高野 浩幸(たかの ひろゆき 1961年1月1日[1][2][3][4] - )は、日本俳優。本名同じ[2][4]。別名義、高野 ひろゆき[3]。A・Eプロダクションに所属していた。

たかの ひろゆき
高野 浩幸
本名 高野 浩幸
別名義 高野 ひろゆき
生年月日 (1961-01-01) 1961年1月1日(63歳)
出生地 日本の旗 日本東京都
職業 俳優
ジャンル テレビドラマ映画
公式サイト 高野浩幸公式サイト
主な作品
テレビドラマ
超人バロム・1
なぞの転校生
映画
田園に死す
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東京都出身[2][4]東京都立代々木高等学校卒業。

人物

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6歳の時に、新聞に掲載されていた劇団いろはの募集広告を見て応募し、劇団いろはに入団[3][5]。入団後はエキストラが中心であったが、1967年NHK旅路』で初のレギュラー出演[3]1968年TBS三人の母』で主人公である冲和一の少年時代を演じる[3]

帰ってきたウルトラマン』『仮面ライダー』などのゲスト出演を経て[3]1972年、『超人バロム・1』のオーディションに合格。主役の白鳥健太郎を演じる[6][5][4]。後年のインタビューで、出演が決定したときは仕事だと割り切っていたものの嬉しかったと述懐している[6]

『バロム・1』終了後は、テレビドラマ『ゆびきり』で石坂浩二長山藍子の息子を演じるなど、子役として活躍[4]

寺山修司監督作品の映画田園に死す』やNHK少年ドラマシリーズなぞの転校生』(主人公の岩田広一役)で話題となる[6]

成人後も舞台Vシネマを中心に活躍中。2002年にバロム・1が題名『バロムワン』としてアニメ化された際にはバロム・1役とナレーションを担当した[7]。2014年にリメイクされた『なぞの転校生』では、岩田広一の父親、そして異次元世界D-15(NHK少年ドラマシリーズの世界に相当)の広一を演じている[8]

特技は、殺陣乗馬[2]。1973年のプロフィールでは、趣味は切手収集と答えていた[4]

エピソード

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子役を始めたきっかけは、父親が営んでいた印刷会社に勤めるのが嫌だったから[1]

両親が共働きであった為、子役時代も現場へは一人で通っていた[1]

『仮面ライダー』や『帰ってきたウルトラマン』をはじめとする特撮番組に多く出演しているが、『超人バロム・1』出演後は白鳥健太郎役のイメージが強かったためかしばらくオファーがなかったという[1]

『帰ってきたウルトラマン』では異なる役で何度も出演しているが、両親が仕事の依頼があると断らなかったためであった[6]

2019年に放送された『ウルトラマンタイガ』第6話「円盤が来ない」は『ウルトラセブン』第45話をオマージュしており、当初はフクシン三郎を演じた冷泉公裕に出演オファーがされていたが急逝により実現には至らなかった[9]。完成作品に出演した高野は、『セブン』で冷泉と共演しており、冷泉への追悼として同作品への出演を快諾したという[9](詳細は「ウルトラセブンの登場怪獣#サイケ宇宙人 ペロリンガ星人」参照)。

出演

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テレビドラマ

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映画

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オリジナルビデオ

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テレビアニメ

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レコード(高野浩之名義)

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  • ジョブレストラン(2013年、BS-TBS) - 父親

その他

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脚注

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  1. ^ a b c d 「子役対談 高野浩幸×斉藤浩子」『別冊映画秘宝 円谷プロSFドラマ大図鑑』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2013年、122 - 125頁。ISBN 978-4-8003-0209-0 
  2. ^ a b c d 『日本タレント名鑑2017』VIPタイムズ社、2017年、221頁。ISBN 978-4-904674-08-6 
  3. ^ a b c d e f 東映HM10 2004, p. 50.
  4. ^ a b c d e f 『福島民報』1973年3月6日付朝刊、7面。
  5. ^ a b 3大ヒーロー 2003, p. 128.
  6. ^ a b c d 東映HM10 2004, p. 51.
  7. ^ 3大ヒーロー 2003, p. 129.
  8. ^ 梅田恵子 (2014年4月1日). “連ドラ、私的裏1位は「なぞの転校生」”. 日刊スポーツ. http://www.nikkansports.com/entertainment/column/umeda/news/f-cl-tp0-20140401-1278718.html 2016年1月24日閲覧。 (コラム「梅ちゃんねる」)
  9. ^ a b タイガ超全集.
  10. ^ 冬アニメ『怪人開発部の黒井津さん』第4話より先行場面カット&あらすじ公開! 今回のナレーションは、高野浩幸さんが担当”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2022年2月3日). 2022年2月3日閲覧。

参考文献

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外部リンク

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