龍源齋大峰
福岡県八女市出身の書道家
経歴
編集- 1940年(昭和15年)5月18日 - 紙卸商を営む両親のもとに生まれる。
- 1943年(昭和18年)頃 - 習字を習い始める。中村飛泉、倉富康堂、馬場孤山、藤田一禅に師事。
- 1982年 - 全日本教育書道連盟会長就任[1]。
- 1987年(昭和62年)12月20日 - 大韓民国社会教育文化賞。
- 1988年(昭和63年)11月 - ナショナルボザール協会会長賞(フランス芸術展最高賞)。
- 2003年(平成15年) - 全日本書道連合会会長就任[1]。
- 2003年(平成15年)12月3日 - 文化庁長官表彰。
- 2004年(平成16年)2月16日 - 福岡県教育文化功労者表彰。
- 2006年(平成18年)現在 - 産経国際書会副理事長、公募展団体・全日展書法会(全日展)会長[2]、書道団体・全日本教育書道連盟会長、全日書道連合会会長、全日書道検定士会会長、全日書写書芸協会会長を務める。
- 2014年(平成26年)2月17日 - 全日展会長を引責辞任[3]。
ねつ造事件
編集龍源齋が会長を務めていた「全日展」について、優秀賞の一つ「都道府県知事賞」の2013年度分のうち16県で、架空人名義の人物が受賞していた。龍源齋は会長を辞し、2014年2月28日、文化庁を訪れ「架空人名義の作品はすべて自分が書いた」と、作品のねつ造を認めた。
龍源齋は「その都道府県からの応募がないと、次年度から後援が受けられなくなり、知事賞の表彰もなくなってしまうので書いた。書道振興のためにやった」と述べた[4]。