2019年大分県議会議員選挙

2019年大分県議会議員選挙(2019ねんおおいたけんぎかいぎいんきょ)は、大分県における立法機関の一つである大分県議会議員を改選するために行われた選挙である。第19回統一地方選挙の前半戦投票日である2019年4月7日投票が行われた。

2019年大分県議会議員選挙
大分県
2015年 ←
2019年4月7日
→ 2023年

公示日 2019年3月29日
改選数 43
選挙制度 中選挙区制
有権者数 714,418
選挙後の党派別勢力図

投票率 48.84% (減少 9.33%)
  第1党 第2党 第3党
 
党首 阿部英仁 河野成司 林田澄孝
政党 自由民主党 公明党 日本共産党
選挙前議席 21 3 1
獲得議席 16 3 2
議席増減 減少5 増減なし 増加

  第4党 第5党 第6党
 
党首 足立信也 横光克彦 久原和弘
政党 国民民主党 立憲民主党 社会民主党
前回選挙 新党 新党
選挙前議席 1 0 2
獲得議席 1 1 1
議席増減 増減なし 増加1 減少1

選挙前大分県知事

広瀬勝貞
無所属

選出大分県知事

広瀬勝貞
無所属

概要

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大分県議会議員の任期4年が満了したことに伴って実施された選挙。第25回参議院議員通常選挙と同年に行われる亥年選挙として、前回参議院大分県選挙区で自民党が敗北したことにより与野党共に力を入れる選挙戦となった。

基礎データ

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  • 選挙事由:任期満了
  • 選挙形態:地方議会議員選挙
  • 告示日:2019年3月29日
  • 投票日:2019年4月7日(大分県知事選挙の投票も同時実施)
  • 選挙区:16区(うち8区無投票)
  • 定数:43名(うち14名無投票当選)
  • 立候補者数:55名[1]

選挙結果

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自民党は公認、推薦含め19人が当選したが現職3人が落選した。公明党は現有3議席を維持し自公で過半数を獲得し、同日選挙で5選を果たした広瀬勝貞県政を支えることになった。日本共産党は別府選挙区で16年ぶりに議席を獲得し、立憲民主党は初の議席獲得となった[2]

当選者

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 自民党   公明党   社民党   共産党   国民民主党   立憲民主党   無所属 

大分市 衛藤博昭 阿部英仁 麻生栄作
平岩純子[社 1][社 2] 木田昇[無 1] 河野成司
守永信幸[社 2] 吉村哲彦 堤栄三
後藤慎太郎[自 1] 藤田正道[国 1] 小嶋秀行
浦野英樹
別府市 嶋幸一 戸高賢史 原田孝司[社 1][社 3]
猿渡久子 荒金信生[無 2]
中津市 馬場林[社 1][社 2] 大友栄二 今吉次郎[自 1]
日田市[3] 羽野武男[無 1] 井上伸史 井上明夫
佐伯市 成迫健児[無 1] 清田哲也[自 1] 御手洗吉生
臼杵市[3] 高橋肇[社 1][社 2] 志村学
津久見市[3] 古手川正治
竹田市[3] 土居昌弘[辞 1]
豊後高田市 鴛海豊[自 1]
杵築市 阿部長夫[自 1]
宇佐市[3] 尾島保彦[無 1] 末宗秀雄[自 2] 元吉俊博
豊後大野市[3] 森誠一 玉田輝義[社 1]
由布市 二ノ宮健治[無 1] 太田正美[自 1]
国東市姫島村 木付親次
日出町[3] 三浦正臣[自 1]
九重町玖珠町[3] 浜田洋[逝 1]

補欠選挙

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選挙区 当選者 当選政党 欠員 欠員政党 欠員事由
2020 12月 九重町・玖珠町 小川克巳[無 2] 無所属 浜田洋 自民党 死去
2021 5月 竹田市 吉竹悟 無所属 土居昌弘 自民党 市長選出馬

脚注

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  • 自民党関連
  1. ^ a b c d e f g 当選後自民党に入党。
  2. ^ 自民党籍を持ちつつ一人会派を結成
  • 国民民主党関連
  1. ^ 国民民主党籍をもったまま無所属出馬。当選後会派に参加。
  • 社民党関連
  1. ^ a b c d e 社民党籍のあるまま無所属出馬。選挙後に会派参加。
  2. ^ a b c d 立憲民主党に参加せず社民党に残留。
  3. ^ 新・立憲民主党に参加。
  • 無所属関連
  1. ^ a b c d e 民進党社民党連合系組合の「県民クラブ」に参加
  2. ^ a b 一人会派を結成
  • 議員辞職関連
  1. ^ 市町村長選挙立候補により議員辞職。
  • 物故関連
  1. ^ 在職中死去

外部リンク

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