2006年トリノオリンピックの日本選手団

2006年トリノオリンピックの日本選手団(2006ねんトリノオリンピックのにっぽんせんしゅだん)は、2006年2月10日から26日まで開催された2006年トリノオリンピックの日本選手団。各選手の試合結果。選手所属は2006年時点のもの

オリンピックの日本選手団
日章旗
IOCコード JPN
NOC 日本オリンピック委員会
公式サイト
2006年トリノオリンピック
人員: 選手 112人、役員 126人
旗手: 加藤条治(開会式)
加藤条治(閉会式)
主将: 岡崎朋美
メダル
国別順位: 18 位

1

0

0

1
夏季オリンピック日本選手団
冬季オリンピック日本選手団

概要

編集

メダル獲得者

編集

荒川静香がフィギュアスケート選手としては日本人初(アジア初)の金メダルを獲得した[1]。しかし、一方で日本が獲得したメダルはこの金1個のみに終わり、開会前にJOCが掲げていた目標個数の5個には遠く及ばなかった[2]

金メダル

編集
  • 荒川静香(フィギュアスケート女子シングル)

スキー

編集

アルペン

編集

クロスカントリー

編集

スキージャンプ

編集

ノルディック複合

編集

フリースタイル/モーグル

編集

フリースタイル/エアリアル

編集
  • コーチ:松井陽子チームリステル)、デビット・ベルミューラーDavid Belhumeur(全日本スキー連盟)
  • 水野剣(ノースランドスキークラブ)25位 157.67点 予選落ち
    予選1本目=90.04点(A&F=16.9 LDG=3.45 Jump:bFdFF DD=4.425)
    予選2本目=67.63点(A&F=14.9 LDG=1.80 Jump:bFFF DD=4.050)
  • 逸見佳代(スキーチームゼロ)21位 129.40点 予選落ち
    予選1本目=57.48点(A&F=13.9 LDG=4.35 Jump:bFF DD=3.150)
    予選2本目=71.92点(A&F=18.5 LDG=6.30 Jump:bLF DD=2.900)

スノーボード

編集

パラレル大回転

編集
  • 鶴岡剣太郎(スポーツ・スタント)28位(予選敗退)
    1分18秒14(39秒71、38秒43)
  • 竹内智香(小島アカデミー) 9位(決勝トーナメント1回戦敗退)
    予選 1分21秒67
    決勝1回戦 タイム差 0.24秒
  • 家根谷依里北海道東海大学スキー部) 18位(予選敗退)
    予選 1分23秒21

ハーフパイプ

編集

スノーボードクロス

編集
  • 千村格(チームヨネックス)16位(準々決勝敗退)(予選1分22秒83、準々決勝3組4位、13-16位決定戦4位)
  • 藤森由香(チームJWSC)7位(準決勝敗退)(予選1分32秒46、準々決勝4組2位、準決勝2組4位、5-8位決定戦3位)

スケート

編集

スピードスケート

編集

フィギュアスケート

編集

略称は、SP=ショートプログラム、FS=フリー・スケーティング、OD=オリジナルダンス、FD=フリーダンス。

シングル

編集
  • 髙橋大輔関西大学8位(SP:73.77+FS:131.12=204.89)
    • SP:73.77(5位)=要素38.45+構成35.32(技術7.21、つなぎ6.86、演技7.04、振付7.07、曲7.14)
    • FS:131.12(9位)=要素58.82+構成73.3(技術15.08、つなぎ14.28、演技14.5、振付14.72、曲14.72、減点1)
  • 荒川静香プリンスホテル1位(SP:66.02+FS:125.32=191.34)
    • SP:66.02(3位)=要素35.93+構成30.09(技術6.26、つなぎ5.83、演技6.06、振付6.03、曲5.91)
    • FS:125.32(1位)=要素62.32+構成63.00(技術12.86、つなぎ12.18、演技12.69、振付12.58 、曲12.69)
  • 村主章枝avex4位(SP:61.75+FS:113.48=175.23)
    • SP:61.75(4位)=要素32.61+構成29.14(技術5.91、つなぎ5.6、演技5.86、振付5.86 、曲5.91)
    • FS:113.48(4位)=要素54.23+構成59.25(技術12.06、つなぎ11.42、演技11.82、振付11.89、曲12.06)
  • 安藤美姫中京大附属中京高校15位(SP:56.00+FS:84.20=140.2)
    • SP:56.00(8位)=要素29.12+構成26.88(技術5.57、つなぎ5.20、演技5.31、振付5.37、曲5.43)
    • FS:84.20(16位)=要素35.69+構成48.51(技術10.62、つなぎ9.78、演技9.94、振付10.06、曲10.11、減点2)

混合アイスダンス

編集
  • 渡辺心(新横浜プリンスFSC)、木戸章之(新横浜プリンスFSC)
    15位(規定:27.95(17位)+OD:46.59(15位)+FD:78.87(15位)=153.41)

ショートトラック

編集

バイアスロン

編集
  • 監督:小館操陸上自衛隊冬季戦技教育部隊)
  • コーチ:山口繁石岡勝宏風間淳瀧澤明博(全員陸上自衛隊冬季戦技教育部隊)
  • ドクター:成田寛志青森県立保健大学
  • 菅恭司(陸上自衛隊冬季戦技教育部隊)
    • 10km72位(30分10秒6・P2)
    • 20km14位(56分57秒7・P1)
    • 15kmマススタート(一斉スタート)30位(52分01秒6・P5)
  • 笠原辰己(陸上自衛隊冬季戦技教育部隊)
    • 10km49位(29分7秒0・P1)
    • 20km68位(1時間2分44秒6・P5)
    • 12.5kmパシュート52位(41分42秒0・P7)
  • 井佐英徳(陸上自衛隊冬季戦技教育部隊)
    • 10km40位(28分37秒1・P1)
    • 20km64位(1時間2分33秒2・P6)
    • 12.5kmパシュート37位(39分11秒2・P5)
  • 蛯沢大輔(陸上自衛隊冬季戦技教育部隊)
    • 10km64位(29分49秒7・P3)
  • 齊藤慎弥(陸上自衛隊冬季戦技教育部隊)
    • 20km79位(1時間5分29秒4・P8)
  • 4×7.5kmリレー(笠原辰己井佐英徳菅恭司斉藤慎弥12位(1時間25分15秒6・P2)
  • 築館郁代(陸上自衛隊冬季戦技教育部隊)
    • 7.5km51位(25分17秒0・P1)
    • 10kmパシュート(周回遅れ・P8)
    • 15km56位(57分24秒4・P4)
  • 大高友美(陸上自衛隊冬季戦技教育部隊)
    • 15km70位(1時間0分22秒2・6)
  • 目黒香苗(陸上自衛隊冬季戦技教育部隊)
    • 7.5km64位(26分19秒9・P4)
    • 15km38位(55分28秒4・P5)
  • 田中珠美(陸上自衛隊冬季戦技教育部隊)
    • 7.5km65位(26分20秒6・P5)
    • 15km33位(55分15秒5・P4)
  • 泉めぐみ(陸上自衛隊冬季戦技教育部隊)
  • 4×6kmリレー(大高友美目黒香苗田中珠美築舘郁代16位(1時間26分09秒0・P4)

ボブスレー・リュージュ

編集

ボブスレー

編集

リュージュ

編集

スケルトン

編集

カーリング

編集

選手団本部

編集

下記他2名が参加。

  • 団長:遅塚研一(常務理事、総務委員会委員長)
  • 副団長:池上三紀(選手強化本部常任委員)
  • 総監督:亀岡寛治(選手強化本部常任委員)
  • 本部役員(競技担当):村里敏彰(理事、選手強化本部常任委員)
  • 本部役員(広報担当/プレスアタッシェ):竹内浩(理事、事業・広報専門委員会副委員長)
  • 本部役員(総務担当):西村賢二(事務局強化部)
  • アタッシェ:西山愼二(在ミラノ日本国総領事館
  • 本部員:柳谷直哉(事務局強化部)
  • 本部員:萩原直樹(事務局強化部)
  • 本部員:幅雅樹(事務局強化部)
  • 本部員:宮部行範(事務局強化部)
  • 本部員:杉山武史(ヴァッレ・ダオスタ州政府観光局)
  • メディカルスタッフ(ドクター):大西祥平(専任スポーツドクター)
  • メディカルスタッフ(ドクター):奥脇透(アンチ・ドーピング委員会委員)
  • メディカルスタッフ(ドクター):向井直樹(専任スポーツドクター)
  • メディカルスタッフ(トレーナー):片寄正樹(医学サポート部会員)
  • 本部員(輸送):甲山明夫(JTB)
  • 本部員(輸送):小島和久(JTB)
  • 本部員(輸送):樺山昌史(JTB)
  • 本部員(情報・記録):河合季信(情報戦略部会員)
  • 本部員(警備担当):中澤光二(ライジングサンセキュリティーサービス)

脚注

編集
  1. ^ 【フィギュアスケート】荒川選手金メダル獲得!! 村主選手は4位入賞 - 日本オリンピック委員会、2006年2月24日
  2. ^ 予想以上の惨敗。トリノで学んだ教訓とは。 - 藤山健二、NumberWeb、2006年3月23日

外部リンク

編集