2003年マレーシアグランプリ
2003年マレーシアグランプリ(2003 Malaysian Grand Prix)は、2003年F1世界選手権第2戦として、2003年3月23日にセパン・インターナショナル・サーキットで開催された。
レース詳細 | |||
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日程 | 2003年シーズン第2戦 | ||
決勝開催日 | 2003年3月23日 | ||
開催地 |
セパン・インターナショナル・サーキット マレーシア セパン | ||
コース長 | 5.540km | ||
レース距離 | 56周(310.408km) | ||
決勝日天候 | 晴れ(ドライ) | ||
ポールポジション | |||
ドライバー | |||
タイム | 1'37.044 | ||
ファステストラップ | |||
ドライバー | ミハエル・シューマッハ | ||
タイム | 1'36.412(Lap 45) | ||
決勝順位 | |||
優勝 |
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2位 | |||
3位 |
予選
編集金曜予選ではフェラーリの2台が1・2番手のタイムを記録したが、決勝のスターティンググリッドを決める土曜予選ではルノーの2台がフロントローを独占した。フェルナンド・アロンソはF1参戦19戦目にして、ルーベンス・バリチェロを抜いて(当時の)史上最年少ポールポジション記録者(21歳236日)となった。また、コンストラクター(チーム)としてのルノーのポールポジションは、1984年フランスGP(パトリック・タンベイ)以来となった。
結果
編集順位 | No | ドライバー | チーム | タイム | 差 |
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1 | 8 | フェルナンド・アロンソ | ルノー | 1'37.044 | 205.626km/h |
2 | 7 | ヤルノ・トゥルーリ | ルノー | 1'37.217 | +0.173 |
3 | 1 | ミハエル・シューマッハ | フェラーリ | 1'37.393 | +0.349 |
4 | 5 | デビッド・クルサード | マクラーレン・メルセデス | 1'37.454 | +0.410 |
5 | 2 | ルーベンス・バリチェロ | フェラーリ | 1'37.579 | +0.535 |
6 | 9 | ニック・ハイドフェルド | ザウバー・ペトロナス | 1'37.766 | +0.722 |
7 | 6 | キミ・ライコネン | マクラーレン・メルセデス | 1'37.858 | +0.814 |
8 | 3 | ファン・パブロ・モントーヤ | ウィリアムズ・BMW | 1'37.974 | +0.930 |
9 | 17 | ジェンソン・バトン | BAR・ホンダ | 1'38.073 | +1.029 |
10 | 20 | オリビエ・パニス | トヨタ | 1'38.094 | +1.050 |
11 | 21 | クリスチアーノ・ダ・マッタ | トヨタ | 1'38.097 | +1.053 |
12 | 16 | ジャック・ヴィルヌーヴ | BAR・ホンダ | 1'38.289 | +1.245 |
13 | 10 | ハインツ=ハラルド・フレンツェン | ザウバー・ペトロナス | 1'38.291 | +1.247 |
14 | 11 | ジャンカルロ・フィジケラ | ジョーダン・フォード | 1'38.416 | +1.372 |
15 | 15 | アントニオ・ピッツォニア | ジャガー・コスワース | 1'38.516 | +1.472 |
16 | 21 | マーク・ウェバー | ジャガー・コスワース | 1'38.624 | +1.580 |
17 | 4 | ラルフ・シューマッハ | ウィリアムズ・BMW | 1'38.789 | +1.745 |
18 | 19 | ヨス・フェルスタッペン | ミナルディ・コスワース | 1'40.417 | +3.373 |
19 | 18 | ジャスティン・ウィルソン | ミナルディ・コスワース | 1'40.599 | +3.555 |
20 | 12 | ラルフ・ファーマン | ジョーダン・フォード | 1'40.910 | +3.866 |
決勝
編集スタート直後の2コーナーでミハエル・シューマッハがトゥルーリに追突。トゥルーリはスピン、シューマッハはペナルティにより共に大きく順位を下げた。モントーヤも接触によりリアウィングが脱落するトラブルに見舞われた。開幕戦オーストラリアGPの優勝者であるクルサードは、3周目に電気系トラブルでストップ。上位はアロンソ、ライコネン、ハイドフェルド、バリチェロ、パニスの順となる。
アロンソは13周目終わりに最初のピットストップ。ライコネンはそれよりも6周長く走ってからピットインして、トップに立った。アロンソのマシンにはギアボックストラブルが発生し、2回目のピットストップでもバリチェロに抜かれて3位に後退した。ライコネンは独走状態にもちこみ、F1参戦3年目、36戦目にして初優勝を達成した。
後方から追い上げたトゥルーリとシューマッハは、最終ラップにバトンを抜いて5・6位に滑り込んだ。
結果
編集順位 | No | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム/リタイア | グリッド | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 6 | キミ・ライコネン | マクラーレン・メルセデス | 56 | 1:32'22.195 | 7 | 10 |
2 | 2 | ルーベンス・バリチェロ | フェラーリ | 56 | +39.286 | 5 | 8 |
3 | 8 | フェルナンド・アロンソ | ルノー | 56 | +1'04.007 | 1 | 6 |
4 | 4 | ラルフ・シューマッハ | ウィリアムズ・BMW | 56 | +1'28.026 | 17 | 5 |
5 | 7 | ヤルノ・トゥルーリ | ルノー | 55 | +1 Lap | 2 | 4 |
6 | 1 | ミハエル・シューマッハ | フェラーリ | 55 | +1 Lap | 3 | 3 |
7 | 17 | ジェンソン・バトン | BAR・ホンダ | 55 | +1 Lap | 9 | 2 |
8 | 9 | ニック・ハイドフェルド | ザウバー・ペトロナス | 55 | +1 Lap | 6 | 1 |
9 | 10 | ハインツ=ハラルド・フレンツェン | ザウバー・ペトロナス | 55 | +1 Lap | 13 | |
10 | 12 | ラルフ・ファーマン | ジョーダン・フォード | 55 | +1 Lap | 20 | |
11 | 21 | クリスチアーノ・ダ・マッタ | トヨタ | 55 | +1 Lap | 11 | |
12 | 3 | ファン・パブロ・モントーヤ | ウィリアムズ・BMW | 53 | +3 Laps | 8 | |
13 | 19 | ヨス・フェルスタッペン | ミナルディ・コスワース | 52 | +4 Laps | 18 | |
Ret | 15 | アントニオ・ピッツォニア | ジャガー・コスワース | 42 | スピン | 15 | |
Ret | 18 | ジャスティン・ウィルソン | ミナルディ・コスワース | 41 | 身体的問題 | 19 | |
Ret | 14 | マーク・ウェバー | ジャガー・コスワース | 35 | エンジン | 16 | |
Ret | 20 | オリビエ・パニス | トヨタ | 12 | 燃圧 | 10 | |
Ret | 5 | デビッド・クルサード | マクラーレン・メルセデス | 2 | 電気系 | 4 | |
Ret | 11 | ジャンカルロ・フィジケラ | ジョーダン・フォード | 0 | 電気系 | 14 | |
Ret | 16 | ジャック・ヴィルヌーヴ | BAR・ホンダ | 0 | 電気系 | 12 |
前戦 2003年オーストラリアグランプリ |
FIA F1世界選手権 2003年シーズン |
次戦 2003年ブラジルグランプリ |
前回開催 2002年マレーシアグランプリ |
マレーシアグランプリ | 次回開催 2004年マレーシアグランプリ |