジャスティン・ワッツ(高松・初出場)
結果
編集チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 |
---|---|---|---|---|---|
WEST | 26 | 23 | 21 | 35 | 105 |
EAST | 20 | 25 | 26 | 23 | 94 |
受賞者
編集- MVP:テレンス・ウッドベリー(滋賀)
- MIP:スクーティー・ランダル(岩手)
スリーポイントコンテスト
編集順位 | 選手 | 予選 | 決勝 |
---|---|---|---|
1 | 田口成浩(秋田) | 22点 | 22点 |
2 | 蒲谷正之(横浜) | 19点 | 16点 |
3 | 小寺裕介(群馬) | 18点 | |
4 | パトリック・サンダース(長野) | 17点 | |
5 | ケジュアン・ジョンソン(仙台) | 16点 | |
6 | 岸本隆一(沖縄) | 10点 |
ダンクコンテスト
編集順位 | 選手 | 予選 | 決勝 |
---|---|---|---|
1 | ディショーン・スティーブンス(秋田) | 50点 | 48点 |
2 | ローレンス・ブラックレッジ(岩手) | 49点 | 45点 |
3 | テレンス・シャノン(福島) | 46点 | |
4 | オルー・アシャオル(浜松) | 45点 | |
5 | 大宮宏正(沖縄) | 43点 | |
5 | ウィル・フォスター(東京) | 43点 |
アワード
編集最優秀選手
編集部門 | 受賞者 | 球団 |
レギュラーシーズン | ケジュアン・ジョンソン | 仙台 |
プレイオフ | ナイル・マーリー | 浜松 |
ベスト5
編集部門 | 受賞者 | 球団 |
ガード | 田口成浩 | 秋田 |
ケジュアン・ジョンソン | 仙台 | |
フォワード | スクーティー・ランダル | 岩手 |
リチャード・ロビー | 秋田 | |
レジー・ウォーレン | 京都 |
個人タイトル
編集部門 | 受賞者 | 球団 | 成績 |
得点 | ケジュアン・ジョンソン | 仙台 | 23.8点 |
アシスト | 鈴木達也 | 奈良 | 7.0本 |
リバウンド | ウィル・フォスター | 東京 | 13.7本 |
ブロックショット | ウィル・フォスター | 東京 | 3.5本 |
スティール | ケジュアン・ジョンソン | 仙台 | 2.8本 |
3Pシュート成功率 | 大口真洋 | 浜松 | 44.9% |
フリースロー成功率 | 青木康平 | 福岡 | 93.3% |
月間MVP
編集月 | 選手 |
---|---|
10月 | 岡田優(滋賀) |
11月 | スクーティー・ランダル(岩手) |
12月 | 田口成浩(秋田) |
1月 | アンソニー・マクヘンリー(沖縄) |
2月 | モー・チャーロ(浜松) |
3月 | ケジュアン・ジョンソン(仙台) |
4月 | レジー・ウォーレン(京都) |
その他
編集部門 | 受賞者 | 球団 |
最優秀コーチ | 浜口炎 | 京都 |
MIP | 狩俣昌也 | 福島 |
最優秀6th Man | ドゥレイロン・バーンズ | 沖縄 |
新人賞 | 相馬卓弥 | 大阪 |
ベストブースター | 仙台89ERS | |
チームアシスト賞 | 浜松・東三河 | |
bjハーモニー賞 | 福島ファイヤーボンズ | |
ベストパフォーマー賞EAST | アルビレックスチアリーダーズ | 新潟 |
ベストパフォーマー賞WEST | RFC | 福岡 |
その他
編集- マーカス・モリソン(群馬)およびテレンス・ジェニングス(長野)がシーズン中に大麻取締法違反で逮捕、解雇される。
- 大分を運営する株式会社バスケでが経営難で退会を申請、承認される。大分の経営を引き継ぐケービーシー・トータル・サービス株式会社(愛媛)の参入申請が承認される。